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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 学校教育 > 魅力ある県立学校づくり > 千葉県県立学校チャレンジ応援基金 > 千葉県県立学校チャレンジ応援基金寄附金を活用したプランの実施報告
更新日:令和7(2025)年7月7日
ページ番号:617828
御寄附いただいた寄附金を活用し、以下の県立学校でプランを実施しました。
御寄附をいただいた皆さま、あたたかい御支援をいただきありがとうございました。
集まった寄附金の一部を活用して、外部講師による進学講座を実施しました。
東大・京大をはじめとした難関国公立大学や国公立大学医学部等への進学を見据えて、外部学習塾講師による保護者対象の進路学習会を開催しました。高等学校で学ぶことの意義や大学進学の分岐点等に触れながら、親の役割についてご講演いただき、非常に満足度の高い講演でした。
千葉中学校3年生の希望者70名が、アメリカ合衆国マサチューセッツ州のハーバード大学やマサチューセッツ工科大学で、キャンパスツアーやサイエンス・アクティビティ等を体験する5泊7日の海外異文化学習を実施しました。
サイエンス・アクティビティでは、学校の授業で行う化学実験が実社会でどう生かされているかを理解するために、インクの成分分析や未知の粉の分析、指紋採取など犯罪捜査でも行われる実験を体験し、また、マサチューセッツ工科大学で研究を行っている日本人の方を講師にお招きし、「未来のつくり方」と題して御講演をいただきました。
参加した生徒たちは、中学校での英語学習を生かし、英語によるコミュニケーションを行い、現地の文化や歴史、科学技術などに触れたり、様々な国から集まった大学生との交流を深めたりして視野を広げるとともに、自国の文化やよさ、自身の在り方についても見つめ直す機会となりました。
コロナ禍で中止していた海外姉妹校への生徒派遣留学プログラムを実施することができました。ホームステイと姉妹校での授業への参加を通して、生きた英語や生活、文化に触れた生徒からは、「英語が嫌いで不得意だからこそ、あえて挑戦してみようと思いプログラムに参加しました。最初は楽しめるか不安だったアメリカでの生活は、毎日が本当に充実していました。狭い日本でしか暮らしたことのない私は、こんな自由で広い世界があるんだと、実感しました。英語が好きになり、もっと英語を勉強して、またホストファミリーに会いに行きたいです。」という英語に対する考え方が変わったとの声も寄せられました。
学習塾や企業等と連携した教育の機会を通して、高い志を持つ子供たちの進路実現に資することを目的に始めた当プロジェクトの取り組みの一つとして、生徒の知的好奇心の喚起を目指す外部講師による「白熱教室」を開催しました。
『学問の視点から日常を捉え直す』というテーマで行われた回では、学校にある胸像は、金や銀ではなく、なぜ銅でできているのかなど、これまで意識しなかった日常の景色を学問の視点として捉えることを学びました。生徒達からは、『これまで考えたことのない視点から物事を捉える大切さを知った。』『深く考える楽しさを知った』という新たな視点を得た喜びの声が寄せられました。
文化系部活動の充実した活動のために、写真画像の編集が手軽にできるパソコンを整備することができました。
写真部の生徒からは「これまでのパソコンでは写真編集に際して、重いデータ処理が難しかったけど、このパソコンを使うことで、作業をスムーズに行うことができるようになり、作品作りの幅が広がった。」との声が寄せられ、全国高等学校総合文化祭のための出品作品を完成させることができました。
肢体不自由児の興味関心の幅や主体性の拡充に向け、視線でパソコン操作が可能となる視線入力装置や視線入力に対応可能なスペックのパソコン及び必要な周辺機器を整備することができました。
風船わりゲームにチャレンジ!動く風船を注視することで、弾が発射して風船が破裂します。目の機能維持や機能訓練につなげ、自己表現の幅を広げていきます。
また、射的ゲームにもチャレンジしました。
景品を一定時間注視することで、弾が発射します。視線をマウス代わりに使うには、たくさんの練習が必要ですが、「ゲームは楽しい」との感想がありました。
肢体不自由児の身体の動きにおいて、もてる力の維持・増進を図るため、身体の状態に対応できるセンサー(手指の骨格や動きを検知するセンサー、腕や足など四肢の動きを検知するセンサー、壁や床面に映した映像を直接タッチすることが可能になるレーザーセンサー)やそれらに対応可能なパソコン、プロジェクターを整備しました。
自らのほんのわずかな動きや声をセンサーが感知して、スクリーン等に映し出された映像が変化するなど、デジタルツールを活用して、児童生徒の興味関心を広げるとともに、「自分でできた」という感覚を養い、主体性を引き出すことに期待が持てると考えています。
千葉県内の公立高校では初めての取り組みである「朝の10分間読書」を実施し、今年度で23年目を迎えます。年に1回、全校生徒の読書活動の集大成として、「ビブリオバトル」を実施し読書体験の充実を図るとともに、図書委員会が中心となって、読書交流会や読み聞かせ、朗読劇を近隣小学校や特別支援学校等との交流活動の中で行っています。
この度、寄附金を活用することで大型モニターと講演台、マイクなど講演環境を整備し、本校生徒が交流活動を行っている小・中・特別支援学校の先生方や、保護者・近隣住民・関係機関の方が委員である「開かれた学校づくり委員会」開催日に「ビブリオバトル」を実施しました。会場のどこからでも鮮明に見え、発表もしやすいと大変好評でした。
児童生徒の様々な障害に応じた指導を行っていくために、大型テレビモニター、テレビスタンド等の視聴覚機器を整備しました。生徒が説明発表する際も視覚的に見やすく発表のしやすい環境を整備することができました。
タブレットに記入した説明を投影した授業やグラフを使った授業において、購入した大型モニターを活用しました。生徒からも画面が大きくきれいで見やすくなり授業が受けやすくなったとの声が寄せられました。
千葉県立銚子商業高等学校が行う体験入学や文化祭などのイベントで学校の魅力をPRするため、また、生徒が愛校心と本校生徒としての誇りを持つことを醸成するためにイメージキャラクターの着ぐるみを制作しました。デザインも全校生徒から募集したイメージキャラクターです。これから学校の様々なイベントに登場しますのでお楽しみに!!
病気療養等により室外での体験活動に制約ある児童生徒の学習機会を拡大する方法として、映像による仮想空間と光やにおい、振動、その他触覚素材等を組み合わせて感覚に働きかける空間を作るプランの一部を実行しました。
児童生徒がリラックスできる空間を作成するためのスヌーズレン機器及びVRゴーグル等を購入し、学びの充実と地域交流に使用します。
チャレンジ応援基金を利用してピッチングマシンを購入させていただきました。
ピッチングマシンを導入することにより練習量の確保、練習の効率化をこれまで以上に進めることができ、本校が目指す文武両道を実現する上で欠かせないツールになると確信しています。
生徒たちは、ピッチングマシンを導入することで、「バッティング練習の機会が増える」、「自主練習のバリエーションが増える」などのメリットがあることを実感しています。
このピッチングマシンを最大限活用して、本校の野球部創部以来の目標である甲子園出場を実現できるよう日々努力して参ります。
外部講師による部活動指導を行いました。
プランを活用した部員たちからは、講師の指導によって、スポーツの楽しさや達成感をより感じられたので、プランを活用することができて良かったとの声が寄せられました.
野球部が遠征する際のバス代として活用しました。
より効果的に百周年記念館を利用するために、百周年記念館の空調機器を整備しました。
野球部のバッティング練習用として、バッティングゲージを整備しました。
昨年度に引き続き海外姉妹校への生徒派遣留学プログラムを実施し、授業への参加を行うほか、ニューヨーク都市研修も行いました。また、体験型英語学習施設において留学体験施設体験プログラムに参加したり、総合学科「産業社会と人間」の授業の一環である地域研修として、匝瑳市飯塚にある地域産業施設(ソーラーシェアリング)を見学する等のキャリア教育ツアーも行いました。
昨年度に引き続き、生徒の知的好奇心の喚起を目指す外部講師による「白熱教室」に参加するほか、特進クラスオリエンテーション合宿を行いました。東大大学院の見学、大学1年生の本校卒業生との意見交換、自分の将来の目標発表といったプログラムを通して、難関大学を目指す生徒の気持ちを形成し、高めることができました。
また、東京大学学園祭や都内企業の見学、地元塾講師による夏期課外講習への参加、卒業生進路講演会の開催等を実施し、生徒の勉強に対するモチベーションが高まりました。
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