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更新日:令和8(2026)年2月26日

ページ番号:833222

第2編第2章第3節 県づくりの方向性【ゾーンごとの方向性(香取・東総ゾーン)】|千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~

県民広報版

香取・東総ゾーン(PDF:2,845.1KB)

テキスト版

ゾーンの現状・特性

1 地域に暮らす人々           

本ゾーンには、県人口の4%に当たる約26万人が居住しています。ゾーン内の65歳以上の高齢者の割合は36%と、県全体の割合より8ポイント高く、また、15歳から64歳までの生産年齢人口の割合は55%となっています。

今後、ゾーン内の人口は、令和22年(2040年)には20万人を下回り、令和32年(2050年)には15万人まで減少、高齢化率は48%になると予想されています。

また、労働力人口に対する一次産業就業者の割合が14%と県内で最も高いー方、三次産業就業者の割合は61%と6つのゾーンの中で最も低くなっています。

成田市と茨城県への通勤・通学者が比較的多く、日常生活においてこれらの地域とのつながりを感じるゾーンです。

2 産業

本ゾーンは、県内最大の農業産出額を誇り、農業が地域の基幹産業として発展しています。稲作は利根川沿いの地域で水田の基盤整備が進み、優良な水田地帯が広がり、良質な早場米の産地として有名です。また、さつまいも、キャベツ、だいこんなどの露地野菜やトマト、きゅうりなどの施設園芸野菜が生産されているほか、植木の生産や、養豚業をはじめとした畜産も盛んに行われています。

水産業では、全国有数の水揚量を誇る銚子漁港を擁し、沖合に広がる豊かな漁場において、イワシ、サバ等の多獲性魚やキンメダイ、マグロ類等の高級魚を対象とした漁船漁業が盛んに営まれているほか、それらを利用した水産加工業も発達しています。また、日本各地の漁船を受け入れる総合漁業基地として大きな役割を果たしています。

また、水運に恵まれた地域性という歴史的背景から、醤油や酒などの伝統的な醸造業が盛んであり、さらに、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(以下「再エネ海域利用法」という。)に基づき、銚子市沖の促進区域における洋上風力発電事業の導入に向けた取組が進められるとともに、メンテナンス等での利用が見込まれる名洗港の整備も行われているところであり、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。

成田空港周辺地域では、空港の拡張事業や、圏央道や東関東自動車道水戸線などの広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化により、様々な産業の受け皿となるポテンシャルが高まっています。

加えて、「日本遺産(北総四都市江戸紀行)」に認定された香取市佐原や銚子市外川の町並み、「ユネスコ無形文化遺産」にも登録された300年の伝統を誇る「佐原の大祭」、国の重要伝統的建造物群保存地区に県内で唯一選定された香取市佐原の建造物群、国の重要文化財に指定された犬吠埼灯台などの文化財、「日本ジオパーク」に認定されている犬吠埼や屏風ケ浦などの多様な地形や豊かな自然、太平洋や利根川などを望む雄大な景色を有するとともに、各地域の温泉や、豊富で新鮮な農林水産物、いも掘りやいちご狩りなどの収穫体験も人気で、県内外から多くの観光客が訪れています。

3 まちづくり

本ゾーンでは、自然景観や歴史・文化などの地域資源を有効に活用し、各地で 個性豊かなまちづくりが進められており、中でも、水運を利用して「江戸優り(まさり)」といわれるほど栄えていた町並みの面影を残す、小野川沿岸や香取街道では、歴史的な景観を生かしたまちづくりや、地域に受け継がれる発酵文化を生かしたまちづくりが進んでいます。また、海匝地域では、漁村の町並みや、海岸の景観を生かしたまちづくりを進めるほか、民間事業者とも連携しながらあらゆる世代が交流し協働する生涯活躍のまちづくりが進められています。

圏央道の県内唯一の未開通区間である大栄・横芝間では、令和8年度(2026年度)までの開通を目指して整備が進められているほか、茨城県境から大栄間については、暫定2車線区間の4車線化と併せて、休憩施設として道の駅と連携したパーキングエリアの整備が進められています。また、圏央道の整備効果を東総・山武地域へ広く波及させる銚子連絡道路についても、令和5年度(2023年度)に開通した横芝光町・匝瑳市間に続き、匝瑳市・旭市間の整備に着手するなど、事業が着実に進んでいるところです。

空港周辺地域においては、周辺地域と空港との共生・共栄を目指し、航空機騒音に配慮しつつ、生活環境の改善や公共施設などの地域整備を進めるとともに、第3滑走路の新設などを含む成田空港の拡張事業の効果を、地域振興に結び付けていきます。

ゾーンの方向性

≪農林水産業の産地機能の更なる強化を図るとともに、成田空港、北関東・東北方面とのつながりを生かし、多様な産業展開を図る≫

 

本ゾーンは、農業、畜産業、水産業が発展した食料の一大生産地であるとともに、多彩な観光資源を有し、今後、洋上風力発電事業の進展も見込まれるなど、地域が持つポテンシャルは高く、広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化や成田空港の拡張事業を契機に、更なる活性化が期待されています。

 

茨城県のみならず北関東や東北方面などから、圏央道や東関東自動車道水戸線を経由した本県の玄関口であり、さらに、成田空港の拡張事業や圏央道の県内区間全線開通及び4車線化、東関東自動車道水戸線の全線開通、銚子連絡道路の整備が図られることから、これらによる広域的な「人・モノ・財」の流れの拡大を積極的に取り込みつつ、産業振興やまちづくりを進めていきます。

 

また、地域の生活や産業基盤の安定化等のため、幹線道路となる国道356号などの国道・県道の整備推進や、鉄道や路線バス等の交通網を生かすことにより、ゾーン内外の交流の促進を図ります。

空港周辺地域においては、成田空港の拡張事業や広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化により、飛躍的に高まるポテンシャルを生かし、空港の特徴や強みを生かせる産業の立地を促進していきます。

さらに、インターチェンジ周辺等において、市町と連携しながら、地域振興につながる産業の受け皿づくりを促進します。

             

農業では、生産者の高齢化や担い手不足等に対応するため、スマート技術の活用、農業経営体や集落営農組織の育成・支援を行うほか、農作物等を守るための有害鳥獣対策等に取り組みます。水産業では、若者を中心とした漁業への就業促進、収益力の高い漁業経営体への転換、大型漁船に対応した拠点漁港の整備などに取り組み、力強い産地づくりを推進するとともに、海や漁村の地域資源の価値や魅力を生かした「海業」を推進し、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すよう取組を進めます。

さらに、新鮮で多種多様な農林水産物の高付加価値化の促進、成田市場を活用した、さつまいもなどの海外輸出による販路拡大を促進します。

 

利根川を中心とした水辺空間や里山などの魅力ある自然景観、日本ジオパーク、伝統ある発酵文化、佐原の町並み等、「北総四都市江戸紀行」に認定された歴史的観光資源、道の駅、ふるさといも祭りや酒蔵まつりなどの地域資源を保存・継承・活用することで、郷土への愛着と誇りの醸成や地域の活性化につなげていきます。また、これらの魅力を生かした観光を推進するとともに、外国人観光客も意識したプロモーションを推進し、成田空港からの更なる誘客を促進します。

   

また、多様な産業展開や、雄大な海などの豊かな自然、多彩な食文化にあふれた本ゾーンの魅力を市町と連携し積極的に発信することで認知度の向上を図り、移住・二地域居住の促進や地域への定着を進めていきます。

 

今後も、成田空港の拡張事業や、圏央道・北千葉道路などの広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化を生かし、国家戦略特区制度等も活用しながら、広域的な「人・モノ・財」の流れを取り込み、農林水産業や観光業の更なる振興を図っていきます。さらに、空港を核とした国際的な産業拠点形成や銚子市沖の洋上風力発電事業の進展などにより新たな雇用を創出することで、地域振興を図っていきます。

 

注 香取・東総ゾーンの「ゾーンの現状・特性」欄で数値を示す際には、次の市町村の数値を用いています。

 銚子市、旭市、匝瑳市、香取市、神崎町、多古町、東庄町

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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