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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20862

知事定例記者会見(平成31年4月4日)概要

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日時

平成31年4月4日(木曜日)10時30分~11時02分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成31年4月4日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 習志野高校の甲子園準優勝について
  2. 交通安全について
  3. 千葉県環境基本計画の策定について
  4. 企業誘致施策の新たなスキームについて
  5. 企業局の発足について
  6. この時期にお勧めの耳より情報(潮干狩り)

知事発言

習志野高校の甲子園準優勝について

知事

はじめに、習志野高校の甲子園準優勝について、お話をいたします。
昨日、決勝戦が行われた選抜高等学校野球大会で、習志野高校が準優勝をいたしました。
習志野高校野球部の皆さん、準優勝おめでとうございます。選手の皆さんの最後まで諦めない全力プレーと熱いチームスピリットは、我々千葉県民に多くの元気と感動を与えてくれました。選手の皆さんの努力と、これまで支えてこられた先生方、御家族、関係者の皆様に、深く敬意を表します。夏の選手権大会では、ぜひこの経験を生かし、全国制覇を目指して頑張っていただきたいと思います。
私も、昨日、参りましたけど、本当に、応援団も、まさしくチーム千葉、みんなで最後まで声をからして応援をしておりました。本当に、選手の皆さん、頑張ってくれました。ありがとうございます。

交通安全について

知事

次に、交通安全について、お話をいたします。
県内では、昨年から交通死亡事故が多く発生しており、本年も、昨日までに全国ワースト1位となる46人の方が亡くなるなど、大変厳しい状況が続いております。特に高齢者が道路横断中に被害に遭う事故が多く、飲酒運転が原因となる交通事故も後を絶ちません。
そこで、県では、高齢者に向けて、交通事故の特徴や注意点をお知らせするチラシを作成いたしました。また、ドライバーに対しては、横断歩道上での歩行者保護を目的とした「ゼブラ・ストップ活動」や飲酒運転の禁止を呼びかけています。
飲酒運転は、ドライバーだけでなく、飲酒運転をするおそれのある人に車を貸したりお酒を飲ませたり、飲酒運転の車に同乗した人も違反となります。県警でも飲酒運転の取り締まりを強化しております。
交通事故は、いつ、どこで起こるかわかりません。しかしながら、県民の皆さん一人ひとりの心がけで防ぐことができます。車を運転する方も、歩行者の方も、交通ルールを守り、マナーを身につけ、悲惨な交通事故をなくしていきましょう。
また、飲酒運転は犯罪でございます。「しない、させない、許さない」を合言葉に、飲酒運転を撲滅してまいりましょう。

千葉県環境基本計画の策定について

知事

次に、千葉県環境基本計画について、お話しいたします。
本県では、環境問題に適切に対応し、豊かで多様な自然環境を次の世代に引き継いでいくために、新たに第三次となる環境基本計画を策定したところでございます。
計画では、「みんなでつくる『恵み豊かで持続可能な千葉』」の実現に向けて、地球温暖化対策の推進や循環型社会の構築など、5つの基本目標を設定しました。また、その達成に向けて、6つの政策分野、23の施策項目を掲げております。
計画の主な内容を4つ、御説明いたします。
1つ目は、「SDGs」の考え方の活用でございます。国連で採択された、持続可能な開発目標である「SDGs」では、相互に関連する複数の課題を同時に解決することを目指しております。
そこで、計画でも、「経済」、「地域づくり」、「暮らし」、「人づくり」の4つのテーマを設定し、分野横断的に施策を展開することで、環境・経済・社会的課題の同時解決を目指すこととしました。
2つ目は、取り組みの拡充でございます。特に、野生鳥獣による農作物の被害が後を絶たないことから、有害鳥獣対策の充実、強化を図ります。
3つ目は、新たな環境問題への対応でございます。気候変動の影響に対する適応策の推進や再生土の適正な埋め立て等の確保、さらに、災害時における環境問題への対応などに取り組みます。
また、4つ目として、環境保全に資する産業の振興など、環境保全を通じて経済に利益をもたらし、経済活動を通じて環境保全に寄与するような、環境と経済の好循環の創出を目指します。
県では、県民、事業者など、さまざまな主体と連携し、オール千葉で計画を着実に推進することにより、「恵み豊かで持続可能な千葉」の実現を目指してまいります。

企業誘致施策の新たなスキームについて

知事

次に、企業誘致に向けた新たな取り組みについて、お話をいたします。
本県では、東京湾アクアラインの料金引き下げの継続や圏央道の整備進展、成田空港の機能強化など、充実した交通インフラを背景に企業立地が進んでいます。
その一方で、企業が立地する受け皿となる産業用地は年々減ってきており、本県経済の活性化を図るためには新たな用地の確保が大変重要となっております。
このような状況を受け、県では、他県の状況や県内市町村との意見交換などを踏まえ、県・市町村・民間との役割分担のもとでの産業用地の確保策を新たに取りまとめました。
確保策の概要を御説明申し上げます。
まず、地域の実情を把握する市町村が候補地の調整や選定を行います。この後、県と市町村が共同で誘致活動を展開いたします。そして、事業の採算性等を十分に確認した上で、民間事業者が産業用地を整備・分譲します。
産業用地の整備には多額の費用がかかることから、道路などの公共インフラ整備を対象とした、市町村と合わせて10億円を限度とする支援制度を新たにつくり、民間事業者の参入を促します。
さらに、立地企業補助金の見直しを行い、県内中小企業の成長を促すための設備投資支援の充実や、空き公共施設を活用した企業誘致を推進するための市町村向け支援メニューを創設いたしました。
今後は、こうした新たなスキームを活用しながら、千葉県のポテンシャルを最大限に生かした企業誘致を私みずから積極的に推進し、地域経済の活性化につなげてまいります。

企業局の発足について

知事

次に、企業局の発足について、お話をいたします。
水道局と企業土地管理局の組織統合により、4月1日に千葉県企業局が発足いたしました。今回の統合は、同じ公営企業である両局を一体化して、組織の効率化を図ったものでございます。
企業局では、これまで水道局が行ってきた上水道事業と工業用水道事業、そして、企業土地管理局が行ってきた造成土地管理事業を引き続き実施してまいります。
なお、上水道事業では、約300万人の県民の皆様に水道水をお届けしておりますが、企業局の発足に伴い、特段の手続などは必要ありません。
これからも、安全でおいしい水道水の提供、工業用水の安定供給による産業競争力の維持・強化、未処分土地の分譲や活用等に取り組み、事業を効率的・効果的に実施してまいります。

この時期にお勧めの耳より情報(潮干狩り)

知事

最後に、この時期にお勧めの耳寄り情報でございます。
暖かい春の陽気となってきたこの季節に、県内各地で楽しめる潮干狩りスポットを御紹介いたします。
木更津市内の6カ所の海岸では、沖合い数百メートルに広がる広大な干潟で潮干狩りを楽しむことができます。また、色つきのハマグリを見つけた方には、地元産のノリをプレゼントいたします。
次に、富津市でございます。東京湾に細く突き出た富津海岸では、約1,200台の無料駐車場があり、貝洗い場などの施設も充実し、9月初旬までお楽しみをいただけます。
また、船橋市のふなばし三番瀬海浜公園では今月18日から6月上旬まで開設されており、期間中は公園内の環境学習館でアサリの生態やとり方などを御紹介いたします。
ぜひ、千葉のおいしいアサリやハマグリをとりに、御家族やお友達と御一緒にお出かけくださいませ。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

新年度に入りまして第1回目の定例記者会見となります。よろしくお願いいたします。

知事

こちらこそ、よろしくお願いします。

記者

まず、今月の1日に新しい元号である令和が決定いたしました。改めて知事に、この令和に対する印象をお伺いいたします。

知事

僕が初めて令和と聞いたときには、えっと思ったのが正直な気持ちでございます。でも、これを活字で見たり自分で何回も言ってみたりしているうちに、何かいい感じなんですよね。重みがあって気品があるような感じがして。これからの我が日本と考えたときに、いいんじゃないかなと最近つくづく感じております。

記者

まだ平成の御代は1カ月続くということですけれども、この1カ月間を、知事は平成を振り返りながらどのように過ごされたいでしょうか。

知事

非常にいろんなこと、変な話、自分の年になりますけど、今年で70になるわけですね。ですから、自分をも含めて、ずっと振り返ってみると、過ぎてみると早いんでございますが、当時はあんなことがあったな、こんなことがあったなと。まあ、振り返って、ああいうことはもう二度とないようになりたいなとか、あの失敗をしたのは、まだまだ自分がこうだったからだな、こういうふうにやりたいなと、言うならば反省の1カ月にしたいかなと、そのように思います。

記者

5月1日から改元されて新しい時代になりますけれども、その新しい時代にどんな千葉県をつくり上げていきたいか、抱負をお聞かせいただけますでしょうか。

知事

私、就任当時から言っておりますが、我が千葉県は非常に可能性のある県、言うならばポテンシャルのある県だと思います。そして、自分のいるときに、言うならば、土台というか基礎をしっかりつくって次代につなげていかなければならないと、そのように思っておるところでございます。
そしてまた、素晴らしいオリンピック・パラリンピックが来るわけです。県においても8競技が来ます。これをまさにチーム千葉でしっかりと成功させて、日本の千葉が世界の千葉に通ずる、そのような大きな夢を持って、私は皆様とともにオリンピック・パラリンピックを成功させたいなと、それがまず自分の心の中に大きく占めています。

記者

続きまして、発表案件から伺いたいのですが、企業誘致の施策ということで、新たなスキームを設定されたということですけれども、今後、用地の確保が厳しいかもしれないというお話もありました。もし数値的にお示しいただくことが可能であれば、例えば、ここ数年で県内に誘致した企業の推移がわかれば。もう一点は、実際に誘致するに当たって目標としているものがあれば教えていただけますか。

知事

詳しいことは担当部局に話してもらいます。でも、そういう意味では、いっぱい余っているというよりは、非常にいい感じで来ているよと、これからもっともっと俺たちで知恵を出そうよというのは、私は、より一層やる気がある。言うなれば、千葉県はポテンシャルがあるなと、そう感じているところでございます。担当部局。

職員

企業立地課でございます。
今までの実績でございますけれども、企業の立地状況につきましては、平成30年は67件、それから、去年は56件というような数字になります。
目標ということでございますけれども、年間50件を目標にしております。

記者

最後に一つ、交通安全の件です。県内の交通事故死亡者数は高止まりの状況が続いていて、かつ、高齢者の方が被害に遭うケースが多いということでした。改めまして、県民に対して知事から、交通安全に対する思いと、どういった点に気をつけていただきたいか、お話しいただけないでしょうか。

知事

高齢者といいますか、私なんかもそうなんですけど、よく、歩いているときに、いろんなことを考えちゃうときがあるんですよ。これがいけないんじゃないかと思うんです。だから、歩いているときは余り深刻なことを考えない。右左を見る。そして、歩道でも、車に近い車道のほうじゃなくて、なるたけ歩道の隅のほうを歩くとか、自分で工夫してもらわないとだめなのかなと思います。それと同時に、最近は大変速く走れる自転車が多いものですから、それにぶつかったり、あとは車ですよね。そういうちょっとしたことで、特に日が落ちた後の運転士さん、それから私たち歩行者も、お互いに見やすいように、発見しやすいような衣装だとか目配りだとか、そういうことをしていかなきゃいけないなと。何しろ、交通事故に遭うと、もちろん、その人は大変ですよ。でも、御家族から、友人から、みんな大変な心配をなさるということでございますから、まずは自分がしっかりとした注意を持っていこう、そのように県民の皆様にお願いします。

記者

ありがとうございました。

記者

数点お尋ねします。
今まさに統一地方選をやっている最中だと思いますが、知事はどういう対応をされているのか。特定の陣営を応援したりということはあるのでしょうか。
それから、さきの発表で言うと、環境の計画の数値目標はあるのでしょうか。

知事

選挙のところでございます。今、特に私が思っていることはございません。投票所に行くだけでございます。どの政党ということは特に今思っておりません。
それから、環境の数値目標は、もし詳しいデータがあったらお願いします。

職員

環境政策課でございます。
このたび、環境基本計画を策定いたしまして、施策項目ごとにさまざまな指標を設けてございます。例えば、再生可能エネルギーの導入につきましては、発電容量で4,000メガワットといったような目標値を掲げてございます。詳細については、またお問い合わせをいただければと思います。よろしくお願いいたします。

記者

最後に、今月、新入職員の入庁式がありました。内閣府のデータから、千葉県の管理職の女性の割合は、これは古い数字ですが、28年度で5.6%です。大卒の採用者に占める女性の割合は23.1%ということで、どっちかというと、全国で言うと下位に属しているそうです。現状はどうなっているのか。それから、低いことに対してどう受け取ってらっしゃるのか。

知事

記者さん、私、今、知事になって、そういうお仕事をやってもらうときに、女だから、男だからということは本当に考えないんですよ。それよりも、君にとって、できるスキルをやってもらう。そういうことであれば、男でも女でも良いんですよ。私は、これが基本的な考えなんです。
ですから、よくそういう質問をされるんですけど、「私は、そういうことを考えないで基本的にはやっていますよ」と、そのようにお答えしているところでございます。あとは何。

記者

数字的なお話なので。

知事

じゃあ、どうぞ、数字的に。

職員

総務課でございます。
職員の採用につきましては、地方公務員法で定められた平等取扱原則ですとか成績主義の原則がございますので、それに基づいて行われております。合格者は、男女の区別なく、当然、試験結果に基づいて決定しているところでございます。
30年度に実施いたしました一般行政職全般の採用試験状況を見てみますと、男女別で各々の受験者に占める合格者の割合を確認してみましたところ、男性の受験者で合格した男性の割合は16.4%、女性の受験者で合格した女性の割合は18.6%となっておりまして、おおむね同程度が採用試験の結果でございました。女性のほうの合格率が若干よいか、これも年によってとかがありますので、おおむね、受験者の割合的には大きな違いはないということでございます。

記者

統一地方選の関連です。4年前を振り返りますと、千葉県議選、全国同時に行われた県区の中で最も低い投票率でした。その2年後に行われた知事選挙も投票率は30%そこそこでした。こういった千葉県に関連した選挙の投票率、低下に歯止めがかからない現状ですけれども、その現状に対する受け止めを改めてお聞きしたいのと、その理由はどこら辺にあるのかという知事の予測をお聞かせください。

知事

記者さんに聞きたいぐらいだよ。私の選挙のときも大体31%と32%の間ですよね。本当に、あれだけみんなに、私は、県民の皆様にお願いしますと、みんなで投票所には行きましょうよと言っていたのでございます。しかし、県議選においても一番悪いと言われちゃうと、私も何か良い方法はないかなと思っているんですけれども、県としても、できる限りの広報と周知等をやっているんでございます。だから、それは残念なんですね。でも、やっぱり、私、権利と義務じゃありませんけれども、千葉県をこうしろと、ああしろと、いろいろ話すときに、やっぱり義務のほうもしっかりとやっていただきたいなと、そう思うところでございますので、ぜひ県議選は行っていただきたいと、そのように思っております。

記者

投票率を高める近道としては、もっと県政に県民の関心を引きつける、県民の関心を高めることが非常に重要かと思います。県政に関心を持ってもらうために県としてできること、知事としてできることがもしございましたら。

知事

すみません、これは皆さんから見て十分じゃないかもしれませんけれども、私ども、一生懸命やっているのは事実でございます。ですから、何しろ、私どもは、地味でもいいから、県民の皆様にお約束したことを一つずつやっていこうと、そうやっているところでございます。でも、記者さんのおっしゃっていることはそうなので、どういうやり方で県民の皆さんに投票に行っていただくか、また、今おっしゃったように、魅力を持ってもらえる県政というようなものを、これからもしっかり頑張ってまいりたいと、そのように思っています。

記者

ありがとうございました。

記者

お願いします。
習志野高校についてですけれども、昨日、知事は実際に試合を御覧になって、特に印象に残っているシーンですとか特に感動したような姿があれば教えていただけたらと思うのですが。

知事

やっぱり、テレビを見るのは、変な話、顔のアップまで入りますから、非常に選手の表情もわかるし、全体的にもわかるんですけども、私が昨日行ったときには結構遠いところだったものですから、もちろん球なんかほとんど見えないですし。でも、やっぱり、現場へ行くと違いますよね。記者さんもそうでしょう。現場へ行くと、やっぱり現場の空気ってあるんですね。
私なんかが行ったときは、ブラスバンドの皆さんとか応援団の皆さんとかがガンガンやっているので、より一層高揚感が出てきましてね。それで、習志野高校を私は見ていて、「いやあ、よく頑張ってるな」というのが私の第一印象でございますし、それと同時に、「習志野高校って千葉県の皆さんに愛されているんだな。これだけ多くの人が兵庫県の甲子園まで来た」と、そう思いました。
それと、やっぱり優勝校は素晴らしいですよ。僕が思ったのは、勉強になったのは、あれは8回だったかな。もう5点取っているわけですよ。5-0ですよ。そして、向こうにしてみれば、「もう俺は勝った」ぐらいの気持ちでいるのかなと思ったら、バントしてでもまた1点をもぎ取ろうとするんだな。あれは、私、なるほどなと。やっぱり、どんなでも最後まで頑張らなきゃいけないなと、そういうものを私は勉強になりました。
でも、両校とも、どちらが勝ってもおかしくないし、本当に頑張って、選手にしてみれば、そして私たち観客にしてみても、素晴らしい青春のひとときをいただいたと、そのような気持ちでございます。

記者

ありがとうございました。

記者

2点お伺いさせていただきます。
一つ目は、新元号のお話がありましたけれども、それに関連してです。今日いただいた発表の文書も元号は平成になっていますが、令和という元号が発表されて、多分、県のほうではシステムの改修とか対応を急ピッチでやっていると思います。その辺の現状と見通しについてお願いします。

知事

それは担当に。

職員

情報システム課でございます。
改修が必要なシステムでございますけれども、庁内全体で76システムありますが、プログラム改修はおおむね終了している状況でございます。4月中に順次、新元号の設定や確認作業を行いまして、県民生活に影響が出ないよう万全を期してまいります。

知事

よろしくお願いします。

記者

あともう一つは、発表案件で企業誘致施策のスキームのところです。新旧比較表を見ると市町村に対する支援をかなり拡充されているのですが、まず、知事として市町村に対する支援を拡充した狙いをお伺いしたいと思います。

知事

やっぱり、何だかんだと言っても、さっき言いましたけど、現場なんですよね。現地なんですよね。やっぱり、市町村、言うなれば現地の人たちの話をまず聞き、それから要望を聞き、そして、県としてはこうやってやるんだということをやっていかなきゃいけないと、そのような思いから来ているところでございます。

記者

ありがとうございました。

記者

先ほどの野球の関連で、もう一点だけです。
先ほど、知事は「県民に愛されている習志野高校」とおっしゃいましたが、エールですとか今回の戦いのねぎらいの言葉を改めて森田知事節でおっしゃっていただければ。

知事

俺が言うと、さっき言ったように、「素晴らしい青春のひとときを君は築いたんだ」と、そうなっちゃうんだけど、でも、私、本当に、あれだけのお客さんというか観客の前でやれるというのは、投げても走っても、みんな集中して見てくれるわけじゃないですか。私なんか、剣道をやっているときなんて、ほとんどお客さんはいないよ。それはもう、終わったら、はい、もう帰ってなんて言われて。だから、私は、やっぱり、野球というのは、これだけの人を集めて、これだけ熱狂させて、選手の人たちは頑張ったかいがあるだろうし、幸せだなと、本当にそう思いましたよ。

記者

もう一点、関連はないのですが、入社式の話が先ほどから出ていますが、県内出身で首都圏の大学等に進学された方が県内に戻ってきて県内で就職するUターンの就職率が非常に少ないということで、この間、県のほうが首都圏の12大学と協定を締結したと思います。なぜ千葉に戻る人が少ないのかというのが1点。特効薬はなかなかないと思いますが、Uターン率、Iターン率、Jターン率、そういったものを高めるために知事としてどういうふうに取り組んでいこうとお考えでしょうか。

知事

やっぱり、東京に行っちゃうということは、千葉県にそういう若い人たちの魅力が薄いからですよ。それは私たちの責任なんです。やっぱり、私たち、もっともっと踏ん張って、「もういいよ。東京に行けよ」と言うぐらいみんなが殺到するような、そういう魅力ある千葉県を私たちはつくっていかなきゃいけないと、私は強く思うところでございます。
それと、やっぱり、こういうものというのは、私どもみんな頑張っているんですけれども、なかなか一気にはいきません。でも、確実に、私は、一つずつ一つずつ、そういう魅力の階段は上がっているなと、一つずつ上がっているなという感触は持っております。しかし、まだまだ足りません。そういう意味においては、まさに魅力ある千葉というのを私たちはつくっていかなければいけないなと、そのように思っております。ですから、そういう記事というのは、ある意味、叱咤激励だと私は思っております。
担当部、何か。せっかくですから。

職員

雇用労働課でございます。
今お話にありましたように、県としても、民間の企業の方々も巻き込んで官民連携で呼んできて、こういった若い方々の就労支援、引き続き力を入れてまいりたいと思っておりますので、御協力よろしくお願いしたいと思います。まさに報道の皆様にも御協力を賜りたいところでございますので、よろしくお願いいたします。

知事

皆様、恐縮です。新年度を万全に乗り切るため、今年も、この時期を利用して、静養といいますか体のケアなどしたいと思いますので、来週から、ごめんなさい、少し休ませていただきますので、よろしくどうぞお願いします。ありがとうございました。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 習志野高校の甲子園準優勝について
    →教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4109
  • 交通安全について
    →環境生活部くらし安全推進課【電話】043-223-2259
  • 千葉県環境基本計画の策定について
    →環境生活部環境政策課【電話】043-223-4648
  • 企業誘致の新たなスキームについて
    →商工労働部企業立地課課【電話】043-223-2423
  • 企業局の発足について
    →企業局管理部総務企画課【電話】043-211-8275
  • この時期にお勧めの耳より情報(潮干狩り)
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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