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更新日:令和4(2022)年1月17日

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平成27年度千葉県水産総合研究センター一般公開の開催結果報告

千葉県水産総合研究センターでは、平成27年11月29日(日曜日)に南房総市の千倉漁港において一般公開を開催しました。

一般公開は、当センターで行っている仕事の紹介や、施設見学や各種体験を通じて地域の水産業に対する理解を深めていただくことを目的に平成15年度から実施しています。

今年度は初めて研究施設から飛び出して、同日開催の地元の南房総市産業まつりにブースを構え、「たのしく学ぼう、海とさかな!~体験しようちばの水産~」をテーマに、最新の試験研究の展示をはじめ、水総研クイズ、ミニ水族館、プランクトン観察、ロープワーク教室、水中テレビロボット操作体験、漁業調査船「ふさみ丸」見学などの催しを行いました。

当日は好天にも恵まれ、当センターのブースに約1,800人の来場がありました。

開催内容

研究成果展示

研究成果のパネル展示と併せて、背びれと腹びれに3本の棘があり、扱いにくいなどの理由から本県ではあまり利用されていないギマを使った唐揚げの試食と、当センターが共同開発した技術を使った魚用品質状態判別装置による脂肪率測定の体験をしていただきました。

研究成果展示でギマを試食しています

おさかな缶バッチがもらえる!水総研クイズ

各研究所、研究室の紹介と併せて、それぞれの研究内容と関係するクイズを出題し、正解した方にはオリジナルの「おさかな缶バッジ」をプレゼントしました。

水総研クイズでクイズに答えています

ミニ水族館

地元の千倉の磯で採集した、チョウチョウウオ、オヤビッチャ、シマスズメダイ、イソスジエビなど、日頃はあまり目にすることがない色とりどりの魚たちを観察していただきました。

ミニ水族館できれいな魚が泳いでいます

プランクトン観察

鴨川市の海で採集したカイアシ類を中心としたプランクトンを、生きたままの状態で顕微鏡を使って観察していただきました。

プランクトン観察で顕微鏡をのぞいています

ロープワーク教室

船を係船するときなどに使い、アウトドアや日常生活でも活用できる「もやい結び」、「まき結び」、「本結び」を学んでいただきました。

ロープワーク教室でロープの縛り方を学んでいます

水中テレビロボット操作体験

海底に設置した魚礁の調査などに使う水中テレビロボット(ROV:Remotely Operated Vehide)を、漁港の中で操作を体験していただきました。

操作していただいた水中テレビロボット

漁業調査船「ふさみ丸」見学

当センターに所属する、カツオやイカの漁場調査などを行っている漁業調査船「ふさみ丸」(62トン)を見学していただきました。

ふさみ丸見学で船を見ていただきました

後援団体の紹介

今回、一般公開を開催するにあたって、以下の地元自治体及び関連団体から後援をいただきました。

南房総市、館山市、鴨川市、千葉県教育委員会、南房総市教育委員会、館山市教育委員会、鴨川市教育委員会、(公財)千葉県水産振興公社

 

当センターでは、今後も様々な機会を通じて、千葉県の水産業の魅力や水産研究情報を県民の皆様に紹介してまいります。

 

ちーばくんも参加しました

お問い合わせ

所属課室:農林水産部水産総合研究センター企画調整室

電話番号:0470-43-1111

ファックス番号:0470-43-1114

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