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更新日:令和8(2026)年2月26日
ページ番号:834586
※環境依存文字であるローマ数字、囲み文字を数字に変換しています。
京葉臨海コンビナートの国際競争力の強化とカーボンニュートラルの推進を図るとともに、千葉の未来を支える成長分野の振興や新製品・新技術の開発支援、県内企業の国際展開支援、MICEの誘致の促進などにより、県経済の活力向上を図ります。
本県経済は、様々な個性や高い技術力を持つ中小企業や、京葉臨海コンビナートに立地する企業などの製造業等に支えられていますが、人口減少や、SDGs・カーボンニュートラルへの対応、国際競争の激化などの様々な社会的課題に直面しています。
県内企業を取り巻く環境が大きく変化していく中においても、本県産業の活力をより高めていくためには、本県の強みである大学等の最先端の研究拠点等を生かした新たな産業の振興を進めていくとともに、海外需要の取り込みを目指す企業の後押しや、これまでにない優れた技術やアイデアを有するスタートアップを育成する必要があります。
本県経済の要であり、日本を代表する素材・エネルギー産業の拠点である京葉臨海コンビナートについて、新たなカーボンニュートラルの時代における更なる国際競争力強化のため、投資を促す環境づくりを、立地企業、地元市等と一体となって進めます。
また、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた動きも踏まえ、企業による再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、洋上風力発電の導入や水素等の新エネルギーの活用等について、地域振興の観点も踏まえた取組を進めます。
さらに、高い技術力を持つ企業や国内でも最高水準の研究機関・大学が集積している強みを生かし、社会ニーズを捉え、健康・医療・食品・環境・エネルギーなど、本県の未来を支える新産業の振興を図ります。
加えて、地域経済の活性化を図るため、中小企業による地域資源を活用した取組や海外市場への挑戦を支援するとともに、スタートアップや研究開発型企業などによる新製品・新技術の開発を活性化させるため、産学官・企業間の連携促進や産業を支える技術の高度化など、県内企業による技術開発への支援を進めます。
そのほか、成田空港や羽田空港へのアクセスの良さなどの本県の優位性を生かし、幕張メッセ等へのMICEの誘致に努めます。
京葉臨海コンビナートは、石油精製、石油化学、鉄鋼など素材・エネルギー産業の国内最大の製造拠点であるとともに、それらの研究所も立地する中核的な拠点であり、本県の製造品出荷額等の約5割を占める本県経済の要であることから、カーボンニュートラル社会の時代にあっても、その国際競争力強化は本県経済の活性化を図る上で重要です。
これまでも国内需要の動向や世界規模での競争の激化等に対応して事業の再編や高度化等が図られているところですが、さらに、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、石油・石炭などの化石燃料から脱炭素エネルギーである水素・アンモニアへの転換を図ることや、化石資源の代替として、廃棄物やバイオマスなどを活用する炭素循環の取組の検討を進めることなどにより、二酸化炭素の発生を低減させていくことが必要です。
立地企業、国、地元市等と連携を図りながら、業種を超えた企業間連携を推進するとともに、コンビナートの事業の高度化や投資環境の向上につながる規制緩和を促進させ、生産性の向上や新たな投資を促す環境づくりに取り組みます。
また、中核人材の育成などの基盤業務について、企業間連携による共同化を促進するなど、事業者の負担軽減等に資する取組を進めるほか、工業教育との連携強化を図りながら、時代と社会の変化に柔軟に対応したものづくり人材の育成を目指します。
さらに、工業用水について計画的に施設更新・耐震化を行うことで、持続可能な工業用水道事業を構築し、安定的な用水供給を図ります。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、ワンストップ窓口での相談対応による民間事業者の支援などを行っていきます。
また、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札として期待される洋上風力発電の導入促進と、それによる関連産業の集積など地域経済の活性化に向けた取組を進めていきます。特に、洋上風力発電事業の導入に向けた取組が進む銚子市沖においては、メンテナンス等での利用が見込まれる名洗港と外川漁港を一体的に整備することで、漁業の振興を図るとともに、海に風車が立ち並ぶ新たな観光スポットができることによる観光振興、地域全体の活性化につなげていきます。なお、洋上風力発電の導入促進に当たっては、漁業との協調・共生が重要であるため、漁業者の理解の下、関係機関等との連携を図ります。
さらに、水素エネルギー等については、素材・エネルギー産業のほか、交通や物流など幅広い分野での利活用が見込まれることから、国や市町村、民間事業者と連携し利活用に向けた検討等を進めていきます。
国際競争の激化や少子高齢化、人口減少など様々な社会的課題に直面する中、本県産業の活力を高めていくためには、高い技術力を持つ企業や産業支援機関・研究機関・大学等が集積する本県の強みとポテンシャルを、産学官連携等を通じて産業の発展に生かしていくことが重要です。
そこで、こうした強みを生かすため、多くの企業や大学、研究機関が参画する産学官連携のネットワークを構築し、様々なシーズを持つ大学等と企業ニーズとのマッチングを図るとともに、企業による大学や研究機関と連携した高度な研究開発への支援などに取り組みます。
また、様々な分野で、中小企業や大学等の多様な主体が連携して取り組む実証実験への支援を通じて、地域の産業創出に資する取組を促進します。
さらに、国内外の市場拡大が見込まれる健康・医療分野については、医療機関等との連携を進め、専門人材による製品開発から販路開拓に至る伴走支援を行い、優れた技術を持つ中小企業による新たな医療機器等の開発を促進します。
バイオ産業については、かずさDNA研究所を中心とした産学官ネットワークを生かして、共同研究や技術的な支援を行うとともに、応用・実用化研究を推進し、健康医療や農業、環境などの幅広い分野で、研究成果の社会還元や産業支援を通じて、バイオエコノミー社会の実現に向けた取組を進めます。
カーボンニュートラルやSDGs、デジタル化への対応など、県内企業を取り巻く環境が大きく変化していく中で、これまでにない優れた技術やアイデアを有するスタートアップの育成と振興を図り、本県経済の持続的な発展につなげていくことが必要です。
そこで、スタートアップの創出、スタートアップ同士の相談や交流、企業間の協業によるイノベーションの促進などを図るため、スタートアップ、大企業、支援機関、金融機関、VCなどの多様な関係者が交流できるコミュニティの形成を進めます。
また、これらの企業の地域経済をけん引する企業への成長を促していくため、マーケティング戦略の策定や知財保護などの取組に寄与する専門家の派遣や投資家とのマッチングなどの短期集中型の伴走支援を進めます。
そのほか、東葛テクノプラザ、かずさインキュベーションセンターなどのインキュベーション施設の利用促進や、インキュベーション・マネージャーなどによる企業の成長段階に応じた多面的な支援や千葉県バイオ・ライフサイエンス・ネットワーク会議などの産学官連携団体や中小企業ネットワークを用いた企業間交流など、魅力ある支援策を推進することにより、スタートアップの育成や、既存の中小企業の研究開発型企業への転換を図ります。
県内中小企業が、本県の豊かな農林水産物や鉱工業品等の地域資源を活用して新商品を開発し、地域活性化につなげていくためには、同じく地域活性化に取り組む企業や農林漁業者などとネットワークを構築し、一体となって地域ブランド力の強化を図ることが必要です。
そこで、生産者等の商品開発のアイデアと県内中小企業の生産・加工技術等をマッチングするイベントの開催や新商品開発に対する補助金の交付、具体的な消費者ニーズを捉えた商品改良のためのテストマーケティング等の販売展開支援などにより、開発から販路開拓までを一気通貫で支援します。
また、県内中小企業と農林漁業者がそれぞれの経営資源を有効に活用し、連携して事業を行う農商工連携や6次産業化の取組を促進します。
中国やアジア諸国の技術力向上に伴う国際競争の激化やデジタル技術の進展等により、企業ニーズは複雑化、高度化しています。
県産業支援技術研究所、東葛テクノプラザなどの支援機関の機能を十分に確保し、国や民間団体等と連携することにより、中小企業の身近な相談相手として、様々な技術的課題に対する相談や、実用化・商品化に向けた技術開発支援、知的財産に関する相談、研修事業を実施し、技術力の向上を図ります。
また、IoT・AI等の技術革新の動向を見据え、産業支援機関、研究機関等と連携しながら、県内中小企業の生産現場等における生産性向上などに向けた取組や、デジタル技術を活用した企業内の様々な変革を支援します。
さらに、このような試験研究機関としての支援機能を強化するため、計画的な研究施設の再編整備の検討を進めます。
また、技術の高度化を支える技能者の育成・確保も必要ですが、若者のものづくり離れや技能者の高齢化が課題になっていることから、県立テクノスクールにおいて、小・中・高校生等を対象にした体験教室を開催することで、ものづくりへの関心を高めるとともに、在職者向けの訓練を実施し、技能・知識のスキルアップや資格取得を支援します。
経済のグローバル化が進む中、海外需要の獲得は企業の持続的成長のために重要ですが、特に中小企業はノウハウや専門人材、情報などが不足しており、乗り越えるべきハードルやリスクが多岐にわたります。
そこで、豊富な海外ネットワークや国際ビジネスに関するノウハウを持つJETRO千葉などと連携し、県内企業の海外展開を支援します。
本県における国際会議や展示会などのMICE産業振興、地域経済の活性化及び開催都市の国際的ブランドイメージの向上を図るため、公益財団法人ちば国際コンベンションビューローや市町村、MICE関係事業者など関係機関と連携して、主催者等へのプロモーションを強化します。
また、MICE関連事業者を対象にした研修を充実させるとともに、サステナビリティをテーマにするなど、千葉らしい、MICE参加者向けの視察・観光メニューの開発を行い、本県のMICE誘致競争力をより一層高めていきます。
さらに、株式会社幕張メッセと連携して、利用者ニーズに応じた施設の機能向上を推進するとともに、これからの時代をけん引する成長産業の展示会など地域や関連産業への波及効果が高い分野のイベント等の誘致を進め、幕張メッセの競争力を強化していきます。
あわせて、幕張メッセ周辺企業・団体や千葉市との連携を深めて、幕張新都心の持つ魅力や個性を高めていきます。
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