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ホーム > 県政情報・統計 > 組織・行財政 > 計画と評価 > 総合計画 > 千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~ > 千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~(県民広報版・テキスト版) > 第2編第2章第3節 県づくりの方向性【ゾーンごとの方向性(印旛ゾーン)】|千葉県総合計画 ~千葉の未来をともに創る~
更新日:令和8(2026)年2月26日
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本ゾーンには、県人口の11%に当たる約72万人が居住しています。ゾーン内の65歳以上の高齢者の割合は29%、15歳から64歳までの生産年齢人口の割合は59%と、いずれも県全体の割合と同程度となっています。
今後、ゾーン内の人口は、令和17年(2035年)には70万人を下回り、令和32年(2050年)には64万人まで減少、高齢化率は37%になると予想されています。
また、労働力人口に対する一次産業就業者の割合が3%、二次産業就業者の割合が19%、三次産業就業者の割合が78%となっており、おおむね県内の平均的な数値となっています。
東京や千葉市への通勤・通学者の割合が多い一方で、成田空港を有することもあり、昼夜間人口比率が100%を大きく超えている地域もあるなど、周辺市町村に対して大きな吸引力を持っています。
本ゾーンは、日本の空の表玄関である成田空港を擁し、空港内は約4万人が就業し、空港周辺や臨空工業団地を中心に物流関係企業や空港関連産業の集積が進んでいます。
千葉ニュータウンでは、北千葉道路沿線を中心に、国内外の世界的企業のデータセンターやマルチテナント型の物流施設群などの立地が進んでいます。
成田空港周辺地域では、空港の拡張事業、圏央道や北千葉道路などの整備による広域的な幹線道路ネットワークの充実・強化が進み、様々な産業の受け皿となるポテンシャルが高まっています。
また、成田市を中心とする成田商圏や印西市を中心とする印西商圏が形成され、大型店舗の立地が進むなど、周辺市町村からの吸引力を高めています。
佐倉工業団地、白井工業団地など、県内有数の内陸工業団地が整備されており、地域経済の拠点として大きな役割を果たしています。
さらに、東京へのアクセスが良く、印旛沼や利根川などの豊かな水資源や平坦な土地に恵まれていることから、日本なし、すいか、落花生の生産が盛んな地域であり、県内でも新規就農者や農業法人への就職が多い地域です。
年間約1,200万人の参詣客が訪れ、県内第2位の観光スポットとなっている成田山新勝寺をはじめ、佐倉城跡、武家屋敷群など「日本遺産(北総四都市江戸紀行)」に認定された歴史的観光資源が数多く存在するとともに、県立房総のむらなどがあり、外国人観光客にも注目されている地域となっています。
本ゾーンは、歴史的観光資源に認定された地区のみならず、印西市木下地区など歴史的な土蔵や町家を活用したまちづくりが活発に進められるとともに、鉄道や幹線道路の整備を背景として東京への通勤圏が拡大し、鉄道沿線を中心に住宅地の開発が進んできました。
特に、千葉ニュータウンにおいては、計画的で大規模な市街地の整備が進められてきたことに加え、近年、北総鉄道の運賃値下げなどもあって、更に需要が増しています。
空港周辺地域においては、平成30年(2018年)3月の国・県・空港周辺9市町・成田国際空港株式会社(以下「NAA」という。)で構成される四者協議会における合意を踏まえ、周辺地域と空港との共生・共栄を目指し、航空機騒音に配慮しつつ、生活環境の改善や公共施設などの地域整備を進めるとともに、第3滑走路の新設などを含む成田空港の拡張事業の効果を、地域振興に結び付けていきます。
≪成田空港の拡張事業等を生かしたまちづくりや空港を核とした国際的な産業拠点の形成などを行い、更なる地域の発展を図る≫
本ゾーンは、成田空港という国際的な「人・モノ・財」の交流・連携拠点を持ち、今後、成田空港の拡張事業や交通網の整備による利便性の向上が進み、地域のポテンシャルが飛躍的に高まることから、人口減少や高齢化が進む千葉県を支える地域として期待されます。
圏央道の成田空港に最も近い県内唯一の未開通区間である大栄・横芝間が令和8年度(2026年度)までに開通することで、県内全域が全線開通となり、圏央道とアクアラインが一体となって広域的な幹線道路ネットワークが形成され、生産性の向上、企業立地の促進、防災力の強化等が図られます。
あわせて、北千葉道路や、圏央道へのアクセス道路である国道296号や県道成田小見川鹿島港線、県道成田松尾線など成田空港周辺における国道・県道の整備、さらには成田空港及び周辺地域と圏央道を結ぶ、新たなインターチェンジの実現により、本ゾーンの交流・連携機能が一層強化されます。
千葉ニュータウン周辺地域では、成田空港の拡張事業や北千葉道路の整備の効果により、多様な産業集積や居住の場としての魅力が高まっていくことから、高付加価値を生み出す企業などの立地を促進することなどにより雇用の場の創出を図るとともに、交通の利便性や豊かな自然環境などの魅力を積極的に発信し、多くの人を地域に呼び込んでいきます。
空港周辺地域においても、成田空港の拡張事業や広域的な幹線道路ネットワークの整備により、飛躍的に高まるポテンシャルを生かし、空港の特徴や強みを生かせる産業の立地を促進していきます。
また、インターチェンジ周辺等において、市町と連携しながら、地域振興につながる産業の受け皿づくりを促進します。
農業では、恵まれた地理的条件を生かし、地域の特産品である、日本なしをはじめとした、農作物の生産力強化や高付加価値化の促進、海外輸出を含めた販路拡大などにより、更なる産地の発展を図るとともに、新規就農や企業参入等に向けた相談体制を整備し、意欲ある担い手の確保・育成を図ります。
また、農林水産物の輸出手続きにワンストップで対応可能な成田市場について、本ゾーンをはじめとする県産農林水産物の拠点としてだけでなく、今後整備される集客施設などによる魅力発信の場としても、活用していきます。
隣接する香取・東総ゾーンも含めた、日本遺産等の多くの歴史的資源を保存・継承・活用することで、郷土への愛着と誇りの醸成や地域の活性化につなげていきます。また、これらの魅力を生かし、国内はもとより、トランジット客の取り込みや外国人観光客も意識した観光地づくりに取り組むことで、ゾーン内への更なる誘客を図ります。
さらに、東京への通勤圏でありながら、受け継がれてきた水辺・里山などの豊かな自然環境を有する魅力や、成田空港の拡張事業等による地域での雇用増などを積極的に発信することで、様々な人を地域に呼び込むとともに、住みたい、住み続けたいと思う人たちを増やしていきます。
今後も、成田空港の拡張事業や、広域的な幹線道路ネットワークの整備進展等を生かし、国家戦略特区制度等も活用しながら、成田空港周辺のまちづくりや空港を核とした国際的な産業拠点の形成を進めることで地域振興を図っていきます。さらに、こうした取組や地域の魅力を国内外に戦略的に発信することで、「人・モノ・財」の流れを各地域に取り込みつつ、その効果を本県経済の活性化につなげていきます。
注 印旛ゾーンの「ゾーンの現状・特性」欄で数値を示す際には、次の市町村の数値を用いています。
成田市、佐倉市、四街道市、八街市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町
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