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更新日：令和4(2022)年3月25日
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ちば県民だよりパラリンピック増刊号（令和3年8月）1面
| ちば県民だより増刊号 編集・発行／千葉県オリンピック・パラリンピック推進局開催準備課 |
開催準備課 広報・記録班 |
日本はオリンピックのメダル数に比べてパラリンピックのメダル数が極端に少ない先進国です。車いすスポーツは体育館が傷つくから、という誤解で体育館が借りられないなど、社会の理解が十分ではありませんでしたが、自国開催が決定し、練習環境は大幅に改善が進みつつあります。
日本は障害者スポーツを観戦した経験のある人も他の先進国と比べて少なく、自国でのパラリンピックを通して多くの方に障害者アスリートの世界を知っていただく、またとない機会だと考えています。
そして、「見る」だけでなく「体験」もしていただきたいと思います。
障害者スポーツは障害者“が”行うスポーツだけでなく、障害者“とともに”行うスポーツでもあります。健常者と障害者がともに同じスポーツで汗を流し、交流し、障害の特性を理解することにもつながります。
私も幕張メッセで開催されるゴールボール競技を体験した際、見えない中で向かってくるボールがいかに恐ろしいか実感しました。立っている場所も向いている方向も分からなくなる中で、足元にある突起を触ることで位置と向きが分かり、点字などがいかに重要かも実感しました。
パラリンピック開催を通じて、障害のある人もない人もともに生きる、共生社会の実現に向けて大きく歩みを進めることを願っています。
千葉県知事 熊谷俊人
県内開催の4競技（幕張メッセ）
車いすフェンシング
ピストと呼ばれる台に車いすを固定して行うフェンシング競技です。「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目があり、障害の種類や程度によって2つのクラスに分かれます。
日程 8月25日（水曜日）～29日（日曜日）
ゴールボール
1チーム3人がアイシェード（目隠し）を着用して戦います。攻撃は鈴入りのボールを転がしたり、バウンドさせたりして投球し、守備は鈴の音や相手の足音を聞き分け、体全体で防御します。
日程 8月25日（水曜日）～9月3日（金曜日）
テコンドー
キョルギ（組手）とプムセ（型）の2種目があり、東京2020パラリンピックではキョルギが採用されています。オリンピックのテコンドーと同様、鮮やかな蹴りに注目です。
日程 9月2日（木曜日）～4日（土曜日）
シッティングバレーボール
床にお尻をつき、座った状態でプレーする6人制バレーボールです。ボールは一般のバレーボールと同じです。コートは一般のものより狭く、ネットも低く設定されています。
日程 8月27日（金曜日）～9月5日（日曜日）
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