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更新日:令和3(2021)年9月27日

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その20水源(川や沼)で水質事故が起きたらどうするの?

水道水を作るのに使われる川や沼の水。
水道水を作るうえでこれらの水が安全であることは欠かせません。
しかし、水質事故により水道水の安全が脅かされることがあります。
今回は水質事故の発生原因と対応について説明します。

水質事故ってなに?

水源(川や沼)に油類や化学物質などが流れこんだり、魚などの生き物がたくさん死んだりして、水質が汚染されることを水質事故といいます。
千葉県営水道の水源で発生する水質事故は年間100件以上になり、水道水を作ることが出来なくなるなど大きな被害が生じることもあります。水質事故が起きると、水道にも影響するんだね。

どのような水質事故が多いの?

水質事故で特に多いのは油の事故です。
工場などの施設で油が漏れたり、交通事故を起こした車から燃料の油(ガソリン)などが漏れて、水源(川や沼)に流れ込んで発生します。
次に多いのは、魚が死んだことによる事故です。
死因を調査してみると、ほとんどは水中の酸素が不足して起きたものです。油の事故が多いんだね。

水質事故が起きたら、どんな対応をするの?

水質事故が起きたときは、川や沼などを管理する国や県、関係する水道事業体などから情報を集めるとともに、千葉県営水道自ら水質パトロール車を出動するなど水源の水質調査を行ったりします。
それらの情報をもとに、取水を停止するなど水道水への影響をできるだけ小さくするよう対応します。水質パトロール車で出動することもあるんだね。

水質事故が起こらないようにできないのかな?

川や沼の水を汚染しないよう、工場などからの排水は法律により規制されています。
近年では、法律の規制に無い化学物質が流れこんで、それが水道水に影響してしまうこともあり、水質事故を防ぐことは非常に難しいです。
そこで、千葉県営水道では、水道水の安全を確保するため、同じ水源を利用している他の水道事業体などと連携して、国や自治体に対し、工場から油や化学物質などを水源に流出しないよう指導をお願いするなどの活動を行っています。

 

 

お問い合わせ

所属課室:水道部計画課おいしい水づくり推進班

電話番号:043-211-8632

ファックス番号:043-274-9804

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