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更新日:令和7(2025)年2月3日
ページ番号:315496
(せいちょうじせきどう)
県指定有形文化財(建造物)
昭和40年4月27日
鴨川市清澄322-1(清澄寺)
幢とは、仏堂内を飾る幡を六または八角形に組み合わせたもので、石製の場合「石幢」と呼ばれる。中国を起源とし、日本では鎌倉時代頃から盛んに作られるようになり、幡身に仏像や梵字を刻んだ例が多数見られる。この石幢は八角形で、総高約2.08メートル。銘文から経典を納めたと思われるが、清澄寺では近年まで得度した僧の髪を納めていたことから髪塚と呼ばれている。幢身には蓮華文のみが刻まれ、仏像はみえない。基礎に彫られた複弁の反花と格狹間の彫りが良く残っており、室町時代の特徴を表している。
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