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更新日:令和8(2026)年2月26日

ページ番号:834597

施策項目2-1-4 観光立県の推進|千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~

※環境依存文字であるローマ数字、囲み文字を数字に変換しています。

【目標】

「海」や「温泉」などの豊かな観光資源を生かした観光地の魅力向上や、成田空港を擁する優位性を発揮したインバウンド需要の取り込みを強力に推進するとともに、 観光人材の確保・育成に重点的に取り組み、観光消費額を拡大し、地域経済の活性化につなげます。

【現状と課題】

本県の令和6年(2024年)の延べ宿泊者数は約2,829万人と、新型コロナウイルス感染症拡大前の令和元年(2019年)の水準に対し、97%程度まで回復しています。また、令和5年(2023年)の観光消費額については、約1兆8,053億円と令和元年(2019年)の水準を上回っています。

新型コロナウイルス感染症の影響から観光需要が回復・増加に転じた一方で、観光・宿泊業における人材不足が顕在化し、観光需要の増加を取り込みきれない状況となっています。

また、近年は、外国人観光客も含め、団体旅行から個人旅行へ、「モノ消費」から「コト消費」へと旅行形態のシフトが進み、個人のライフスタイルや興味・し好の多様化に応じた対応が必要です。

さらに、成田空港の拡張事業や圏央道の県内区間全線開通が予定される中、国内外からの観光客を県内周遊や宿泊を伴う滞在につなげていくために、観光地の魅力向上や観光地までのアクセスの向上が課題となっています。

【取組の基本方向】

観光・宿泊業の担い手や観光地域づくりをけん引する人材の確保・育成に積極的に取り組みます。

また、将来にわたり選ばれ続ける観光地づくりに向けて、本県が誇る長い海岸線など豊かな自然を生かし、観光地の魅力向上や付加価値の高い観光コンテンツの造成、受入環境整備等の取組を強力に推進します。

さらに、国内旅行市場に対しては、首都圏にありながら「海」や「緑」に恵まれる本県の魅力を全国へ向け積極的に情報発信するとともに、インバウンド市場に対しては、成田空港を擁する本県の優位性を生かし、各国・地域のニーズに即した効果的な観光プロモーションを行うほか、千葉県版ゴールデンルートの造成に取り組みます。

あわせて、デジタル技術やビッグデータなどを効果的に活用して、生産性の向上や観光地経営の高度化を図るとともに、観光分野におけるデジタル人材の確保と育成を推進します。

【主な取組】

2-1-4-1 観光人材の確保・育成・定着

観光・宿泊業は、他産業と比較し、担い手の確保・定着が課題となっていたところ、観光需要の急激な増加により、人材不足が深刻な状況となっています。

このため、観光・宿泊業界で働く魅力の発信や外国人材等を含む多様な担い手を確保するためマッチング支援等に引き続き取り組むほか、人材不足の解消に向けた大胆な担い手確保策を講じます。

また、施設の経営や「観光地域づくり法人(DMO)」の運営を担う企業経営やマーケティングなどに通じた人材の確保・育成に取り組みます。

  • 観光産業における深刻な人材不足の解消に向けた大胆な担い手確保策の実施
  • 観光産業で働く魅力の発信
  • 観光・宿泊業における多様な担い手を確保するためのマッチング支援
  • 観光・宿泊業における経営人材の育成支援
  • 観光地経営をけん引する人材の確保・育成の支援

2-1-4-2 持続可能な観光地域づくり           

民間事業者や市町村などの多様な主体と連携し、「海」や「温泉」、「夕陽」などの観光資源を活用し、地域の特性に応じた観光地の魅力向上につながる整備を集中的に進めます。

また、本県が誇る農林水産物・発酵食品等を活用したガストロノミーツーリズムを推進する取組や、ナイト・モーニングタイムエコノミーを活性化し宿泊につなげる取組など、観光消費額の拡大に向けた取組を進めます。

さらに、成田空港等の主要な交通拠点からのアクセス向上を図るとともに、二次交通の充実や観光客の受入環境の整備を進めることで、観光地の魅力を高め、ゾーンをまたがる周遊と県内での宿泊の促進につなげます。

加えて、アクアラインの通行料金引下げ(ETC普通車800円)の継続や交通流を最適化する料金施策を推進します。

  • 「海」・「温泉」・「夕陽」等を活用した魅力的な観光地づくり
  • ナイト・モーニングタイムエコノミーの推進に資する観光コンテンツの造成
  • 観光資源を有効活用した付加価値の高い観光コンテンツの造成
  • 本県の農林水産物や発酵食品等を活用したガストロノミーツーリズムの推進
  • 宿泊施設の多様化につながる民間資本の積極的な呼び込み
  • 二次交通の充実や観光地におけるシェアカー等の活用促進
  • 駐車場、トイレ、観光案内板、EV充電器などの受入環境の整備
  • ワーケーションの受入促進
  • 市町村やDMOによる観光施策の取組への支援
  • 豊富な地域資源を活用した商品開発や販路開拓等の支援(再掲)
  • 次世代自動車の普及促進とエコドライブの推進(再掲) 
  • 広域的な幹線道路ネットワーク等の整備促進(再掲)
  • 地域防災力の強化や主要な観光地へのアクセス道路の整備推進(再掲)
  • アクアラインの割引継続と料金変動制等による効果の最大化(再掲)

2-1-4-3 国内観光プロモーションの展開           

人口減少の進展に伴い、国内旅行需要の大幅な拡大を期待することが難しくなる中、将来にわたり、本県が旅行先として選ばれ続けるために、SNS等を効果的に活用して「海」や「夕陽」といった本県の美しい景観等を戦略的にアピールし、来訪と消費の増加を図ってまいります。

また、「食」「花」「温泉」「祭り」「体験・アクティビティ」といった本県の有する多様な観光資源について、旅行会社やメディア等に対してプロモーションを展開し、本県への来訪を促進します。

さらに、季節ごとの本県の魅力や多様な観光資源をテーマに応じて紹介する観光キャンペーンの実施など、本県への訪問頻度を高め、リピーターとなってもらえるよう、中長期的な視点で誘客に取り組みます。

加えて、再訪の契機となり、旅行需要の少ない平日の宿泊につながる教育旅行について、地域の事業者や関係団体と連携して誘致を図ります。

  • SNSを効果的に活用したPRの実施
  • 旅行会社・メディア等への積極的なプロモーションの展開
  • 交通事業者と連携したプロモーションの展開
  • 季節やテーマに応じた観光キャンペーンの実施
  • 修学旅行や自然体験学習など教育旅行の誘致
  • 海のアクティビティ等を活用した誘客やマリンスポーツ等のスポーツツーリズムの推進

2-1-4-4 インバウンドの推進

成田空港を擁する優位性を生かしたインバウンド需要の取り込みとして、空港周辺地域の観光地としての魅力を向上させながら、空港を起点とした千葉県版ゴールデンルートを造成するとともに、外国人観光客への訴求力の高い観光地づくりを進めます。

また、外国人観光客の関心の高い歴史や文化等の体験コンテンツを充実させるとともに、旬の味覚狩りなどの「食」の魅力やゴルフ等のアクティビティなど、本県が有する資源を最大限活用し、観光プロモーションや商品造成の支援に取り組みます。

さらに、外国人観光客の安全でストレスフリーな旅に資するよう多言語対応やおもてなし機運の醸成などの受入環境の整備充実を図ります。

  • 空港周辺地域の観光地としての魅力向上
  • 成田空港等を起点とした千葉県版ゴールデンルートの造成
  • 外国人観光客への訴求力の高い観光地づくり
  • 海のアクティビティ等を活用した誘客やゴルフ等のスポーツツーリズムの推進
  • 歴史や文化等の体験コンテンツの充実
  • ターゲット国・地域のニーズに即した効果的なプロモーションの展開
  • 外国人観光客の受入環境の整備
  • 海外からの教育旅行の誘致

2-1-4-5 デジタル技術を活用した観光振興

本県の魅力を戦略的に発信し、来訪に結び付けていくために、ビッグデータ等の活用により、観光客の興味やし好を的確に把握した上で、SNSや観光ウェブサイトなどを効果的に活用し、観光客のニーズに即したきめ細かな情報発信を行います。

また、観光DXを推進していくことで、事業者の経営効率化や、旅行者の利便性・満足度の向上を図るとともに、これらに必要となるデジタル人材の確保・育成に向けた取組を推進します。

  • ビッグデータ等の活用による観光客のニーズ把握
  • 観光DXを活用した観光客のニーズにあった情報提供等
  • 経営効率化や利便性向上のためのデジタル技術の活用
  • デジタル人材の確保・育成

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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