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更新日:令和6(2024)年4月1日

ページ番号:12850

研究ライブラリー(平成26(2014)年度)

  • 本研究報告に掲載されている内容は、平成25(2013)年度の研究実績です。
  • 各報告の研究者所属は、平成25(2013)年度のものです。
  • 研究報告の内容を転載・複製等される場合には、前もって企画連携室へ御連絡の上、利用許諾を得るようお願いします。
    千葉県産業支援技術研究所・企画連携室:電話番号043(231)4326

千葉県産食品バイオマスからの有用物質の抽出・転換についての研究
~スギバイオマスを利用した炭素系固体酸触媒の調製~

食品・バイオ応用室 大垣 佳寛、堀中 洸太

スギバイオマス及びスギから回収したリグニンを濃硫酸と加熱することにより固体酸触媒を調製し、セロビオース及び竹バイオマスの分解に適用した。これらの触媒は、セロビオースをグルコースに加水分解し、竹バイオマス中のヘミセルロースを加水分解してキシロースとアラビノースを生成した。これらの固体酸触媒は、従来用いられてきた硫酸などの鉱酸や、触媒用イオン交換樹脂などと代替可能であり、バイオマスからの有用な糖類への生産や化学原料への転換などに幅広く適用できることが期待される。しかし、150℃、6.0時間の再使用では、活性が少しずつ低下していく難点が見いだされた。高温高圧水中における使用に際しては、触媒の強度や反応方法の改善が必要であると考えられる。

環境反応型発光装置の開発
~GCを備えた高級言語による組み込み用マルチタスクOSの開発~

材料技術室 石川 隆朗

周囲の環境条件をセンサ等で読み取り、インテリジェントに反応し発光法を変化させるイルミネーション装置の開発を行う。インテリジェントなイルミネーション装置を開発するにあたって、GC(Garbage Collector)を備えた組み込み開発用高級言語の開発を行った。併せて、マルチタスクOSの機能を備えた。本研究で開発した処理系、OSをルネサスエレクトロニクス株式会社製マイクロプロセッサ、RX63Nを搭載したGR-SAKURAマイコンボード上に実装を行った。5×5のダイナミック点灯を行うLEDマトリクス上に5-queenの解を表示させた。

お問い合わせ

所属課室:商工労働部産業支援技術研究所企画連携室

電話番号:043-231-4326

ファックス番号:043-233-4861

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