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更新日:令和7(2025)年7月31日

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特別免許状について

特別免許状の概要

制度の概要・目的

 特別免許状は、教員免許状を持っていないが優れた知識経験等を有する社会人を教師として学校現場に迎え入れることにより、学校教育の多様化への対応や、その活性化を図るために授与することができる免許状です。

千葉県教育委員会から特別免許状のご案内です。
専門的なスキルや経験を生かして、学校の先生になりませんか?(千葉県教育委員会)(PDF:366KB)

文部科学省から特別免許状のご案内です。
学校の先生になりませんか?「特別免許状」のご案内(文部科学省資料)(PDF:793.9KB)  
特別免許状及び特別非常勤制度について(文部科学省ホームページ)外部サイトへのリンク

千葉県が公立学校において「特に」今求めている教科(その他の教科も歓迎です)

次の1又は2のいずれかに該当することが、特別免許状授与の目安となる要件

  • 高等学校(福祉)
  1. 正規採用の介護福祉士として3年以上の実務経験を有すること
  2. 介護福祉士資格を有し、介護福祉士養成機関(福祉科を設置する高等学校を含む。)の専任教員(福祉科での勤務経験を有する実習助手及び非常勤講師を含む。)として3年以上の実務経験を有すること
  • 高等学校(看護)
  1. 正規採用の看護師、保健師、助産師として、3年以上の実務経験を有すること
  2. 看護師、保健師、助産師のいずれかの資格を有し、看護師養成機関の専任教員(実習助手を含む。)として3年以上の実務経験を有すること
  • 高等学校(水産)
  1. 正規採用の3級以上の海技士(航海士、機関士、又は通信士)の資格が必要な実務経験を有すること
  2. 3級以上の海技士(航海士、機関士、又は通信士)の資格を有し、海技士養成機関(水産課を設置する高等学校を含む。)の専任教員(水産科での実務経験を有する実習助手及び非常勤講師を含む。)として3年以上の実務経験を有すること

特別免許状につなぐための調査用紙(ちば電子申請サービス)

ちば電子申請サービス外部サイトへのリンクによる、特別免許状に関する調査用紙(教員免許を持たない方の学校への入職希望調査)はこちらです。

  • この調査用紙は教員免許状を持ってはいないものの優れた知識経験等を学校現場で活かしたい方と、迎え入れることを希望する学校とのマッチングを目的としたものです。
  • 登録された情報は、教職員課にて保有・管理され、勤務希望地域を所管する教育事務所等に提供されます。
  • 検索キーワードに「特別免許状につなぐための調査用紙」と入力して検索してください。
  • 利用者登録せずに申し込むことも可能です。

ちば電子申請サービス外部サイトへのリンクはこちら(申請ページ)
ちば電子申請サービスについてはこちら(サービスについてのご案内のページ)


特別免許状を有する教員の活躍している様子

高等学校(福祉)(PDF:191KB)
実際に教員として勤務してみてのやりがい・感想や、これから特別免許状の授与を受けて教員として勤務する方へ向けてのメッセージ。

授与できる免許種類・教科

  • 小学校、中学校、高等学校の全教科(注1)(注2)
  • 特別支援学校の自立教科等(理療、理容、自立活動等)

(注1)小学校の特別免許状は教科ごとの授与となり、当該教科のみ担任することができます。
(注2)幼稚園の特別免許状はありません。

特別免許状の効力

 千葉県教育委員会で授与した特別免許状は、千葉県内のみ有効です。普通免許状と同様に、教科について教授することができます。免許状に有効期間はありません。

普通免許状への上進

 特別免許状を有する者は、3年以上の在職年数と所定の単位の修得によって、普通免許状を取得することができます。

授与手続に関する情報

申請手続

  • 教育職員に任命し又は雇用しようとする者から推薦されること。
  • 都道府県教育委員会が行う教育職員検定に合格すること。

 ※特別免許状の取得を希望する場合は、まずは働きたい学校の任命又は雇用しようとする者(公立学校の場合はその学校を所管する教育委員会、国立学校・私立学校の場合は国立大学法人・学校法人等。)に専門的な知識・経験やスキル等を踏まえて御相談ください。
 ※ 現在、働きたい学校が具体的にあるわけではないものの、通勤できる範囲でどこかの学校で働きたい、などの場合は、教員免許状を持ってはいないものの優れた知識経験等を学校現場で活かしたい方と、迎え入れることを希望する学校とのマッチングを目的とした調査用紙にまずは登録しておくことも可能です。

審査実施方法(検定項目)

検定項目1 書類による審査
(1)教育職員免許法第5条第1項各号のいずれに該当しないこと。
(2)教員の職務を行うに必要な健康状態であること。

検定項目2 受検者の教員としての資質を有することの書類審査
(1)教科に関する専門的な知識又は技能を有すること。
(2)社会的信望、教員の職務を行うのに必要な熱意と識見を有すること。

検定項目3 任命権者等の推薦による、受検者の社会的信望、教員の職務を行うのに必要な熱意と識見、学校教育が効果的に実施されることの確認
検定項目2(2)について良好であることに加え、次の(1)から(3)の観点から、受検者を配置することにより学校教育が効果的に実施されることを、推薦書や申請理由書で確認できること。
(1)受検者を配置することにより実現しようとしている教育内容・教育課程が適当であること。
(2)受検者に対し、特別免許状を授与する必要性があること。
(3)研修計画の立案、実施、学習指導要領等の共通理解のための体制、特別免許状所有者の配置割合について良好であること。

検定項目4 検定項目2・3について良好であるとされた内容が、授業観察、面接等で認められること

検定項目5 受検者の教員としての資質について、検定委員2名以上から聴取(面接)した意見を参考にして合否を判定

詳細については、こちらを確認ください。

【千葉県版】特別免許状に係る提出書類及び教職員検定基準(PDF:108.8KB)

受付時期

 4月から2月末(随時)

 ※申請から授与までに相当期間を要しますので、余裕をもって御申請ください。

千葉県における特別免許状の授与状況(括弧内の数値が授与件数)

令和4年度 23件

小学校(3)・・・理科(1)、外国語(英語)(2)
中学校(9)・・・理科(1)、外国語(英語)(8)
高等学校(11)・・・理科(1)、外国語(英語)(10)

令和4年度特別免許状授与件数(PDF:33.3KB)

令和5年度 84件 

小学校(55)・・・社会(5)、算数(9)、理科(6)、図画工作(6)、家庭(5)、生活(6)、体育(5)、外国語(英語)(12)、外国語(仏語)(1)
中学校(13)・・・社会(1)、数学(1)、技術(2)、外国語(英語)(9)
高等学校(16)・・・数学(1)、家庭(2)、看護(3)、福祉(2)、外国語(英語)(7)、外国語(韓国語)(1)

令和5年度特別免許状授与件数(PDF:46KB)

教員採用選考に関する情報

特別免許状を活用した採用選考の案内

 千葉県教育委員会では、公立学校教員採用候補者選考において、高等学校の一部教科について、教員免許の有無に関わらない採用選考を実施しています。詳細は令和8年度(7年度実施)千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考のご案内(令和7年度の受付は終了しています。令和9年度(8年度実施)の選考については、最新の情報を確認してください。)を参照してください。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部教職員課任用室任用・免許班

電話番号:0120-23-1008

ファックス番号:043-225-2374

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