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更新日:令和4(2022)年4月5日

ページ番号:498328

ちば県民だより(令和4年4月号)3面

令和4年度 当初予算

01 危機管理体制の構築と安全の確保

新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すため、病床や宿泊施設の確保、臨時医療施設の整備、検査・搬送・ワクチン接種体制の確保に取り組みます。

  • 感染症患者受入れのための空床確保等事業 460億4,000万円
  • 軽症者等のための宿泊施設確保事業 188億4,900万円
  • 臨時医療施設整備運営事業 30億円
  • 検査・搬送・ワクチン接種体制の確保 168億6,500万円

激甚化する災害から県民の生命・財産を守るため、一宮(いちのみや)川流域をはじめとする河川の浸水対策のほか、危機管理型水位計の設置や、土砂災害警戒区域等の指定を進めます。

  • 一宮川流域浸水対策特別緊急事業(令和3年度2月補正と合わせ) 74億7,300万円
  • 河川・海岸・砂防事業(令和3年度2月補正と合わせ) 343億9,600万円

通学路の安全対策のため、歩道整備や信号機設置などの予算を大幅に増額します。また、飲酒運転の根絶や自転車損害賠償保険等の加入促進に向けた広報啓発を強化します。

  • 交通安全施設整備事業(令和3年度2月補正と合わせ) 109億614万円
  • 飲酒運転根絶対策事業【一部新規】 2,600万円
  • 自転車保険加入促進のための周知・啓発事業【新規】 549万円

02 千葉経済圏の確立と社会資本の整備

中小企業が取り組む健康・医療分野のものづくりや県産農林水産物を活用した商品開発への支援、企業立地を促進するための助成を継続します。

  • 健康・医療ものづくり推進事業 5,820万円
  • ちばのキラリ商品支援事業 3,500万円
  • 立地企業補助金 6億1,500万円

感染症の影響を受けている中小企業を支援するため、中小企業振興資金の必要額を確保し、無料相談や専門家による伴走支援を継続します。また、GoToトラベル事業により国と県が協調して観光需要の回復に取り組むほか、市町村や観光事業者等が行う観光資源の磨き上げや、ワーケーション※の受け入れ環境を整備する費用への助成を拡充します。

※観光地や帰省先など、自宅以外の休暇先で仕事をする過ごし方

  • 中小企業振興資金 4,000億円
  • 中小企業のサポート体制の強化 1億9,000万円
  • 千葉県GoToトラベル事業(令和3年度2月補正) 229億1,069万円
  • 観光コンテンツ高付加価値化促進事業 1億10万円
  • ちばワーケーション受入促進事業 7,000万円

次世代を担う人材確保のため青年就農者を支援するほか、新規需要米等への転作や収入保険の加入を促進します。都市部と森林が多い地域が連携して森林整備を行う事業を拡充し、水産振興としてアワビ等の好漁場である藻場(もば)※の消失を防ぎます。

※沿岸部で海藻などが茂る場所

  • 新規就農者に対する資金支援【一部新規】 6億9,336万円
  • 飼料用米等拡大支援事業 5億3,870万円
  • 収入保険加入推進事業【新規】 3,100万円
  • 森林整備広域連携モデル事業 1,320万円
  • 磯焼け緊急対策事業【新規】 915万円

県民生活の利便性向上や経済活性化のため、北千葉道路をはじめ、銚子連絡道路、長生(ちょうせい)グリーンラインなどのアクセス道路や、地域に密着した道路の整備を推進します。港湾機能の強化のため、千葉港千葉中央地区の再編整備や名洗(なあらい)港(銚子市)・館山港多目的桟橋(さんばし)の工事を進めます。

  • 道路ネットワーク事業(令和3年度2月補正と合わせ) 754億7,780万円
  • 港湾事業(令和3年度2月補正と合わせ) 62億8,854万円

03 未来を支える医療・福祉の充実

地域医療を支える医師・看護師等確保のため、修学資金の貸し付けを継続するほか、千葉大学に地域医療を担う医師を育成する講座を新設します。医療的ケア児※等への支援を拡充し、盲ろう者のための相談窓口を新設します。

※たん吸引などの医療的ケアが日常的に必要な子ども

  • 医師修学資金・保健師等修学資金貸付事業 10億7,133万円
  • 地域医療教育学講座設置事業【新規】 3,170万円
  • 医療的ケア児等に対する支援の充実【一部新規】 8,075万円
  • 盲ろう者支援事業【一部新規】 645万円

04 子どもの可能性を広げる千葉の確立

保育士の確保・定着に向けた助成を継続するほか、児童虐待防止対策の強化に向け柏・銚子の児童相談所の建て替えに着手します。ヤングケアラー※の支援体制強化のための調査を実施します。

※家族の介護などを行う子ども

  • 千葉県保育士処遇改善事業 21億4,296万円
  • 児童相談所の機能強化【一部新規】 1億3,709万円
  • ヤングケアラー支援体制強化事業【新規】 868万円

公立小学校に県独自で専科教員等を配置し、スクールカウンセラーも増員。私立学校の運営費助成を拡充するとともに、新たにICT※機器の整備に上乗せ助成を行います。

※情報通信技術

  • 小学校専科非常勤講師等配置事業【新規】 1億3,600万円
  • スクールカウンセラーの配置 8億4,961万円
  • 私立学校経常費補助(一般補助) 326億6,051万円
  • 私立高等学校等ICT環境整備事業【新規】 1億6,000万円

05 誰もがその人らしく生きる・分かり合える社会の実現

SDGs(エスディージーズ)※1やダイバーシティ※2を推進するため、「ちばSDGsパートナー登録制度」の登録促進等を図ります。福祉全般にわたる相談を市町村が一つの窓口で受け、支援につなげられるよう研修を実施します。

※1 持続可能な開発目標

※2 一人一人が互いを尊重し多様性を認め合うこと

  • 持続可能な地域づくりに向けた連携推進事業 113万円
  • 重層的支援体制構築のための市町村支援事業【新規】 600万円

06 独自の自然・文化を生かした魅力ある千葉の創造

三方を海に囲まれた千葉県の地理的・文化的特性を生かし、千葉県の宝である海の魅力を県内外に広く発信します。

  • 千葉の海の魅力発信事業【新規】 9,550万円

温室効果ガス削減に向け、県庁舎や県立学校の照明のLED化に着手するほか、家庭用の電気自動車やV2H※導入に新たに助成します。洋上風力発電の導入を促進するとともに、水素の利活用に向けた調査を実施します。

※電気自動車等に蓄えた電気を家庭で使うための設備

  • 県庁舎照明のLED化事業【新規】(債務負担行為) 5億3,900万円
  • 県立学校照明器具LED化事業【新規】 1億5,600万円
  • 住宅用設備等脱炭素化促進事業【一部新規】 3億3,800万円
  • 海洋再生可能エネルギー導入・産業創出研究事業【一部新規】 600万円
  • 千葉の特徴を活かした水素需給モデル調査事業【新規】 1,000万円

文化・スポーツ振興のため、千葉県文化会館の大規模改修や総合スポーツセンター体育館の建て替えに着手します。

  • 千葉県文化会館大規模改修事業 1億9,877万円
  • 総合スポーツセンター体育館整備事業【新規】 2,500万円

07 くらしを豊かにするデジタル技術の効果的な活用

民間のデジタル専門人材を活用し、市町村のデジタル化を支援します。また、各種納付手続きのキャッシュレス化を進めます。

  • 市町村デジタル推進支援事業【新規】 2,950万円
  • 納付手続のキャッシュレス化推進【新規】 4,390万円

中小企業が行うデジタル技術の実証実験や、ロボット等の先端技術を活用した農畜水産業を支援します。建設業においても、担い手不足やインフラ※1の老朽化に対応するため、デジタル技術の導入を促進します。

  • 中小企業デジタル技術活用支援事業【一部新規】 6,500万円
  • 農畜水産業におけるスマート化の推進【一部新規】(令和3年度2月補正と合わせ) 1億5,124万円
  • インフラ分野のDX※2の推進【新規】 5,980万円

※1 道路などの社会基盤

※2 デジタル技術を活用し業務を改善すること

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所属課室:総合企画部報道広報課広報班

電話番号:043-223-2241

ファックス番号:043-227-0146

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