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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 文化財の指定と登録 > 新指定・登録の文化財 > 選定保存技術の選定及び保持者の認定について(令和8年7月17日)
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更新日:令和8(2026)年7月17日
ページ番号:864448
発表日:令和8年7月17日
教育庁教育振興部文化財課
国の文化審議会は、令和8年7月17日(金曜日)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、文部科学大臣に対し、「三味線駒製作」を選定保存技術に選定すること及び市川市在住の大河内正信氏を保持者として認定することを答申しました。この結果、官報告示の後に、千葉県内の選定保存は、表具用刷毛(はけ)製作、歌舞伎鬘(かつら)製作、漆工品(しっこうひん)修理と合わせ、4件となる予定です。
三味線駒製作は、我が国の各種三味線音楽や伝統芸能の上演に不可欠な楽器である三味線に取り付ける駒を製作する技術である。三味線の駒は、糸を胴から浮かせるとともに、糸の振動を胴に伝える役割を担い、三味線の音色を左右する重要な要素である。
我が国の多様な三味線音楽の継承には、各種目に適した駒が不可欠である一方、現在、駒の製作者は稀少であり、製作技術の継承が危ぶまれるため、早急に保護の措置を講ずる必要がある。
大河内氏は三味線の駒の中でも、最も多くの種目において、特に本番の演奏用として用いられる象牙製の駒の製作に精通している。その卓越した技術は高い評価を得ている。幾種類もの鑢(やすり)を的確に使い分け、丹念に削りと磨きを繰り返して製作される同人の駒は、三味線の音色を決める重要な要素の一つとして、厚い信頼が寄せられている。
三味線駒製作の様子(写真:文化庁提供)
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