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更新日:令和4(2022)年11月16日

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ちばのたけのこ

たけのこ

たけのこ

たけのこは、春の味を代表する食材の一つ。たけのこにも様々な種類がありますが、日本でたけのこと言えばモウソウチクがその代表。大型で、柔らかくうま味が多いことが人気の理由です。モウソウチクのたけのこの発生する時期は、3月下旬~5月中旬頃です。(地域によって、差がある場合もあります。)

モウソウチクのたけのこは「えぐ味」(渋み)があります。このえぐ味成分は、たけのこが地上に出て光に当たると生成されます。

そこで生産者は、えぐ味のない良質のたけのこを生産するためには、早朝から収穫作業を行います。収穫後は、米ぬかや重炭酸ソーダを混ぜて茹でるとえぐ味を除くことができます。

また、たけのこは鮮度がその味に大きく影響し、昔から「たけのこを収穫するときは、前もってたけのこを茹でるお湯を沸かしてから行け」と言われるほどです。

新鮮なたけのこを楽しむため観光たけのこ狩りが盛んに行われ、朝市や農産物直売所などでの販売でも人気が高いです。

ちばのたけのこ

千葉県のたけのこ生産量は320トンで、全国13位となっています。(令和3年)

たけのこの生産はほぼ全県で行われ、特に、産地の夷隅地域では4月の収穫時期には全国に発送するための宅配車両が盛んに行き交っています。

また、夷隅地域の一部にはえぐ味のないたけのこもあり、料理店などには高い評価があるようです。

ハチクのたけのこ

ハチクは「はっちく」とも呼ばれ、マダケに似た竹です。

ハチクのたけのこの発生する時期はモウソウチクのたけのこに比べて少し遅く、5月上旬~6月上旬にかけて発生します。(地域によって、差がある場合もあります。)

太さが3センチ程度以上で、地上から20~40センチほどの高さになったものを地下の部分まで収穫します。

ハチクたけのこは、モウソウチクのたけのこのような「えぐ味」がなく、そのまま調理ができ、野趣もあることが人気の理由です。

ちばエコ農産物について

ちばエコ農産物認証マーク

千葉県では「自然環境に負荷を与えない農業を推進する」ため、平成14年度から農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下に減らして栽培する「ちばエコ農産物」の認証を行っており、より一層の「ちばエコ農業」推進のため、平成19年1月から林産物(たけのこ)についても、ちばエコ農産物の認証基準が設けられました。

「たけのこ」のちばエコ農産物基準

栽培に当たっては以下のとおり栽培基準が定められています。

化学肥料の使用量を半分以下に減らすこと

農薬を使用しないこと

親竹の本数を適正に管理すること

お問い合わせ

所属課室:農林水産部森林課森林経営管理室

電話番号:043-223-2966

ファックス番号:043-225-7448

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