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更新日:令和6(2024)年3月18日

ページ番号:8485

粒が大きく、品質と味が良く、作りやすい水稲中生(すいとうなかて)品種「ふさこがね」

8月下旬に収穫できるお米で、「ふさおとめ」よりもさらに粒が大きく、品質・食味が良いと評判の高い中生品種です。穂が出る前の低温や籾が成熟する時期の高温による障害を受けにくく、また、倒れにくいため、安定した収量が確保できます。ふっくらと炊き上がり、色白でつやがあり、やや軟らかく、もっちりとした食感です。冷めても硬くなりにくいため、おにぎりや太巻き寿司にも最適です。

この記事に関するファイルは、下記リンクよりご覧になれます。
粒が大きく、品質と味が良く、作りやすい水稲中生品種「ふさこがね」(PDF:164KB)

1成果の内容

(1)粒で、品質が低下しやすい高温年(気温の高い年)でも玄米外観品質に優れます。

玄米の大きさの比較(20粒当たり)

玄米の大きさの比較(20粒当たり)

高温年(平成14年)における玄米の整粒・未熟粒の割合

高温年(平成14年)における玄米の整粒・未熟粒の割合

(2)コシヒカリ」に負けない良食味です。

食味試験による美味しさの評価

(3)風などでも倒れにくいため、安定した生産が可能です。また、稲の主な病気である「いもち病」に強いため、農薬を減らした栽培にも対応しやすい品種です。

2普及の状況

令和元年度の県内作付面積は11,600haであり、うるち品種の2割を占め、千葉県においては「コシヒカリ」に次いで多く作られています。

3問い合わせ先

千葉県農林総合研究センター稲・畑地園芸研究所田利用研究室
0478-56-0002

4掲載年月

平成30年1月(令和3年3月更新)

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター研究マネジメント室

電話番号:043-291-0151

ファックス番号:043-291-5319

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