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更新日:令和4(2022)年11月22日

ページ番号:25057

平成23(2011)年度有害大気汚染物質測定結果

  1. 測定内容
  2. 測定結果
  3. 対策
  4. 有害大気汚染物質の測定結果
  5. 資料(ダウンロードファイル)

 (1)測定内容

ア.測定物質(21物質)

  • 環境基準が設定されている物質(4物質)
    ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
  • 指針値が設定されている物質(8物質)
    アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,3-ブタジエン、ヒ素及びその化合物
  • 環境基準または指針値が設定されていない物質(9物質)
    アセトアルデヒド、酸化エチレン、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、ベリリウム及びその化合物、マンガン及びその化合物、クロム及びその化合物、トルエン、塩化メチル

イ.測定期間(回数)

平成23年4月から24年3月(月1回)

ウ.測定地点数

34地点。測定地点の位置を図1に示しました。

エ.実施機関

県、測定義務のある6市(千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市、市原市)、浦安市及び袖ケ浦市

 (2)測定結果

ア.環境基準が設定されている物質

4物質のうちベンゼンを除く3物質は環境基準を達成しました。

なお、市原市の2地点(岩崎西、旧川岸)でベンゼンの環境基準が未達成でした。

イ.指針値が設定されている物質

8物質のうち市原市の1地点(旧川岸)の1,2-ジクロロエタン以外は指針値を下回っていました。

 (3)対策

  • 大気汚染防止法に基づく状況の把握及び排出または飛散の抑制、VOC条例に基づく排出抑制
  • 環境保全協定による排出抑制の指導及びPRTR制度(注)を活用した自主管理の促進
    (注)PRTR制度:有害性のある化学物質について、事業所からの排出量、事業所外への移動量等を事業者が自ら把握し、管理する制度
  • 環境基準超過地点周辺の調査の継続

 (4)有害大気汚染物質の測定結果

各表の()内は平成22年度の値です。

表2-1環境基準が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点
平均値

年平均値の
濃度範囲

環境基準
(年平均値)

基準超過
地点数

ベンゼン

μg/立方メートル

34
(32)

1.6
(1.3)

0.66~5.7
(0.77~2.8)

3

2*
(0)

トリクロロエチレン

μg/立方メートル

27
(25)

0.64
(0.51)

0.13~3.4
(0.11~1.9)

200

0
(0)

テトラクロロエチレン

μg/立方メートル

27
(25)

0.23
(0.14)

0.040~1.8
(0.036~0.65)

200

0
(0)

ジクロロメタン

μg/立方メートル

27
(25)

1.7

(1.1)

0.55~4.8
(0.38~1.8)

150

0
(0)

  • (*)環境基準超過測定地点:市原市旧川岸5.7μg/立方メートル、市原市岩崎西3.3μg/立方メートル
表2-2指針値が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の
濃度範囲

指針値
(年平均値)

指針値
超過地点数

アクリロニトリル

μg/立方メートル

21
(19)

0.25
(0.18)

0.0065~2.0
(0.040~1.3)

2

0
(0)

塩化ビニルモノマー

μg/立方メートル

21
(19)

0.12
(0.16)

0.013~0.94
(0.0086~1.1)

10

0
(0)

水銀及びその化合物

ngHg/立方メートル

13
(15)

1.9
(1.9)

1.2~2.5
(1.1~2.6)

40

0
(0)

ニッケル化合物

ngNi/立方メートル

15

(17)

4.5

(5.5)

2.2~8.8
(1.7~15)

25

0
(0)

クロロホルム

μg/立方メートル

21
(19)

0.31
(0.19)

0.092~1.5
(0.063~0.92)

18

0
(0)

1,2-ジクロロエタン

μg/立方メートル

21
(19)

0.34
(0.16)

0.061~2.6
(0.028~0.96)

1.6

1*
(0)

1,3-ブタジエン

μg/立方メートル

26

(24)

0.31
(0.23)

0.056~1.9
(0.040~1.6)

2.5

0
(0)

ヒ素及びその化合物

ngAs/立方メートル

17
(17)

0.91

(0.95)

0.26~1.5

(0.37~1.4)

6

0

(0)

  • (*)指針値基準超過測定地点:市原市旧川岸2.6μg/立方メートル
表2-3環境基準または指針値が設定されていない物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の

濃度範囲

平成22年度の
全国濃度範囲

アセトアルデヒド

μg/立方メートル

26
(24)

2.2
(1.8)

0.45~7.9
(0.60~4.2)

0.53~5.2

酸化エチレン

μg/立方メートル

17
(15)

0.092
(0.078)

0.048~0.25
(0.034~0.13)

0.018~0.46

ベンゾ[a]ピレン

ng/立方メートル

24
(22)

0.37
(0.32)

0.091~1.2
(0.12~0.67)

0.020~1.7

ホルムアルデヒド

μg/立方メートル

26
(24)

2.0
(2.0)

0.49~5.0
(0.67~4.3)

0.42~5.3

ベリリウム及びその化合物

ngBe/立方メートル

15
(17)

0.013
(0.021)

0.0037~0.037
(0.0069~0.069)

0.0022~0.62

マンガン及びその化合物

ngMn/立方メートル

15
(17)

30
(30)

6.8~72
(8.2~49)

1.1~280

クロム及びその化合物

ngCr/立方メートル

15
(17)

9.6
(8.6)

1.6~28
(1.4~33)

0.36~93

トルエン

μg/立方メートル

14

(14)

7.7

(5.0)

1.8~22

(1.9~11)

1.0~65

塩化メチル

μg/立方メートル

13

(7)

1.5

(1.4)

1.3~1.7

(1.3~1.5)

1.1~3.1

 (5)資料

図1有害大気汚染物質測定地点図(PDF:151KB)

平成23年度有害大気汚染物質地点別年間値(エクセル:70KB)

平成23年度有害大気汚染物質地点別月間値(県測定地点のみ)(エクセル:102KB)

お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気監視班

電話番号:043-223-3857

ファックス番号:043-224-0949

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