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更新日:令和5(2023)年12月26日

ページ番号:389177

知事定例記者会見(令和2年8月20日)概要

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日時

令和2年8月20日(木曜日)10時30分~11時2分

場所

中庁舎10階大会議室

動画 令和2年8月20日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  2. 千葉県子どもの貧困対策推進計画の策定について
  3. 千葉なし味自慢コンテストの開催について

新型コロナウイルス感染症への対応について

知事

はじめに、新型コロナウイルス感染症への対応について、お話をいたします。本県の新規感染者数は、今月6日には、これまでで最多となる76名となり、その後も高い水準が続き、直近1週間の平均では40名を超えているところでございます。最近の感染状況を分析すると、東葛地域の感染者は約7割。一方で、8月に入り、これまで感染者がいなかった市町でも感染者が発生し、東葛地域以外にも感染者が広がっています。10代、20代、30代の若い方が約5割。一方で、60代以上の感染者が約2割と増加、感染経路不明者が約5割、都内往来が約4割といった特徴が見られ、家庭内や職場内の感染も見られるところでございます。また、最近では、接待を伴う飲食店や昼カラオケ等でクラスターが相次いで発生していることから、非常に危機感を強めており、引き続き、県民の皆様には警戒をお願いしているところでございます。

県では、最近の感染状況を踏まえ、新たな病床確保計画に基づき、今月11日からフェーズ3へ移行し、本日現在で726床を確保したところでございます。一方で、新型コロナウイルス感染症患者への病床数の増加は、医療機関に対し、一層の負担をおかけすることとなります。そのため、県といたしましては、医療機関の財政負担を少しでも軽減させ、病床確保が迅速かつ確実に進むよう、このたび、県独自の支援策を実施することといたしました。医療機関では感染症患者を受け入れるに当たり、感染防止等の理由から休止病床が発生いたしますが、長期間にわたって診療報酬が得られず医療機関にとって大きな負担となっているところでございます。この休止病床に係る財政支援として、既に国の交付金を活用し補助事業を実施しているところでありますが、国の補助額については、集中治療室等に対する補助額が比較的高額である一方、そのほかの病床に対する補助額が十分ではないとの御意見もございました。そこで県独自に集中治療室等を除く休止病床に対し、既存の補助額に1床当たり1日1万円を上乗せ補助いたします。長期にわたり、極めて厳しい環境下におかれている医療機関の一助になればと考えているところでございます。

最後に、私からお願いです。感染者数の急激な増加により、医療機関はもとより、保健所など関係機関の負担も大きくなっており、地域医療を維持していくためにも、また、何より県民の皆様の健康を守るため、これ以上の感染拡大を何としても抑える必要がございます。県民の皆様には、マスクを着用せずに会話すること、大声で会話することはできる限り避けること。おおむね5~6名以上の多人数での会食を自粛すること。対策が徹底されていない施設等は利用しないこと。特に、接待を伴う飲食店、酒類を提供する飲食店、カラオケが設置されているお店の利用に当たっては、対策の徹底を確認することをお願いするところでございます。事業者の皆様には、時差出勤やテレワークなど、人との接触を減らす取組をすること。体調が良くない従業員は出勤させないこと。店舗等における感染防止対策を徹底することを、改めて強くお願いするところでございます。これ以上感染が拡大する場合には、県民の皆様、事業者の皆様に一層強い要請をお願いせざるを得ません。こうしたことを避けるためにも、県民、事業者の皆様一人ひとりの責任と自覚を持った行動が重要でございます。御自分の命、大切な方の命を守るため、引き続き、御理解、御協力をお願いいたします。

千葉県子どもの貧困対策推進計画の策定について

知事

次に、「千葉県子どもの貧困対策推進計画」の策定について、お話しいたします。令和元年の国の調査によると、子どもの貧困率は13.5%となっており、7人に1人の子どもが経済的に困難な状況にあります。このたび県では、全ての子どもたちがその置かれた環境に左右されることなく、夢や希望を持って成長し、「千葉で生まれ育って良かった」と思える社会の実現を目指すため、新たな「子どもの貧困対策推進計画」を策定したところでございます。この計画では、昨年度、県が実施した「子どもの生活実態調査」の結果を踏まえ、子どもの貧困対策を総合的に推進していくため、新たに施策横断的な3つの基本方針を定めたところでございます。

1つ目は、「親の妊娠・出産期から、子どもの社会的自立までの切れ目のない支援」でございます。貧困は、早期に課題に気づき、適切な支援につなぐことが必要でございます。子どものライフステージに応じて、保育施設や学校、地域の民間団体など、様々な主体による様々な支援を連携して行っていくことが重要であり、そのための情報共有や支援のあり方を検討していきます。

2つ目は、「支援が届かない、または届きにくい子ども・家庭への支援」でございます。貧困の状況にあっても声を上げられない子どもたちに対しては、学校などがいち早く気づき、支援につなげていくことが必要でございます。そのため、スクールソーシャルワーカーをはじめとする関係者の連携を促進してまいります。また、必要な支援制度を知らない、手続きが分からないなど、支援に関する情報が届かない家庭に対して、より効果的な情報提供を行ってまいります。

3つ目は、「地方公共団体による取組の充実」でございます。生まれた地域によって子どもたちの将来が左右されることのないよう、市町村に対し、子どもの貧困対策についての計画の策定を促すとともに、地域をまたいだ支援に努めてまいります。

今後も、家庭、学校、地域が、それぞれの立場の責任を自覚し、相互に連携して、社会全体で子どもの成長を支える社会づくりに「オール千葉」で取り組んでまいります。

千葉なし味自慢コンテストの開催について

知事

最後は、「千葉なし味自慢コンテスト」についてでございます。本県の梨は、産出額で全国第一位を誇っており、品質面においても「味が自慢の千葉の梨」として、市場や消費者の方々から高い評価をいただいているところでございます。

千葉県産の梨のさらなる品質向上とPRのため、昭和45年から「千葉なし味自慢コンテスト」を開催しているところでございます。今年のコンテストは、8月下旬から旬を迎え、甘みと酸味のバランスが良く人気の高い「豊水」を対象に、来週末の29日から2日間、イオン津田沼店において開催をいたします。県内の産地からよりすぐりの梨が集められ、専門家の審査によって、今年のナンバーワンを決定いたします。会場では、梨の即売に加え、野菜や果物の専門知識を持った「野菜ソムリエ」による「千葉の梨の豆知識講座」も行います。

今年の梨は、生産者の努力により、天候不順にも負けず生育は順調でございます。本県の梨は、「豊水」のほかにも、7月下旬から旬を迎え、みずみずしく甘みの強さが特徴の「幸水」や、果肉が柔らかく果汁もたっぷりの「あきづき」、甘みが強く香りのよい「新高」など、10月中旬まで様々な品種をお楽しみいただけます。みずみずしくておいしい千葉の梨を、ぜひ味わっていただきたいと思います。私からは以上でございます。

質疑応答

記者

まず、冒頭説明がありました病床確保、休止病床の関係の支援のことですけれども、こちらは県独自に上乗せするということですけれども、財源というのはどういう形になるのでしょうか。

知事

もちろん、今回の財源はもう確保してありますし、それを乗せるつもりです。はっきり言ってあげて。その辺を。

職員

疾病対策課でございます。財源というお話でしたけれども、今、9月補正予算を組んでいる最中でございますので、財源については今のところ申し上げることができません。

記者

ただ、これまでも、なかなか県の財源の余裕はないということで、基本的には国の交付金等を活用してきたと思うのですけれども、今回も一応、見通しとしては、国の何らかの交付金が出る扱いという想定なのでしょうか。

職員

そちらのほうも視野に入れて考えているところでございます。

知事

それはやっぱり、千葉県の財源も含めて大変厳しいところもあります。しかし、今、医療のほうは大変御負担をお願いしているところでございますから、県としても、これから予算を獲得して、もちろん、国のほうにもいろいろとお願いすることになっていくかもしれませんが、まず、県独自で1万円をプラスしていこうと、そういう積極的な取組を示したところでございます。

記者

分かりました。そうすると、9月の定例県議会に補正予算の中で出すと。

知事

そうでございます。

記者

分かりました。もう一点、病床確保とも関係してくるのですけれども、コロナの入院患者が300人近い規模が続いていて、最近では、昨日現在で重症者も10人になりました。一方で、厳しい猛暑が続いて、熱中症の救急搬送者も、連日県内で2桁、もしくは100人近い日もあったりして、重症者も連日出ています。コロナと熱中症の症状がよく似ているところもあって、なかなか現場の医療機関ではそういった配慮とか見極めも大変だという指摘も出ていますけれども、改めて、新型コロナと熱中症が重なる時期に、医療上の何か対応とか、もしくは予防に向けた呼びかけ、対策等はありますでしょうか。

知事

記者さんがおっしゃるとおり、非常に似ているんですね。ですから、例えば救急搬送の場合においても、非常に大変だ、困るということがありますけれども、判断ができないことがあります。それは、救急のほうからすぐ受入れ先と連絡を取りながら判断しているところでございます。何といっても、熱中症にならないことが、これが一番いいことに決まっておりますけれども、まずは、私なんかが注意していることは、あんまり喉が乾かなくても、いっぱいじゃなくてもいいから、少しずつ水分を取っていく。それと、私なんかは、ちょっと前までは「汗かいたって、何したって、俺は頑張るんだ」なんて、そんなことをやっていたんですけれども、そうであってはならないですね。やっぱり、ものすごく暑いときには運動を控える。そしてまた、なるたけ日陰。それからクーラー等のうまい使い方ということを考えていかなければならないと、そのように思います。何かありますか。よろしいですか。

記者

分かりました。私からは以上です。

記者

よろしくお願いします。最初の、病床への1万円の上乗せですけれども、県の財政が厳しい中で、今回、この上乗せ補助を知事がお決めになったというのは、コロナ患者を受け入れている医療機関がどんな存在であるというふうに知事はお考えになるからなのかというところ、ちょっと思いをお聞かせください。

知事

国の補助があることも事実でございます。しかし、集中治療だとかそっちのほうは結構高額なんでございますが、休止病床に関しては、やっぱりもうちょっと何とかしてほしいという声があることも事実でございます。そして、我が千葉県の場合も、これからより一層、医療従事者等に負担をかけなければならないところも出てくると思いますので、県としても、ここで何としても、少しでも上乗せしたいということで、1床当たり1万円プラスすることを積極的に行ったところでございます。

記者

分かりました。ありがとうございます。もう一点、コロナの重症者の増加が全国的に言われていますけれども、千葉県は昨日時点で10人という数字ですが、この数字について、知事は多い、少ない、どのように受け止めていらっしゃるか、今後の対応と含めて教えてください。

知事

つい前まではゼロだったんでございますから、それが10人になったということは、大変緊張感を持って接しているところでございます。重症者用の病床は、現在、63確保しているところでございまして、占有率が16%となっております。いずれにいたしましても、重症者が出ないことが一番いいことです。でも、万が一にもそれが増えてきた場合においても、ベッド等も含めて医療関係者の方にもしっかりと御協力を賜りながらやっていかなければいけないと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。コロナの感染状況、冒頭で知事もおっしゃっていましたけれども、今月は過去最多を更新しています。最多更新の前に、知事は第2波に近い状況だとおっしゃっていましたけれども、そのお考えというのは今いかがでしょう。

知事

それは個人的な考えで言ったんですけれども、これは、私というよりも、しっかりとした専門家が、いろいろな知見を基に推移を見てお話しになるのではないかなと、そのように考えております。いずれにしても、どのような形が来ようとも、私たちはそれに対してしっかりとした対応を取らなければならないと、そのように思っております。

記者

その感染状況の一方で、先日もGDPに厳しい値が出たところで、経済の再開というのも課題だと思うのですけれども、経済とのバランスというのはどのようにお考えでしょうか。

知事

バランスですか。これは本当に、お国も悩んでいるだろうと思いますけれども、もちろん、他の都道府県にしても、みんな頭を悩ましているところだと思います。もちろん、人間の命が最も大事なことは当たり前でございます。でも、社会生活においての経済というものも、私たちを支える命だと思っております。ですから、その辺をやっぱりしっかりと今後考えながら、両輪をうまく回していくということがもちろん大事だと、そのように思っております。だから、今、千葉県においても、こういうときに外に旅行に行ったりするよりも、ぜひ千葉県で皆さん楽しんでくださいとお願いしているところも、実は、千葉県の経済を活性化させなければならないという、そのような思いがございまして、いずれにいたしましても、こういう感染者が出ないように、私たちも、そして事業者の皆さんも、ガイドライン、それから感染拡大防止をしっかり頭に入れてやっていただきたい。また私たちは、そういう策を取っていないお店とかそういうところには、決して行かないようにしていただきたいなと、そのように思っております。

記者

今のお話にも絡むのですけれど、「GoTo千葉」とおっしゃっていらしたと思います。知事は、夏休みは県内旅行されるということを先日おっしゃっていましたけれども、どのようにお過ごしになったのでしょうか。

知事

まさしく私は「GoTo千葉」と、千葉県民は千葉で過ごそうと話をしました。私、夏休みを2日だけ取らさせていただきました。そして、私はホテル三日月に、最初に受け入れてくれたホテルだったので、大変な御苦労があったということで、私、社長にお会いしたときに、「俺、必ず来るからな」とこう言っておりましたので、先日、その2日間の夏休みに行ってまいりました。私、ずっと見ていて、本当に社長以下、従業員の皆様、大変に努力しています。そして、お客様も満室とは言いませんけれども、70%くらい戻ってきているのかなと。賑わいも私はあったと思います。いずれにしても、従業員の皆さんが、もう涙ぐましいほど努力しているという感を得ました。だからこそ、ただ観光、観光と言いますけれども、雇用もあるし、それから千葉県は農業県でございます。食材も全て賄っている。千葉県は多いんですよね。裾野が広いんでございます。ですから私は、千葉県民が「GoTo千葉」でうまくこれを活用して、経済の活性化にもつなげてもらいたいと、そのように思っております。それと同時に、私たち、訪れる以上は、しっかりとした感染拡大をしっかりと防ぐという、そういう気持ちを持って、そして事業者の皆さんも、万全の体制で迎え入れてほしい。そのように思うところでございます。

記者

ありがとうございました。

記者

少し前の話になってしまうのですけれども、8月8日から休業要請を感染予防対策をとっていないお店に対して出したと思うのですけれども、その後、実際に休業したお店があったかどうか、あと、県のほうから何か呼びかけを対策をとっていない店に対してやられたりしましたでしょうか。

知事

最近、接待を伴う夜の飲食業、それから、お昼のカラオケ店が増えているところでございます。ですから、県といたしましては、まずはそういう方々、そういう業種に対して、しっかりガイドラインを、それから、感染拡大防止方法をおやりくださいと、そして、チェックリストを千葉県は装備しているわけでございますから、事業者の皆さんが、自分たちでこういうことをちゃんとやっていますということを、お客様に示していただく。それはホームページや、お店の前に掲示していただく。いろいろな形で利用者の皆さんに伝えていただきたいと、そのようにお願いしているところでございます。その中で、じゃあ、本当に全部どうなんだと。例えば、接待を伴う飲食業だけでも、県内で把握しているだけで2,000軒あるんでございます。ですから、私どもとしては、県民の皆様、それから各市町村、保健所の皆さんに、あそこはこうだよ、ああだよと、もしそのような情報があったら、ぜひ県のほうに上げていただきたい。県のほうから改めてもう一度、また再度お願い等をしていっているところでございます。現在は、そのような通報は2件ぐらいしか来ておりません。

記者

重ねてですが、その通報を受けた2件については、何か県のほうから働きかけであったり。

知事

もちろんやります。じゃあ、ちょっと説明して。

職員

健康福祉政策課でございます。2件に対しましては、県のほうから文書をお送りしまして、実際にどんな取組をされているのかどうかチェックをしていただいて、県のほうに返送していただくようにお願いをしまして、併せて、改めてチェックリストの設定ですとかをお願いしたところでございます。

記者

分かりました。ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。知事、冒頭の発言でもありましたけれども、引き続き感染者は若い世代が多いけれども、60代以上の方が2割と増えているような、少し状況が何週間か前と変わっているかとは思いますけれども、比較的リスクが高いとされる高齢者に近い層、60代以上の方の感染者の割合が増えていることに対して、特筆することがあったら。

知事

どのように思っているかだね。

記者

はい。

知事

そうなんですよ。60代以上の方が少しずつ増えていることは事実です。これはどんな要因があるのか。非常にいろんなことがあると思うんでございますが、やっぱり若い人が最近感染が多いので、それが家庭内に行っての感染とか、いろんな形があると思いますが、いずれにしても、増えてくるということは由々しきことでございますので、しっかりその点、私どもも精査しやっていかなければならないと思います。その辺ちょっと詳しく、何か説明があったら。いいですか。

記者

ありがとうございました。そうしましたら、発表議案とは変わってしまうのですが、今週の日曜日でパラリンピックがあと1年になると思うのですが、現状、コロナでなかなか機運の醸成とかも厳しい状況にはあると思うのですが、知事として、パラ1年、4競技の開催県として、今後パラの開会に向けて、機運醸成を進める準備についてのお考えをお聞かせください。

知事

パラリンピック・オリンピックを含めて、特に選手の方は気をもんでいると思うんでございます。8競技私ども受け持つわけでございますから、これはしっかりとやっていかなければならない。この間、森会長と電話で話したんでございますが、「森田、しっかりやっているか」というから、「もちろんでございます」と。また、「今度見に行くからな」なんていうことまで言われましたけれども、そのように、私ども1年後に向けて万全を期して頑張りたい、そのように思っています。

記者

分かりました。ありがとうございます。

記者

県のコロナについての要請のことについてお伺いしたいのですが、7月30日に出されました5~6人以上が参加する会食の自粛というのは、今後も継続するお考えなのでしょうか。

知事

そうですね。多人数というのは何人なんだと、こう私言われたものですから、まあ、取りあえずは5~6人以上を一つの目安として、それを超えたものではないかなと。じゃあ、いつまでなんだと。今、記者さんがおっしゃったとおりでございますが、でも、やっぱり今このような状態でございますから、いついつまでとはっきり申し上げられません。でも、何としてもこれが収束に向かうとかいい段階に行ったら、できる限り早く、みんなで楽しく過ごそうよと、そういうお話ができるかなと思っております。

記者

この件については、知事の肌感では、まちなかで守られているというふうにお思いでしょうか。それとも、どうかなというふうに。

知事

僕の周りでは、本当にみんな守っていると思います。ただ、やっぱり若い人の中には、どうしても市中に行って、一杯飲んだり、今こういう暑いときでございますから、報道等を見る限り、ちょっと難しいんじゃないかなと、もう少し考えてくれよと、そう思うときはありますね。

記者

分かりました。ありがとうございます。

記者

今回の報告とはちょっと異なるのですけれども、今年、千葉県内は全て海水浴場を休止している中で、ここ最近、海難事故が非常に増えてきているかなと思います。そのことについて、改めて県民の皆様に呼びかけなどをお願いできればと思います。

知事

県の海水浴場は、今、閉鎖はしているんでございます。それ以外のところも、本当に今は控えてくれとか、いろいろな看板等を立ててお願いしているところでございます。そりゃあこれだけ暑いと、ちょっと泳ぎたいと思う気持ちももちろん分かります。でも、ライフセーバーだとかいろんな監視員が非常に少ないということでございます。また、どうしても目の届かないところもあります。でも、命は自分お一人おひとりが守っていただいて、そして、やっぱり今年の海水浴はぜひとも我慢していただきたいと、そのように思っております。

記者

ありがとうございます。

記者

千葉県で去年台風被害があって、間もなく1年がたつのですが、知事から見られて1年たった復旧の状況と、今後対策をさらに強めていかなければいけないというものが何かあれば。

知事

この間も報告を受けました。特にビニールハウス等も、なるたけ、一日も早くということを言っていたし、また、そういう農業、中小企業への支援に対しては、記者さん御案内のとおり、補正でもきちっとやっているところでございます。ただ、農業用ハウス等も含めて、うちはあの工務店と親しいので、あの工務店にどうしてもお願いしたいという人が結構多いんです。そうすると、1つの工務店で100件ぐらい請け負ってしまう。だから、それを何とか、私どもはそういうところを御案内することができているから勧めてくれと、こう言っていて、それが非常に功を奏したのか、この間聞いたら、今ブルーシートが約2割ぐらいまで減ったと、そのように聞いておりますので、これはより一層スピード感を持ってやってまいりたいと、また、御理解、御協力を賜りたいと、そのように思っています。

記者

あとは今回の台風被害で、やはり傷が大きかったのは停電だったと思うのですけれども、停電の対応状況についてはお話しになっていますか。

知事

この間、東京電力とも提携しました。そのことを言ってください。

職員

本日、その担当課がおりませんので、改めて。危機管理課になりますので。

知事

この間、締結式をやりましたので、詳しいことは課の者がやらせていただきます。本当に、電気がつかないとどうにもならないですからね。

内容についてのお問い合わせ先

  • 新型コロナウイルス感染症への対応について
    →健康福祉部健康福祉政策課【電話】043-223-2610
  • 千葉県子どもの貧困対策推進計画の策定について
    →健康福祉部健康福祉指導課【電話】043-223-2390
  • 千葉なし味自慢コンテストの開催について
    →教育庁体育課【電話】043-223-2880

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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