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更新日:令和6(2024)年12月23日
ページ番号:315471
(さとみししろあといなむらじょうあと)
国指定史跡
平成24年1月24日
館山市稲1078番地の1ほか
里見氏は、戦国期の房総南部を拠点とした戦国大名である。上総や下総の支配をめぐり、後北条氏と対立し、一方その時々の情勢に応じて上杉氏や武田氏と同盟したり、後北条氏と和睦するなど関東地方へ多大な影響を及ぼした。
稲村城跡は16世紀前半3代義通(よしみち)が居城とした城で、4代義豊(よしとよ)が5代義堯(よしたか)に攻め滅ぼされたいわゆる「天文の内訌」の舞台となったと伝えられている。
館山平野中央部に位置し、丘陵先端部の主郭部分を中心に、尾根筋に沿った500m四方の範囲に複数の曲輪(くるわ)が展開している。大きな土塁(どるい)や、切岸(きりぎし)と言われる技法で斜面を掻き落としてつくった険しい障壁が残っている。
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