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更新日:令和7(2025)年4月7日
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千葉の贈り物
令和7年4月7日掲載
千葉の贈り物、今回は、城下町の風情が残る佐倉市で伝統技法を受け継ぐ工房を営む人のお話です。
「染め工房・造舎(つくるや)」は、江戸時代から伝わる着物や帯の色付け技法「東京手描友禅」の作家・桑原さんが15年前に開いた工房。図案の考案や下絵、色挿しなど10以上に及ぶ工程をほぼ一人で行い、佐倉市の自然などをモチーフにした着物類を制作しています。
また、地元の高校の講師を務めるなど、伝統文化の魅力を伝えるため精力的に活動しています。
動画の内容
(ナレーター)(川野良子)
千葉県北部、城下町の風情が今も残る佐倉市。
佐倉藩最後の藩主・堀田正倫(まさとも)が住んでいた旧堀田邸や
3棟の武家屋敷など貴重な文化財が公開されていて、
当時の暮らしを垣間見ることができます。
市内にある染め工房・造舎(つくるや)は、江戸時代の技法を受け継ぐ
東京手描友禅の作家・桑原さんが15年前に開きました。
佐倉市の自然などをモチーフに着物や帯を制作しています。
(造舎 桑原牧子さん)
私は、昔から着物を着ることが大好きで、自分でも
着物を作りたいなと思ったのが作家になったきっかけです。
京都のもの(京友禅)に比べるとシックで粋っていうのが東京手描友禅の特徴です。
(ナレーター)
図案を考え白生地に模様を手描きする下絵や色を付ける色挿しなど
10以上の工程がある東京手描友禅、
桑原さんはその作業をほぼ一人で行っています。
(造舎 桑原牧子さん)
デザインとしては、身近に咲く草花ですとか
縁起を担ぐ吉祥のモチーフが多いです。
着た人が幸せになってくれたらいいなっていう気持ちでやってます。
(ナレーター)
真心込めて仕上げた作品を届けている桑原さん、
地元の高校生に伝統文化の魅力を伝えようと
講師としても活動しています。
(造舎 桑原牧子さん)
着物が日常のおしゃれとして
もっと身近なものになってもらえたらとってもうれしいです。
(ナレーター)
桑原さんの作品は、個別注文のほか、
造舎のホームページからも購入できます。
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