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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20836

知事定例記者会見(平成30年3月22日)概要

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日時

平成30年3月22日(木曜日)10時30分~10時59分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成30年3月22日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 電話de詐欺撲滅緊急メッセージについて
  2. 県民のおもてなしの機運を高める取組について
  3. ノリ養殖業の振興に向けた施策について
  4. いじめ防止啓発強化月間について
  5. この時期にお勧めの耳より情報(房総のむらさくらまつり)

知事発言

 電話de詐欺撲滅緊急メッセージについて

知事

はじめに、「電話de詐欺」撲滅に向けた緊急メッセージをお伝えいたします。
千葉県民の皆さん、昨年の県内における「電話de詐欺」の被害件数は1,517件と過去最悪となり、今年に入ってからも増加傾向が続くなど、深刻な状況でございます。
「自分はだまされない」と思っていても、犯人は、考える間を与えず、言葉巧みにだます話術を持っています。被害を防止する一番の方法は、犯人からの電話に直接出ないことでございます。
「電話de詐欺は電話de対策!」、現在市販されている電話機の多くは、留守番電話設定や警告・通話録音などの機能がついているので、御自宅の電話機に一工夫を加えて、大切な人や御家族を守ってください。
また、「だまされているかもしれない」と感じた人を見かけたら、声をかけてください。千葉県と千葉県警察も、全力でこの犯罪の撲滅に取り組んでまいります。
県民の皆さん、「電話de詐欺」は、県民の力で防げる犯罪です。一人ひとりがしっかりとした防犯意識を持ち、県、市町村、事業者の方々と力を合わせ、オール千葉でこの卑劣な犯罪を撲滅いたしましょう。
このメッセージは、私と永井県警本部長から県民の皆さんに向けてお伝えするものでございます。あなたの大切な人や御家族を「電話de詐欺」から守るため、今、行動を起こしましょう。

 県民のおもてなしの機運を高める取組について

知事

次に、県民のおもてなしの機運を高める取組について、お話をいたします。
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催まで2年半を切り、今後ますます多くの方々が本県を訪れることが期待される中、最高のおもてなしで皆様をお迎えするに当たって、本県では、「オール千葉おもてなしアクション」を進めてまいります。
昨年夏、「おもてなしCHIBAプロジェクト」の第一弾として、九十九里・外房地域の皆様と協力し、「ビーチクリーンキャンペーン」を行いました。約5,300人もの皆様に御参加をいただき、約12トンのごみを拾いました。
今年は、このプロジェクトの第二弾として、「ひまわりと笑顔で結ぶオリンピック」を始めます。これは、子供たちが育てたひまわりの種をもとに、オリンピックが開催されるときに、一宮町のサーフィン会場の周りなどをひまわりでいっぱいにして、選手や観客の皆様をお迎えしようというものでございます。
昨年夏、2020年につなげる最初の種を、いちのみや保育所の園児たちが収穫してくれました。本日行われる「オール千葉おもてなしアクションシンポジウム」の中で、「元気のタネをつなげようテイクオフセレモニー」を行い、この園児たちから、私自身が最初の種を受け取ります。この種を九十九里・外房地域の小中学校等で育て、大会まで、ひまわりの種をつないでいきます。
シンポジウムでは、このほかにも、「旅先で感動したおもてなし」をテーマにした講演や、全国のおもてなしの先進事例の紹介などにより、おもてなしの機運を高めてまいります。
本県ならではのおもてなしで、最高の旅の思い出を持ち帰っていただき、「また千葉県に行きたい」と心から思っていただけるよう、オール千葉で心のレガシーをつくり上げていきましょう。

 海苔養殖業の振興に向けた施策について

知事

次に、海苔養殖業の振興に向けた施策について、お話をいたします。
本県では、富津、木更津、千葉北部の3つの地域で海苔が生産されております。千葉海苔は、色良し、味良し、香り良しと3拍子そろった江戸前海苔として、本県を代表する水産物の一つになっております。
しかし、近年では、生産者の減少や、贈り物用の需要が見込める年内の生産不調など、大きな課題も抱えています。それぞれの地域では、漁場の環境や生産者の規模などが異なるため、生産力の向上を図っていくためには、地域の特性に応じた対策を実施していくことが必要でございます。
そこで、県では、漁協や県漁連、地元市などと連携して、一経営体当たりの漁業所得10%の向上を目標とした、「千葉県ノリ養殖業生産振興計画」を初めて策定いたしました。
具体的には、県内生産の8割を占める富津では、主力産地としての生産者の生産力強化、木更津では、干潟漁場での養殖の推進と、香りの良い青混ぜ海苔の増産、千葉北部では、生産の安定化と三番瀬ブランドの活用を方針としております。
今後、この計画に基づく生産対策と、平成29年に策定した千葉県海苔販売促進基本方針に基づく販売対策の両輪により、関係者が一丸となって海苔養殖業の維持・発展を図ってまいりたいと、そのように思っております。

 いじめ防止啓発強化月間について

知事

次に、いじめ防止啓発強化月間について、お話をいたします。
本県では、全国に先駆け、いじめ防止対策推進条例を施行しており、昨年の11月には、千葉県いじめ防止基本方針を改定いたしました。
改定に当たっては、いじめを見逃さないための適切な認知、いじめの予防や早期対応の取組の充実、実効性のある対策組織の構築などについて、より具体的かつ実効性のある対策となるように見直し、いじめの未然防止・早期発見・早期解消に向けて、さまざまな施策に取り組んでおります。
重点的な取組として、子供の悩みを受け止め、アドバイスをするスクールカウンセラーや、貧困などの問題解消に向け福祉の観点から支援するスクールソーシャルワーカーの充実を図り、各学校における教育相談機能の充実に取り組んでおります。
本県では、いじめ条例に基づき、毎年4月を「いじめ防止啓発強化月間」といたしております。いじめのない学校づくりや、ひとりで悩まないことを呼びかけるリーフレットなどを県内の小・中・高校生や保護者に配布し、いじめ防止への意識を啓発します。
新年度を迎えるこの時期に、「いじめは絶対に許されない」という意識を高め、各学校におけるいじめ防止の取組を強化していきますので、県民の皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。
千葉県、そして日本の未来を担う子供たちに、私からメッセージをお送りします。
お互いを思いやる心を持ち、困っている友達には手を差し伸べてほしい。自分では解決できない悩みを抱えている人は、遠慮なく周りの人に相談してほしい。君たちはひとりで生きているのではない。みんなで生きているのだから、みんなで前を向いて頑張ろう。君たちが素晴らしい人生を歩むことができるよう、私たちは全力で応援してまいります。

 この時期にお勧めの耳より情報について

知事

最後に、春ならではのイベントについて、お話をいたします。
来月7日と8日の2日間、栄町にある県立房総のむらで、毎年恒例の「さくらまつり」を開催いたします。
ソメイヨシノをはじめ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど、約300本もの満開の桜の中、さまざまな伝統文化の体験を楽しめるお祭りでございます。曲芸やチンドン玉すだれなど、大道芸の上演や琴の演奏などのイベントを行うほか、野だてや和船の乗船体験、桜にちなんだ製作体験などを御用意してお待ちしております。
このイベントは、隣にあるドラムの里で行われる「栄町さくらまつり」との同時開催でございます。ぜひ足をお運びいただき、房総の春を満喫していただきたい、そのように思います。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
発表項目の「電話de詐欺」の件です。
まず、冒頭にありましたけれども、去年の被害額が過去最悪、今年もそれを上回るペースで増え続けている、そういう状況を知事はどのように御覧になっているのかということと、新年度以降、県として、新たな対策も含めて、どのような対策を行っていきたいかというあたりを教えていただけますでしょうか。

知事

この「電話de詐欺」、はじめは意外と単純なことから始まって、最近は非常に複雑化して、いろんな手口を考えてだましてくる。だから、自分ではだまされないと思っていても、言葉巧みに来るものですから、ついということがあるんですね。
私、何回も言っているように、家族間で合い言葉をつくるとか、あとは留守番電話にちゃんと声を録音するとか、今またいろんな機能もあります。そういうものも駆使して、しっかりと対応していかなければならないと、そのように思っているところでございます。

記者

県としての今後の取組として、いろいろキャンペーン等も行っていくと思いますけれども、どのように取り組んでいきたいかというあたりはいかがでしょうか。

知事

もちろん、県としても、各市町村も、まずしっかりとした取組。でもね、一番大事なのは本人なんです。今、「私は絶対だまされないぞ」ではなくて、もう一度、キャッシュカードとかお金のこととか、「あれっ、これは何か金のことだな」と思ったときには、不審に思ったときには、必ず周りに相談するということが大事で、また、そういうことを私たちは周知徹底していかなければいけない。県警とも市町村とも組んでやっていかなければならない。
担当部局、何かありましたらどうぞ。

職員

くらし安全推進課でございます。
今、知事から説明がありましたように、「電話de詐欺」、さまざまな啓発活動をこれまでもやってまいりました。こういった手口がありますよということを伝えてきましたけれども、詐欺グループは、最近は、劇場型といって、銀行員だとか警察官だとか、そういった役割分担をしてだましにかかってくるので、なかなか、直接電話に出てしまうと防ぎ切れないという状況がございます。本人の注意だけではなかなか難しいのです。
そこで、今年度から、まず、「電話de詐欺」の入り口になっている電話に工夫をして、それで予防しよう、防ごうというような取組をやっています。
今、知事からもメッセージで読み上げたとおり、御自宅の電話に一工夫を加えてやってくださいということで、一番簡単なのは留守番電話設定、それから、今はさまざまな機能のついた電話も市販されておりますので、こういったものを取り入れるというのも一つの方法かなというふうに思っております。
今後の取組としまして、今、知事からメッセージを発しましたが、このメッセージを活用した緊急街頭キャンペーンを、資料のほうにもありますけれども、3月には千葉駅前で、4月には松戸駅前で行います。それから、こちらの関係のCMがありますけれども、これもいろんなスポーツイベント等で実施してまいります。
30年度につきましては、電車の中でのトレインチャンネルでも放映して、主に、高齢者の息子、娘世代の方々に、守ってあげてくださいということで訴えかけていきたいというふうに考えております。
それから、県警のほうでは、既に実施しておりますけれども、2月から、機動隊とか私服捜査員を詐欺の多発地域に展開して、取り締まりや警戒活動を行うというようなことも実施しております。
ちょっとまとまりませんが、そういった活動を実施していく予定でございます。

記者

私からは以上です。ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。
松戸市の小学3年生の女の子が登校途中に連れ去られて遺体で見つかった事件から、間もなく1年を迎えます。この事件は、容疑者として逮捕された人物が保護者会の会長ということもあって、大きな衝撃を与えたと思います。県としても、その後、例えば、防犯カメラとかドライブレコーダーの増設等の対策を打ってきたとは思いますけれども、改めて、事件から1年を迎えるに当たりまして、子供たちの安全を守っていくための県の取組とか決意等がありましたら教えてください。

知事

昨年3月の事件について、これは本当に痛ましい事件で、私のみならず、みんなが、二度とこういうことを起こしてはならないと、そういう気持ちだと思いますし、私どもも、また起こらないように、防犯対策等もしっかりやらなければいけない、そのように思っております。
県といたしましても、教育委員会や県警などと連携して、子供の安全確保に向けた対策に取り組んでいるところです。
例えば、防犯カメラの補助対象を、今度は通学路や公園にも設置を広げてまいりたいと、そのように思っております。それから、県教育委員会では、市町村教育委員会及び各県立学校に対して登下校の指導を徹底するなど、子供たちの安全対策の強化に努めているところでございます。

記者

わかりました。

記者

今の松戸の女児殺害事件の関係ですが、補助対象を通学路などにも広げるというところをもうちょっと詳しく伺えますでしょうか。

知事

じゃあ、担当部局。

職員

くらし安全推進課でございます。
ただいま知事から説明がありましたように、昨年の9月に補助要綱を改正しまして、これまでは、必ずしも通学路とかそういったことではなくて、ひったくりだとか自動車盗だとか車上狙いだとか、そういった犯罪に特化した場合に補助しますということだったのですが、その罪種を撤廃して、場所も、公道に限っていたものを、通学路であるとか公園にも設置できるようにしたということでございます。そのような改正を行いました。

知事

普通に考えると、防犯カメラがいっぱいあるなんていうことは、本当は悲しいことです。でも、今、多種多様な犯罪があります。それを解決するにおいて、この防犯カメラというのは非常に有効だとしているわけですから、やはり、多くの人にも御理解を賜りながら、できる限り防犯カメラを設置できるよう検討してまいりたいなと、そのように思っているところでございます。

記者

別件です。旧優生保護法の関係で国が実態調査をする意向を示していると思いますが、千葉県として、今後の実態調査を進める上での国への注文や調査の時期など、何かお考えがありましたら伺えますでしょうか。

知事

まず、精神疾患等を理由とした、同意によらない不妊手術は、法律に基づき、国の主導のもと、各都道府県に設置された優生保護審査会で審査が行われ、手術が実施されてきたものと認識しているところでございます。ですから、これは法律に基づき行われた国の施策であるため、まず、国において対応方針を示していただきたいと、そのように思っております。
また、厚生労働省は、議員連盟や与党での動きを注視して対応しており、まずは国でしっかりと検討するべきと、そのように考えております。

記者

県としては、独自に何らかの調査を進めるということは基本的にないのでしょうか。

知事

今の段階では、実際に国のほうでやっているわけでございます。ですから、とりあえずは注視するという形をとりたいなと。
何かありますか。

職員

児童家庭課でございます。
知事からの説明のとおり、優生保護法による不妊手術については、法律に基づき、全ての都道府県で行われていたものでございますので、本県としても、国の動向を注視して、適切に対応していきたいというふうに考えております。

記者

もう一点いいですか、この関連で。
国が調査を進める上では、全国一律の基準を示すべきなのか、それとも地域の実情に合わせた形で調査の方法については自治体ごとに分けていくべきなのか、その辺の考え方は。

知事

それも、今、国会で議論をまさしくされるところに来るのではないかなと、そのように理解しております。

記者

今後の動きを注視してと。

知事

そうでございます。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。
日本オリンピック委員会が、平昌冬季五輪の開幕前に、学校や五輪スポンサー以外の企業に対して壮行会非公開の制約をつけまして、それに対して日本の私立大学協会と商工会議所が政府に改善の要望書を提出しております。今後、東京オリンピックに向けた機運が高まっていく中で、水を差しているというような意見も多くあります。特に準開催都市として位置づけられている千葉県の知事として、これに対する受け止めをぜひお聞かせください。

知事

壮行会ですね。

記者

はい。

知事

まず、今、これがどんどん議論される中ですけれども、一個人として言えば、僕は、士気にもつながるし、みんなが、ようし、これから頑張れよということで、みんなも盛り上がるんじゃないかなと、そういう壮行会等、そういうふうに私は感じますけれども。
また、オリンピックという特殊な、まさしく大イベントなので、その中において、いろんなものがまた絡み合って、いろいろな問題が出てくると思うので、その辺は、しっかりと、オリンピック委員会並びに東京都さんが主催なんですから、しっかりと議論していただきたいなと、そのように思います。

記者

五輪スポンサーの権利を守りながら、国民も納得するような形で激励や応援ができるような環境整備ということに関して、知事のお考えなどがございましたらお聞かせください。

知事

いろんな問題もあるでしょうけれども、でも、やっぱり、国民が、それこそ世界の人たちが楽しめるということが私は第一だと思うんですね。それを考えて議論していただきたいなと思うんです。
何かありますか。どうぞ。

職員

東京オリンピック・パラリンピック推進課でございます。
知事から説明がありましたとおり、やはり、機運を盛り上げていくということは非常に大事なことだと思っております。
私どもとしても、組織委員会をはじめとして、盛り上げるためにも、その辺はよく検討していただきたいと考えているところでございます。

知事

非常に難しいんですよね。日本人の見方と世界基準で見る見方とか、また各分野での見方、いろいろあるものですから、その中には損得もあるでしょう。でも、大事なことは、やっぱり、オリンピックなんですから、今回の東京五輪においても、国民が盛り上がって楽しめて、それがイコール世界の人たちに歓迎されて喜んでいただけるようにしていかなければならないなと、そのように思っております。

記者

わかりました。ありがとうございます。

記者

よろしくお願いいたします。
今日の発表事項との関係はありませんが、今日午後に、県土整備部の業務適正執行推進本部会議があって、県のコンプライアンス委員会議もあり、来週には、東葛飾土木事務所の前所長の千葉地裁の判決もあります。午後に担当課が議論するとは思いますが、知事として、今回の事件について、実効性のある再発防止策を確立するためのお考えをお聞かせいただけますか。

知事

私ども、県民の皆様に信頼されなければならないと、そのように思っております。また、官製談合等も、コンプライアンス委員会議でしっかりと議論、精査していかなければならないと思いますし、それよりももっともっと大事なのは、一人ひとりが、「私たちは県の職員である。県民の皆様のために働いているんだ」という意識を持っていただきたいと、そのように思っております。
担当、何かありますか。

職員

県土整備政策課でございます。
本日午後、県土整備部の推進本部、そして、その後にコンプライアンス委員会議がございますが、その中では、倫理条例をつくっていこうということは、この間の議会でもお話がありました。それ以外には、入札制度の手続を見直してみたり、あるいは、事業者さんとの応接のルールだとか、そういった既に始めているもののフォローだとか、そういったものもいろいろと幅を広げて、今後に対して万全な再発防止策をつくっていきたいというふうに考えております。

記者

よろしくお願いします。
東京都が、先日、大規模災害時の帰宅経路ですとか物資輸送路を確保するために、千葉県と東京都をまたがる、例えば江戸川ですとか、そういったところに新たな橋を設置するという方針を示しました。東京都側は千葉県と協議するということだったのですが、千葉県としては、今回の東京都の方針をどういうふうに捉えているのかという点が一点、この件に関する協議は既に始まっているのか、今後どのように対応していかれるのか、お聞かせください。

知事

東京都さんのお考え、新たな3橋梁整備に向けた取り組み、これは報道を通じてわかっているところでございます。
本県としても、江戸川にかける新たな橋の整備は重要であると、そのように考えており、東京都と議論する場として、千葉県・東京都道路橋梁整備調整会議を定期的に開催し、橋をかけるに当たっての、また、橋をかけるというと、いろんな問題も起きてきたり、お互いの意思疎通は大事ですから、そういうことをしっかり議論し、いろんな課題の解決や計画の具体化に向けて検討を進めている。また、これからもしっかりと進めていかなければならないと思っているところでございます。

記者

よろしくお願いいたします。私からは、知事に2点お伺いしたいと思います。
まず、教職員による不祥事が相次いでいることです。今年度懲戒処分となった教職員は20件と、前年度の11件を大きく上回っています。その中でも、わいせつ行為による懲戒免職が目立っております。
森田知事として、なぜこのような不祥事が相次いでいるのか、そして、どう再発防止を図っていくのか、お考えをお聞かせください。

知事

何で俺のもとでそういっぱい起きるのかと言われても、俺も悲しいんだよね。こんなことはあっちゃいけないことだし、起こるたびに、起こるたびに、僕らは、絶対そういうことがないようにと。特に先生は、生徒は自分の子供ですよ。そういう意識をしっかり持っていただきたいと、そのように言っているところで、こういう事件が起こるたび、非常に寂しいというか悲しいというか、また、それだけでは済みません。二度と起こさないように、しっかりとコンプライアンス意識を持っていただきたいと、そう思っているところでございます。

記者

もう一点、学校の先生たちの異動が気になるシーズンになってきました。もちろん県庁の職員もそうですし、民間企業の人事異動、学生たちの卒業、入学という、さまざまな人の入れかわり、人の人生の節目の季節となりました。
そこで、新しいスタートをこれから切る人たちに、知事から、応援なりメッセージ、エールをお願いしたいと思った次第です。

知事

そんな偉そうなことは言えませんけれども、前を向くんだよ。後ろを向くな。もう過去なんだ。だから、前を向いて、たとえ倒れたとしても1センチは前に行くんだ。後ろを向いて倒れたら後頭部を打って死ぬかもしれない。だから、前を向けと私はいつも言っております。

記者

ありがとうございます。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 電話de詐欺撲滅緊急メッセージについて
    →環境生活部くらし安全推進課【電話】043-223-2259
  • 県民のおもてなしの機運を高める取組について
    →総合企画部東京オリンピック・パラリンピック推進課【電話】043-223-2434
    →商工労働部観光企画課【電話】043-223-2419
  • 海苔養殖業の振興に向けた施策について
    →農林水産部漁業資源課【電話】043-223-3604
  • いじめ防止啓発強化月間について
    →教育庁教育振興部指導課【電話】043-223-4053
  • この時期にお勧めの耳より情報について(房総のむらさくらまつり)
    →教育庁教育振興部文化財課【電話】043-223-4087

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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