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平成21年度市町村税の収入額及び徴収率の概要

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1　市町村税の収入額の状況

（1）税収入額の推移

平成21年度の市町村税の収入額は9,641億円であり、平成20年度と比較して251億円（2.5％）減少しました。
平成21年度は、固定資産税が増加したものの、市町村民税（法人・個人）が減少したことにより、平成17年度以降の増加傾向から、減少に転じました。
また、平成21年度の税収入額の歳入総額に占める割合は48.7％であり、平成20年度と比較して5.4ポイント減少しています。

年度	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21
税収入額 A	（百万円） 936,327	914,139	916,556	910,608	871,421	862,704	890,003	909,510	979,975	989,214	964,083
歳入総額 B	（百万円） 1,892,464	1,797,515	1,832,155	1,807,724	1,819,446	1,816,688	1,815,238	1,800,714	1,829,788	1,828,931	1,977,991
A／B	（％） 49.5	50.9	50.0	50.4	47.9	47.5	49.0	50.5	53.6	54.1	48.7

※国民健康保険税（料）を除く（以下同じ。）

（2）税目別の収入状況

市町村民税は、4,648億円で平成20年度と比較して261億円（5.3％）の減収となりました。個人分が28億円（0.7％）減少し、法人分も企業収益の減少等により233億円（28.6％）減少しました。
固定資産税は、3,901億円で平成20年度と比較して12億円（0.3％）の増収となりました。平成21年度は固定資産の評価替えの行われた年度であり、土地分については地価の上昇により29億円（2.1％）増加し、家屋分については既存家屋の価格下落が新築分の増加を上回るため、26億円（1.5％）減少しました。

 

税目別の収入状況の推移

 

21年度市町村税収に占める税目別の割合

2　徴収率の状況

（1）徴収率の推移

平成21年度の徴収率は91.0％（うち、現年課税分97.6％、滞納繰越分17.3％）で、平成20年度から0.2ポイントの減少となりました。
現年課税分の徴収率は、わずかに低下（0.04ポイント）し、滞納繰越分の徴収率は、0.3ポイント向上しましたが、滞納繰越調定額の増加が影響し、合計での減少となりました。

 

 

（2）全国平均との比較

平成21年度の全国平均は今後公表される予定ですが、平成20年度まで本県の徴収率は全国平均より下回って推移しています。

（3）税目別の徴収率

税目別では、市町村民税が90.9％で対前年度比0.9ポイント低下し、固定資産税が90.7％で対前年度比0.4ポイント上昇しています。

〔単位:％、（ ）内は対前年増減ポイント〕

（％と、対前年度増減ポイントは、小数点2位を四捨五入）

3　滞納繰越額の状況

前年度収入未済額が繰り越された滞納繰越額については、平成14年度の1,151億円をピークに減少してきましたが、平成21年度に繰り越された滞納繰越額は871億円と、前年度に比べ2億円（0.2％）増加しています。

別紙　市町村別徴収率の状況（平成21年度・平成20年度比較）

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別紙　Excelファイル（エクセル：215KB）

報道発表用記事