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更新日:令和7(2025)年5月28日
ページ番号:752457
微量な環境中の化学物質によって多彩な症状を示すとされていますが、メカニズムについては不明確な部分が多いといわれています。
化学物質過敏症は過敏という名が示すように、ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ています。最初にある程度の量の物質に曝露されると、アレルギー疾患でいう「感作」と同じような状態となり、二度目に同じ物質に少量でも曝露されると過敏症状を来たします。時には最初に曝露された物質と二度目に曝露された物質が異なる場合もあります。
さらに、化学物質過敏症は低濃度の化学物質に反復曝露されていると体内に蓄積し慢性的な症状を来すという中毒性疾患に近い性格も兼ね備えています。
※上記は、「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」(厚生省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー班)を参考に作成。
特異的な症状がなく、自立神経系や精神神経症状をはじめとする多様な症状がありますが、症状には個人差があり、時間経過に伴って異なった症状を訴えることがあるとされています。
※上記は、「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」(厚生省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー班)を参考に作成。
原則的にはアレルギー疾患と同様、その患者さんにとって合わない物であれば、何でも原因物質になる可能性があるといわれています。次のような物質が頻度的に原因物質となる可能性が高く、日常生活の中で身近に存在しています。
※上記は、「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」(厚生省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー班)を参考に作成。
化学物質過敏症は、有害因子あるいは誘発する可能性のある有害因子に近づくことで誘発することがありますので、ご理解とご協力をお願いします。
未解明の部分が多い疾患ですが、柔軟剤や抗菌消臭剤、農薬・除草剤などが原因となる可能性があります。使用の際は、周りの方へのご配慮をいただきますようお願いします。
環境省ホームページ 化学物質対策「リスクコミュニケーションの推進」
「その香り困っている人もいます」(環境生活部くらし安全推進課のページへ)
業務内容 | 窓口 |
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アレルギー疾患に関する相談 | 千葉県アレルギー相談センター 電話:043-223-2677 |
有害物質を含む家庭用品の規制に関する法律で規制する家庭用品の相談 | 千葉県薬事アドバイザー 電話:043-223-2622 |
シックハウスを含む住居衛生相談 | お住いの各保健所(健康福祉センター) |
PRTR制度(化学物質排出移動量届出制度) | 環境生活部 大気保全課 電話:043-223-3802 |
農地での農薬の使用方法について | 農林水産部 環境農業推進課 電話:043-223-2888 |
県立学校における環境衛生 | 教育振興部 保健体育課 電話:043-223-4092 |
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