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更新日:令和7(2025)年10月5日
ページ番号:804915
通算第571号 千葉県庁 代表電話 043-223-2110 編集・発行/千葉県総合企画部報道広報課
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県人口 6,276,574人(対前月比1,528人減) |
千葉県ではこれまで、障害者手帳をお持ちの方に向けた職員採用試験を行っていましたが、今回はそれに加えて、手帳をお持ちでないことで就労が難しかった難病の方々の採用に向けた試験を新たに実施することとしました。
全国に100万人以上いる難病患者のうち、多くの方々は医療の進歩によって治療を続けながら働くことができるといわれています。
一方で、病状が外見からは分かりにくい場合も多いことなどから、職場の十分な理解を得ることができず、仕事を続けることができない方や、就労に至らない方もいるのが現状となっています。
そこで、こうした方々の就労機会を県として提供するため、難病の方を対象とした採用試験を新たに行うこととしました。今回の受付期間は既に終了していますが、申込・採用の状況を見て来年以降の実施も検討していきます。
難病の方に向けた区分を設けて試験を行う自治体はまだ少ないと聞いています。
県では採用後も障害や難病のある職員が安心して働き続けることができるよう、それぞれの職場において、仕事の内容や働く環境、通院などについて、適切な配慮をすることとしています。
難病の方が治療を続けながら働くことができる、そのような機会を県庁から積極的に提供していくことで、難病の方への理解が広がり、社会全体で就労が進むよう、取り組んでいきたいと考えています。
なお、千葉県では「千葉県総合難病相談支援センター」や県内8カ所に難病相談支援センターを設置し、保健・医療・福祉の総合的な相談、情報提供、講演会の開催、就労支援、また患者会などの自主的な活動を支援するなど、難病患者やそのご家族が安心して生活できるような地域社会の構築に取り組んでいます。
千葉県知事 熊谷 俊人(くまがい としひと)
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