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更新日:令和8(2026)年2月26日

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第2編第2章第3節 県づくりの方向性【ゾーンごとの方向性(内房ゾーン)】|千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~

県民広報版

内房ゾーン(PDF:3,845.3KB)

※ファイルサイズが大きい場合があるため閲覧の際にはご注意ください。

テキスト版

ゾーンの現状・特性

1 地域に暮らす人々

本ゾーンには、県人口の9%に当たる約59万人が居住しています。ゾーン内の65歳以上の高齢者の割合は30%と、県全体の割合より2ポイント高く、また、15歳から64歳までの生産年齢人口は59%と、県全体の割合とほぼ同水準となっています。

今後、ゾーン内の人口は、令和17年(2035年)には55万人を下回り、令和32年(2050年)には48万人まで減少、高齢化率は38%になると予想されています。

また、労働力人口に対する一次産業就業者の割合が3%と低い一方、二次産業就業者の割合が約28%と県内で最も高くなっています。

アクアラインや圏央道、館山道、東京湾岸道路などの広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化により、東京・神奈川方面や県内各地など多方面への通勤・通学圏となっています。

2 産業

本ゾーンでは、東京湾臨海部の埋立てを機に、日本を代表する素材・エネルギー産業の集積地である「京葉臨海コンビナート」が形成されています。現在でも、県内の製造品出荷額等の約5割を占めており、今後も本県経済のけん引役として重要な役割を担うとともに、カーボンニュートラルの実現に向けて、水素の共同利用など、行政・立地企業等が連携した先進的な取組を行うことが期待されます。

また、県内唯一の高等専門学校である木更津工業高等専門学校があり、県内外の産業界に優秀な人材を輩出しています。

かずさアカデミアパークには、かずさDNA研究所をはじめとする研究開発施設のほか、製薬、新素材、バイオテクノロジー、エレクトロニクスや精密機械など、多様な分野のマザー工場の立地が進んでいます。さらに、アクアラインの通行料金引下げの効果もあり、東京・神奈川方面との交流・連携が強化されたことから、アクアライン着岸地周辺地域において大規模商業施設や企業の立地が進んでいます。

農業では、米、日本なし、ブルーベリーなどの栽培が盛んであるとともに、全国有数のカラーの生産地であり、えだまめで人気の「小糸在来」の特産地としても有名です。

水産業では品質の高さが全国的に有名なノリの養殖や潜水器漁業、採貝漁業、小型底びき網漁業などが営まれています。

さらに、海ほたるパーキングエリアや大規模商業施設、自然を生かした観光施設、ゴルフ場など集客力の高いスポットが多数存在するほか、潮干狩りや魚釣り等、都市部に近い海辺でのレジャーが人気となっているなど、観光も盛んなゾーンです。

3 まちづくり

本ゾーンでは、アクアラインなどを利用した各方面への通勤・通学圏としての 優位性が高まっており、対岸である東京・神奈川からの玄関口であるアクアライン着岸地周辺においては、大規模な土地区画整理事業が実施され、道路、住宅地、商業施設等の整備が進められています。

また、圏央道や館山道、その効果を他ゾーンに波及させる国道410号などのアクセス道路の整備進展により、本ゾーンの利便性の向上が期待されます。

こうした、計画的で住みよいまちづくりと道路ネットワークの整備進展によって、居住地としての人気が高まっており、本ゾーンの更なる活性化が期待されています。

ゾーンの方向性

≪道路網を介した他地域との交流機能を生かし、幅広い産業を活用した地域振興を図る≫

 

本ゾーンは、千葉県の玄関口であるアクアラインの着岸地に位置し、広域的な幹線道路であるアクアラインや圏央道、館山道が交わる県内交通の要衝かつ、成田空港と羽田空港という二つの国際空港が活用できる地域です。

県内の道路ネットワークの充実・強化やアクアラインの通行料金引下げの継続、高速バスネットワーク拠点の充実等により、東京・神奈川方面や他ゾーンへの通勤・通学圏としての優位性が向上していることから、居住の場としてのポテンシャルが高まっています。また、今後も更なる企業の進出が見込まれることから、雇用の場としての役割も期待されています。

 

そこで、県内の道路ネットワークの整備効果が更に発揮されるよう、圏央道の県内区間全線開通や富津館山道路の全線4車線化、新湾岸道路や圏央道の追加インターチェンジ((仮称)かずさインターチェンジ)、東京湾岸道路未整備区間の計画の具体化や、圏央道へのアクセス道路をはじめとした国道・県道の整備に取り組むとともに、アクアラインの効果が最も発揮できるよう、アクアラインの通行料金引下げの継続、料金変動による交通流の最適化などの取組に加え、6車線化の検討や東京湾口道路の調査・研究を国に働きかけるなど、東京・神奈川や他ゾーンとの交流・連携を促進させ、また、木更津港において大型船舶に対応した岸壁等の整備を進めるとともに、鉄道や路線バス等の交通網を生かすことで、「人・モノ・財」の流れをより一層大きくしていきます。

 

京葉臨海コンビナートにおいては、これまでも国内需要の動向や世界規模での 競争の激化等に対応して、事業の再編や高度化などが図られるとともに、カーボンニュートラルの実現に向け、新技術の開発などの様々な取組が進められており、今後も、企業の課題やニーズをきめ細やかに把握しながら、企業間連携の促進や国への規制緩和の働きかけなどを通じて、企業の事業環境の向上を図っていきます。

また、ゾーン内には、本県経済をけん引していくことが期待される地域であるかずさアカデミアパーク、アクアライン着岸地などがあり、これらの地域では、学術・研究機関等との連携への期待など、拠点性の高さを生かし、地域特性を踏まえながら、産業拠点形成に向けた取組を進めていきます。

さらに、インターチェンジ周辺等においても、市町と連携しながら、地域振興につながる産業の受け皿づくりを促進します。

 

また、東京に近接するなど立地優位性を有し、マーケット需要にも対応できる都市近郊農業の一層の発展を目指し、高付加価値化等を促進するとともに、ノリの養殖や貝類などに代表される東京湾漁業の振興を図ります。

さらに、担い手不足を解消するため、地域が一体となって行う新規就業者の育成を支援し、意欲ある担い手の確保・育成のための体制づくりを促進するとともに、海に係る地域資源の価値や魅力を生かした「海業」を推進し、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すよう取組を進めます。

あわせて、農作物等を守るための有害鳥獣対策にも、引き続き取り組んでいきます。

 

さらに、本ゾーンは、房総有数の温泉郷である養老渓谷をはじめ、潮干狩りなどが楽しめる東京湾の干潟や緑豊かな房総丘陵、一番新しい地磁気逆転が記録され、時代を分ける境界がよく分かる地層として国際機関で認められた「チバニアン」などの多彩な自然環境を有しています。これらの特色ある環境を未来につなげていくとともに、アウトレットモールなどの大型商業施設等の魅力を併せて積極的に発信することで、様々な人を地域に呼び込むとともに、住みたい、住み続けたいと思う人たちを増やしていきます。

 

今後も、広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化や国内外からの企業誘致の推進、京葉臨海コンビナートの更なる競争力強化、観光資源などの魅力発信を行うなど、様々な取組を実施することで、地域が持つポテンシャルを最大限に生かした地域振興を図っていきます。

 

注 内房ゾーンの「ゾーンの現状・特性」欄で数値を示す際には、次の市町村の数値を用いています。

 木更津市、市原市、君津市、富津市、袖ケ浦市

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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