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更新日:令和7(2025)年5月30日
ページ番号:772336
千葉県は、浅海域の岩礁や干潟が多く存在し、海藻や海草が繁茂する藻場が広がっていますが、内房海域ではここ数年で磯焼けが拡大し、外房海域でも磯焼けの兆候が確認されています。
磯焼けの原因は諸説ありますが、本県海域では、主に「海水温の上昇」と「食害魚による被害」が原因と考えられることから、これらの課題解決に向けた実証事業を実施します。
(1)実施期間 令和7年4月1日から令和10年3月31日
(2)実施場所 保田漁港周辺海域
(3)事業概要
海藻の育成に必要な鉄分を豊富に含んでいる鉄鋼スラグ製品(人工石材)に、海藻の種苗を付着させた種糸を巻き付け、海中に設置します。
磯焼けの原因と考えられる「海水温」や「食害魚」の影響を確認するため、海藻の種類、水深、食害魚対策の金網の有無といったた条件を変えて複数回実施し、海藻がどのように成長するのかモニタリングしていきます。
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