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ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 農林総合研究センター > 農林総合研究センターの視察 > 野菜・花き研究室 Vegetable Crops and Ornamental Plants Laboratory
更新日:令和8(2026)年8月18日
ページ番号:8286
千葉県南房総地域は、冬も温暖な気候が特徴です。野菜では、水田を利用したレタスやナバナ等の生産が盛んで、また観光・直売需要のあるイチゴ栽培も行われています。花きでは、ストックを始めとした切り花が生産され、首都近郊における重要な産地になっており、近年では夏においてもヒマワリ等の生産が盛んになっています。
このような状況も踏まえて、当研究室では、野菜について南房総地域の特産野菜と県下全域の温室メロンの生産振興支援のための試験研究を推進しています。また、ナバナについては、本県に適し有利性を発揮できる独自の品種改良を進め、花きでは、切り花の生産振興支援のための試験研究を推進するとともに、消費拡大につながる切り花の品質管理技術の開発に取り組みます。君津地域特産のカラーでは、産地に適し有利性を発揮できる独自の品種改良を進めます。
県南地域で食用ナバナの根こぶ病が多発し、根こぶ病抵抗性品種の開発が求められています。根こぶ病抵抗性遺伝子を有し、花蕾色が濃い母本と側枝の発生が多く収量性に優れる母本を育成し、DNAマーカー選抜や採種性及び収量性の評価により、強度根こぶ病抵抗性を有し高品質な早生新品種を選抜します。

[写真]交配を行ったナバナ母本
観光・直売イチゴは、南房総地域でも主要な販売形態となっていますが、観光客が増加する3月以降に食味の低下や着色不良等が発生しています。そこで、着色不良果の発生及び食味の低下を抑制する栽培管理方法を明らかにします。

[写真]南房総地域の観光イチゴ園
切り花ストックは、千葉県を代表する切り花品目ですが、近年、生産者の高齢化により生産量が減少しています。慣行栽培は、播種箱に播種し、一重咲きになる個体を取り除く八重鑑別という作業が必要で生産者にとって大きな負担となっています。そこで、八重鑑別が不要なオールダブル品種の直播栽培の技術を確立し、八重鑑別や定植の省力化を目指します。

[写真]ストック播種の様子

[写真]ストック栽培の様子
カラー主産地の君津地域では、疫病抵抗性品種「ウェディングマーチ」が主に栽培されています。しかし、開花時期が遅い欠点があります。そこで、年内開花率が高く、切り花草姿が優れて疫病に強い新品種の育成を進めています。

[写真]交配用に開花させたカラー
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