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更新日:令和8(2026)年2月26日

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第2編第2章第2節 基本目標・目指す姿 |千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~

県民広報版

第2編第2章第2節 基本目標・目指す姿(PDF:2,234.4KB)

テキスト版

※環境依存文字であるローマ数字、囲み文字を数字に変換しています。

基本理念を実現するため、県民の命とくらしを守る視点から「危機管理」「産業・社会資本」「医療・福祉」「こども・若者」について基本目標を設けるとともに、多様な個性が力を発揮できる社会をつくる視点から「共生」、本県が培ってきた財産を守り、活用する視点から「自然・文化」について基本目標を設け、これに沿って、10年後の目指す姿を明らかにします。

  1. 危機管理体制の構築と安全の確保
  2. 千葉経済圏の確立と社会資本の整備
  3. 超高齢化時代に対応した医療・福祉の充実
  4. こども・若者の可能性を広げる千葉の確立
  5. 誰もがその人らしく生きる・分かり合える共生社会の実現
  6. 独自の自然・文化を生かした魅力ある千葉の創造

1 危機管理体制の構築と安全の確保

大規模災害や新興感染症に対して迅速かつ的確に対応できる体制や強じんな防災基盤の整備が進むことにより、県民や企業が安全・安心に活動できる千葉県が確立している。

防犯・交通安全対策が整い、事件や事故の不安なく安全・安心に暮らせる環境が整っている。

1 災害等に対する迅速かつ的確な危機管理体制の構築と防災基盤等の整備が進んでいる千葉

○ 令和元年房総半島台風(2019年)等の一連の災害を踏まえ、県庁内の危機管理体制が強化されるとともに、停電や断水などへの対応も含め、県や市町村、ライフライン事業者等の密接な連携体制が構築され、地震、台風、豪雨などの災害から県民を守る体制が確立されている。

○ 令和6年能登半島地震(2024年)における課題を踏まえ、孤立集落対策の強化や災害に強い道路ネットワークの整備が進んでいる。

○ 河川・海岸施設の整備や橋りょう・港湾施設等の耐震化が計画的に行われ、災害に強い社会資本整備が進んでいる。

○ 建築物の耐震診断・耐震改修が進むとともに、洪水等に対しても、住まい方の工夫が徹底され、災害に強いまちづくりが図られている。

○ 県民一人ひとりが、防災に関する正しい知識を有するとともに、地域住民同士が助け合い、適切に行動できる体制が整っている。

○ 新興感染症に対し、市町村等と連携した感染防止対策の実施や、感染拡大時における県と医療関係機関等の連携による対応など、オール千葉県で県民の命とくらしを守る体制が整っている。

2 防犯対策と交通安全施策が行き届いている安全・安心な千葉

○ SNS等を通じた新たな犯罪形態にも的確に対応し、犯罪の徹底検挙が図られるとともに、県民一人ひとりが防犯意識を持ち、県民・事業者・市町村・県が一体となって、犯罪の不安がない安全・安心な社会が実現している。

○ 県民の安全を著しく脅かすテロなどが発生した際に、迅速かつ的確に対応できる体制が整っている。

○ 歩道や自転車通行環境の整備、交差点の改良など、安全で快適に通行できる環境が整うとともに、飲酒運転の根絶をはじめとした交通安全対策の推進により、交通安全の意識が県全体に行き渡り、悪質・危険・迷惑な行為がなくなることで、県民が安心して通行できる社会が実現している。

○ 消費者が身近な市町村で相談を受けられるとともに、多様化・複雑化する消費生活に対応した教育の機会や情報が十分に提供されるなど、消費者被害を未然に防止する体制が整備された社会が実現している。

 

2 千葉経済圏の確立と社会資本の整備    

成田空港の拡張事業や道路ネットワークの充実・強化により、本県の広域的な拠点としての優位性が飛躍的に高まる中で、これらの好機を最大限に生かした、千葉ならではの自立性の高い経済圏の確立が進んでいる。

デジタル化の進展や脱炭素への取組など、社会環境の変化を確実に取り込み、新しいビジネスや産業が本県から生まれている。

また、スマート農林水産業の推進や生産性の向上、需要を捉えた販売・輸出促進などにより、農林水産業が「稼げる」産業に育っている。

さらに、全ての産業分野において、多様な人々が活躍できる環境が整うとともに、デジタル技術の活用による生産性向上や業務効率化が進み、人材不足が解消している。

1 成田空港の拡張事業などによるポテンシャルの向上を生かし、地域経済が活性化している千葉

○ 成田空港の拡張事業や広域的な幹線道路ネットワークの整備などによる本県のポテンシャルの向上を生かし、新たな産業拠点の形成に向けた取組が進むとともに、企業立地の促進や成長産業の振興により、雇用の創出や地域経済の活性化が図られている。

 また、市町村や民間等との連携により、産業用地の確保が図られている。

○ 京葉臨海コンビナートでは、技術開発に取り組みながら、国際競争力の強化とカーボンニュートラルの推進に向けて、取組が進められている。

○ 洋上風力等の再生可能エネルギーの発電施設の整備が進み、県内企業の参入や企業立地の増加により、再生可能エネルギー関連産業の集積が図られている。

  また、水素などの次世代エネルギーの研究や応用が進み、素材・エネルギー産業のほか、交通や物流をはじめ、幅広い分野で活用されている。

○ 「実施プラン」に基づき、空港周辺の地域づくりが進み、成田空港を核としたくらしや産業の拠点として選ばれるエアポートシティが実現している。

○ 本県の持つ海や緑などの自然や独自の食文化などの魅力が発掘され、十分に生かされることで、誰もが何度も訪れたくなる観光地づくりが進み、季節を問わず本県に多くの観光客が訪れている。

  また、観光コンテンツの高付加価値化や滞在期間の長期化が進み、消費の拡大や持続可能な観光地域づくりが図られている。

○ 中小企業が自らの特性を生かし、DX等による生産性の向上や事業の円滑な継続により、引き続き地域経済を力強く支えている。

○ 様々な主体の新たな発想による特色ある多様な起業・創業が進み、県内経済の活力が増している。

○ 地域経済をけん引する人材の育成が進むとともに、全ての県民が自己実現できるような、多様で柔軟な働き方が実現している。

○ 多様な人材の就労やデジタル化の進展とともに、地域産業や未来の労働市場を見据えたキャリア教育の充実が図られ、様々な分野において人材不足が解消している。

 

2 農林水産業が魅力ある力強い産業に育っている千葉

○ 本県の農林水産業を支える人材が活躍し、稼げる産業として確立されるとともに、働きやすい環境が整えられることで、農林水産業を魅力ある職業として選ぶ若者が増え、世代間のバランスが取れた就業構造が実現している。

○ また、外国人材の活用や農福連携なども進み、労働力が確保されるとともに、経営体の規模拡大や法人化、営農組織の育成、企業の参入等が進み、多様な担い手の確保・育成・定着が図られている。

○ 将来の具体的な農地利用の姿について地域の合意形成が図られ、農地の集積・集約と持続的管理が行われている。

○ 先端技術の導入による「スマート農林水産業」の進展など、生産性の向上が図られるとともに、環境に配慮した生産活動や水産資源の適切な管理等により持続性を確保しつつ、成長産業として発展している。

○ 農林水産物の生産・流通・販売において、加工や鮮度保持などによる高付加価値化やICTの活用による効率化が進み、マーケットニーズの多様化に対応できる体制が構築されるとともに、重点品目を絞った効果的なプロモーションなどにより、国内外で販路が拡大している。

○ 千葉の魅力を生かした「農山漁村と食」の文化が創出され、本県の農林水産物が好んで選ばれている。

3 交通ネットワークの整備と社会資本の充実が進む千葉

○ 県内の広域的な幹線道路ネットワークの整備や国道・県道の整備により、成田空港へのアクセスや県内各地へのアクセスが強化されることで、県内外への人やモノの流れが活発になり、半島性の克服につながっている。

  また、県北西部等の都市部においては、市街地の道路整備が進み、交通渋滞の解消が図られている。

○ 地域の実情に応じた交通サービスの再編やモード転換による地域公共交通の再構築、デジタル技術の活用等が進み、人口減少に伴い利用者が減少する中にあっても、地域公共交通が維持・確保されている。

○ 道路、上下水道施設、公共施設などの社会資本が適正に維持管理されるとともに、長寿命化が進んでいる。

○ 地域が持つ魅力が最大限に生かされたまちづくりが進み、県民がゆとりあるくらしを楽しんでいる。

○ バリアフリー化が進み、障害のある人も、高齢者も誰もが安心して快適なくらしができている。

 

3 超高齢化時代に対応した医療・福祉の充実

必要な時に必要な医療が受けられる体制が整っているとともに、県民の健康寿命が延伸し、健康で生き生きと暮らせる地域づくりが進んでいる。

医療・福祉などの地域資源が密接に連携し、高齢者や障害のある人等が住み慣れた地域で自分らしく暮らせる環境が整っている。

1 健康で生き生きと安心して暮らせる千葉

○ 医療機関の機能分担・連携や在宅医療の充実が進むとともに、デジタル技術などを活用した最先端の医療技術やオンライン診療の導入が進み、県内の医療従事者の育成・確保が図られ、地域において質の高い医療サービスが提供できる体制が構築されている。

○ 県民一人ひとりが、がんの予防や早期発見に努めるとともに、がんになっても安心して納得した最善の医療を受けられる体制づくりが進んでいる。

○ 県民一人ひとりの健康意識が高まり、健康でこころ豊かに暮らす社会が実現している。

2 誰もが住み慣れた地域で個性豊かにその人らしく暮らせる千葉

○ 誰もが互いに見守り支え合う地域づくりが進むとともに、健康寿命が更に延伸し、高齢者が意欲や能力を生かしながら住み慣れた地域で元気に生活している。

○ 介護分野における人材確保が図られるとともに、介護ロボットやICT機器等の介護テクノロジーの導入が進むなど介護現場の生産性向上が図られており、介護サービスの質の向上と効率的な業務運営が実現されている。

○ 障害のある人がその人に合った福祉サービスを選択しつつ、地域の中で、その人らしく暮らせる環境が整っている。

 

4 こども・若者の可能性を広げる千葉の確立

若者同士が出会える環境が整っているとともに、結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえるために必要なサービスが提供され、全てのこども・若者に明るい未来が広がっている。

個性や能力に応じたきめ細やかな指導体制により、児童生徒一人ひとりの可能性を広げ、社会で活躍できる人材を育成する教育が行われている。

1 誰もが結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえられる千葉

○ 若者同士が出会える環境づくりが進むとともに、経済的な安定が確保され、結婚、妊娠、出産から子育て期まで、ライフイベントに応じた支援体制が整い、誰もが結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえられる環境が実現している。

○ また、男女が共に意欲と能力を生かして働きながら、安心してこどもを生み育てやすい社会の構築が進んでいる。

○ 多様なニーズに応じた、きめ細やかな保育サービスが構築されるとともに、こどもが家庭や学校以外でも安全・安心に過ごすことのできる居場所が確保され、こどもの健全な成長・発達につながっている。

○ 相談体制の充実や関係団体の連携などにより、児童虐待など様々な困難を克服するための支援体制が整い、全てのこども・若者に明るい未来が広がっている。

○ 学校・家庭・地域が連携し、こども・若者の健全な成長を一体となって支える社会づくりが進んでいる。

2 児童生徒一人ひとりの可能性を広げ社会で活躍できる人材を育成する千葉

○ こどもたちにとって安全・安心で魅力ある教育環境や、「誰一人取り残さない」多様な教育ニーズに応える教育環境、教員が心身共に健康でやりがいを持って働ける環境が整うとともに、こどもたちの自信を育み、安心して学ぶことのできる教育が実践されている。

○ 夢や目標を持ち、自らの生き方を考え、何事にも前向きにチャレンジし、地域や世界で活躍できる能力を備えた、千葉の未来を担うこどもたちが育成されている。

○ 情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用した学習活動の充実が進み、ICT等を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等が育まれている。

○ つながりや支え合いによる地域コミュニティが形成され、地域でこどもの育成に関わる体制が構築されている。

 

5 誰もがその人らしく生きる・分かり合える共生社会の実現

多様性が尊重され、誰もがその人らしく個性と能力を発揮することができる社会づくりが進み、活力あふれる千葉が実現している。

多様な主体が連携・協働し、様々な課題解決に取り組んでいる。

1 多様性が尊重され、誰もがその人らしく個性と能力を発揮することができる千葉

○ 年齢、性別、障害の有無、国籍及び文化的背景、性的指向及び性自認など様々な違いにかかわらず、全ての県民及び事業者が多様性を尊重することの重要性を理解し、互いに認め合い、連携し、協力する社会が実現している。

○ あらゆる人々が差別を受けることなく、一人ひとりが違った個性や能力を持つ個人として尊重され、社会に参画するとともに、様々な人が抱える生きづらさが解消され、自分らしく、安心して暮らし・活躍することができる社会づくりが進んでいる。

○ 外国人に対する相談支援体制が充実するとともに、日本人との共生が図られ、外国人県民が、共に暮らす地域社会の担い手として活躍できる社会が実現している。

2 多様な主体が連携・協働し様々な課題解決に取り組んでいる千葉

○ SDGsの考え方が、行政や県民、企業、団体など様々な主体に広く共有され、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指し、取組が進められている。

○ 県民、市民活動団体、学校、企業、行政など多様な主体が連携・協働し、社会の様々な課題解決に取り組んでいる。

○ 多数の県民が自発的にボランティア活動などに参加しており、地域における新たな支え合いの確立が進んでいる。

○ 市民活動団体の基盤強化が進み、地域活動の支えとなっている。

○ 社会変化に対応した学習機会の拡充やリカレント教育の推進などにより、社会で必要とされる知識や技能をいつでも習得することができる生涯学習社会が実現している。

 

6 独自の自然・文化を生かした魅力ある千葉の創造

独自の文化を次世代に継承するとともに、多様な文化、スポーツの振興が図られている。また、豊かな自然環境などが観光地づくりや子育て、移住・二地域居住の促進など、幅広い分野で活用されている。

1 脱炭素社会や循環経済への移行が進んでいる千葉

○ 行政・県民・事業者などの全ての主体が、2050年カーボンニュートラルの実現という目標を共有し、太陽光発電や洋上風力発電などの再生可能エネルギーの導入拡大や、家庭や事業所における省エネルギー化の徹底などに連携・協力して取り組み、温室効果ガス排出量が大幅に削減されている。

○ 廃棄物の発生を最小化するとともに、再使用やリサイクル等を推進することで、循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行が進み、持続可能な循環型社会が構築されている。

2 里山・里海・里沼が守られ、未来に引き継がれている千葉

○ 里山・谷津田など、房総の自然豊かな環境の大切さが広く浸透し、県民が自然の恵みを身近に感じながら暮らすとともに、自発的に自然環境を守るよう行動している。

○ 生物の多様性が保全されるとともに、生態系や農業等に悪影響を及ぼす生物の適正管理がなされ、人と野生生物とが適切に共存している。

3 様々な「千葉」の魅力の活用により人々が集う千葉

○ 「海」や「発酵」をはじめ、県内の各地域が持つ様々な魅力を発掘し、磨き上げ、広く発信することで、「千葉」というブランド価値が向上するとともに、多くの人々が本県を訪れている。

○ 首都圏にありながら、海や里山など豊かな自然に恵まれていることから、様々なライフスタイルが実現可能な魅力ある地域として認知され、本県への移住・二地域居住につながっている。

○ 本県の特色である豊かな地域資源の活用や、関係人口など多様な人材の活躍により、農山漁村が活性化し、国土や自然環境の保全、文化の伝承などに欠かせない存在となっている。

○ 本県において古くから盛んな「漁業」に関する文化が、千葉の魅力として広く認知され、人々を引き付けている。

4 誰もが文化芸術・スポーツに親しめる千葉

○ 本県の豊かな自然と長い歴史の中で育まれてきた郷土芸能、食文化、伝統技術等、魅力あふれる地域の多様な伝統文化を継承していく体制が整っている。

○ 本県の特徴である、首都圏にありながら恵まれた自然環境を生かした野外イベントなどの文化芸術活動や、時代の流れの中で生まれた新しい文化芸術活動が活発化し、千葉の魅力として、人々を引き付けている。

○ 東京2020大会や千葉県誕生150周年の節目を契機に行われた様々な「ちば文化」の創造・発信が継続され、本県の持続的な発展につながっている。

○ 県民が日常生活の中で、気軽に多様なスポーツに親しめるよう、環境の整備が進んでいる。

○ サーフィンやパラスポーツの振興など、東京2020大会のレガシーが継承され、スポーツによる地域活性化や、パラスポーツの更なる普及促進が図られている。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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