ここから本文です。

更新日:平成31(2019)年1月25日

ページ番号:20858

知事定例記者会見(平成31年1月24日)概要

知事発言へ質疑応答へお問い合わせ先へ

日時

平成31年1月24日(木曜日)16時00分~16時41分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成31年1月24日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 平成31年度当初予算案について
  2. 平成30年度2月補正予算案について
  3. 平成31年度組織及び定数の見直しについて

知事発言

平成31年度当初予算案について

知事

はじめに、平成31年度当初予算案について、御説明をいたします。
資料1「平成31年度当初予算案について」を御覧くださいませ。表紙の部分に、当初予算案の特徴を記載しております。
平成31年度当初予算では、教育環境の改善や介護人材の確保など、子供・子育て世代への支援や、医療・福祉の充実、道路ネットワークの整備などの社会基盤づくりをはじめ、各分野にわたり「くらし満足度日本一」の実現に向けた事業を計上しているところでございます。
また、東京オリンピック・パラリンピックに向けた取組や、防災・減災対策など、喫緊の課題についても確実に対応を図ることとし、この結果、当初予算の規模は、1兆7,608億4,500万円で、前年度と比べ1.8%の増となっているところでございます。
次に、資料4ページ、当初予算の主な施策について、御説明をいたします。
はじめに、子供・子育て世代への支援の充実でございます。
子育て・教育環境の更なる充実を図るため、近年の猛暑対策として、県立高校の普通教室に空調を整備し、保護者負担で設置された普通教室の空調を県負担に切り替えるとともに、私立幼稚園が行う空調整備に係る補助の拡充を行います。
また、児童生徒が安心して学校生活を送ることができるよう、スクールソーシャルワーカーの増員を行うほか、私立学校経常費補助について、高校・幼稚園・専修学校に係る県単独の補助単価を引き上げます。
さらに、保育士の給与改善や、賃貸物件を活用した保育所への助成、「幼児教育の無償化」への対応や、児童虐待防止のための体制整備等を行います。
右側の5ページは、医療・福祉の充実でございます。
喫緊の課題である介護人材の確保対策について、前年のベトナム訪問の成果を踏まえ、外国人介護職員の就業促進に向けた取組を大幅に拡充いたします。
また、被災地で福祉支援を行う「災害派遣福祉チーム」の体制整備や、社会福祉センターの再整備、子供の貧困に係る実態調査、発達障害者への支援体制の強化を行います。
さらに、地域医療を支える医師・看護師を確保するために、若手医師のキャリア形成や、訪問看護ステーションへの看護師派遣の支援を新たに実施するほか、がんセンター新棟や、総合救急災害医療センターの整備などにより、本県の医療体制の更なる充実を図るところでございます。
6ページをお開きくださいませ。くらしの安全・安心の確立でございます。
地震発生時に迅速な対応を行うため、地震被害予測システムや津波浸水予測システムの整備を行います。
また、九都県市合同防災訓練などの広域的な防災訓練、災害を疑似体験できる映像機器や啓発動画などにより、災害への備えや理解の促進を図るとともに、住宅被害に対し支援金を支給するため、基金への拠出を行います。

さらに、集中豪雨や大型台風などに備えて、道路の排水設備や河川・海岸の堤防・護岸などの整備費を大幅に増額するほか、県有施設におけるブロック塀の安全対策を行います。
このほか、地域防犯力の向上を図るため、防犯ボックスの設置や、警察施設の建替え・改修を着実に進めてまいります。
右側7ページでございます。商工業の振興・雇用でございます。
中小企業振興資金について、過去最大の融資枠を継続するほか、新たに創業資金に係る信用保証料の一部を補助いたします。
また、本県への企業立地を促進するため、立地企業補助金に新たに産業用地の確保に係る助成メニューを創設するとともに、空き公共施設を活用した企業進出への支援や、中小企業におけるIoTの活用支援について、内容の充実を図ります。
このほか、ジョブカフェちば等における就職支援や人材確保支援、働き方改革に向けた取り組みを行います。
8ページをお開きくださいませ。農林水産業の振興でございます。
県産農林水産物の輸出拡大に向け、県のプロモーション活動を強化するとともに、海外販路の拡大に取り組む生産者団体等への支援についての予算を増額するところでございます。
また、経営の大規模化による生産性の向上を図るため、担い手への農地集積を支援するほか、園芸産地の施設化や省力化機械の導入、牛舎の暑熱対策に対する助成をも行います。
さらに、有害鳥獣対策として、被害の大きいイノシシの補助単価を引き上げるほか、棲み家となる耕作放棄地等の刈払いに対する助成枠を拡大いたします。
このほか、農林総合研究センターの整備、新たに設けられる「森林環境譲与税」を活用した各種の施策、水産業の振興を図るための漁港整備なども行います。
9ページ、社会基盤づくりでございます。
県民生活の利便性向上や経済活性化につなげるため、道路ネットワーク整備について、予算を大幅に増額いたします。
平成31年度は、北千葉道路について、事業中区間の整備、市川市から船橋市区間の環境アセスメント等の手続を進めるとともに、広域的な幹線道路に接続する銚子連絡道路や長生グリーンラインなどのアクセス道路や、地域に密着した道路の整備を進めてまいります。
また、交通安全対策のための歩道整備や横断歩道の補修、道路環境の維持・向上のための舗装道路修繕、いすみ鉄道への支援や、公共交通機関のバリアフリー対策などを行います。
このほか、県有建物の長寿命化対策について、計画に基づき、建替えや大規模改修、計画保全などを着実に進めてまいります。
10ページをお開きくださいませ。千葉の魅力発信でございます。
翌年に迫った東京オリンピック・パラリンピックに向け、大会の機運醸成や情報発信などをオール千葉体制で推進いたします。
また、千葉県を訪れる方々に対する「おもてなし」の機運醸成、魅力ある観光地づくりに向けたトイレ・案内所の整備に対する助成などに加え、新たに、観光施設のバリアフリー情報や、外国語SNSを活用した観光情報などにより、本県の魅力発信を図ってまいりたいと、そのように思っております。
このほか、県内の条件不利地域への移住や起業について、助成を行います。
11ページでございます。文化・スポーツ・環境施策の推進でございます。
オリンピック・パラリンピックの機運醸成と、本県の文化振興を図るため、東京2020文化オリンピアードの一環としての文化プログラムを実施いたします。
また、障害のある人の芸術文化活動を支援するほか、本県で開催されるオリンピック・パラリンピック競技や、障害者スポーツについて、広く県民に周知するための取組を行います。
このほか、特定外来生物の対策、特に、印旛沼及び手賀沼の外来水生植物の駆除に向けた調査を新たに実施するほか、千葉県再生土条例の施行に向けて、検査・監視体制を強化いたします。
以上が、当初予算に計上した、主な施策でございます。
12ページをお開きくださいませ。
一般会計の歳入の状況でございます。前年度と比較して、県税は、地方消費税率の引き上げや景気の回復などにより、172億円の増加、臨時財政対策債を含む実質的な地方交付税は、地方財政計画などを踏まえ、20億円の減少などとなっております。
次に、14ページをお開きくださいませ。
歳出状況についてでございます。社会保障費は、幼児教育の無償化の影響や、高齢化の進展などにより、163億円の増加、投資的経費は、単独事業が、道路ネットワークの整備や県有施設の長寿命化対策などにより、142億円の増加などとなっているところでございます。
次に、16ページをお開きくださいませ。
平成31年度の県債発行額は1,885億円で、前年度と比べ91億円の減少をしております。また、右側の17ページは県債の残高でございますが、平成31年度末の残高見込みは3兆779億円で、前年度末と比べ、6億円の増加となっています。
当初予算につきましては、以上でございます。

平成30年度2月補正予算案について

知事

続いて、資料2でございます。「平成30年度2月補正予算案について」を御覧くださいませ。
2月補正では、国の補正予算に対応し、防災・減災対策や、農林水産業の競争力強化に向けた事業などを計上するほか、人件費、社会保障費などについて、実績を踏まえた減額を行い、さらに東千葉メディカルセンターへの追加支援の経費を計上しているところでございます。
また、景気回復に伴い、県税等の歳入が増加したことから、財政調整基金の取崩し額を減額いたします。
このほか、将来の社会資本の整備など、今後の財政需要に備えて基金の積立を行うこととし、これらの結果、一般会計の補正予算額は438億5,200万円の増額となりました。
資料の2ページ以降には、歳入の内訳と歳出の主な事業を記載しておりますので、御覧いただきたいと思います。
2月補正予算については、以上でございます。

平成31年度組織及び定数の見直しについて

知事

続いて、資料3「平成31年度組織及び定数の見直しについて」を御覧くださいませ。
平成31年度の組織について、新たな行政需要や県政の喫緊の課題に対し、効果的な施策展開ができるよう、限られた人的資源の重点的な配置などを行い、効率的な業務執行体制を基本とした組織の見直しを行いたいと思っております。
主な組織改正について申し上げます。
はじめに、知事部局についてでございます。
まず、東京オリンピック・パラリンピックに向け、聖火リレーに関する業務を行うため、開催準備課に「聖火リレー担当課長」を配置し、「ルート・セレブレーション準備班」及び「ランナー選考班」を新設いたします。また、同課には、大会の開催に向けた情報発信等を担当する「広報・記録班」を新設いたします。
さらに、事前キャンプの受入れなどを推進するため、事前キャンプ・大会競技支援課の体制を強化いたします。
次に、再生土対策の推進に向け、廃棄物指導課の残土対策班を「残土・再生土対策班」に改めるほか、監視指導室の体制を強化するところでございます。
次に、新消防学校と、「防災研修センター」の供用開始に伴い、消防学校の体制を強化いたします。
次に、児童相談所の体制強化を計画的に進めるため、平成31年度においても35名程度を増員します。
2ページをお開きくださいませ。
次に、外国人介護人材の受入れ支援などを推進するため、健康福祉指導課の福祉人材班を「福祉人材確保対策室」に改め、体制を強化するところでございます。
次に、県内在住の外国人の増加に対応するため、国際課に「多文化共生推進班」を新設いたします。
次に、県・市町村・民間との新たな役割分担での産業用地の確保などを推進するため、企業立地課の工業団地整備室を「産業用地整備支援室」に改め、体制を整備するところでございます。
次に、森林経営管理制度の導入等に伴い、市町村主体による森林管理などを支援するため、森林課の林業振興室を「森林経営管理室」に改め、体制を強化するところでございます。
次に、水道局及び企業土地管理局の統合でございます。
企業土地管理局については、水道局と統合し、「企業局」とします。企業局には、「管理部」、「水道部」、「工業用水部」及び「土地管理部」を設置します。
3ページをお開きくださいませ。
最後に、千葉県職員定数条例の改正でございます。
水道局及び企業土地管理局の組織統合に伴い、定数を削減します。また、病院局において、がんセンターの増床に係る体制整備などを図るため、定数を増員いたします。
私からは、以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
新年度予算案について伺います。この予算案、過去最大という歳出の規模になってくると思いますが、これに込めた知事の思い、例えば攻めの予算なのか、メリハリなのか、そのあたりを伺えますでしょうか。

知事

そうですね、今回は新しい年号でもあります。千葉県としてもしっかりとやっていかなければならない。そのようなことで、もちろん来年はオリンピック・パラリンピックでございます。その成功に向けてしっかりとやっていかなければならないと、そのように思っております。
まず、県立学校の空調整備や私学助成、子供・子育て世代の支援ですね。これを充実させる。それから、過日ベトナムにも行きまして、介護人材確保、これは介護人材の確保のための新たな対策をはじめとする医療・福祉の充実でございます。
それから、何といっても人と物がスムーズにならねば経済というのは循環しない。それとともに、こういう時でございます。活性化というものはやっぱり物の動きがより一層よくなければならない。そういう観点から、まず道路、これは千葉県内はほんとにまだまだなんですね。この道路は、でも千葉県だけじゃないんですね。実は千葉県の道路が非常にスムーズになっていくと、例えばこの間、外環の千葉県区間ができたことによって、首都圏が相当、首都高速がすいているというはっきりした数字も出ているわけですね。そのように、千葉県の道路網をしっかりさせるということが大事。それから、何といっても基幹道路にアクセスする道路、これもしっかりやっていかなきゃいけない。言うなれば、道路ネットワーク、社会基盤の整備の推進でございます。まあ、欲を言ったら切りがありませんけれども、とりあえずは積極的にやれたのかなと、そのように思っております。

記者

続いて、来年度の予算に何か名前をつけるならば。

知事

来年度予算、どうしようかな。俺、前に考えたんだね。書いたんだよね。

職員

「伸長予算」というお話がございましたね。

知事

そうだった。(せっかく俺、書いたんだよ。どこへ書いておいたかな。あっ、これだ、これだ。)
新たな時代に向け、伸長予算。伸びる、長い。これは実は慎重にやりましょうよという言葉を2つかけているんですけれども、「新たな時代、伸長予算」、そのように考えております。

記者

この「伸長予算」によって、千葉県が来年度一気に伸びるというか、そのあたりの思いがもしございましたら。

知事

私はね、千葉県って本当に、言うならば可能性、言うならばポテンシャルのすぐれた県ですから、これ、まさしく「チーム千葉」でみんなが英知を出しながらやっていったら、相当数私は伸びしろがあると。今回もいろんな角度から、私ども国からも、そして県の多くの皆さまからも、そして最後は職員の皆さんが集まって、これでいこうやと決めた予算案なので、私は非常にいい感じでいけると。
ただ、これがベストだというわけではありませんよ。それは課題もあります。じゃあ、道路は基幹だけでいいのか。いやいや、まだまだ足りないところもあります。それから空調、全部できたのかいと言われれば、まだ職員室もちょっと足りないところもあります。そういうことも、しっかりと私たちは、今、日の当たらないところも次へのステップとして、そのように考えています。

記者

ありがとうございます。最後に、肝いりの事業案を3つほど挙げていただければ。

知事

そうですね。やっぱり先ほど言った子供・子育て世代への空調整備ですかね。それから、道路ネットワーク、社会基盤の整備ですね。そして、介護人材の確保。ベトナムにも行きましたけれども。
これは私、前に話したかもしれませんけど、ベトナムの人の話を聞いたり、例えば隣国のミャンマーとかそういう人たちの話を聞くと、日本ではこういう介護人材、例えば介護福祉士も含めて、今足りないんですと言ったら、向こうの人は、日本では大変でしょうと言うんですよ。なぜかといったら、私たちの国は大家族だと。おじいちゃんからおばあちゃんまでみんな一緒になって住んでいるんだと。ところが、日本というは国はみんな核家族になっているでしょう。ですから、私どもは小さいときからおじいちゃん、おばあちゃんに接し、また一緒に寝食をともにしているから、日本に行ったって、おじいちゃん、おばあちゃんとの接し方がよくわかっているんだと、そう言っておりましたね。なるほどと。ですから私が言ったのは「ぜひお力をお貸しください」と、話をしたんでございますが、ただ、私どもも、力を貸せ、貸せだけじゃなくて、しっかりとした受け皿をしなきゃいけない。
この3つでございますかね、今回。

記者

ありがとうございました。私からは以上です。

記者

予算規模は6年連続で過去最大を更新していまして、その編成の柱となっているのは、県税収入も伸びているところがあると思いますけれども、県税収入の伸びの要因の一つに、今回は10月に予定される消費税率の引き上げもあると思うのです。逆に言うと、その後の消費への悪影響、反動減という可能性もあると思います。10月に消費税率が引き上がると思いますけれども、それが新年度予算の執行中にその時期を迎えると思うのです。消費税率の増税が与える県財政への影響について、どのように見きわめていくか、お考えがありますでしょうか。

知事

消費税というのはいろんな考え方があるんですね。それと同時に、そのときの流れ、いろんなことを加味し、やっていかなければならないと思うんです。でも、100%これだというのは、どの意見に対しても非常に難しいと私は思っていますよ。しかし、今、社会保障等も含めて、日本はこれは喫緊の課題だと思うんですね。その中で財政健全化、社会保障充実のための財源確保、その観点から総合的に考えて、消費税というのはしっかりと考えていかなければならないのかなと。それと同時に、私たちも、それが本当に私たちのためになるように注視していかなきゃならないと、そのようにも思っております。

記者

消費増税による景気の冷え込みを招かないような対策を県として国に求めるというようなお気持ちとか、そういうことがあればお聞かせ願いたいと思います。

知事

それはお国のほうもいろんな対策を考えていると思いますよ。
それと、私、特に中小企業も含めて、今度は国レベルじゃなくて、県レベルとして、地元レベルとしてやれるようなことを、もう一度私どもみんな頭を合わせてしっかりと考えていかなきゃいけない。それと、やっぱり現場の人たちの話をしっかり聞いてやっていこうと、そのように思っております。

記者

わかりました。ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。
先ほど知事が予算に名前をつけたときに、「伸長予算」として、伸びる・長い以外に、慎むほうの「慎重」をかけたと言いましたけれども、後のほうの「慎重」というのはどういう意味なんでしょうか。

知事

やっぱり、ただそのときの気持ちで、さあ、伸びればいいんだと、こう行くだけではなくて、待てよ、そういうときこそしっかりと足元を見て慎重にやっていこうよと、そういう気持ちをかけたのでございますけどね。

記者

特に足元を見なきゃいけない注視するような事業というのは、具体的には、例えば子育てや医療、福祉、道路などに関してどういった事業なんでしょうか。

知事

難しいですけれども、僕の場合は、一応、俺はこんな人間ですから、全てにおいてみんな見てくれよと。俺だけが、俺は例えば子育てを見るけれども、こっちが大変だとか、そういうこともいろいろあると思いますが、私は全てにおいて、やっぱりしっかり足元を見ながらやってまいりたいと、そのように思っております。

記者

わかりました。その中で、例えば道路ですけれども、確かにネットワークを拡充していくということは大事ですけれども、一方では建設の国債発行など、財政的な問題と背中合わせになっていくと思うのですが、そういったところでの慎重な姿勢というのはあるのでしょうか。

知事

そうですね、やっぱりいろいろ御意見のあること、私はわかっています。でも、私ね、例えば最近の話でいきますと、外環道の千葉県区間、50年かかったんですよね。でも、完成してみて、確かに記者さんが言うように大きなお金がかかったかもしれません。でも、私は最近の利便性も含めて、それイコール経済性も含めて、これはやっておいてよかったのではないかなと、そう判断する人は多いのではないかなと、そのように思っております。
ですから、要するに投資ですよね。こういうものは、今は確かにつらいところもあるけれども、将来においてどうなんだということをみんなで考えて、そしてみんなで意思決定をしていくことが良いのではないかなと、そのように考えております。

記者

わかりました。どうもありがとうございました。

記者

先ほど肝いりの1つで、外国人介護職就業促進事業、44ページにありますけれども、予算額としては1億800万ということで、ちょっと肝いりにしては額としては少ないのかなという気がするのですが、この辺の……。

知事

わかります。ただ、正直言ってこれからまだ、もちろん私もまたベトナムへ行っていろんな形で交渉してこようと思うんですけど、どのくらいといったら、正直言ってあまりつかめないところもあるんです。でもね、とりあえずは最低限はこれぐらいから出発しようというところもないこともないんですよ。でも、これからこれがどんどん進んでいくことによって、いや、もう少しこうしよう、ああしようという考えは出てくるところでございます。

記者

つまり、それは当初予算としてはこの額だけれども、もし必要が増せば補正などで追加も。

知事

それは検討していかなければならないと、そのように思っております。

記者

ありがとうございます。

記者

ちょっとこれは予算そのものから離れるんですけれども、第二湾岸の検討会というものが設置されるという話がありましたね。これは知事としては国にどういう要望活動をされたのでしょうか。

知事

先ほど話したように、私も第二湾岸の話というのは相当前から、皆さん何とかしたいという、経済界も含めてあったことは事実です。それと、議会においても、あそこをもっと有効活用すべきだとか、そういうことも出ておりました。
それはそれなんですが、私は湾岸付近の混雑緩和、これは外環を見ていて、やっぱりこれだけスムーズになるんだということを如実に感じたんですね。ですから、まず湾岸を混雑緩和させるためには第二湾岸、これをする。これを何とかもう一度みんなで考えていこうよと。それがイコール、実はアクアラインが最近混んでいると、こういう話がありますね。だから、今度は混んでいるときの一つの分散というか、一つの代替道路というか、こちらにも逃げて通ることができると、そういうことを考えて、ぜひこれは国がはっきりとした指導のもとに、みんなで考えていかなきゃいけないんじゃないかなと、そういうようなことを私は強く思ったもので、それをお願いしたところ、お国のほうから検討会をやろうじゃないかと、そういうことで出てきたんでございます。

記者

ありがとうございました。

記者

この予算によって、来年度、千葉県がどのように伸びればいいなというふうに、何か描く姿はありますでしょうか。

知事

そうですね、ちょうど今年から来年にかけては、オリンピック・パラリンピックのムードがこうなっていくでしょう。でも、私はさっき「伸長」という言葉を使いましたけれども、足元の一つ一つの、県民にとってプラスになることが大事だと、そのように思っていますね。ですから私ども、こういう予算は組みましたが、しっかりと足元を見ながら、しっかりと皆さんの意見を聞いてやっていきたい。だから、確かにそんな派手な予算じゃないとは思いますが、きっと次へのステップになるのではないかなと、そのように思っております。

記者

あと、外国人介護人材のところで、ほかの自治体さんからも千葉県に結構問い合わせが入っているということで、ただ、ほかの県はなかなか予算措置をするのに苦労している、なかなか予算をつけてくれないという話があるそうです。そこで、千葉県がなぜここまでの予算をつけられたか。ほかの県と違って、少ないとはいえ1億円つけられたのはどういうお考えでしょうか。

知事

これは、やっぱり千葉県というのは他県に比べて高齢化が結構早いんですよね。ですから、うかうかしていられないと。それと同時に、確かに、特に介護福祉士が足りないということはわかってきているわけですから。ただ、今は何とかつじつまを合わせているところもありますけれども、これから5年、10年たったらとんでもないことになってきます。
ですから、そういう意味において心配し、何とかと思って実際にベトナムに行った。そのときに議員の人たち、10名の皆さんも行ったわけですよ。そして本当の実情、そして、こういうことをやっているのは、はじめは日本だけがそんなことをベトナムに行ってやっているんじゃないかと思っている方も多かったと思うんです。
でも、実際に驚いたのは、あるニュースでドイツの人たちが乗り込んできて、こういういいことがある、ああいういいことがあると。そうしたら現地の人たちは、「いやぁ、ドイツはギャラがいいからそっちへ行こう」とかね。要するに、ベトナムとかミャンマーとかいろんな国に、ヨーロッパからも入ってきている。中国からも来ていると聞いております。こうなってくると日本もしっかりしておかないと、そういう介護人材が減るというのはわかってきているんですから、ここで手を打たなきゃいけないと、そのように思っていますね。
それと、現地で言われたんですけど、これからは労働者が国を選ぶ時代だと、そういう話も出ております。だからこそ私は、今、千葉県がしっかりまずは舞台をつくっていこうやと、そういうところから私が最終的に決めました。

記者

その他で、予算以外のものでも構いませんか。
最近、九十九里の片貝漁港に、バンクシーという芸術家の作品と似たようなものが発見されたというか、その少し前から話題になっていたというようなこともあるのですけれども。
一つは落書きのようなものという捉え方もあるとは思いますけれども、こういった作品が例えばSNSとかでいっぱい「いいね」を獲得したりしているところがございまして、一つの観光名所になるかもしれないという声もあって、そういったいろんな発信を狙っていらっしゃる知事からしまして、今回、バンクシーと思われる作品が片貝漁港で見つかったことに関して、御所感を伺えればと思います。

知事

まず、本物か偽物かわからないわけですから、それを変に、何か少しでも観光の名所にしようかとか、これでどうしようなんていうこと、そういうことは千葉県は一切考えておりません。

記者

ありがとうございます。

記者

関連して今のバンクシーの、落書きと思われるわけですけれども、あそこは千葉県の防潮壁のようですけれども、今後、落書きを消すとか、対応をどうするかとかを考えてございますか。

知事

こういうのをおもしろいだとか何とかと言ったら、どんどん、まあ本物かどうかわかりませんし、描かれていったら大変なことでございますから、対応については関係者と協議してまいりたいなと思います。
でもね、僕は、芸術的にはいろいろあるのかもしれませんけれども、これはいかがなものなのかなと、そのように感じております。

記者

ありがとうございます。

記者

予算にもかかわる話なのですが、組織の見直しのところです。今回、外国人介護人材の話と関係があるのだと思うのですが、福祉人材確保対策室というものをつくって体制強化するという話があって、あと多文化共生のほうも少し国際課のほうで強化しようというような話が今回出ています。ベトナムとか外国からの方を確保していこうという話になってくると、今まで国内でやっていたことと比べると、外国との調整ですとか、結構国際的な仕事になるというか、恐らく職員の方も今までされていないというか、慣れない仕事とかそういうことをどんどんやっていかなくてはいけなくなるのだと思います。県の職員の確保ですとか、あるいは養成や人材育成みたいなところまで考えなければいけないのではないかと思いますけれども、そのあたりは今、どのように見ていらっしゃるんですか。

知事

それはもう記者さんの言うとおりですよね。これからどうするんだいと、誠にそのとおりでございます。ですから、私どもとしても、今回こうやって予算もつけてやるわけですから、ごめんなさい、そういう意味ではまだまだ初歩的なところがあると思います。でも、こうやって決めた以上は一気呵成に、私どもしっかりと、職員もやると思っています。

記者

ありがとうございます。

記者

先ほど出た第二湾岸のことでお伺いしたいのですけれども、実際に第二湾岸の建設を進めていくということになりますと、建設地の中には三番瀬が入ってくると思うのです。そうなると三番瀬に関しては、堂本前知事がこの開発については白紙という方針をずっと続けてそのまま来ていると思うのですけれども、それについてどういうお考えを今後持っていくのかというのと、あの地域はやはり鳥がたくさん来る、環境の問題もありますけれども、それとの兼ね合いをどう考えているか、その2点についてお伺いしたいと思います。

知事

そうですね。そういうことは承知しております。これはまだ、今やっとスタートしたばかりでございますから、もちろんそのような問題等も出てくると思います。ですから、三番瀬再生計画との整合性に配慮しながら検討してまいりたいと、今現在はそのように思っております。

記者

わかりました。どうもありがとうございました。

知事

どうもありがとうございます。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 平成31年度当初予算案について
    →総務部財政課【電話】043-223-2076
  • 平成30年度2月補正予算案について
    →総務部財政課【電話】043-223-2076
  • 平成31年度組織及び定数の見直しについて
    →総務部行政改革推進課【電話】043-223-2046

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?