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更新日:令和元(2019)年12月27日

知事定例記者会見(令和元年12月26日)概要

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日時

令和元年12月26日(木曜日)10時30分~11時11分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 令和元年12月26日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 陸自オスプレイの木更津駐屯地への暫定配備要請について
  2. 令和元年県政10大ニュースについて

知事発言

陸自オスプレイの木更津駐屯地への暫定配備要請について

知事

はじめに、陸上自衛隊の輸送機、オスプレイの木更津駐屯地への暫定配備要請について、お話をいたします。

昨日、木更津市長とお会いして、市長から、オスプレイの暫定配備計画への協力について、お考えをお聞きしたところでございます。市長の御決断は、木更津駐屯地を抱える地元住民の意見を踏まえた重い決断であり、県も尊重する考えでございます。県といたしましても、国との間において、オスプレイの運用等について的確な情報共有を図るなど、広域的な立場として、県民の安全・安心の確保に向けて対応を進めてまいりたいと、そのように思っております。

令和元年県政10大ニュースについて

知事

さて、本日は、年末恒例の「県政10大ニュース」を発表いたします。

これは、県政に関するさまざまな「できごと」の中から、報道機関の皆様と県幹部職員の投票により選定したものでございます。それでは、順番に発表してまいります。
第1位ですが、満票で2つ選ばれました。1つ目は、「野田市で小学校4年生の女児が、両親からの虐待により亡くなる」という、大変痛ましい事件が発生したことでございます。この事件を受け、県では5月に「児童虐待防止緊急対策」を発表し、児童相談所職員の増員や職員の資質向上のための研修の充実・強化、関係機関との連携強化などに取り組んでまいりました。さらに、第三者で構成する「千葉県児童虐待死亡事例等検証委員会」では、10回にわたる検証・審議が行われ、先月、報告書が出されました。この報告書では、関係機関の「DVと虐待に関するリスク」の理解が不十分であったことや、児童相談所としての基本的な対応手順がおろそかにされていたことなど、虐待への対応の根幹にかかわる事項について、大変厳しい御指摘がありました。県といたしましても、命を救えなかったことを重く受け止め、検証委員会から指摘された事項を着実に実行し、二度とこのような事案が起きないよう児童虐待防止に全力で取り組んでまいります。
2つ目は、「台風15号・19号及び10月25日の大雨により、千葉県内各地に甚大な被害が発生」したことでございます。記録的な暴風雨となった台風15号・19号は、本県に広範囲で長期的な停電や断水、膨大な数の住宅の損壊、過去最大級の農林水産業の損害など、これまでにない甚大な被害をもたらしました。さらに、10月25日の大雨では、わずか半日で1カ月分の猛烈な雨が降り、土砂崩れや河川からの越水により、大規模な床上、床下浸水が発生するなど、再び大きな被害を受けました。一連の災害により、亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災した全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。そして、今もなお不自由な生活を余儀なくされ、不安を抱えたまま年を越される県民の方が多くいらっしゃいます。県では、「千葉に住んでよかった」「千葉で働き続けてよかった」「あきらめずに農業や経営を続けてよかった」と感じていただけるよう、本格的な復旧・復興のため、指針を策定するとともに、470億円の大規模な補正予算を計上したところでございます。被災された皆様が一日も早く日常を取り戻せるよう、全力を尽くしてまいります。一方、このたびの一連の災害に係る県の対応について、私自身の行動も含め、十分でなかった点、適切とは言えなかった点などもあったものと考えております。私は御批判を重く受け止め、深く反省し、今回のことを教訓として、より一層頑張っていかなければならないと、そのように考えております。最後に、全国の皆様からボランティア活動や義援金など、多くの温かい御支援をいただきました。この場をかりて心から御礼を申し上げます。
次に、第3位を発表いたします。「介護分野におけるベトナムとの交流が進んだ」ことでございます。本県では、急速な高齢化の進展により介護ニーズが高まる中、介護人材の確保が大きな課題となっているところでございます。そこで、今年3月、私はベトナムを訪問し、介護分野をはじめとする人材育成や受け入れを推進するため、ベトナム政府と覚書を締結いたしました。フック首相にも直接お会いして、就学から県内介護施設への就労までを一体的に支援する、千葉県独自の留学生受入プログラムを紹介し、高い評価をいただいたところでございます。また、現地の日本語学校5校と事業協定を結ぶなど、大変大きな成果を上げることができました。さらに、7月には関東で初めて英語とベトナム語に対応した「外国人介護人材支援センター」をオープンし、介護職員として働く外国人の方や介護分野への就職を目指す留学生からの、生活や仕事上の悩みに対し、相談・支援できる体制も整えました。引き続き、ベトナムをはじめ外国の方が、千葉県で安心して気持ちよく働いてもらえる体制づくりに積極的に取り組んでまいります。
次に、第4位には、いよいよ来年に迫った「東京オリンピック・パラリンピックに向けたさまざまな動き」がランクインいたしました。今年は、観戦チケットの抽選販売が5月から開始され、県内開催競技のチケット情報や見どころを紹介したチラシの配布、学生団体・経済団体などと連携したイベントの開催など積極的にPRに努めたところでございます。組織委員会からは、パラリンピックチケットの第一次申込数が、過去最多となったことも発表されました。また、オリンピック聖火リレーのルートも公表され、県内を走る聖火ランナーの公募には、170倍を超える5,700人もの皆様から御応募いただくなど開催機運の高まりを実感しているところでございます。10月からは、大会を支える都市ボランティアの共通研修も始まりました。今後も、オリンピック・パラリンピックに向けて、国内外から訪れる皆様を「最高のおもてなし」でお迎えできるよう、準備を進めてまいります。
次の第5位は2つございます。1つ目は、4月の「第19回千葉県議会議員一般選挙の執行」でございます。県議会議員一般選挙は、42選挙区、定数94人に対し、130名が立候補し、新人19名、現職71名、元職4名が当選したところでございます。5月15日には、第73代議長に阿井伸也議員、第71代副議長に今井勝議員が就任をいたしました。
2つ目は、「幕張メッセが開業30周年」を迎えたことでございます。幕張メッセは、平成元年10月に、我が国初の本格的な複合コンベンション施設としてオープンし、大規模な展示会や音楽イベントなど多種多様な催事が開催され、累計来場者数は1億8,000万人にも達しました。来年は、オリンピック・パラリンピックの競技会場として、幕張メッセの名が世界に知られる絶好の機会でございます。これからも千葉県経済の活性化のため、国内外への産業・文化・情報の発信拠点としての役割を果たして行けるよう、県としても努めてまいります。
第7位でございます。2つあります。1つ目は、「第90回都市対抗野球大会で、JFE東日本硬式野球部が初優勝」したことでございます。千葉県のチームとしては、実に44年ぶりの快挙となりました。選手の皆さんが優勝旗をたずさえて報告に来てくれたときは、本当にうれしく思いました。
もう1つは、「開港以来初となる成田空港の夜間発着時間の延長」でございます。これは、昨年3月に、国、県、周辺9市町及び空港会社で構成する4者協議会において、成田空港のさらなる機能強化策の1つとして合意されたものでございます。10月27日から、昭和53年の開港以来、初めてA滑走路の夜間発着時間が1時間延長され、午前0時まで発着可能となりました。これに合わせて、鉄道やバスの最終時刻の変更や、空港内の施設の営業時間延長などの対応が図られました。住民の深夜の騒音対策として、寝室への内窓設置事業を実施するなど、防音工事内容を拡充し、環境対策の充実を図っております。
第9位も2つございました。1つ目は「県が14年ぶりに育成した主食用米の新品種の愛称を『粒すけ』に決定」したことでございます。「粒すけ」は、県が13年かけて開発したお米の新品種でございます。大粒という特徴と、自分の子供のように愛着を持ってもらいたいという、そのような思いを込めまして、「粒すけ」と名づけられました。この春、農家での栽培が開始され、来年秋には本格デビューを迎えます。
さて、次が最後の項目となります。第9位にも成田空港の話題が入りました。先月7日、第三滑走路新設・B滑走路延伸などの、さらなる機能強化策の実施に向けて「航空法に基づく変更許可申請が、空港会社から国に提出」されました。今年、11億人の旅客数を達成した成田空港のさらなる機能強化策の実現に向けて、大きな一歩が踏み出されました。県といたしましても、この変更許可が地域の環境対策や地域づくりの前提ともなっていることから、早期に許可が出されるよう期待しているところでございます。
このほか、11位以下には、千葉銀行と横浜銀行が包括協定を結んだことや、千葉県湾岸地区道路検討会の開催、習志野高校野球部の準優勝、チバニアンへの認定に向けた申請が第三段階の審査を通過したことなど、さまざまなジャンルの話題が選ばれました。
今回は「令和」最初の10大ニュースの発表となりました。この1年間を振り返ってみますと、1位の項目に象徴されるように、我が県にとっては大変厳しい年となりました。引き続き、災害からの復旧・復興、そして災害に強い千葉県づくりに全力で取り組んでまいります。いよいよ来年は、オリンピック・パラリンピックが開催され、本県でも8競技が行われます。大会を機に、さらなる飛躍の年となるようしっかり準備を進めるとともに、来年の10大ニュースには明るい話題をたくさんお届けできるよう、オール千葉で取り組んでまいります。

私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。冒頭お話にあったオスプレイの暫定配備計画について、まずお伺いします。オスプレイの計画受け入れの判断に当たって、県としては木更津市と緊密に連絡をとりながら推移を見守るという方針だったと思います。ただ、昨日の動きを見ますと、渡辺市長が防衛省に受け入れ表明をされた後に森田知事のところを訪問されるということで、形的には事後報告のようにこちらは見えるのですが、渡辺市長の判断の前に、県と市の事前の協議があったのかどうか、そして、あったとすればどのような内容のことを確認されたのか、教えてください。

知事

それは、事務方同士のいろいろな会話等はあったのかもしれません。何しろ、私はオスプレイに関しては、住民の意見を踏まえて国と木更津が合意したことは、県庁としても尊重していかなければならないと考えているところでございます。

記者

続けてお願いします。暫定配備計画の受け入れに当たって、木更津市は防衛省と、運用に関する協議体制づくりというもので合意しております。千葉県に関しては、駐屯地から訓練場間の木更津市以外の上空での飛行の場合等を想定された管轄をされると思うのですが、県に対する防衛省の回答としては、情報提供については引き続き検討するということで、合意体制づくりで合意している木更津市と比べて一段階レベルが下なのかなと。検討するということなので、検討した結果、情報提供できませんという可能性もあると思います。判断前の防衛省への県の確認として、それはもう十分だったとお考えなのでしょうか。

知事

確かに、これは私、実はお国のほうにも申し上げたことがあったのでございますが、何しろ情報提供を早くしていただきたいと。それは、記者さんもおわかりのように、今までいろいろなことがあっても、市も県も何も言っていないのに防衛省のほうからどんどん出てきてしまう。こういうのはお互いの信頼感につながりますよね。ですから、それはなるべく早く言っていただきたいと、そういうふうに思っております。

記者

防衛省からは、引き続き検討するという回答でしたが、知事としては、基本的には情報提供はすぐにいただけると、そういうふうな考えだということですか。

知事

私はそのように希望していますけどね。あと、やはり千葉県は広域的に考えなければいけませんから、それを言いたかったのでしょうけれども、だから、それはそうですよ。その辺を、やはり私は、これこそまさしく情報の共有をして、市町村と連携しながら、これは大事だと、そのように思うんです。それがやはり、何といっても県民の安全・安心の確保、これは一番大事でございますから、そのようなことを踏まえて、これからも対処してまいりたいと、そのように思っております。

記者

情報共有について言及があったので、最後に一つお伺いしたいのですが、木更津市が防衛省側と合意した協議体制づくりというのは、基本的には木更津駐屯地周辺の住民の騒音ですとか、そういったことに関して協議する場だと、そういうことを想定されていると私は思います。木更津市以外の上空で飛ぶ場合については、そこの協議体制の場で協議される案件ではないと感じるのですが、県としてより広域的な、ほかの市町村も含めた協議体制の設置などを防衛省側に求めていくような、そういうふうなお考え等はありますか。

知事

記者さんが言っていることは、やはり一考しなければいけないと思いますし、これは、昨日ですか、渡辺市長の正式なそれがあったのでございますから、あと、先ほど申し上げましたとおり、私は国には情報をということも言ってあるものでございますから、これを踏まえて協議させてもらいたいと。担当部局、何かありますか。どうぞ。

職員

政策企画課でございます。先ほどの再質問に対して、引き続き検討ということでありましたが、私どものほうも北関東防衛局に趣旨確認はさせていただきました。あくまでも、これまで適切に情報提供してきたということを踏まえての引き続き検討だということで、今後の情報提供の内容や方法については県と相談していきたいといったお話はいただいております。私どもとしては、そういった情報は引き続きしっかりと全市町村に対して提供しているところでございまして、市町村のほうから御懸念の声があり、県と相談したいということであれば、しっかりと対応していきたいと考えております。

記者

私は以上です。

記者

昨日、発表があったのですが、知事が自分を律するためにということで、給与の減額の話をされていて、昨日、条例の専決処分が出たと思います。ただ、知事が議会でおっしゃっていたのは、給与と期末手当の減額ということでしたけれども、実際専決処分した条例は給与の10分の2の減額で、知事が当初議会で説明した内容とちょっと違うと思うのです。それについて、どういう経緯でそういう条例を専決処分したのかをまず教えてください。

知事

このことを、私はまず早く、自分を律するというか、皆さんにお示ししなきゃいけないということで、このような感じでどうだと、事務方に振ったのでございます。では、事務方、そのことを詳しく言ってください。

職員

総務課でございます。今の御質問ですと、条例の組み方といいますか内容ということになりますので、お答えさせていただきます。知事からの御指示は、御案内のとおり9月から11月の3カ月10%ときまして、あと12月分の10%ということでございました。ただ、それは、給与等、過去にさかのぼることはできませんので、今後どういった形で減額、また知事の指示を実現化するかということを複数いろいろ検討した結果、細かい話になりますが、期末手当に端数が出てしまうとか、いろいろなことから、結果的に期末手当の10%分が給料3カ月の10%分とほぼ同額であるということから、趣旨を御説明しました。それであれば、若干多くなるけれども20%で、それを1月から3カ月減額ということが、知事の指示の内容と最も近い形での条例になるだろうという判断のもとに、その案をとらせていただいたというところでございます。

知事

僕は、変えたことで金額が少なくなるのはまずいと。そうしたら、多少だけれどもプラスになっているからということで、それだったらいいのではないかと、そういうことです。

記者

ただ、やはり専決処分ですので、議会の条例の審議の手続を経ない中で、議会で説明した内容と違うものを、結果的に専決処分してしまったことになる点については、知事はどのようにお考えですか。

知事

申し訳ございません。僕も、何しろ県民の被災者の皆さんにお詫びしなければいけないということと、やはり自分の姿勢を示さなければいけないということで、私自身も慌てていたことは確かでございます。

記者

わかりました。あともう一つ、すみません。先日、検証会議があり、その後のぶら下がりでもあったのですが、一応県のPTでも中間報告という形で、台風の対応検証が出たと思います。その点で、改めて情報の連絡体制とかの不備が目につくかと思いまして、そこで知事のお考えをお伺いしたいのです。知事が政務と公務を常々分けているという、そのことは私も別に問題はないと思うのです。一方で、9月11日とか、私用で出ていたときに秘書課もその行動を把握していなかったという意味で、政務と公務の秘書、秘書課長と特別秘書の間の連携がうまくいっていないのかなという印象を受けたので、それについてお伺いします。特別秘書というのは必ずしも置かなくてもいい職種であると思うのですが、知事は特別秘書を置いて政務と公務を分けることのメリットをどのようにお考えでしょうか。

知事

まずはじめに、初動においての私個人の対応、行動に対して、検証委員会から御指摘をいただき、私は本当にそれを真摯に受け止め、これを教訓として、二度とこういうことをしてはいけないし、起こしてはならないと、県民の皆様に議会を通じてお詫びしたところでございます。本当に申し訳ないと、そのように思っています。それから、今、特別秘書という話が出ました。これは、私の場合は特別秘書というのは、この10年間やってきて、県の職員の皆さんと私との非常にいい潤滑油といいますか、いいアイデアも出してくれますし、お互いに忌憚なくしゃべれますし、そういう意味においては私はプラスだったと思います。マイナスな点と言われると、そうですね……、でも比べればプラスのほうが多いと思っております。

記者

ありがとうございました。幹事社からは以上です。

記者

よろしくお願いします。まず、オスプレイに関してなのですが、国に情報提供を求めていくということですが、国から得られた情報というのは、県民に向けてはどのように県から提供するのでしょうか。

知事

検証?

記者

提供です。県民への情報提供というのは。

知事

これは国と県のあれでございます。それと、また市も入るものでございますから、それはもちろん、できる限り公表できるような形はとりたいと思っています。ありますか。どうぞ。

職員

県民への情報提供でございますが、参考としては、現在、木更津市においては定期機体整備ということで、米軍オスプレイの発着等の情報が私どもにも来ますし、木更津市にも参ります。それは今、木更津市でホームページを通じて市民に向けて公表しておりますが、例えば今後、県内各所の発着情報について適切に情報がいただけるとした場合に、私どもからホームページ等を通じて県民の皆様にしっかりと情報提供していきたいと、そのように考えております。

知事

よろしいですか。

記者

あと、また別件ですが、IRに関してです。千葉市の熊谷市長は、今出ている提案に非常に前向きなことを言っていて、年度内にも誘致の判断をしたいということを言っています。

知事

ほぉ、積極的なんですか。

記者

はい。ということを記者会見で言っておりましたけれども。県としての考えはいかがでしょうか。

知事

例えば、今日いらっしゃっている記者さんにもいろいろな意見があると思うんだけれども、やっぱりいろいろな意見があるという案件ではありますよね。私は、確かに経済だとかそういうことでいいところもあるし、また、治安だとか教育面のマイナスのところもあると思うんです。ですから、一番大事なことは、その地元の県民の皆さんがそれを本当に必要としているかどうなのか。私は、熊谷市長に私的に会ったときもそうですが、まず、地元の合意が大事だよと。これがなかったらだめだよと。まず、そういう形をとって、県に話を聞いてもらいたいと思ったら、それは来ればいいんじゃないのと。まず、地元の合意が最優先だと、そういうことをいつも申し上げております。

記者

では、もう1点だけよろしいですか。地元の合意にちょっと関連するのですけれども、IRに関しては、今般、秋元司衆議院議員が逮捕されまして、本県でも白須賀議員の事務所が捜索を受けるなどしていますけれども、こういうIRの誘致をするかどうかという話をしている中でこういう事態が起きたことに対して、率直に受け止めをお願いします。

知事

現職の国会議員、私も国会議員だったので、国会議員が逮捕されるということは大変重いことですし、残念でもあります。このIR問題、今、カジノに少しフォーカスされております。でも、今回のIRはカジノ抜きは考えられないですから、皆さんご存じのとおり、ホテルもあり、エンターテインメントもあり、いろんなものがあり、そこにワン・オブ・ゼムでカジノもあるのだと、そういうことなんでしょうけれども。私も以前、シンガポールだとか、アメリカのラスベガスも行ってそういうものを見たこともあります。そのときに、記者さんと同じように質問をされたことがありますけれども、これはよっぽど考えないとまずいぞと。カジノだけに限定すればですよ。アジアでも中国でもいろいろやっている中で、果たして今私たちがやろうとしている皮算用にうまくのるのだろうかとか、そんなものが頭にいっぱい上がってきたのと同時に、そういうものが入ってきたときにおいて、どうしても日陰の部分が出てきて、それが子供たちの教育だとか、地域の安心・安全だとか、そういうものにかかってくるのはよくないなとか、そのように考えているところでございます。ですから、これからお国でもいろいろ議論のあるところだと思いますが、そういう本質的な議論のある前に、こういう問題が出たということは残念でありますし、またこれを注視してまいりたいなと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。きのうの台風の検証で、県庁内のプロジェクトチームが中間報告をまとめましたけれども、この中間報告を御覧になって、率直な知事の受け止めというのをお願いいたします。

知事

私、もうとやかく言うところではありません。議会でも皆様にも何回も同じことを言っておりました。やっぱり初動態勢、対応、県庁の職員の動きも含めて、全て私の指導力の足らなかったことだと私は思っております。ですから、大事なことは、私は職員にも言っているんですけれども、何しろ私たちはすきがあったと。こういうことが二度と起こらないようにすることが私たちの責めだぞと、私申し上げたところでございます。ですから、私は個々においてどうなんてありません。どんなお叱りを受けても申し訳ありません。頑張ります。

記者

その上で、検証会議の中で、知事や副知事と市町村長とのホットラインの話と、あと、副知事級の自衛隊出身者ですとか、危機管理監を置いてはどうかという話があったのですけれども、このあたりについて、知事が今どのように考えているか、お考えをお聞かせください。

知事

ホットラインとか連絡網、これは今回においてうまく機能しなかったなと。これは、先ほど申し上げましたとおり、まさしく私の不徳のいたすところで、これを改めて両副知事並びに担当部局の職員に、もう同じことを繰り返さないようにやってくれと指示したところでございます。やっぱりお互いに連絡をとるということは大変なことでございます。というのは、本当にそのときになってみないと、マニュアルはこうだけどといっても、マニュアルどおりいかないということは多あるんですよ。そのときにどうするかということも、今度、俺たちもう一歩踏み込んで考えていこうじゃないかと、そのように今言っているところでございます。

記者

ありがとうございました。

記者

先ほどの質問に引き続き中間報告の関係でお聞きしたいのですが、ホットラインともう一つ報告で指摘されているのが、中村特別秘書が介在することで、担当部局長と知事で直接連絡がとれていなかったと。今回の議会でも、自民党県議から、これまでもいろいろと問題視されているよということで質問がありました。きのうの中間報告では、直接連絡も含めて迅速に連絡できるように徹底してほしいというようなご意見がありました。これについて、今後知事はどのようにされていくご予定でしょうか。

知事

申し訳ありません。そのような意見があるということですから、私もしっかり、両副知事並びに職員とうちの特別秘書と、連絡網について見直せと、そのように指示いたします。申し訳ありませんでした。

記者

では、今後は直接やりとりするような指示系統をすると。

知事

それは検討します。どういうものがいいことか。

記者

あともう一点、すみません。先ほど、今回の災害対応を教訓に今後頑張っていきたいというお話でした。今、知事の任期がちょうど中間を過ぎました。次期知事選に向けて、今どういう思いかお聞かせいただけますか。

知事

私ね、国会議員のころからそうだったんですけれども、例えば、1期、2期に当選して、次3期ということは……、いつも今の期が最後だという考えで私やっているんです。というのは、次を挑戦しようという気がそのときにあると、どうしても自分自身が弱くなるんですね。ですから、私は今、特に今年はオリンピック・パラリンピックでございます。これを何とか、私、8競技でお願いして誘致した人間ですから、これを成功させるためにやらなければならないと、そのように思っております。ですから、今はまだ何も考えておりません。

記者

先ほど、県政の10大ニュースのご発表がございましたけれども、一方で、知事御自身のお仕事、またはプライベートも含めて、知事御自身がこの1年間で経験されたことで最も印象深かったことがございましたら御紹介ください。

知事

やっぱり私、ベトナムの人材ですね。これははっきり言ってあんまり目立たないんですよ。でも、介護人材のみならず、皆さんもそうですよ、これから。俺なんかもっと早いけれども。やっぱり、そういう人たちに頼らなければならないときが必ず来るんです。それを、来たときに動いていちゃもう遅いんですね。ですから、私はどういうお国の方に来てもらったらいいか、そして、できたら考え方とか作法なんかも日本人に似ているほうがいいですよね。あと、勤勉とか、いろんなことを県内で調査しました。その中において、ベトナムの方が非常に評判がいいと。でも、その反面、向こうにもこっちにもいるのかもしれませんけれども、悪徳業者というんですかね、そういう方が問題を起こしちゃっていることもある。これは両国にとって大変よくないことだと思う。ですから、まず私が行って、お国は別としても、我が千葉県は、こういうことをやって、こういうことをやって、こういうことをやりますと、これを、フェイス・ツー・フェイスじゃないけれども、顔を見てしゃべることが私は大事だと思ったんですよ。それで、私は大変うれしかったことは、フック首相が私に二度も会ってくれて、一度目のときに私が、金銭的なものは支援はあるとしても、私が大事にしていることは、フック首相、あなたは大変ガタイもいいしお元気だけれども、異国にそのように仕事で行ったら、必ずホームシックにかかることがある。そのときに、人材支援センター、そういうものを私はぜひともつくりたいんだと。例えば、実際ベトナムに留学している人たちに来てもらうとか、日本に何十年も住んでいるベトナムの人たちとの交流、それから地元としての交流、そういうことをしっかり、人材支援センターというのをつくりたいと。これはですね、実は7月にフック首相とお会いしたときに、お帰りになる前にお会いさせていただいたんですけれども、「今日の午前中に人材支援センターをオープンしました」と言ったら、大変に喜んでくれまして、千葉県は約束を守ると。ですから、私たちがやったことは本当に小さな一歩ですけれども、まず、ベトナムという国の気持ちというんですか、それをものすごく大事にするので、これからも私は、一歩一歩人材に関しては進めてまいりたいと、そのように思っています。

内容についてのお問い合わせ先

  • 令和元年県政10大ニュースについて
    →総合企画部報道広報課【電話】043-223-2067