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更新日:令和5(2023)年11月24日

ページ番号:618210

味噌屋八玄

店舗情報 

店舗名

味噌屋八玄

所在地

千葉県市原市君塚2-17-1

店舗ホームページ

味噌屋八玄外部サイトへのリンク

食品ロス削減に向けた取組

事業紹介

 店名の由来は、無限を意味する「∞」を縦にして8=「八」と読み、足りない栄養素を補うとされる玄米の「玄」を加えたものです。文字通り玄米粉を練り込んだ麺と、良質なみそを使ったスープとで、「理想的な栄養バランスの健康玄米麺」として提供されています。

 店長の槙野竜介さんは設計士を目指して大学の土木工学科で学んでいましたが、在学中にアルバイトした飲食店で「食の楽しさ、奥深さ」を知り、学業の合間に調理師免許を取得。卒業後、すぐにでも店を始めるつもりでしたが、「食は好きなだけで知識がなかった」ことから一念発起、短大に入り直して栄養士の資格も取った努力家です。26歳で市原市内にみそラーメン店を開業、「理想の店にしたい」との思いから令和元年、同市内により広い現在の店舗をオープンさせました。

味噌屋八玄写真1

 

食材の有効活用で食品ロスを削減

 社会情勢の悪化やコロナ禍による食材の高騰が経営を圧迫し、苦しい時に思いついたのが、「そうだ、食材には捨てるところがない。可能な限り無駄を省こう」。ラー油を作ったあとの残った赤唐辛子を「味噌タンタン麺」に利用したり、チャーシューの煮汁に浮いている油を焦がしニンニク油として使い、「スーラータン麺」や「焦がし黒とんこつラーメン」に生かしてみました。槙野さんは「知っている限り、昨今のラーメン屋の多くは市販のラードや出来合いのラー油で済まし、残りのほとんどは廃棄しているはず」と言い、「仕込みの見直しなどでまだまだコストは下げられるし、添加物なしで手作りしていれば、モットーにしている健康食品としての質も向上していく」と意欲をみせます。多くの客から「風味がよくなった」の声も寄せられています。

味噌屋八玄写真2

 

子供連れの女性客にも優しいお店へ

 ラーメン屋は子供連れの女性には入りづらいものですが、自身も三人の子供を持つ槙野さんは「家族で食べに行ける店」も目標の一つでした。開業時から麺やスープも含め、大小のパックで残した食べ物を持ち帰れるサービスを行い、さらに店内には板敷きの間にベビーマットや幼児椅子なども備えました。「子供たちが食べ残しても気兼ねしないで済むし、途中で寝ちゃっても大丈夫」と利用した女性客にと喜ばれています。「子供連れママのグループなどで週末は満席になることもある。これも食品ロスをなくす取り組みのたまもの。いいことづくめです」と槙野さんはかないつつある自らの理想に目を細めています。

味噌屋八玄写真3

 

 

お問い合わせ

所属課室:環境生活部循環型社会推進課環境保全活動推進班

電話番号:043-223-4144

ファックス番号:043-221-3970

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