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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20851

知事定例記者会見(平成30年10月18日)概要

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日時

平成30年10月18日(木曜日)10時30分~11時01分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成30年10月18日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. ちばアクアラインマラソン2018について
  2. 千葉港ポートセミナーについて
  3. 千葉県男女共同参画センターの移転について

知事発言

ちばアクアラインマラソン2018について

知事

はじめに、「ちばアクアラインマラソン2018」について、お話をさせていただきます。
アクアラインマラソンの開催まで、いよいよあと3日になりました。国内はもとより、30の国と地域から、680人以上の外国人ランナーが参加する国際色豊かな大会となります。1万7,000人のランナーには、海の上の絶景と天空へと駆け抜ける爽快感を味わっていただきたいと思っております。
また、今大会には多くの著名人ランナーも出走いたします。PR大使の藤森慎吾さん、ボビー・オロゴンさん、招待選手のサイラス・ジュイ選手、車いすアスリートの土田和歌子選手などが颯爽と走る姿、ぜひ御覧くださいませ。
コース沿道では、吹奏楽やダンス、地元の皆さまの声援、そしてボランティアの方々のさわやかな笑顔が、ランナーを勇気づけてくれます。さらに、外国人ランナーへのおもてなしといたしまして、地元の小中学生が参加選手の国と地域の旗を振って応援をいたします。
このほか、ランナーにとってのお楽しみとして、本県の特産品を召し上がっていただく給食ブースをコース上に3カ所設けてあります。応援する皆さまも、メイン・ハーフ会場それぞれのイベントエリアにぜひお越しくださいませ。県内各地から80以上のグルメやお土産品を揃えた屋台村や、多彩なステージイベントをお楽しみいただけます。
また、大会前日には、イオンモール木更津にて、私も出席して、PR大使のボビー・オロゴンさんやゲストランナーの柏原竜二さんとトークショーなどを行います。
なお、大会当日は東京湾アクアラインが午前8時30分から午後1時30分まで通行止めになるなど、コース及び周辺道路の交通規制を行います。どうぞ、御理解と御協力をよろしくお願いを申し上げます。
県内外多くの皆さまに千葉の魅力を存分に味わっていただき、「千葉に来て良かった」と思っていただけるよう、「チーム千葉」の総力を結集し、日本一のおもてなしでお迎えしたいと思っております。21日の「ちばアクアラインマラソン2018」、ぜひ御期待ください。

千葉港ポートセミナーについて

知事

次に、千葉港の利用促進に関する取組について、お話をいたします。
千葉港は、市川市から袖ケ浦市までの6市にまたがる日本一広い港であり、全国屈指の貨物取扱量を誇る海の物流拠点として重要な役割を果たしてきました。
また、外環道や圏央道の整備進展により、県内はもとより、首都圏各地からのアクセスが良くなったことから、一層の利用促進に向けた絶好の機会を迎えております。この機会に、千葉港の魅力を多くの企業の皆さまにPRするため、今月24日、東京都内の「富士ソフトアキバプラザ」で「千葉港ポートセミナー」を開催いたします。
当日は、私自ら、千葉港の持つポテンシャルを紹介するとともに、本年6月の外環道千葉県区間の開通による効果についてもお話をさせていただきます。さらに、民間シンクタンクや、実際に外環道を利用している運送事業者の方をお迎えし、千葉港の経済効果や企業活動の展開について語っていただきます。
多くの企業の皆さまに、国際貿易港である千葉港の魅力を知っていただき、今後の利用につなげていきたいと思います。

千葉県男女共同参画センターの移転について

知事

最後に、千葉県男女共同参画センターの移転について、お話をいたします。
男女共同参画センターは、県の男女共同参画施策の推進拠点として、県民の皆さまが自分らしく、いきいきと活躍できる社会づくりを目指し、各種事業を行ってまいりました。
今週、20日(土曜日)に、当センターは、千葉市稲毛区天台の旧青少年女性会館から、中央区都町にある都町合同庁舎に移転し、業務を開始いたします。今回の移転により、施設の面積は、これまでと比べて約1.7倍に広がります。
また、子育て世代の皆さまにも利用しやすい施設となるよう、「キッズスペース」や「託児室」を新たに設置いたしました。さらに、県民の皆さまが自由に利用できる「交流スペース」も新たに設け、市町村の男女共同参画に関するイベント情報をお知らせするなど、より一層、施設の充実を図りました。
12月2日には、センターの移転のお知らせを兼ねて、より幅広い用途に対応できるようになった専用会議室において、講演会などを開催いたします。今後も、県民の皆さまに、より親しみやすく、幅広く利用していただける施設となるよう、取組を進めてまいります。
なお、都町合同庁舎には、先月25日に、中央県税事務所が移転するとともに、今月16日には、子ども・若者総合相談センター「ライトハウスちば」が移転し、既に業務を行っているところでございます。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
では、まず今週末に迫った「ちばアクアラインマラソン」についてお伺いします。
今度の大会は、2年後に県内で一部開催されるオリンピック・パラリンピックを見据えた予行演習といいますか、そういった大会になると思います。それで、機運の醸成とかボランティアの運用とか、おもてなしとか、県内の魅力発信とか、いろいろなテーマがあると思いますけれども、そういったものについてどういうふうに取り組んでいくかということを教えていただきたいのですけれども。

知事

これは記者さんね、何といっても、スポーツをやるときは天気ですよね。だから、まず、私も今まで連続3回晴れているもんですから、何とかこの4回目、晴れてほしいと思って、今のところ、いい状況になるんではないかなと、そのように思っています。
ということはですね、まず天気で汗をかこうとすると、みんな明るくなりますよね。明るくなるからこそ、そこに私たちのおもてなしが光るんではないかなと。例えば沿道の小中学生、また関係者、見に来てくださった方が大きな声も出してくれるし、そしてまた吹奏楽があったり、ダンスがあったり、それからいろいろな食べ物ブースもあります。そういうことで、ほかのマラソンとちょっと違った千葉県民らしい情を持ったおもてなしをしたいなと、そのように思っております。
何よりも、私はこのアクアラインマラソンというのは、本当に晴れていると、木更津から海ほたるまで、ぐーっと少し上がっていくんですね。まさしく天空に上るような気持ち。これをぜひ参加者の皆さんに、いい天気のもと楽しんでいただきたいなと、そう願っているところでございます。

記者

次にお聞きしたいのは、君津市など小櫃川の源流域にある産業廃棄物最終処分場の増設計画についてですけれども、一昨日、市民グループが、前県議で今度君津市長になられる石井さんとこちらに来て陳情などをされました。石井次期市長は計画の中止などを公約に掲げて当選しましたけれども、こちらに来られた際、石井次期市長は、「できれば、市長になってから知事に直接会ってお話したい」と言っていました。
それで、お伺いしたいのは、その計画に基づいて、今後、石井次期市長が就任されてから会うつもりはあるかないか、その辺についてお伺いしたいのですけれども。

知事

そうですね、本件処分場増設計画については、申請内容が法の許可基準を全て満たしていたところから許可したところでございます。県といたしましても、立入検査により施設の状況等を確認するとともに、事業者に対して必要な指導をしていかなきゃならない。
それと、石井次期市長は、ずっと今まで県議会にいたわけですから、その辺の流れも十分御認識していると思います。
そしてまた、ぜひ私自身も、具体的な要請があれば、これは対応を考えさせていただきたいと、そのように思っています。

記者

わかりました。ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。私からは2問お伺いします。
まず、先ほど御案内のありました、「男女共同参画センターの移転について」というお話もありましたが、男女共同参画に関して、やはり国などでも動きが、すごく機運が高まっていると思います。千葉県でも女性幹部の登用も増えているということですけれども、まだまだ十分とは言えないというのが現状だと思っています。
先日、県の総合計画の評価でも、男女共同参画センターの研修の参加者数が目標を達していなかった、未達成だったというような話がありまして、改めて知事として、今後、男女共同参画に対してどういった姿勢で臨んでいくかということと、センターの移転でどういったことを期待するかということを教えてください。

知事

変な話ね、男と女しかいないんですから、やっぱりお互いに、女性もいいところがあるし悪いところもあるし、男もいいところもあるし悪いところもあるし、でもお互いに補完し合ってこそ私は素晴らしい社会ができると、そのように考えているんでございます。
ですから、私はこういう場において、はっきり言って、私の年代より上の人たちがそういういろいろ問題があったところもあるんですが、今は相当みんな、かえってよく言われるけど、女性のほうが強いとかね、いろいろ言われます。でも、僕はどっちが強い弱い問題じゃないと。
それと同時に、そういう場において、お互いにいろんなことを話したり、またいろんな、例えば市民も含めてそういうことが交流できるようになれば私は良いのかなと。また、県民の皆さまにぜひお使い賜りたいと、そのように思っています。

記者

ありがとうございます。もう1問、お伺いいたします。
東葛の官製談合に関する話です。8月に県が調査結果と再発防止策というのを決定していますけれども、9月県議会で再発防止策が不十分ではないかという声が上がっています。
具体的には、入札契約に対しての外部からの働きかけに関して、記録・検証する仕組みを設けるという項目の中で、記録の対象をOBからと限定しているのですが、県によると、31都府県の中でこうしたOBに限定しているのは千葉県のみというような形になっていまして、千葉県だけ他県から規制が緩いんじゃないかというような話が出ています。
そこで、知事としては、こうした規制の現在のあり方、十分だとお考えかどうかということと、今後、見直しをしていくような考えはあるかどうかお聞かせください。

知事

そうですね、こういうことはやっぱりあってはならないし、今回のアンケート等においても、本当に私ども、こういうことを気をつけよう、こういうことは是正しようと、強く肝に銘じているところでもございます。
ですから、調査の結果、逮捕・起訴された職員以外にも、一部事業者との会食や情報管理の認識などの面でコンプライアンス意識の不足している面が見受けられました。本当に申し訳ないと思います。これをしっかりとやっていかなければならないと私は思っているところでございます。

記者

ありがとうございます。私からは以上です。

記者

先日以来、免震の装置の不正問題が全国的に関係しておりまして、千葉県内も36件の建物が対象とされています。県有施設には使用が確認されていないということですけれども、東日本大震災を受けて各市で建てた防災庁舎等にも、そういった実際とは違う不正な装置が使われているようです。
森田知事としては、この問題をどう受け止めて、今後どのように対応していくか、お聞かせください。

知事

今、こうやって地震だとか台風だとかいろんなことが起きているときでございます。その中において、こういうことがあるということは非常に残念ですし、一日も早く是正していかなきゃいけないと、そのように私は基本的に思っているところでございます。
じゃあ、県としてどのようにしていくのかと、そんなようなことも出てくるのも当然でございます。県といたしましても、製造した会社に対し報告を求め、安全性の確認や装置の交換など速やかに行うよう、これは是正指導してまいります。また、していかなきゃならないと思います。

記者

わかりました。ありがとうございます。

記者

私、2点お伺いさせていただきます。
まず1点は、10月9日ぐらいに知事トップセールスの詳細な日程が出ているので、その関係についてお伺いさせていただきます。
まず、シンガポールでは、基本的に農林水産物の魅力を知事がPRされるということだと思うのですが、一方、ベトナムで観光とか経済のミッションで言うと、観光セミナーで観光の魅力についてPRするというのはわかるのですが、社員向けに報奨旅行を行っている人にセミナーを行うであったり、現地の行政機関とかさまざまな方を招待してのレセプションもありますけれども、それぞれの狙いについて改めてちょっと伺わせていただきたいのと、ホーチミン市で要人との会談は調整中ですけれども、知事としてはどういったレベルの人と会って話すことが今回のトップセールスの成果につながると考えているか、まずその点をお聞かせください。

知事

ありがとうございます。記者さんも、今までいろいろトップセールスにもお付き合いをいただきまして、本当に十分に御認識があると思います。
シンガポール、観光、農水産物。そしてベトナムも同じようなことでございますが、ベトナムの場合は個人旅行というよりも、団体旅行が多く占めているというところもありまして、それは、例えば会社で頑張った人だとか、いろんなことも踏まえまして、ぜひ我が千葉県へという話もしてまいりたいと。
それと、もう一つ大事なことは、介護人材です。これが非常に不足している。いやいや、これからもっともっと不足していく。だからこそ、これを何とかしていかなければいけない。この間もお国のほうとも、いろいろと千葉県の考えを言って、千葉県はこのようなつもりでベトナムに介護人材の協力をいただけるように、また、そういう施設等も見て、お話を賜って、県としてどういう形ができるかということも話してくると、お国とも話しまして、ぜひやってきてくれと、そういう話もいただきました。
そういう意味において、今回、ハノイではなくてホーチミンでございますので、ホーチミンの市長というかVIPの人にお会いさせていただく。それと同時に、もうお国にお帰りになりましたが、クオン前駐日大使の方に2回ほどお会いしまして、介護人材、ぜひとも御協力を賜りたいとお話をしました。
私が言ったことは、ベトナムの皆さんが日本、また千葉県においても、労働者として大変多うございますと。その中で、非常にベトナムの皆さんは誠実で真面目に働く。こういう評判でございます。ぜひよろしくと言いました。この間、離日する数日前にお会いしまして、「森田知事の言ったことを、しっかり本国に帰って申し上げて、そしてまた、今回の人材等においても、ベトナムもしっかり受け止めさせていただく」と、そういうふうなことも言っていただきました。
ですから、今回は言うなれば人材確保、これをベトナムにおいては非常に大きく見たいなと。そういう意味においては、人材育成施設の視察だとか、学校だとか、そういうところをぜひ見てきたいし、しかるべき人とお話をして、良い回答を得られればなと、そのように思っているところです。

記者

今の補足なのですが、人材育成施設とか学校というのは、介護人材に関するものという理解でよろしいですか。

知事

そうですね。私どもが今想定しているところは、介護人材だけの学校ではないんですけれども、いろんな分野においての人材を日本に紹介しているところではございますが、私どもとしては、まず介護人材ということに絞ってお話をさせていただきたいなと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。
あと、もう1個、すみません、うちの新聞で書いていて恐縮ですけれども、県庁の「しんぶん赤旗」の購読についてお伺いさせていただきます。
昨日、自民の中村県議が質問して、今年度119部あるというお話だったのですけれども、全部の77の課と局で、業務上必要な情報収集のためという御回答をされているそうなのですが、例えば2部取っているところがあったり、日曜版だけ取っている課もあるので、業務上必要な情報収集という理由と整合性がとれないのではないかなと思うのですけれども。
あと、例えばなのですが、去年結構多かった県とかで、急に県議会などでそういう話が出たら購読部数を減らしているところとかもあるそうです。千葉県は去年より4部増えているみたいなのですけれども。
知事として、別に強制的に勧誘されたという話はないみたいなのですけれども、千葉県が突出して多いということについて、どういうふうにお考えかお聞かせください。

知事

業務の推進に当たって、幅広く情報収集を行うという観点から、各所属において業務との関連性を踏まえ、必要な部数を購入していると聞いております。今、記者さんがおっしゃった点をもう一度しっかり検討させていただきたいなと。
担当部局、その辺を。どうぞ。

職員

行政改革推進課でございます。
30年度は知事部局、教育委員会、議会事務局、105所属のうち、77の所属で119部を購入しているということでございます。知事が申しましたとおり、業務の推進に当たって幅広く情報収集を行うという観点で、各所属で必要な部数を購入しているものというふうには考えておりますが、今回、議会の決算審査特別委員会で指摘があったことにつきましては、庁内で情報を共有しまして、情報収集のあり方を考える上で参考にさせていただきたいと思います。

知事

そうですね。検討させていただきます。

記者

わかりました。ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。
先ほど海外のトップセールスの話題も出ましたが、国内向けということで、千葉港のポートセミナーについてなんですけれども、こちらのセミナーに知事も御出席されて講演を行うということなのですけれども、具体的にどのような千葉港の魅力であったりとか発展性についてお訴えになられるのか、お考えをお聞かせいただけますでしょうか。

知事

千葉港というところを、私はこの魅力が十二分に理解されていないというか、うまく周知されていない部分もあるのではないかと。最近は外環道千葉区間が開通した。それから、もう少したてば、圏央道横芝・大栄間も開通する。そして、北千葉道路、これも国直轄とか、有料道路化とか、いろんな観点においても非常に明かりが見えてきている。
その旨において、この千葉港というのは、非常に重要性を増すといいますか、大きな、これは千葉のみならず、関東圏、日本においても、いかに利用するか。それは、まず皆さまが千葉の利便性を理解していただくということが私は大事だと。それと同時に、今、千葉県が千葉港に対してどのように期待しているかということを述べたいなと、そのように思っているところでございます。

記者

今、千葉港が、なかなか周知が行き渡っていないかなという御発言もあったのですけれども、なぜそういう状況になったのかという点ですけれども。

知事

何でですかね。だって、千葉港の面積は日本一広い港ですね。だから、私は思うけど、やっぱりさっき言ったように周知が足りないんです。宣伝というか。だって、日本一広い港だなんていうことを、ほとんど知らないですよ。そういうこともこれからは粒立てていって、特に御社にどんどん宣伝してもらって。まず、そういう周知の一環としてこういうこともやるんでございます。どうぞ。

職員

港湾課でございます。
ポートセミナーということで、十数年ちょっと、ここのところ開催を見送っていたところなのですが、今、長期構想等を策定しておりまして、それによってハード対策だけではなくて、ソフト対策も必要だということで、平成28年、3年前からまたポートセミナーのほうを開催しているところでございます。今後も千葉港のPRに努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

知事

一応、こういうことでございます。

記者

ありがとうございます。

記者

先ほどトップセールスの話の中で、介護人材に関するお話があったかと思います。知事のお考えをお聞かせいただければと思いますが、国のほうでも、外国人労働者の受入れの拡大に向けた新制度の骨子がつい先日まとめられて、かなり日本としても大きな転換点を迎えているのではないかと思うのです。
今回の知事のトップセールスもこの流れを見据えて、先手を打つような形のトップセールスになるかと思うのですが、この制度が改正された暁には、やはり千葉としては、他県に先駆けて外国人労働者の受け入れの施策をどんどん打っていこうというお考えなのでしょうか。
また、受け入れに当たって、県内の基盤整備というか課題もあると思うのですが、どういったところに課題があると感じていらっしゃいますでしょうか。

 

知事

これは私の情報が間違っていなければ、市町村では、横浜市とかそういうところで独自に人材確保のために動いていると聞いておりますが、県、言うなれば都道府県でどこか動いているということは聞いておりません。
ですから、そういう意味において、千葉県が独自にまずはベトナムに行って、そういうことをお話するということは、私は大変いいことでありますし、たえず独りよがりで、独りで踊っていちゃいけないんですね。こういうことは国ともしっかりとすり合わせながらやっていかなければならない。
記者さんがおっしゃるとおり、じゃあ、ただ来てくれればいいのか。外国人が増えたと。外国人が千葉において、平たく言えばどのように振る舞ってもらうとか、いろんな意味においても、していかなければならないかとか。しかし、外国人に対しての期待が高まっていくというのも、また事実でございます。国において新たな制度を創設、今考えているわけでございますから、国において各実情をしっかりと踏まえた上で、制度の内容を検討していただきたい。
私はいつも思うんですが、もちろん何でもということじゃありませんよ。やっぱりこういうことというのは、国としっかり話すというか、こういうこともやりますと言いながら、やっぱりどんどんこれから地方の時代ですよ。県がやれることはどんどんやるべきですよ。そして、足りないところを国にうまく頼むよと、こういうやり方をやっていかないと、できないものを絶えず、国が悪いんだ、何が悪いんだと、これはだめなんです。前を向かなきゃいかん。私はそのような気持ちを基本的に持っているものでございますから、今回においても、しっかりとベトナムに行ってお話をさせていただきたいと、そのように思っております。ありがとうございました。

記者

県内の課題については。

知事

じゃあ、どうぞ。課題についてでございます。

職員

国際課です。
外国人が増えていった場合、外国人の方にとっての暮らしやすさ、それから、既存の住民の方の暮らしやすさ、双方を確保していく必要があると思います。県では現在、外国人テレホン相談のほか、生活情報を提供するためのウエブサイトあるいはガイドブックなどを作成しております。こういった取組に加えて、国の動きを注視しながら適切な対応をとってまいりたいと考えているところです。

知事

ありがとう。これは本当に難しいんですよ。ヨーロッパでもいろんなことがありますよ。ああいうことをしっかり私たち勉強しながら、慎重にやっていかないとお互いに嫌な思いをしますから。
だから、さっき介護人材で、勉強して日本に来ていただいて、免許も取ってもらったと。千葉県で頼むよといったって、その人たちだって、みんなお国を離れて来ているわけですから、例えば、そういう人たちの悩み事、相談事を受ける、そういう部隊もつくっておかなければいけないとか、そういうふうにお国としてもこれからもっともっときめ細やかな考えを示していただきたいなと、そのように思っております。

 内容についてのお問い合わせ先

  • ちばアクアラインマラソン2018について
    →教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4109
  • 千葉港ポートセミナーについて
    →県土整備部港湾課【電話】043-223-3838
  • 千葉県男女共同参画センターの移転について
    →総合企画部男女共同参画課【電話】043-223-2371

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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