ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 京葉エリアの市 > 千葉市の国・県指定および国登録文化財 > 石井雙石篆刻資料
更新日:令和7(2025)年4月16日
ページ番号:750091
(いしいそうせきてんこくしりょう)
県指定有形文化財(書跡)
平成28年3月4日
千葉市中央区中央港1-10-1(千葉県立美術館)
石井雙石(1873から1971年)は現大網白里市出身であり、千葉県知事印等の各官公庁の公印、東京大学印、日本学術会議印、明治神宮印など、五千顆以上の印を刻したわが国を代表する篆刻家である。本資料群は、近代篆刻の形成に大きな足跡を残した石井雙石の業績を俯瞰する注目すべきものである。
本資料群は、戦後作品を中心とし、雙石の漢詩文や金石文に対する深い造詣に基づく作例の他、100顆の「笑」印とそれらを押印した軸物「一笑百印」といった楽しさに溢れた作例や、竹根や南瓜の蔕など身近な素材を印材とする作例など親しみやすい作例も多く含み、雙石の篆刻芸術の幅広さを良く伝える、意義深い資料群である。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください