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更新日:令和4(2022)年11月29日

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第6回議事録:後半(「障害のある人に対する情報保障のためのガイドライン」改定のための会議)

(司会)

それでは会議を再開させていただきます。最初に霜崎のほうから説明がございます。

(事務局)

霜崎です。先ほど休憩前に亀山委員からお話のあった職場でのピアサポート、同じ障害を持つ方同士でのサポートについてそのあと金子委員のほうからも御意見いただきまして、これを情報保障のガイドラインの中でどれだけかけるのかちょっと考えないといけないのですが、まず、同じ障害を持つ方の経験者と新たにそういった環境に突入した方のサポート、これがピアサポートだと思いますけれど、それから金子委員のほうから休憩中にいろんな障害のある方が得手・不得手というか、いろんなところを補いあってより効果的な結果にあがったり、あるいは自信を持つことに繋がったりする例もあるというお話をいただきました。いろいろいいお話なんですが、全部書くと情報保障ガイドラインという部分からちょっと離れてきてしまうというところもあるので、このガイドラインにどこまでかけるのかはちょっとご相談させてください。

石井委員のほうからもいろいろ今取組があるとご紹介をいただきました。このガイドラインとは別なんですが、いろいろな配慮の事例として、障害福祉課で事例をこれから集めたり、来年度、これまだ確定のお知らせはしていませんが、障害のある人に対するやさしい取組ということで県でこれまで2回事例の募集と紹介というのをやっておりまして、今後その3回目というのを今後予定しております。そういったところでも、各職場での取組ですとかいろいろな事業所、あるいは個人単位、グループ単位、そういったところでの取組をご紹介できる機会もあるのではと思います。

せっかく金子委員と石井委員にいい事例があるとご紹介をいただいたので、短時間で申し訳ないのですが、簡単にその状況について御説明いただければと思いますので金子委員、それから石井委員、手短で申し訳ないのですがどういったサポートが行われているかお話しいただけますでしょうか。よろしくお願いします。金子委員からお願いします。

(金子委員)

今紹介をいただきました社会福祉法人あかねの金子と申します。よろしくお願いします。私共の法人ではB型の多機能型の就労施設です。3障害の方がいらっしゃいます。3障害の方が一つのフロアで同じ仕事、決して自分から仕事を選ぶことはさせていません。どうしてもその方ができないものは身体的にできない、やってもらっていませんけどそれでない限りは全部一通りやるようになっています。

私共では引きこもりで10何年も引きこもっていた方たちがいらしたときに、さあこの人たちとどういう風にやっていこうかと思ったときに、視覚障害者というのはすごい空気なんです。世の中で。あるときに精神で入った来られた方に全盲の視覚障害者の方にお願いして、今日スーパーにお弁当買いにこの方と一緒に行ってもらいたいと。また、その精神の方に職員がどうしても一緒に行けないのでついて行ってもらいたいとお願いして、とりあえずパン、ごはん、麺類、何を買いたいのかそれを聞いて言われたものを買ってあげてとお願いしまして、ごはん類のお弁当を買われたんですけども、本人が清算している間に彼はちゃんとスーパーですと自分からチンしなければいけないとその方がチンしてくれて、施設に帰ってきて、視覚障害者の方が食べようとしたらあったかいお弁当がそこにあったということですごくうれしかった。それを本人に「ありがとう」といったら、10数年間自分は世の中では邪魔ものじゃないけども役に立たないような気持ちでいらしたのが心から「ありがとう」と言われたことに対してものすごく喜ばれた。そんなことがありまして、それからうちはいろんな仕事をやっています。

できる障害の方に同じ障害じゃなくして、いろんな障害の方に指導してあげる。決して上下関係は作りません。上下関係は作らなくて指導してあげる。また、それを教えてもらった人には必ず教えてもらった方に「ありがとう」という。技術を教えてもらったということに対しての「ありがとう」という言葉を必ず使うようにというように指導しております。また、視覚障害者の方たちが自分で同じ仕事をしていますから、どうしても能率が悪いなりに自分でこの仕事をどういうふうにしたらうまくできるかなと自分で工夫しながら段ボールでガードなんか作ってきたりなんかしているの見ているとまた別の障害の方がしっかりするよう段ボールをちゃんと固定して動かないように作ってあげたりなんかしている。そういうようなことで輪を作りながら仕事をしてもらっております。

ですから特定の障害で、この障害の方とこの障害の方というペアはあまり作っておりません。安心して職員が付いていなくてもこの方に見てもらえるなという方には、必ず技術を教えてあげたり、注意してもらったりしています。

これは余談になりますけども、何年か前に県の職員が、新人職員の方たちが、県内のある施設に見学にお見えになったことがあったんです。そのとき、一つの施設に7~8人いらして、15分くらいだったんです。私はお願いしたんです、「15分でしたらうちは受け入れられません。」。9時から来ていただければ、私は予定の時間の10時から15分というまでの間に法人のいろんな仕事のことを説明したり利用者さんはいませんけども、法人の中の仕事をちょっと体験してもらいたいということで、体験してもらいましたら今までいろんな施設に行ったけども、ただ後ろに立って説明聞いて見てさよならで帰ってきたけどもとってもあかねの実習は助かりましたとそんなことがあった。やっぱり職員の方たちも後ろから見ているんじゃなくしてその輪に入って一緒にやっていただくということが大切なことじゃないのかなと思いました。

言葉足らずですけどそんなことをもうちの法人ではやっております。

(司会)

ありがとうございました。続きまして石井委員よろしくお願いします。

(石井委員)

私どもは精神の人が少ないのでピアサポートみたいなことはうちではやっていないのですけれども、今一生懸命いろんな会社さんの勉強させてもらってまして、かなりの会社さんで例えば月1回、精神に障害のある従業員が集まってその中で悩みとか、何がよかったとか情報の共有みたいなことしましてですね、そういう中で手続やっているというかそういうことやっているみたいです。

私どもで今ほんとうにまだ本年度4月からスタートしたんですけども、SSTの方法を使いまして、知的の人たちにですね、例えば上の人、管理者の人たちとのコミュニケーションの取り方と同じロケーションの人が7、8人か集まってだれだれさんとはどうもこういうことが大変なんだとか、そういったことをその中で話し合ってどういうふうに報告したらいいだろうとか、そういうようなことを始めてまして、なかなかちょっと考えていた以上に成果が期待できてこれは来年度以降中身を充実させて実施していきたいなと考えているところです。

(司会)

お話どうもありがとうございました。

議題3「ガイドラインの周知運用について」

会議の時間も限られてまいりましたので、次の議題、議題3「ガイドラインの周知運用について」事務局からご説明します。

(事務局)

霜崎です。資料4を用いまして、今後のガイドラインの研修、周知活動について案という形ですがご報告、ご提案申し上げます。

まず、実施の方針ですが、ガイドライン策定後、当然これは県向けですので庁内、それから県内各市町村への文書での周知を行う他にただ周知するだけではなくて様々な方法でガイドラインの内容の浸透をはかっていきます。

今年度、昨年4月から障害者差別解消法がスタートしてまして、こちらでも様々な具体的な研修、勉強会など職員を派遣したりしています。ですので、この解消法と併せて周知、研修等を実施していきたいと考えております。

まず、この出来上がった情報保障ガイドラインの配布先ですが、庁内各課、それから出先機関、後は県内の市町村。そして障害福祉に関する様々な団体、当事者団体ですとか、支援者、事業者の団体があります。それから県内で障害のある方のサポート、支援、相談等に広くかかわっている中核地域支援センター、それから障害者就業生活支援センター、それから県の会議でいくつか障害者に関係する会議があります。障害者条例に基づく推進会議、それから障害者施策推進協議会、それから総合支援法に基づく総合支援協議会の委員にもこのガイドラインを配付する予定です。

職員向けの研修としましては、新規採用職員向けの研修、それから管理職向けの研修、それから障害者条例で県内各地で相談、調整活動、周知活動にあたっている広域専門指導員。こちらは今月に1回ペースで連絡調整会議を広域専門指導員、集めて行っておりますので、そういった場を活用して内容について周知を図ります。

それから、要請に応じての出張研修、いわゆる出前講座のようなイメージですが、庁内各課や出先機関等の要請に応じて研修を行うということを考えております。

それから市町村へ向けての周知ですが、まず市町村に周知を依頼します。市町村担当課長会議、これは年度が明けて4月か5月くらいになるかと思いますが、こういった場を通じて職員、それから障害福祉以外の課、それから各市町村の住民、そういった方々への周知を依頼するとともに、その文書を出します。

周知のルートとしては、役場そのものの他に、役場の窓口、それから各市町村あるいは複数の市町村で構成されている地域の自立支援協議会、そういったルートが考えられます。

それから市町村の担当課職員向けにガイドライン研修。これはイメージとしては県庁に集まっていただいて、ガイドラインの意義や内容について市町村の担当課職員を対象にした研修というものを考えております。それから、要請に応じて個別に出張研修を行うという方法もあるかと思われます。

また、ガイドラインの存在あるいはこのガイドラインの趣旨を民間でも活かしていただくという部分については、一般向け周知ということで、業界団体等を通じての周知を依頼します。千葉県の場合、条例に基づく推進会議、いわゆる「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり推進会議」というのがありまして、年間1回のペースで開いています。この場には障害関係の会議はだいたい福祉関係の団体が参加していることが多いのですが、この推進会議については、民間事業者の団体等が多く参加しておりますので、こういったところを通じて加盟している企業団体への周知や活用の依頼を出していただくと。

それから、概要版ということでこのガイドライン、ハンドブックだけですと大変分厚くて一見して何が書いてあるのか、どういう目的なのかわかるようなペーパーを作成して、これは他の場面でも使えますけども、配慮の提供者、それから配慮を要望する当事者双方に配慮の具体的内容がわかるような簡単なペーパーを作るということを考えております。

今後のガイドラインの研修、周知活動について現時点ではこのようなことを考えております。以上です。

(司会)

司会の川口です。ただいまの説明について御質問、御意見等ありましたらお願いします。

(御園委員)

千葉県視覚障碍者福祉協会の御園です。2点あります。

1点目は今回策定されたガイドライン、ハンドブックについて周知していただく際に点字版と電子文書版も併せて作成していただいて配付をできるような準備をお願いしたいと思います。

それから、2点目は研修に際してなんですが、可能であれば、可能な限り、障害のある当事者がそのような研修の講師を務めてガイドラインなりを周知していただくというような体制づくりをお願いしたいと思います。以上です。

(事務局)

ありがとうございます。

点字については中で作れると思いますが、デイジーについては相談させてください。

それから研修の中で当事者をお招きしてという、これは星野委員も同じことをおっしゃっていまして、なるべく都合がつく限りでそういった場面を作れればと思いますのでその際はぜひご協力をいただければと思います。御意見どうもありがとうございます。

(石井委員)

石井です。実は私も同じようなことを全体として感じたんですけども、このガイドラインは県の職員、あるいは担当する人たちあるいは市町村含めてですね、その人たちの解説書ですよね。

でも実際にですね、住民への周知が少ないかなという印象があります。少なくとも案の中で書かれているのは市町村のところで住民への周知を依頼するというそのくらいしかわからないです。例えばパンフレットを作ったりとか周知のための研修を考えるとか、例えばホームページなんかどういうふうにするのか、そういうようなことというのをもう少し考えていただいた方がいいのではないかなと。実際にこのガイドラインそのものが確かに職員向けのものですけども、その目的は情報保障なわけですよね。特に今回改定案の大原則の中に「本人の意思で物事を決めること」そういうことを意識しましょうとなるとなおさらそういうことを考えていただけるといいかなというふうに感じました。やはりですねもっと踏み込んでもらうと、こういうサービスができているんです、ですから、例えば逆に実際に面談なり窓口に行ってお話したらちょっと配慮が不足していたとか、不便さを感じたとかいったときにはこういったところに行って相談してくださいとかそのくらいのことまでを考えて周知をしていただけるといいんではないかなという印象でした。

それとですね、別のなんですけども、これ調整委員会は(周知)するんですよね。載っていなかったんですけども。それともう1つ、特例子会社連絡会、こちらの課も参加していますよね。今参加していないのですか。特例子会社30社くらい出てまして、やはり周知する手段としては大きいのかなと思いました。以上です。

(障害福祉課長)

障害福祉課長です。御意見ありがとうございます。

周知とかここらへんはですね今ご提案受けてたしかに抜けていた部分なので少しやり方がないかということで、最初に御園委員から御指摘あったような形で特に中身の部分で言えば研修に際して当事者が講師ということもありますので、例えば研修会をやったりとかそういうことができないかということで少し考えられればと思っております。

あと、パンフレットというか周知用のものというかツールについては今後検討していければというふうに思っています。

あと、調整委員会、ちょっと抜けていましたので入れようかと思っておりますが、特例子会社の会についても同様だと思います。課が縦割りなので以外に目が通っていないところありましたのでご提案あったところには送らせてもらおうと思っております。以上です。

(植野委員)

植野です。少し提案か意見ということになると思いますけども、例えば市川市ですが、障害者団体20団体が市の中にあるんですね。非常に多いと周りから言われたんですけども、数年前に市川市障害者団体連絡会という組織を作りまして、その中から6人を選んで、6障害を選んでそして自立支援協議会のメンバーとして送り出すという流れになったんですね。同じように各市におきましてはいくつかの障害者団体に市町村が送るということも併せて配付されるといいと思います。障害者団体の数が市川だけでも20団体あるということがわかりましたので、すべからく送るということ難しいと思いますので。また、地域振興課という課がありますので、そこも併せた形で周知の一環にしたらいいのではないかと思います。障害者支援課を通して地域振興課、自治会とかそういったところに関わる課ですので住民啓発にはいいかと思います。

最後に1つ、商工会議所という組織があります。企業などへ知らせるにはいいかなと、ですから支援に取り組んでみるというような会社たくさんあると聞いておりますので、商工会議所を通してということを提案したいと思います。

(司会)

ありがとうございます。他の皆さまいかがでしょうか。

(村山委員)

村山です。最初に細かい点、脱字ですが、2番の配布先で中核地域支援センターですけども、中核地域生活支援センターですね。

あとは配付先として皆さんいろいろ提案がありましたけども、私からも社会福祉協議会にぜひ配付していただきたい。配付、周知、研修をできればやっていただきたいなというふうに思っております。社会福祉協議会はいろんな地域のいろんなとこと繋がっておりますので、自治会とか民生委員とかにつながっておりますので、そういう意味では社会福祉協議会にぜひと思います。

それと、3番の職員向け研修ですけども、ガイドラインをきちんと身をもってわかっていただくという面では先ほどの金子委員さんのような場所に、現場実習のようなことで肌で障害のある人のことを感じていただくというのは現場実習も必要ではないかなというふうに思いました。

それと全体的に研修、周知活動がこれからどのように有効にやっていくかというところをどこが見守っていくかというか、進め方をいい面もあるし、それが怠ってきたらもう少し活発になるようにしていくとか、その都度その都度障害者団体の意見を聞きながら研修の周知活動をしっかりやっていくという、どこが責任というか、その辺を揉んでいく会議体みたいのをこれから作るつもりがあるのかということもちょっと確認したいと思います。

(障害福祉課長)

障害福祉課長です。推進会議を毎年開催しておりますので、先ほどの周知の状況についてのチェックとか、その辺ですけども、推進会議を毎年やっておりますので、その場でおそらく報告していくことになろうかと思います。

それからどういったことをやっていくかということをどうプランするかということですけども、来年度障害者計画の策定に向けての年でございますので、計画の中にですね、どういうふうに周知するかということを書き込んでいくことになるのではないかと思っております。

あとは団体の周知については必要なところに追加して配らせていただければというふうに思っております。

(亀山委員)

亀山です。一般向け周知という部分で、報道機関とかそういう部門というのはしないのでしょうか。

(障害福祉課長)

障害福祉課長です。一般向けの周知というところで報道発表はこちらからさせていただきます。後は取り上げてもらえるかどうかという部分がありますけれども、推進会議、実は千葉日報の方とかNHKの方とか委員に入られていますので、改めてその場で私からお願いするというようなことで対応できればというふうに思っております。あと県の広報番組等で紹介できないかというのを県の広報課と相談させていただこうと思っております。以上です。

(司会)

司会の川口です。よろしいでしょうか。

(石井委員)

石井です。推進会議のメンバーに労働局は入ってるでしょうか。労働局関係の職業センターとかハローワークとか入っていないので、何か考えがあるのかなと心配してたんです。

(障害福祉課長)

障害福祉課長です。ガイドラインの配布先と書いているところなんですけども、基本的に文書を送って会員の皆さんにお知らせくださいという形のところなので、労働局は委員として来られてると思うのですけども、改めてお願いの文書を送らせてもらうことになると思うので、配布先のところに加えさせていただきたいと思います。

(司会)

司会の川口です。それでは議題3については以上とさせていただきます。

その他

このガイドラインの見直しの会議は今回が最終回となりました。皆様の御協力に改めてお礼を申し上げます。ここでこの6回にわたる会議やガイドライン全体についての御意見や御感想をそれぞれの委員の皆様方からお聞かせいただければと存じます。それでは植野委員から時計回りで3分程度でお話をいただければと存じます。どうぞよろしくお願いします。

(植野委員)

本当にいろいろありがとうございました。前よりかなりバージョンアップした形でいい成果が得られたというふうに思っております。障害者の権利条約の中に情報アクセシビリティということが書かれています。これは率先して作っているのは千葉県くらいじゃないかと思っておりますので他の県にもモデルを示すという立場になると思います。どうもありがとうございました。

(石井委員)

石井です。本当にいい勉強になりまして、障害のある、障害の種類ですか、そのコミュニケーションの取り方の大変さということを改めて勉強させていただき考えさせられました。ありがとうございました。

(御園委員)

御園です。今回、本当にいいものができて成文化される段階で大変ご苦労があったのかなと思いつつ読ませていただいておりましたが、その場面で本当によくできているんじゃないかと思います。特にIT関係というか、情報関係というか、現状を反映したところも取り込まれていますし、今後オリンピックとかパラリンピックに向けての段階で活かせていけるのかなというふうに思います。

また、感じたのはこれをきっちりと周知徹底してくことだと思うのですけども、そのへん私たちのほうの団体でもできることがあれば今後ともお手伝いさせていただこうと思っております。

(亀山委員)

亀山です。今回この会議に参加させていただいて、皆さんのすごい知識量とか努力、勉強していることがすごく自分にとってすごいなと思って、それがガイドラインに活かされることがすごくうれしいなと思いまして、それが活かされてよりよい暮らしにとかにできればいいかなと思っています。ありがとうございました。

(金子委員)

金子です。どうもありがとうございました。自分からこのガイドラインを育てていきたいと思います。前回の千葉県条例のときも私は何県か他県に一緒に県の職員さんと一緒に行って説明していただいたりなんかしたので私も今自分がやっている全国的な組織のところでこれから千葉県でこんなことやったという自分たちの県でも、情報障害特に視覚障害者、情報障害と言われやすいですから、これを基礎に生活しやすくしていきたいと思います。本当にどうもありがとうございました。

(村山委員)

村山です。この会議、割と短い期間でしたけども、とても素晴らしい委員の方々と出会えていろんなお話を聞けて勉強になりました。ありがとうございました。パブリックコメントを実のある意見ですかね、ひどい意見がたくさんあってこれもすごくいい内容に反映できたのではないかと思って県民がいろんな面でいい県民なんじゃないかなとちょっとうれしい部分もあってすごくよかったと思います。県の職員さんも非常に努力していただきましたので、ぜひこれが研修周知でどう活用されていくかということが鬼門だと思います。そこにも育成会としても協力していけたらと思っておりますのでよろしくお願いします。ありがとうございました。

(若菜委員)

若菜です。ありがとうございました。千葉県の障害者条例が策定したのが平成19年でそれから10年がたちました。情報支援機器というのは様々な分野に渡りますが、たとえば携帯電話、10年前、私は二つ折りの携帯電話、いわゆるガラケーといわれる携帯を使っていました。それから月日がたち、今はアイフォンに代表とするようなスマートフォンをあちらこちらで使っている人を見かけるようになりました。私も現在はアンドロイドの端末を使うことができるようになり、時代の流れを感じております。

今回の情報保障ガイドラインについても時代に即した内容が盛り込むことができてとても良いものになったのではないかと思います。私は図書館に勤務しており、様々な利用者と接する場面があります。今後はこのガイドラインを職場に持ち帰り、カウンターに立つ職員に向けて周知していけたらと考えております。

(司会)

司会の川口です。委員の皆様から御意見御感想まことにありがとうございました。それでは議題自体は以上でございますが、本日御議論いただきましたガイドラインの案につきましては本日いただいた御意見を踏まえて追加修正等をさせていただきまして、そのうえで完成形という形にさせていただきたいというふうに考えておりますが、そのようにするということで委員の皆様にはご了承いただければと存じますが委員の皆さまいかがでしょうか。

≪異議なし≫

(司会)

ありがとうございます。それではここで改めて障害福祉課長の古屋から御挨拶を申し上げます。

(障害福祉課長)

障害福祉課長の古屋でございます。今回ガイドラインの見直しということで6年ぶりということでございます。委員の皆様の御理解と御協力をもちまして本当に素晴らしいガイドラインができたというふうに思っております。

このガイドラインですが、他県であまり作っている事例のないところでございますので、本県の誇るべきところではないかというふうに思っております。私国から来ておりますが、千葉県に生まれ育ったものとしてここに携われること誇りに思っているとこでございます。

特に本県ではパラリンピック4競技を受け入れるということでございますし、またオリンピックでは海外だけではなく国内からの様々な障害のある方を受け入れることになります。ですので、こういったガイドラインが20年に向けて多くの県民の方に知ってもらえるように努力をしていきたいと思っておりますし、県としての役目としてしっかりとそいういったものを予算を取ってくるとかそういったところをしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。

今回いろいろと事務局で至らない点もありましたが、委員の皆様のお力をもって素晴らしいものとなりました。至らない点もありましたが、この場をお借りしてお詫びいたしますが本当にいいガイドラインができたというふうに思っております。本当にありがとうございました。感謝を申し上げまして結びの挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

(司会)

司会の川口です。本日は長時間の御審議まことにありがとうございました。それでは以上を持ちましてこの障害のある人に対する情報保障のためのガイドライン改定のための会議を終了とさせていただきたいと存じます。本日はまことにありがとうございました。

 

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