ここから本文です。

ホーム > 防災・安全・安心 > 防犯・犯罪被害者支援 > 犯罪被害者支援 > 千葉県犯罪被害者等支援推進会議 > 令和5年度千葉県犯罪被害者等支援推進会議の開催結果について

更新日:令和6(2024)年1月16日

ページ番号:628061

令和5年度千葉県犯罪被害者等支援推進会議の開催結果について

 1.開催日時

令和5年10月20日(金曜日)午後3時から午後4時55分まで

2.開催場所

県庁本庁舎5階大会議室

3.会議内容

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 委員の紹介
  4. 座長、副座長の選出
  5. 議事 千葉県犯罪被害者等支援推進計画に係る施策の実施状況について
  6. 閉会

4.出席委員(50音順)

伊東委員、大川委員、大橋委員、今野委員、澤田委員、増田委員

5.配付資料


6.結果概要

令和5年度千葉県犯罪被害者等支援推進会議の結果概要(PDF:314.7KB)

  • 令和4年度の千葉県犯罪被害者等支援推進計画に係る施策の実施状況について、事務局から説明し、6名の委員から意見をいただきました。

7.委員意見の概要

令和5年度千葉県犯罪被害者等支援推進会議における委員意見(概要)(PDF:139.8KB)

1事件直後から生活が一変する犯罪被害者等に対する迅速な支援の実施

千葉県犯罪被害者等見舞金制度の創設、無料法律相談制度の創設

  • 見舞金制度、無料法律相談について、案内のチラシや県のホームページでは、一切の親族間犯罪が支援の対象外と読める表記になっている。見た方に誤解が生じないよう、表記を工夫してほしい。

無料法律相談制度の創設

  • 令和4年度の無料法律相談の実績は20件だが、別途、実施されているワンストップ支援センターでの無料法律相談は69件となっている。さらなる周知が必要。
  • 犯罪被害者にとって、弁護士と早い段階でつながることは、とても重要。無料法律相談の制度の創設は、大変良い。併せて、広報の充実もお願いしたい。

犯罪被害者支援コーディネーターの増員と役割の充実

  • 関係機関が連携した支援が必要になる緊急案件や、複数の方が犠牲になるような大きな事件が起こった際に、コーディネーターの役割が発揮される。引き続き、有効な役割を担っていただきたい。

2県内のどの市町村に住んでいても同様に受けられる犯罪被害者等支援の実施

市町村担当課長会議・相談担当者向け研修の実施

  • 令和4年度の市町村職員に係る研修参加率が低調だった。今後、工夫を図るとのことだが、事後の動画配信なども検討してほしい。
  • 弁護士は、犯罪被害者支援の前線に立っており、様々な経験、知見を有している。「会議・研修の内容の工夫」を検討する際には、弁護士や弁護士会との連携も視野に入れてほしい。
  • 小さい市町村では、同じ職員が複数の業務を担当している。各部署で研修を開催するのではなく、DV被害者支援など、連携している部署でまとめて、研修を実施してほしい。また、ぜひ医学会も利用いただきたい。

市町村との連携強化に向けた犯罪被害者支援コーディネーターと県職員による全54市町村訪問

  • 令和4年度に、コーディネーターと全54市町村を訪問したというのは大きい。引き続き、市町村とコーディネーターとの密な交流をお願いしたい。また、市町村への積極的な情報提供も、継続してほしい。
  • 県内どの市町村に住んでいても同様に受けられる犯罪被害者等支援の実施を推進し、制度的な担保とするため、市町村も条例の制定をしてほしいと考えている。市町村の条例制定についても、県から市町村へのバックアップをしてほしい。
  • 犯罪被害者は、突然の事態に混乱し、様々な対応に追われ、冷静に必要な支援を求めることができない。被害者からの申出がない、予算がないといった理由で、市町村からの支援をしない、条例を作らないということがないようにしていただきたい。

3民間支援団体による安定的な犯罪被害者等支援の実施

  • 毎年、犯罪被害者支援養成講座を開催し、その中から新しい支援員を養成してきたが、安定的な犯罪被害者等の支援を実施するには、人材の定着、後継者の育成も課題の一つとなる。中堅どころ、中心となる人を支え、育てる仕組みが必要。近い将来に、検討してほしい。

4民間支援団体による安定的な犯罪被害者等支援の実施

  • 緊急支援体制の整備についても、市町村が担う役割は大きい。県内54市町村の体制構築に当たっても、市町村に細かに情報提供をしていただきたい。

5性犯罪・性暴力被害の潜在化防止・手厚い支援の実施

高校生向け出前講座の開催

  • 出前講座の3校は、トライアルだとしても、数が少ない。県、警察、産科婦人科医学会などが連携して、性教育の活動をしてほしい。
  • 出前講座の講師を担当したが、性犯罪に対してのスティグマ的なものを感じた。学校の先生方にも、少し講座をして、認識を一致させた方が良いのではないか。

ワンストップ支援センターで実施する医療支援について、カウンセリングの回数を拡充

  • ワンストップ支援センターでのカウンセリングの回数を拡充とあるが、ワンストップ支援センターは5回、警察は3年間無制限と格差がすごい。警察を通さない被害者の方は、とても多くいらしゃるので、その不公平さを危惧している。今後、検討していただきたい。

6その他、全般的な事項

  • 外国人、親族間犯罪など、公的支援が及ばない人もいるので、支援対象を限定するより、広げる方向で取り組んでほしい。
  • より良い支援を行うためには、お金がかかることも事実。県は財政面の拡充をしてほしい。
  • (公社)千葉犯罪被害者支援センター内に自助グループが発足した。同じような境遇、経験をした方々と集まって話をすることの大事さを改めて感じている。これからも、少しずつ話合いを続けて、より良い居場所になればと思っている。
  • 財政、人的資源など制約がある中で、どれだけ理念に近づけるような具体を図っていくかに尽きる。本計画においては、少しずつ進んでいる感じはある。ぜひとも、さらに進めてほしい。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部くらし安全推進課防犯対策推進室

電話番号:043-223-2333

ファックス番号:043-221-2969

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?