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更新日:令和8(2026)年2月26日

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第2編第2章第3節 県づくりの方向性【ゾーンごとの方向性(南房総・外房ゾーン)】 |千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~

県民広報版

南房総・外房ゾーン(PDF:3,139.3KB) 
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テキスト版

ゾーンの現状・特性

1 地域に暮らす人々

本ゾーンには、県人口の3%に当たる約19万人が居住しています。ゾーン内の65歳以上の高齢者の割合は43%と、県平均より15ポイント高く、県内では高齢化率が最も高いゾーンです。また、15歳から64歳までの生産年齢人口の割合は48%となっています。

今後、ゾーン内の人口は、令和17年(2035年)には15万人を下回り、令和32年(2050年)には11万人まで減少、高齢化率は53%になると予想されています。

また、労働力人口に対する一次産業就業者の割合が10%、三次産業就業者の割合が74%と県内でも高くなっています。

県外への通勤・通学者の割合は1%以下と県内で最も少なく、市町村別の昼夜間人口比率は平均95%とゾーン内で活動している人の多い地域です。

2 産業

本ゾーンは、多くの恵まれた漁場を有していることから、勝浦漁港や鴨川漁港、大原漁港等の数多くの漁港が存在し、カツオやキンメダイ、トラフグ、アワビ、イセエビ等の種類に富んだ水産物が水揚げされるとともに、地元水産物を利用した水産加工業も発達しており、地域の重要な産業の一つとなっています。また、関東唯一の捕鯨基地である和田漁港を有しており、伝統的な食文化が継承されています。

農業では、温暖な気候や豊かな自然を生かし、米を中心に、びわや花き、たけのこ等の多彩な特産品が生産されており、また、酪農発祥の地でもあることから、地場産の牛乳を使ったチーズなどの乳製品が増えつつあります。

温暖な気候と海や緑豊かな自然環境に恵まれていることから、多くの観光施設や宿泊施設などがある、観光業の盛んなゾーンです。夏は海水浴、冬から春にかけては花摘みやいちご狩りといった観光とともに、サーフィン、SUPやダイビングなど多様なマリンスポーツも楽しむことができます。

さらに、多くの道の駅や直売所が点在しており、地元の新鮮な農林水産物や加工品等を販売するだけでなく、農業体験ができるところもあるなど、魅力ある地域資源となっています。

また、個人旅行客だけでなく、本ゾーンならではの自然環境を生かした教育旅 行の誘致や学生のスポーツ合宿など団体客の受け入れにも取り組んでいます。さらに、近年は、「食」による観光振興も盛んになっているとともに、豊かな自然の中での釣りや、キャンプやバーベキューなどのアウトドアアクティビティを目的に地域を訪れる人も多くなっています。

加えて、本ゾーンのいすみ市沖の海域が、再エネ海域利用法に基づく洋上風力発電に係る有望区域として選定されています。

3 まちづくり      

本ゾーンは、豊かな自然や歴史、文化等の地域資源を生かしたまちづくりが進められており、温暖な気候や海を生かした風光明媚なリゾート地、漁港や桟橋を中心とした港町、歴史的な建物が今も残る城下町のほか、先進医療機関を生かした医療・介護のまちづくりなども進められています。

また、アクアラインと一体となって広域的な幹線道路ネットワークを形成する圏央道の整備進展や館山道の全線4車線化などにより、東京・神奈川や東葛・湾岸ゾーン、内房ゾーンとの交流・連携機能の強化が図られています。

こうした温暖な気候や魅力あるまちづくり、道路ネットワークの充実・強化を背景として、多数の別荘群が立地するなど、首都圏における移住・二地域居住先としての人気が高い地域となっています。

ゾーンの方向性

≪海と緑に囲まれた自然環境や多様なライフスタイルの魅力を発信し、観光や移住・二地域居住などを促進することで地域振興を図る≫

 

本ゾーンは、多くの観光資源に恵まれ、首都圏有数の観光・リゾート地として多くの観光客が訪れるとともに、近年は、館山道や圏央道、アクアラインなどを活用した高速バス路線の充実により、通勤・通学範囲が広がり、また都心に近接しつつ、海や里山など豊かな自然環境を有することなどが魅力となり、都市部に暮らす人々を中心に移住・二地域居住先としての関心が高まっています。

 

そこで、圏央道の県内区間全線開通や、暫定2車線となっている圏央道や富津館山道路の暫定2車線区間の全線4車線化を促進し、長生グリーンラインをはじめとする国道・県道の整備を推進します。さらに、東関東自動車道館山線の富浦以南の計画の具体化、東京湾口道路の調査・研究の促進、外房地域を結ぶ高規格道路の検討など、広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化を図るとともに、鉄道や路線バス等の交通網を生かすことで、都心や他ゾーンからの「人・モノ・財」の流れを大きくしていきます。

房総半島の南に位置し、地震などの災害が起こった際には、交通が遮断され、孤立する集落が発生するおそれがあることから、緊急輸送道路ネットワークの充実・強化や食料の備蓄など孤立集落対策の強化を進めていきます。

 

農林水産業では、担い手不足を解消するため、スマート技術の活用を図るとともに、地域が一体となって行う新規就業者の育成・支援や、集落を支える多様な人材との連携に取り組みます。

 

また、海や漁村の地域資源の価値や魅力を生かした「海業」を推進し、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すよう取組を進めるとともに、豊かな地域資源を生かすため、「地域資源活用・地域連携サポートセンター」で6次産業化等に取り組む農林漁業者を支援することにより、都市部との交流を促進し、農山漁村の活性化を図ります。

深刻化する有害鳥獣被害については、地域ぐるみでの対策を推進するとともに、 捕獲した有害鳥獣を地域資源として活用する取組を支援します。

           

海や里山など豊かな自然環境などを保全し、その魅力を発信するとともに、一年中楽しめる自然環境を生かした体験型観光、マリンスポーツやサイクリングをはじめとする各種スポーツツーリズム、リゾート地等で余暇を楽しみつつ仕事を行うワーケーションの取組などを推進していきます。

さらに、圏央道やアクアラインなどの広域的な幹線道路ネットワークを生かし、インバウンド需要の取り込みに向け、外国人観光客の来訪も意識したプロモーションを推進し、成田空港や羽田空港からの更なる誘客を促進します。

 

さらに、都心や内房ゾーン等への通勤圏でありながら、海や里山などの豊かな自然や趣味を満喫するくらしや、のびのびとした環境での子育て、温暖な気候でのセカンドライフなど、様々なライフスタイルが可能であり、多くの人々が自己実現を図ることができる魅力的な地域であることを、市町と共に積極的に情報発信し、幅広い世代の移住・二地域居住の促進や地域への定着を図っていきます。

 

今後も、広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化や国道・県道の整備の進展による「人・モノ・財」の流れを取り込み、観光業や農林水産業の振興を促進しつつ、空き公共施設や医療機関等の地域資源の活用などにより、地域での雇用創出を図るとともに、豊かな自然環境等の魅力を積極的に発信し、交流人口や関係人口を更に増加させることで、地域振興を図っていきます。

 

注 南房総・外房ゾーンの「ゾーンの現状・特性」欄で数値を示す際には、次の市町村の数値を用いています。

 館山市、勝浦市、鴨川市、南房総市、いすみ市、大多喜町、御宿町、鋸南町

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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