ここから本文です。

更新日:平成29(2017)年6月13日

事例No.4(運輸業)

従業員数:約20人
訪問調査日:2017年2月8日

経営方針

「働き方」に関する経営層の考え方や問題意識、経営方針・計画等との関連性など

■経営方針と従業員の働き方との関連性
会社にとって一番重要なことは「事故がないこと」であり、バス会社として、乗客が楽しく安全に乗車できることは、従業員が幸せな生活を送ることとも密接に関係している。また、質の高いサービスの提供は、質の高いリピートを呼び込む。これらの関係を保つことが、会社の安定継続につながっていくと考えている。

企業風土

働きやすい職場のための環境づくりや日常の働きかけについて

■従業員とのコミュニケーションと状態のチェック
バス業界では運転手の状態チェックが欠かせない。点呼の際に不調の様子や顔色が悪いといった変化があれば、シフト交代・担当調整などを行い、対応をしている。普段の会話でも家族の話などもするようにしている。

長時間労働の抑制、休暇取得促進、多様な働き方の実現

施策や制度の有無、その内容や課題

■受注基準
運転の安全性やクオリティ、従業員の健康を保つために、あまりに負荷の大きい業務は断っている。受け入れをする場合も1泊型や、最低でも8時間のインターバルが充分に取れる形で受注している。

■休暇取得のための出勤日調整
運行の予定が入っていない土日は基本的には休日としており、オフシーズンは3日間の出勤後に休日を1日設けるなど、繁忙期とのバランス調整をしている。

業務改善

業務プロセス・計画、人事配置、社内外への働きかけなど取組の工夫の有無、内容

■従業員の教育・訓練
従業員の採用は圧倒的に経験者が多いが、最近入社した(40代、50代前半)従業員は経験が浅く、研修のために、雪道での運転、チェーン掛け、いろは坂での運転(一定のスキルが必要)などを行う実地訓練を実施した。

社内

社内コミュニケーションの円滑化に対する取組の有無やその内容について

■従業員同士の交流
バスに乗っている間、従業員は一人でいることが多いため、従業員同士のコミュニケーション促進も兼ねて、事務所内に休憩室を設け、休憩時間や運転業務が終わった後の利用を促している。

「働き方改革」における課題や問題点

社内の意識、業界特有の課題やその原因

■人材の新規獲得と高齢化へ対応
未経験者や経験の浅い人材に対しての教育は、特に中小企業にとってはハードルが高い。また、現在の人材が65歳以降になった場合の対応も検討していかなければならない。

■発注会社とバス会社との関係
観光バス会社は主に(仲介業者を含む)ツアー会社からの発注により、仕事を得ている。両者の力関係上、多少不利な条件であったとしても、仕事を受けざるを得ない場合がある。その結果、従業員の健康を害してしまうことや、事故といったリスクにもつながりかねない。リスクを充分に理解せずに、負荷のかかる仕事を発注するツアー会社があるということは、業界全体の課題であると言える。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:商工労働部雇用労働課働き方改革推進班

電話番号:043-223-2743

ファックス番号:043-221-1180

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?