ここから本文です。

更新日:令和6(2024)年3月18日

ページ番号:8260

農業労働力確保の取組

農林水産部担い手支援課

担い手の高齢化や減少が進む中、県では、農業の労働力確保の取組として、平成30年度から多様な労働力の確保のための新しい仕組み作りに向けた関係機関との検討会議(県域・地域)や就業環境を改善するための更衣室・トイレ・居住施設の設置などを支援しています。

1関係機関との検討会議の開催

県域において、多様な労働力の確保のための新しい仕組み作りに向け、関係機関による検討会議を行っています。

2労働力確保に取組む経営体への支援

(1)農業労働力確保対策就業環境整備事業

認定農業者が新たに雇用することを前提に、就業環境を改善するための施設(トイレや居住施設等)を整備する経費に補助金を交付します。

(2)農業雇用条件改善推進事業

認定農業者が就業規則の制定や労働保険の加入など雇用条件の改善に取り組んだ上で新たな雇用をした場合に補助金を交付します。

3農業者のための雇用受入れガイドブック

「人を雇ってみたいけれど、何から始めればいいのかな?」
そんなお悩みのある方向けのガイドブックを作成しました。ぜひご覧ください。

4農業労働力の求人・求職について

(1)職業紹介事業※を実施している機関

※求人及び求職の申し込みを受け、求人者と求職者の間の雇用関係の成立をあっせんすること。

無料職業紹介事業

有料職業紹介事業

(2)求人WEBサイト「ちばの農業で働こう!」

千葉県農業者総合支援センターでは、県内農業者の労動力確保を支援するため、農業の求人WEBサイト「ちばの農業で働こう!」を開設しています。

5農業労働力確保の研修会の開催

・調整中です。

6梨の花粉確保に関する、「アルバイト・ボランティア向け」及び「受け入れ農業者向け」資料

 国内への侵入を警戒している梨の病害「火傷病」が中国で発生したことを受け、中国からの火傷病菌の宿主植物(なし等の花粉等)の輸入が停止されました。これにより、生産者では必要な自家採取量の増加に伴い、働き手の確保が必要とされることから、産地の市役所や農業協同組合では、アルバイトやボランティアの確保、紹介を行っています。

 互いに気持ちよく安全に作業が行われ、今後も継続されることを目的に、事前準備や当日の対応と作業に関する基本情報や配慮する点についてまとめましたので、参考にしてください。

初めてアルバイト・ボランティアをする方へ チラシ(PDF:941.6KB)

ボランティアを受け入れる農業者の方へ チラシ(PDF:488.7KB)

7農業以外の企業による労働力の補完の実証試験について

農業従事者の減少や高齢化に加え、人口減少により労働力不足が深刻化している。そこで、多様な人材の活用による労働力確保対策の一環として繁閑期の異なる他産業の企業による地域農業への労働力支援の実証試験を行い、効果及び課題を確認し、継続性のある取り組みを目指して検証を行っています。

課題名「企業による地域の新規就農者のイチゴ経営への労働力支援」

人手不足となっている地域の農業者に対して、労働力支援を行い、その効果及び課題を確認します。また、企業の事業として、経費や人材管理・育成、地域貢献性等についても確認します。それぞれの効果や課題から、本事案の継続性をはじめ、類似の取組の普及に向けた検証を行います。

実証試験実施企業:土佐工業株式会社(建設業)
連携農業者:船橋市内のイチゴ経営の新規就農者
実証期間:令和5年10月~令和6年3月
作業内容:イチゴ栽培管理
実施状況:

イチゴの葉を取り除く作業の様子

イチゴの葉を取り除く作業の様子

イチゴの不要な実を取り除く作業の様子

イチゴの不要な実を取り除く作業の様子

このような農作業(一部)の受託に関心のある企業がありましたら、一度ご相談ください。
なお、条件によっては、御紹介できないことがありますので、ご了承ください。

8農福連携の推進について

農福連携は、障害のある方が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会活動に参加できるように促す取組です。また、農業者は労働力不足の解消につながるなど、双方にメリットのある取組です。

1関係機関との農福連携プロジェクトチームの設置

農福連携の推進を図るため、農福連携プロジェクトチームを設置しています。

2農福連携の紹介動画

農福連携について知っていただくために、YouTube千葉県公式PRチャンネルに動画を掲載しました。ぜひご覧ください。

YouTube千葉県公式PRチャンネル外部サイトへのリンク「再生リスト」の「くらし・福祉・健康」からも視聴できます。

チラシ(PDF:178.3KB)もご活用ください。

3資料、パンフレット

  • 農福連携に関心をお持ちの方向けに、パンフレットを作成しました。

 「農福連携」はじめてみませんか?(PDF:882KB)

  • 農業と福祉の基本情報に加え、具体的な取組の流れや事例をご紹介した資料を作成しました。

 はじめてみよう!農福連携ガイドブック(PDF:4,228.1KB)

※ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。

4農福連携関連機関等リンク集

5農福連携啓発セミナー、研修会等

令和5年度千葉県農福連携セミナー ~ 一緒に働いて、知った可能性 ~

目的

 千葉県では、障害のある方が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会活動に参加できるように促す、農福連携を推進しています。
 農業者にとっての農福連携は、働き手の確保だけではなく、障害のある方と一緒に働くことで経営や作業上の課題を見つけることができ、それらを改善することで農業経営発展に生かすことができる取組です。
 そこで、福祉事業所への農作業委託をきっかけに、農業経営の発展を実現している事例を学ぶとともに、新たに取組を始めた県内の農業者と福祉事業所の職員から、それぞれの立場で知ったことや工夫したこと等をお聞きします。

主催

千葉県農林水産部担い手支援課

対象者 

千葉県内の農業者、農業及び福祉関係団体職員、行政機関等(60名)

日時 

令和6年3月25日 月曜日 午後1時30分~午後4時

会場 

ホテルプラザ菜の花 3階 菜の花(千葉市中央区長洲1-8-1)
(車でお越しの場合は、近隣の有料駐車場の利用をお願いします。)

内容
  1. 講演「農福連携による作業改善と経営発展」
    有限会社照沼(てるぬま)農園 代表取締役 照沼 洋平 氏(茨城県水戸市)
  2. 千葉県内での農福連携の事例紹介
  • 千葉県の農福連携の取組紹介
  • 令和5年度農福連携実証試験(お試しノウフク)事例紹介

【事例1】ニンジンの出荷時の袋詰め作業
<農業者>
片桐 信哉 氏(千葉市(ほ場))
<福祉事業所>
社会福祉法人オリーブの樹
就労継続支援事業B型 オリーブ鎌取福祉作業所(千葉市)
職業指導員 安生(あんじょう) 貴行 氏

【事例2】コカブの出荷時に外葉を取り除く作業
<農業者>
株式会社FARM OKANO
<福祉事業所>
特定非営利活動法人はんどいんはんど東総
就労継続支援B型・就労定着支援 ひまわり工房(旭市)
支援員 横山 康子 氏

詳細は下のリンクからイベントの詳細ページ又はチラシをご覧ください。
イベントの詳細ページ「令和5年度 千葉県農福連携セミナー ~ 一緒に働いて、知った可能性 ~」

令和5年度 千葉県農福連携セミナー チラシ(PDF:1,193.7KB)

9不法就労防止について

外国人が在留資格の範囲内で能力を十分に発揮し、適正に従事し活躍できるよう、外国人の雇用・受入れに当たっては、経営者として守らなければならないルールや配慮すべきことを理解、遵守することが必要です。

外国人を雇用する経営者は、外国人の雇入れ・離職の際に、労働者の氏名、在留資格などをハローワークへ届け出ることが義務づけられています。外国人を雇用する場合は、リンクを参考に、在留カードの在留資格や就労制限の有無等を確認してください。

不法就労(不法滞在者が働く場合等)は法律で禁止されています。不法就労させた事業主も処罰の対象です。たとえ、不法滞在者であることを知らなかったとしても、罪に問われることがあります。

外国人を雇用する際は、出入国管理及び難民認定法や労働基準法等の関係法令を守り、適切に受入れを行ってください。

農業者のみなさまへ ~ダメ、絶対!不法就労!!~(PDF:461.8KB)

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課経営体育成班

電話番号:043-223-2905

ファックス番号:043-201-2615

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?