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更新日:令和5(2023)年2月2日

ページ番号:309201

平成21年度上水道事業会計当初予算の概要

I予算規模

収益的支出と資本的支出を合わせた予算総額は、1,137億8千2百万円となり、前年度当初予算額1,190億9千7百万円と比較すると、企業債償還金の減少などにより53億1千5百万円、4.5%の減少となっています。

(単位:百万円)

区分 21年度1 20年度2 対前年度比較 備考
増減 比率
1-23 32
収益的収支 収益的収入 75,862 76,663 △801 △1.0% 給水収益65,765
          給水申込納付金6,026
収益的支出 70,156 69,907 249 0.4% 人件費9,852
          減価償却費20,421
          支払利息5,280
収支差 5,706 6,756 △1,050 △15.5%  
消費税資本的収支調整額 1,155 1,141 14 1.2%  
収支差益 4,551 5,615 △1,064 △18.9% (純利益相当額)
資本的収支 資本的収入 16,285 19,024 △2,739 △14.4% 企業債8,612
          国庫補助金1,461
資本的支出 43,626 49,190 △5,564 △11.3% 建設改良費20,763
          拡張工事費8,852
          企業債償還金11,542
収支差 △27,341 △30,166 2,825 9.4%  
支出予算計 113,782 119,097 △5,315 △4.5%  

※資本的収支における27,341百万円の不足額は、消費税資本的収支調整額1,155百万円、過年度及び当年度損益勘定留保資金(減価償却費など)26,186百万円で補てんします。

II主要事業の実施目標

  1. より良質なおいしい水をいつでも安心して利用できる水道を目指します。
  2. 現行料金を維持できるよう経営基盤の強化を目指します。
  3. お客様に、より一層信頼される水道を目指します。
  4. 地震等の非常時にも強い水道を目指します。

III平成21年度主要事業の概要

水道局では、「千葉県水道局中期経営計画」に掲げる4つの目標の達成に向けた事業を展開することにより、安全で良質な水を安定的かつ廉価で供給するという水道事業の使命を果たしてまいります。

目標1より良質なおいしい水をいつでも安心して利用できる水道

〔1〕浄給水場の老朽化した施設設備等を計画的に更新することにより、良質な水道水の安定供給に努めます。

総額3,721百万円

  • 柏井浄水場施設設備更新1,235百万円
  • 北総浄水場〃903百万円
  • 北船橋給水場〃544百万円

    など

〔2〕給水の安定化や配水区域間の水の相互融通を図るため、送配水管を整備します。また、老朽化した配水管の計画的な更新や、国・県及び市町村の行う公共工事に際して支障となる既設管の移設等を行います。

総額9,973百万円

  • 送配水管整備工事1,363百万円
  • 配水管更新工事(布設延長23.3km)4,026百万円
  • 公共関連等配水管整備工事4,584百万円

〔3〕配水本管から分岐する鉛給水管をポリエチレン管に更新し、水道水の安全性を高めるとともに漏水を防止します。

  • 鉛給水管単独更新工事(2万2千5百本)総額6,807百万円

〔4〕蛇口での残留塩素の低減化を図るため、水質自動監視装置設備工事等を行う他、おいしい水づくりに向けた各種施策を継続して展開します。

総額368百万円

  • 水質自動監視装置整備工事241百万円
  • 塩素多点注入基礎調査委託等60百万円

    など

目標2経営基盤の強化

〔1〕年賦未償還残高の縮減と後年度における支払利息の節減を図るため、年賦償還金の繰上償還を行います。

  • 年賦償還金の繰上償還総額1,170百万円

〔2〕民間ノウハウを活用した施設運営による経営の効率化のため、老朽化した北総浄水場排水処理施設の更新は、PFI事業による実施を検討をしています。

  • 北総浄水場排水処理施設PFI事業総額7百万円
    (建設費等に係る債務負担行為分8,247百万円【新規】)

目標3お客様に、より一層信頼される水道

〔1〕県営水道の未普及地区のお客様の要望に応えるため引き続き配水管の整備を進め、水道の普及促進に努めます。

  • 未普及地区配水管布設工事(布設延長15.5km)総額850百万円

〔2〕基幹系ネットワークの維持管理などの情報化の推進による情報セキュリティーの適正な管理に努めます。

総額218百万円

  • 基幹系ネットワークの整備及び利用等93百万円

    など

目標4地震等の非常時にも強い水道

〔1〕地震等の災害に備えるため災害用給水設備の整備を進めます。

  • 浄給水場施設の給水設備の整備総額50百万円

〔2〕耐震性強化のため、浄給水場の耐震化、管路の新設・更新工事を進めます。

総額475百万円

  • 浄給水場震災対策141百万円
  • 第二北総~成田線送水管布設事業214百万円
    (継続費総額3,790百万円【新規】)

    など

IV企業債残高等の状況

財政状況を見極めながら企業債の借入を極力抑制し、経営の健全化をより一層進められるよう、企業債残高の圧縮に努めます。
これにより、平成21年度末の企業債残高は、平成20年度末の2,153億8千4百万円から29億3千万円減少し、2,124億5千4百万円となる見込みです。

企業債残高等の状況(単位:百万円)
20年度末
残高見込
(A)
21年度当初予算案 21年度末
残高見込
(A+B-C)
借入額
(B)
償還額
(C)
215,384 8,612 11,542 212,454

お問い合わせ

所属課室:管理部財務課予算第一班

電話番号:043-211-8565

ファックス番号:043-274-3236

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