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更新日:令和5(2023)年3月7日
ページ番号:344488
小学生区分
千葉県知事優秀賞
四街道市立四和小学校6年
小泉 優菜(こいずみ ゆうな)
私の学校には、体が不自由で、他のみんなと、一緒の生活ができない子たちの学級「サポート学級」というクラスがあります。サポート学級の子の中には、足に障害がある子がいたり、心の障害がある子がいたり、耳が不自由で補聴器をつけている子などいろいろな子がいます。
私の学年にも、片足が不自由な子がいます。しかし、足に不自由があっても、健常者と同じように生活をしようと努力しているのが伝わってきます。例えば、マラソン納会の時に足にコルセットをしていて走りづらいのに、他のみんなと一緒に練習にはげみ、本番ではがんばってみんなのあとについていて、それは、とってもすごいことだと思いました。
また、他のイベントの時にも、みんなと変わらずにイベントに参加している姿を見て、「障害があっても無くてもみんなと同じなんだな。」と思いました。
今までの私の見方では、障害のある人は、「かわいそう」をいう見方をしていましたが今は、全くそういう見方をしません。なぜなら、障害がある人も健常者も、ふつうにお母さんのおなかから生まれてきた人間なのです。障害者の人も障害者になりたくて生まれて来たわけじゃないと思います。たまたま運が悪い方に向いてしまっただけだと私は思います。障害者の人と健常者を比べると、少し体が不自由なだけで、あとはすべて同じなのです。みんな同じ人間なのです。
私の担任の先生はよくこう言います。
「健常者の人も、もしかしたら明日は障害者になっているかもしれない。」
私は、その通りだといつも思います。例えば学校の帰り道で交通事故にあってしまい、足をひかれてしまったら、次の日からはもう障害者です。なので、健常者も障害者に明日、なるかもしれないという事を心に刻み、これからも、いろいろな人と接していきたいと思います。
また、障害者の人を「かわいそう」と思わず、同じ人間として助けたり、時には、助けてもらったり「助け合い」という事をわすれずに生きていきたいと思います。
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