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更新日:令和3(2021)年6月8日

ページ番号:14116

光化学オキシダントの高濃度汚染に関する研究

環境基準の達成率が低い光化学オキシダント(Ox)について、注意報発令日を中心に気象状況をもとに解析しています。

光化学スモッグ注意報を発令した平成27年7月31日の事例

関東地方はほぼ太平洋高気圧の勢力下にあり、千葉での最高気温は33.7℃で、午前9時には、地上から高度1000mまでの間に気温傾度の緩い層が見られ、大気が滞留しやすい状況でした。

千葉県の地上付近の風の流線及びOx濃度をみると、午前10時頃まで県内のほとんどの地点でOx濃度は60ppb以下でしたが、正午になると東京湾海風と太平洋海風が一時的に収束した地域の西側を中心に、Oxが高濃度となりました。この高濃度域は南系の風のもと、北方向へと移動していきました。

地上付近の風の流線及びOx濃度

平成27年7月31日 (左上:午前11時、右上:正午、左下:午後1時、右下:午後4時)

地上付近の風の流線及びOx濃度 (単位ppb、等値線は20ppb毎)。

破線はおおよその風の収束域を示す。

 

お問い合わせ

所属課室:環境生活部環境研究センター大気騒音振動研究室

電話番号:0436-21-6371

ファックス番号:0436-21-6810

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