平成28年8月31日発表：成田市で産出される原木しいたけ（露地）等に係る出荷自粛の一部解除等について

発表日：平成28年8月31日
千葉県農林水産部森林課
電話:043-223-2954

原木しいたけについては、市町村等による安全なしいたけの出荷管理体制の下で、安全な原木による適切な栽培管理の実施が確認できた生産者から、順次、出荷制限・出荷自粛が解除されることとなっております。

このたび、県が原木しいたけ（露地）及び乾しいたけの出荷自粛を要請していた成田市において、平成28年8月30日付けで成田市から出荷自粛解除申請があり、露地栽培生産者1名について上記解除要件を満たしていることを確認したので、本日付けで成田市産原木しいたけ（露地）の出荷自粛要請の一部解除及び成田市産乾しいたけの出荷自粛要請を解除したのでお知らせいたします。

他の生産者に対しても、引き続き市と連携して栽培管理の指導を行い、早期に解除になるよう努めてまいります。

出荷自粛要請の内容

別添千葉県知事からの依頼文書のとおり

（注：原木しいたけ（施設）については、平成25年3月21日に解除済み）

別添：東京電力株式会社福島第一原子力発電所において発生した事故に伴う農産物品目の出荷の自粛に係る要請について（依頼）（PDF：108KB）

一部解除された品目

成田市産の原木しいたけ（露地）のうち、県の定める栽培管理に即して生産され、基準値以下であることが確認されたしいたけ

解除された品目

成田市産の乾しいたけ

一部解除の対象となる生産者数

露地栽培：1名（成田市内18名中1名）

一部解除後の出荷管理及び検査等

当該生産者は市の証明書の発行を受け、出荷する。（県、市のホームページで氏名等を公開）
当該生産者は、出荷時に氏名を表示するとともに、県の定める栽培管理を継続する。
出荷期間中、県は当該市内で毎月、原木しいたけ（露地）1検体の定期的検査を行う。

今後の予定

出荷制限中の他の生産者の解除に向け、栽培管理の普及指導、放射性物質検査の実施、出荷管理体制の構築などに取り組む。

【参考1】原木しいたけの出荷制限・出荷自粛が継続している11市（平成28年8月31日現在）

露地栽培：我孫子市、君津市、流山市、佐倉市、印西市、白井市、千葉市、八千代市、山武市、富津市、成田市

計11市（出荷制限10市、出荷自粛1市）

施設栽培：山武市、富津市、君津市

計3市

【参考2】出荷制限・出荷自粛市のうち、解除済生産者数延べ64名（平成28年8月31日現在）

露地栽培：48名（山武市（H26年3月19日～1名）、佐倉市（H26年10月14日～2名）、君津市（H26年10月14日～17名）、富津市（H26年10月14日～26名）、印西市（H28年1月25日～1名）、成田市（H28年8月31日～1名））

施設栽培：16名（山武市（H26年3月19日～2名）、君津市（H26年10月14日～8名）、富津市（H26年11月20日～6名））

一部解除済生産者一覧