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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20869

知事定例記者会見(令和元年7月25日)概要

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日時

令和元年7月25日(木曜日)10時30分~11時01分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 令和元年7月25日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 全国知事会議について
  2. 庁内事務におけるRPAの実証実験について
  3. 東京2020大会に向けた「ちば文化」の発信について
  4. おいしい千葉と空の商談会2019夏について
  5. この時期にお勧めの耳より情報(現代産業科学館プラネタリウム)

知事発言

全国知事会議について

知事

はじめに、去る23日、富山県で開催された「全国知事会議」に出席してまいりましたので、御報告を申し上げます。

今回の会議は、「5G元年地方創生」と題して、活発な議論が行われました。私からは、議題の一つである「介護人材確保対策の抜本強化」の中で、外国人を受け入れるための本県の取り組みについて申し上げたところでございます。具体的には、ベトナム政府との間で覚書を締結し、介護分野で留学生への支援を行っていることや、今月1日に設置した「千葉県外国人介護人材支援センター」において、相談や支援に取り組んでいること、その上で、各都道府県でさまざまな取り組みが行われていることから、国に対して課題や好事例の情報提供とともに、受入れ環境の整備を求めていくべきだと申し上げたところでございます。このほか、「医師確保対策」などに関する提言を取りまとめ、国に対して強く支援を求めていくとともに、全国知事会が一体となって取り組んでいくことになりました。

庁内事務におけるRPAの実証実験について

知事

次に、県庁内の事務におけるRPAの実証実験について、お話しいたします。

本県では、限られた人的資源で多様な県民ニーズに応えていくため、ICT利活用による業務効率化が課題となっているところでございます。RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略で、職員が行っている端末操作などの定型的な事務作業を自動化することでございます。これにより、作業能率の向上や事務ミスの防止などが期待できることから、本年度、実証実験を始めることといたしました。実証実験は、庁内公募により応募のあった事務の中から、削減時間の大きさや、他の業務への波及効果などから、市町村の職員数等に係る集計業務、非常勤講師の報酬算定業務、精神障害者保健福祉手帳作成業務の3つの事務を選定いたしました。このうち、市町村の職員数等に係る集計業務では、今まで職員の手で行っていた、メールで受信した添付ファイルの移動、表計算ソフトによる集計、昨年度との違いの検査の作業がRPAにより自動化され、126時間かかっていた作業時間が60%削減され、52時間で済む見込みでございます。今後、実証結果をもとに、さまざまな分野においてRPAの本格導入に向けた検討を進めるなど、オール県庁で、ICT利活用による業務効率化に取り組んでまいります。

東京2020大会に向けた「ちば文化」の発信について

知事

次に、「ちば文化」の発信について、お話をいたします。

東京2020大会は、スポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもあります。県では、開催1年前となるこの機会に、本県の文化的魅力を発信するための3つの文化イベントを実施します。1つ目は、「ちばアート祭2019」でございます。県民参加により選定した「ちば文化資産」をテーマに、来月14日から25日まで開催をいたします。会場となる県立美術館では、県民の皆様に御応募いただいた絵画や写真約550点の作品を展示するほか、県内大学などと連携したデジタルアートの展示を行います。また、隣接する「千葉ポートパーク」では、LEDを用いたアート作品やプロジェクションマッピングによる夜間のイルミネーション展示のほか、子供たちが参加できる「木組みのオブジェづくり」などのワークショップも行います。2つ目は、「ちば文化資産」を活用したスタンプラリーでございます。県内6カ所の文化資産などをめぐっていただくと、集めたスタンプ数に応じて、抽選で素敵な賞品をプレゼントいたします。スタンプラリーは、来月1日から8月いっぱい実施しますので、ぜひ参加していただきたいと思います。最後は、「千葉・県民音楽祭」でございます。来月25日に、県民の皆様が、文化の担い手として参加・交流できる音楽祭を千葉県文化会館で開催し、今月末まで観覧募集をしております。一般公募で選ばれた演奏者や文化活動に熱心な障害者団体・合唱団体、そして、視覚障害を持ちながらも国内外で活躍するヴァイオリニストの川畠成道さんが、千葉交響楽団と共演をいたします。素敵なハーモニーをお楽しみください。この8月は、ぜひこれらの文化イベントに参加いただき、「ちば文化」に触れてみてはいかがでございましょうか。

おいしい千葉と空の商談会2019夏について

知事

次に、「おいしい千葉と空の商談会2019夏」について、お話をいたします。

成田空港活用協議会は、成田空港の高まるポテンシャルなどを最大限活用して千葉県経済の活性化を図るため、官民が集結して設立された協議会でございます。このたび、成田空港を活用した新しいビジネス創出を狙い、今月31日に、ANAクラウンプラザホテル成田で、食品に関する商談会を開催いたします。商談の形式は、展示商談と個別商談を併用して行い、バイヤーである全日本空輸関係先企業の皆様と、千葉ならではのおいしい商品を取り扱う出展者の皆様が商談を行います。千葉は、農産物・水産物に恵まれ、四季折々の食材が楽しめる食の宝庫でございます。出展者の皆様には、魅力あふれるおいしい千葉の産品を売り込んでいただき、バイヤーの皆様には、一つでも多く選んでいただきたいと、そのように思っております。県といたしましては、今回の商談会が、空港を活用した県経済の活性化に加え、空港周辺の地域づくりを進めていく上で、大いに意味があるものと考えております。今後もこうした取り組みを、引き続き積極的に支援をしてまいります。

この時期にお勧めの耳より情報(現代産業科学館プラネタリウム)

最後は、「この時期にお勧めの耳寄り情報」でございます。

市川市の県立現代産業科学館では、来月9日から28日まで開館25周年記念プラネタリウム上映会を開催いたします。この上映会では、世界的なプラネタリウム・クリエイター大平貴之さんが、最新鋭のシステムで現代産業科学館のために制作したオリジナル6作品全てを上映します。直径23メートルのドームスクリーンに12Kの超高画質で映し出される星空が、時空を超えたはるかな旅へと誘います。このほかにも、県立博物館では、夏休みに大人も子供も楽しめる展示やイベントが盛りだくさんでございます。御家族やお友達など、お誘い合わせの上、ぜひお越しくださいませ。

私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いいたします。発表案件から一つと、その他でもう一点お伺いしたいのですが、先ほどのRPAです。実証実験ということなのですが、かなりの効果が見込めるような感じもするのですが、将来的に人員削減といったものまで視野に入ってくるものなのでしょうか。

知事

そうでございますね、今回の実証実験の効果をしっかり検証して、本格的導入に向けた検討を進めるとともに、他の事務についても導入を目指してまいりたいなと、そのように考えているところでございます。

記者

それによって、効果を実際に見てみないと、結果を見ないとわからないと思いますが、人員削減ということまで踏み込む可能性というのはあるのでしょうか。

知事

そうですね、言うなれば職員の負担軽減を目指すものでございます。これは、実際に稼働して、実際にどうだこうだという精査が必要でございますが、一番大事なことは、さらなる県民サービスの向上、そしてまた働き方改革、そのように思っているところでございます。

記者

これは全国的に見て、ほかの自治体さんでもやられているのでしょうか。

知事

担当。

職員

政策企画課でございます。他県の状況なんですけれども、他県におきましてもRPAについては実証実験等が進められているところでございまして、近県の例ですと、茨城県などは本年度から一部の業務で本格導入しているというところでございます。すみません、具体的な数字は今、持ち合わせておりませんけれども、そのような状況でございます。

記者

それから、別の発表案件ではないところでもう一点ですけれども、千葉市さんのほうが、カジノ、IRに関して是非を検討する調査チームのほうを設置し、事業提案を募るという発表がありました。結論ありきではないということだと思うのですけれども、千葉市のこの動きをどう見ていらっしゃいますでしょうか。

知事

そうですね、こういうものは、まずは地元の合意形成が私は重要であると、そのように思っております。地域において必要な議論が行われた上で、市町村から具体的な相談があるならば、県としても適切に対応してまいりたいと、そのように思っております。

記者

そうしますと、この話は地元の千葉市はもとより、県全体の機運醸成ですとか理解というのが必要になると思いますけれども、今の段階では千葉市から相談はないという理解でよろしいでしょうか。

知事

受けておりませんですし、そういうことが実際に上がってきたならば、ぜひ適切に対応したいと、そのように思っております。

記者

最後に、このカジノ誘致についてですが、賛否が非常に分かれる案件だと思うのです。千葉市の熊谷市長には今後高度な政治判断を含めて、いろんな意味で相当な覚悟というのを問われるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

知事

それは千葉市長は、市長としてしっかりお考えになるんじゃないですか。でも、こういう問題であるからこそ、私はしっかりと議論をしてもらいたいなと。何よりも地元の合意形成は重要であると、そのように考えているところでございます。

記者

よろしくお願いします。私からもRPAについてお聞きしたいと思います。一部の先行自治体等では定型業務の負担を軽減する分、政策の立案ですとか、より創造的なところに人的資源を投入したいという狙いで導入しているところが多いのですが、今後、千葉県で本格導入した場合に、浮いた人的資源をどういったところに振り向けていきたいと知事はお考えでしょうか。

知事

そうですね、これね、実際にどんどんどんどんこれからやってみて、それでその中においていろんな、平たく言うといいところも悪いところもいろいろ出てきて、どういうところに適切に合うかどうかということも出てくる。それをしっかりと考えていかなければならないと思います。担当部局、その辺を説明してあげてください。

職員

政策企画課でございます。現在、行政に対するニーズが多様化、複雑化する中で、今後、公務員、県職員がより政策立案等のクリエイティブな業務、また、対人的な、対県民向けに接するような業務によりマンパワーを振り向けていく必要があると考えていますので、今回の実証実験の結果を受けまして、どういったところに今回のRPAが向くのか、どの程度の効果があるのか、そういったところを検討していきたいと考えているとこでございます。

記者

本格導入の検討はこれからということですけれども、RPAが十分効果を発揮するには、今、お役所は紙の書類がすごく多いですけれども、この紙の書類をできるだけ減らして、書類の管理ですとか、庁内の手続き、これを電子化していくということが重要になると思いますけれども、庁内のペーパーレス化の推進ということに関して、知事の御認識と今後の方針についてお聞かせください。

知事

俺たちのころは、ペーパーで来たからね。でも、もう時代ですから、そうはいかない。それと同時に効率化ということは大変重要でございます。ですから、今、担当部局が言ったように、今回の実証実験、そういうのをしっかり見きわめながら、いろんな形で適切に進めてまいりたいなと思います。付け加えることがありましたら。

職員

政策企画課でございます。今回はRPAの実証実験ということで実施いたしますけれども、そのRPAの実験を行うかどうかの検討の中で、RPAのみにとどまらず、ほかの例えばシステムの改修であるとか、場合によっては、今のペーパーレス化の話も含めて、どのような形で効率化していくのが効果的なのかということを検証してまいりたいと考えております。

記者

ありがとうございました。私からは以上です。

記者

よろしくお願いします。先週、経済同友会のほうから30年後の提言ということで、インフラ設備であったり、そういった面で提言があったと思うのですけれども、まず、知事の受け止めを改めて伺ってもよろしいでしょうか。

知事

そうですね、やっぱり提言というのは、変な話、2年後、3年後も大事ですよ。でも、5年後、10年後、20年後も見据えた、言うなれば県民にとって現実もあり、そしてまた夢もある、そういう提言が網羅されていたんじゃないかなと、そのように感じております。

記者

提言の中でアクアラインに鉄道敷設をというお話もあったのですけれども、知事はアクアラインへの思い入れが強いと思うんですけれども、そういう提案についてはどのようにお感じになりましたか。

知事

そうですね、本当にアクアライン鉄道、これは夢があっていいですよね。もし、これができるような環境になったら、これはやっぱり県民の方も喜ぶかなと、そのようには思っております。

記者

ありがとうございます。あともう一点、オリンピックまで1年ということで、週末もイベントが開かれると思いますけれども、現状の雰囲気についてどうお感じになっているか。現状の雰囲気であったり、あるいは今後1年でどうしていきたいというのが知事の中でおありであれば。

知事

本当に間近になってきたという雰囲気は全体的にやっぱり出てきた感は受けますね。テレビなんかでも、あと街頭インタビューを聞いてもそう感じます。でも1年というのは本当に早いですからね。私どもも、担当部局、全ての職員とともに、今までオリンピック・パラリンピックに向けてやってきた。もう一度ここで気を引き締めて頑張っていこうと、そういう意気込みを持つところでございます。

記者

ありがとうございます。私からは以上です。

記者

お願いします。吉本興業を巡る一連の騒動について、政府の閣僚からもいろいろなコメントが出ていますけれども、まず、森田知事の受け止めというか、感じているところがありましたら教えてください。

知事

私もですね、全部を把握しているわけでもないので、そんなに簡単にコメントをできるところではないんですね。というのは私自身もそういう芸能プロダクションということも理解しているところでございます。やっぱり吉本興業というところは、100年以上ののれんを持っているところでございます。また、そういう芸能プロダクションと一般社会の会社とか企業というと、やっぱりちょっと乖離している部分があることも事実かなと感じることがあります。しかし、やっぱりそれは時代が時代です。正すことは正していかなければならないと、私は思っているところでございます。

記者

ありがとうございます。その上で、先ほどオリンピック1年イベントのお話も出ましたけれども、今週末には千葉県、千葉市のイベントの中で、吉本の芸人さんがいらっしゃるというイベントもあると思うのですけれども、この騒動が出てから、県としてどのような対応をとってきたか、というところをまずお願いします。

知事

出演予定になっているタレントさんにおいては、吉本興業に問い合わせ、問題ないことを確認しておりますので、予定どおり実施してまいりたいなと、そのように思っております。

記者

最後に、今後の対応として、今後も恐らくイベントなど続くことになると思うのですけれども、県としては、吉本とどういうふうに業務をやっていきたいとお考えか、というところも願いします。

知事

今、マスコミ等においても、いろんな意見が、また、いろんな角度からの思いが出ているところでございまして、現時点で何とも申し上げられませんが、いずれにしろ、正すべきところがあれば正してほしいと、そしてまた、しっかりと私たちも、先ほど言ったように、この人はどうなんですかということを吉本さんに必ずチェックをさせていただくということは変わらないのではないかなと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。今月、袖ケ浦の福祉センターの議論が、委員の意見が一段落しまして、これから県が素案をつくるという段階に入ったということだそうです。これは入所者が虐待とか暴行とかを受けて死亡したというのが、もう6年前のことなのですが、議論がずっと6年間続いておることについて、知事はどういうふうにお考えなのか。これはいつまで議論するつもりなのかというのをお尋ねしたい。

知事

記者さんね、県としても事件以降、センターの改革に取り組んできたところでございます。昨年、御案内のとおり、8月の見直し、進捗管理委員会の総括評価では、大変厳しい評価をいただいたところでございます。このような評価を私どもは真摯に受け止め、利用者の視点に立って、センターのあり方や障害者の支援体制について、迅速かつ丁寧に検討を進めるよう、私からは強く指示したところでございます。

記者

知事、「迅速な検討」という言葉は去年もおっしゃっているのですが、それからもう1年たっています。この間、前回の指摘であれば、人権侵害という言葉も使われていて、今の施設のあり方には強い批判をされているわけです。

知事

何ですか。

記者

強い批判を受けているわけです。人権侵害という言い方をされているのですが。

知事

誰に。

記者

座長からです。袖ケ浦センターの検討の座長のほうから。

知事

ああ、そういう意味ね。なるほど、わかりました。

記者

人権侵害という言葉で批判をされているわけです。議論が結論が出なければ、このまま抜本的な改革といいますか、改善策がないままずっといくわけですけれども、こういう、ほぼ実害といってもいいと思うのですが、この議論を去年も早めるという話でしたけれども、これはどう早めていくのか、いつまでに結論を得るのか、それは知事、お考えはあるのでしょうか。

知事

一生懸命頑張っているところではございますがね。センターのあり方、障害者の支援体制の検討に当たっては、まず、関係者の皆さんから十分に意見を聞く。そして、利用者、御家族に丁寧に説明を行いながら進めることが重要と考えているところでございます。でも、それは記者さんがおっしゃるとおり、おまえ早くやれ、どうなっているんだと、そういう御意見は誠にもって妥当だと思います。私どもとしても、一生懸命やらなければいけないと思っています。ですから、私は担当部局に対して、迅速にこれをやっていこうじゃないかということを、強く指示したところでございます。

記者

これは、期限とかは特段設けていないという話ですね。

知事

そうですね。じゃあ、その流れをちょっと担当部局。

職員

障害福祉事業課でございます。先ほども記者の方から御質問がありましたとおり、センターの今後につきましては、当事者の方とか、事業者の方など、さまざまな角度から御意見いただいておりまして、検討会議を設置して意見を伺っています。一旦、議論を整理をいたしまして、今後、検討会議であった御意見等を、利用者の御家族等に丁寧に御説明をするという手順を踏みながら具体的な検討を進めて、できるだけ早く、早期に方向性を明らかにしたいというふうに考えているところでございます。

知事

そうですね、やっぱりできるだけ早くその方向性を示したいと、そのように思っているところでございます。

記者

いずれにしろ、6年間というのはあまりに長いと思います。これは虐待でいうと、これもまた似たような時期にあった市原の虐待の事件もありました。これは4次答申というのが去年出て、9月以降、それに対するマニュアル改訂とか進むそうです。この間に野田の事件が起きているわけですね。全くあれが改善策、具体策、そういうものが出ないまま野田の事件が起きているわけで、私からすると、県というのは、こういったさまざまな事象が起きたときの当事者意識というのを非常に疑うのですが、今、議論が長く続いて、実際に改善策を打たれないことに対して、県はどのように思われますか。

知事

それは記者さん、私ども別に遊んでいるわけじゃないですし、丁寧に説明するに当たって、いろんな角度から、そしてまた、私たちが瑕疵があってはならないという、担当部局も強い気持ちを持っております。ただ、おっしゃるとおり、日にちを重ねているということも事実でございますので、これに対しては、私ども何しろ早く、そしてまた、皆様に納得していただけるように持っていこうと、そういう気持ちでいっぱいでございますので、これからも一生懸命取り組まさせていただきます。

記者

わかりました。ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。まず、RPAに戻ってしまいますけれども、そもそも、何でこの対象事務が、県の事務って多岐にわたると思いますけれども、何でこの事務3つになったのかという経緯を一つ教えていただきたいのと、あと、先ほど幹事社さんの質問でも、業務量が一瞬で何%ぐらい減ったというのがあったのですけど、時間数だったり、この3つをやって実証実験で大体人員的にはどのぐらいの業務量の削減ができるというのを示さないままやるというのは、別にそれがイコール人員削減につながるわけではないのは民間の取り組みでもそうですので。大体どのぐらい例えば業務量として人員削減になるのかとか、何万時間ぐらいの削減になる見込みでこの実験をやるのかという、見通しを聞かせていただきたいと思います。

知事

まず、私ども、働き方改革も含めて、やはり人員削減というのは、これはまた大事だと思っています。ですから、実際に実証実験をやってみて、これからどうなるかということも事実でございます。その辺の見通し等をちょっと説明して。

職員

政策企画課でございます。まず、この3つの業務に選定されるまでの経緯についてでございますが、業務に関しては、庁内公募により45の業務の応募があったところでございます。この中から、まず、削減時間の見込み、また、RPAに適しているかどうかということで、もとになるデータが電子化されているものかどうかなどという点から、6業務に候補を絞りました。このうち、この6業務について外部委託で、事業者とともに作業手順の明確性や、削減想定時間、他業務への波及の可能性の観点から評価し、今回の3つの業務を選定したというところでございます。次に、人員の削減の見込みでございますが、今回の3つの業務については、市町村の職員数の業務については先ほど御説明しましたが、非常勤講師の報酬算定業務では年75時間、精神障害者保健福祉手帳作成業務では年206時間というところが、現在削減が見込まれているというところでございまして、これが実際にどの程度の人員の削減になるのかということに関しては、検証結果での検討となるところでございます。

知事

いい方向に行けばいいと思っております。

記者

改めてちょっと追加でお伺いするのですけれども、RPAの導入に関して、知事として県庁の業務で時代の変化とともに、多分、人員配置などがなかなか組織で変わらないと思うのですが、ここはちょっと多いなとか、無駄だなとか、ここの人員をもっとこっちに回したほうがいいなとか、そういう御認識はありますか。

知事

実際に実証実験をやってみて、いろんな結果が出てくると思うんです。そういうのを見ながら、照らし合わせながら、また、職員の話も聞きながらまとめていきたいなと、そのように思っております。

記者

あとは、すみません、事務方の方にお願いなのですけれども、口頭とか、一瞬で説明が出てしまったので、資料を全部出してもらえませんか。さっきの75時間とか。

職員

資料については、また改めて政策企画課のほうから説明させていただきます。

記者

説明ではなくて、紙ベースであるのでしたら。さっき一瞬でシートが移ってしまったので。

職員

わかりました。御用意させていただきます。記者クラブの皆さんに配らせていただきます。

知事

じゃあ、紙で出して。

職員

はい。

知事

よろしくお願いいたします。

内容についてのお問い合わせ先

  • 全国知事会議について
    →千葉県総合企画部政策企画課【電話】043-223-2207
  • 庁内事務におけるRPAの実証実験について
    →千葉県総合企画部政策企画課【電話】043-223-2208
  • 東京2020大会に向けた「ちば文化」の発信について
    →環境生活部県民生活・文化課【電話】043-223-4160
  • おいしい千葉と空の商談会2019夏について
    →総合企画部空港地域振興課【電話】043-223-2268
  • この時期にお勧めの耳より情報「現代産業科学館プラネタリウム」
    →千葉県立現代産業科学館【電話】047-379-2005

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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