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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20834

知事定例記者会見(平成30年1月25日)概要

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日時

平成30年1月25日(木曜日)10時30分~10時58分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成30年1月25日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. タイ王国における知事トップセールスについて
  2. 千葉ものづくり認定製品の認定について
  3. ちばGAP制度の開始について
  4. 外資系企業誘致の新たな取組について
  5. インターネットドラマ「チーバくんを探せ!!」の配信について
  6. この時期にお勧めの耳より情報(いちご狩り、県民芸術劇場公演)

知事発言

 タイ王国における知事トップセールスについて

知事

はじめに、来月3日から8日までのタイ王国におけるトップセールスについて、お話を申し上げます。
3回目となる今回のタイ訪問では、現地の皆様に千葉の魅力をより一層知っていただくためのさまざまな取組を予定しているところでございます。
主なものを御紹介いたします。
まず、これまでの農産物に加え、全国有数の水揚高を誇る本県水産物の販路拡大にも力を入れてまいります。県内の水産加工業者と一緒に、タイ最大手の水産缶詰会社の会長にお会いし、さらなる取引拡大をお願いするほか、現地の食品関係者を招いたキンメダイなどの県産品による料理の試食会も行われます。
また、観光の面でも、初めて北部の中核都市チェンマイにおいて観光セミナー商談会を開催し、本県への新たな観光需要の開拓を図ってまいります。
さらに、今回、これまで築いてきたタイ王国との絆をより強固なものとするため、こうした取組に加え、ウィン・ウィンの関係づくりも行いたいと考えているところでございます。タイへの輸出や進出に関心のある県内企業と一緒に工業大臣を訪問し、現地の投資環境や投資促進策などについて意見交換を行うことも予定しており、こうした経済分野での交流も進めてまいりたいと、そのように思っているところでございます。
今回は、農水産団体、観光業界、経済界など、過去最大級となる100名近い方々に参加いただける運びとなりました。官民一体となった「チーム千葉」で、力強くトップセールスを行ってまいります。

 千葉ものづくり認定製品の認定について

知事

次に、「千葉ものづくり認定製品」について、お話をいたします。
本県では、中小企業が開発した優秀で独創的な製品を「千葉ものづくり認定製品」として、これまでに138製品を認定し、販路開拓を支援しています。今回、新たに6点の製品を認定しましたので、御紹介を申し上げます。
「サンレイ工機株式会社」が開発した「高性能カーボンクラッドロール」。リチウム電池のセパレーターを製造する際に使われるロールでございます。
「アシザワ・ファインテック株式会社」が開発した「高速回転メディアレス分散・乳化機」。粉と液体などを効率よく混ぜる機械でございます。
「株式会社P.R.A.」が開発いたしました「ESC用高圧電源」。半導体加工に使用される低コスト・長寿命の高圧電源でございます。
「ロイアルエンジニアリング株式会社」が開発した「真空ハジーパック」。米やコーヒー豆などを湿気・酸化から守る真空保存容器でございます。
「株式会社Eプラン」が開発した「メタルシート洗浄機」。レーザー加工などを経た金属部品を、環境に優しい方法で自動洗浄する機械でございます。

「林栄精器株式会社」が開発した「フットサイトモニター」。内視鏡手術の際、足元のスイッチを専用モニターで確認できる装置でございます。
以上、6点が今回の認定製品でございますが、認定証の交付式は、本日、午後1時10分から、県庁1階多目的ホールで行います。なお、式に先立ち、正午から製品展示を行います。ぜひ、皆さん御覧くださいませ。
本県には、高い技術力を誇るものづくり中小企業がたくさんあります。今後もこうした企業を積極的に支援し、地域経済の活性化に努めてまいります。

 ちばGAP制度の開始について

知事

次に、「ちばGAP」について、お話をいたします。
「GAP」とは、農業の生産工程を点検・記録・評価する改善活動のことでございます。昨年7月からテスト運用していた「ちばGAP制度」が、いよいよ来月よりスタートするところでございます。
「ちばGAP制度」とは、国のガイドラインをもとにした「食品安全」「環境保全」「労働安全」に取り組む都道府県版の「GAP」でございます。「人権保護」など、国際水準GAPの項目にもオプションとして取り組めるなど、国際水準GAPへの足がかりとなることが特徴でございます。
この「ちばGAP」に取り組むことで、農業経営の効率化や、東京オリンピック・パラリンピックへの食材提供などの効果が期待されます。また、今後、認証を受けた方は、基準に適合したことを表すロゴマークを利用できるとともに、県ホームページで御紹介をいたします。
本県には、新鮮でおいしい農産物がたくさんあります。農業者をはじめ、県内の市町村やJAの皆様たちとともに本県農業のレベルアップを図り、安全・安心でおいしい農産物を、より多くの消費者にお届けしてまいります。

 外資系企業誘致の新たな取組について

知事

次に、外資系企業誘致の新たな取組について、お話しします。
本県は、国の機関である「日本貿易振興機構ジェトロ」と連携し、外資系企業の誘致活動に積極的に取り組んでいるところでございます。
今回は、超高齢社会に直面する日本での介護・医療ビジネスの展開に高い関心を寄せる外資系企業や研究機関を、世界6つの国と地域から本県にお招きいたします。そして、本県の優れた投資環境をPRすることといたしました。
来月1日には、新たな産業創出拠点として整備が進む「柏の葉」に、これらの企業などをお招きして、「千葉県AI・IoTグローバルビジネス交流会」を開催いたします。
この交流会では、これらの企業などによる最先端技術を用いた製品のプレゼンテーションや、スタンフォード大学の研究者による講演、県内事業者との情報交換などを行います。
さらに、「柏の葉」において、AIグローバル研究拠点の整備を進めている産業技術総合研究所や、国立がんセンター東病院に新設された「ネクスト医療機器開発センター」などの視察会も行います。
今回の取組を通じて、まずは、本県の良さをしっかりと御理解いただき、その上で、新たな外資系企業の立地につながるようフォローアップするとともに、さらなる情報発信に努めてまいります。

 インターネットドラマ「チーバくんを探せ!!」の配信について

知事

次に、インターネットドラマ「チーバくんを探せ!!」について、お話しいたします。
近年、若者を中心に幅広い世代で、SNSなどを活用した情報の収集や拡散が広まっています。
そこで、新たな取組として、チーバくんと本県出身のタレントが、県内をめぐり、名所やグルメなどのさまざまな魅力を紹介するインターネット動画を制作いたしました。このたび、第1話と、パパイヤ鈴木さんの振り付けによるダンス編の配信を開始しました。
ダイジェスト版を御覧ください。
全編は、リニューアルしたチーバくんのホームページやユーチューブなどから御覧いただけます。
今後も続編の制作や、フォロワー数24万人を数える「チーバくんツイッター」なども活用して、楽しみながら千葉の魅力を感じていただけるよう情報発信に取り組んでまいりたいと、そのように思っております。

 この時期にお勧めの耳より情報について

知事

最後に、この時期にお勧めの耳より情報を2つ御紹介いたします。
1つ目は、早春の千葉ならではの魅力「いちご狩り」です。暖かいハウスの中で甘い香りに包まれながら、完熟して甘みが増した真っ赤ないちごを自分で摘み取り、その場で味わうのは格別でございます。
県内の多くのいちご園では、新品種の「チーバベリー」をはじめ、さまざまな品種の食べ比べができます。また、誰もが快適に過ごせるバリアフリー設備を設けるいちご園も増えております。県内の100カ所以上で、5月頃まで楽しむことができ、期間中は、各地でさまざまなイベントも開催されます。
旬の「いちご狩り」をきっかけに、国内外の多くの方々に、早春の千葉を満喫していただきたいと思っております。

2つ目は、来月11日、千葉県文化会館で開催する「音楽と映像のコラボレーションコンサート」でございます。
このコンサートは3部構成で、第1部と第3部には、日本を代表するギタリストの村治佳織さんが出演します。村治さんがさまざまな地域を旅したときの映像に合わせ、情感あふれる演奏を披露いたします。
第2部では、昭和49年公開の映画「砂の器」の名場面を背景に、美しく、悲哀に満ちた壮大なテーマ曲「宿命」が演奏されます。本県出身のピアニスト黒木雪音さんと千葉交響楽団の演奏が会場に響きわたります。
ぜひ足を運んでいただき、音楽と映像を心ゆくまでお楽しみください。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
本日の発表物から質問させていただきます。
1つは、外資系企業誘致の取組ということで、「柏の葉」で人工知能、次世代医療機器開発の創出拠点とされるということですが、この人工知能というのは特に開発が最近進んでおります。そういった企業を誘致する意義、あるいは企業を集めてくる工夫・取組について、知事はどういうふうにお考えかお聞かせください。

知事

AIですね。すごいですよね。僕は、これはひょっとすると、本当にAIに支配される社会がひょっとしたらできるのではないかと思うくらい怖いですね。怖いという言い方はおかしいですけれども。でも、それだけ非常に今科学が進歩しているということは事実だと思います。
ですから、まず、千葉県を知っていただくということが大事だと思うんですね。まず、千葉県の場所を知っていただく。ですから、多くの海外の企業の皆さんに、まずはこの千葉県を御紹介し、いかがでございましょうと、そのような形から踏み込みたいと思います。
今回の招聘事業を通じて、本県の投資環境を存分にPRさせていただいて、外資系企業が本県進出へのきっかけづくりの場としていただきたいと、そのように考えているところでございます。
これは、いろいろなところでいろいろなことが始まっていると思いますが、千葉県というのはそういう意味では非常に科学技術も先端を行っている県だと私は思っております。ですから、その辺を、千葉県のいいところをもっともっと世界の人に知ってもらって、企業に来ていただきたいと、そのような観点からこれを進めているところでございます。
担当部局、説明してください、詳しく。

職員

企業立地課でございます。
AIの分野につきましても、今後、成長のスピードも格段に速く、また、今後革新的な技術、またサービスを持った企業が出てくるということが、非常に速いスピードで進んでいる分野かなというふうに考えております。
今回は、ヘルスケア、介護という分野にフォーカスを当てたわけでございますけれども、本県「柏の葉」には、今、東京大学など国内有数の研究機関が集積をしておりまして、今後、人工知能に関する研究拠点といったものの整備も進んでいくというふうに考えております。なので、こういった分野に関心のある外資系企業に対しまして、本県の投資環境をPRしていくという上で、場所といたしましてもこの「柏の葉」で行うことが絶好であるというふうに考えまして、今回、「柏の葉」を舞台といたしましてこの招聘事業を行うこととしております。

知事

県といたしましても、「柏の葉」、これは非常に企業さんに来てもらえれば評価してもらえるところだと思いますし、千葉県のためにもその辺を促進してまいりたいと、そのように思っているところです。

記者

ありがとうございます。もう1点、インターネットドラマですが、知事御自身も出演されていらっしゃるということで、久しぶりのドラマ出演ということになるのでしょうけれども、どういった御感想をお持ちでしょうか。

知事

大体、僕はね、昔から台本どおりせりふを言ったことがないんですよ。昔、山田太一さんの「たんとんとん」というテレビドラマに出たとき、私、ミヤコ蝶々さんと親子の役で出たんですけれども、山田太一さんという方は一字一句うるさい人なんですね。こう言ったらこうと。今でも私は忘れませんが、「母ちゃんだめだよ、母ちゃん、母ちゃん」と「母ちゃん」を3回言ったんですよ。そうしたら、「あっ、ちょっと」と山田太一先生が出てきて、「森田君、台本には『母ちゃん』って2回しか書いてありませんから、よろしく」と、こう言った。そんなようなこともあったりして、僕はもう最近、ドラマのせりふを覚えるというのは非常に怖いんですけれども、でも、制作するときに言いました。俺は台本どおりに言わないよと。ただ、そのようなことは言うから、それで行こうやと言った。ぱっと見たらせりふがこんなちっちゃな、少しだったもので、覚えるとか覚えないの段階ではなかったですね。
以上でございます。

記者

ありがとうございました。私からは以上です。

記者

私からは、タイのトップセールスのことでお伺いしたいのですけれども、今回は農林水産物だけではなく水産加工、魚の缶詰などを売り込んでいくのかと思いますけれども、そういった面でタイにどういうふうに売り込んでいくとか、それと県の特徴をどう生かすかとか、なぜチェンマイでこれを売り込むのか、そういった点をお聞かせ願いたいのですが。

知事

記者さんもよく御存じだと思いますけれども、タイという国は非常に親日的ですよね。私も昔から、俳優時代にも縁がありまして、それから今回、3回目でございます。1回目、2回目とシリントーン王女にもお会いさせていただいて、そういう意味においては非常に、私自身もより一層の親近感を持っています。そして、シリントーン王女に梨を献上したときに、「これはおいしい」と言ってもらって、それが梨の輸出の大きなきっかけになったことも事実でございます。
向こうで私も友人は多いのでございますが、富裕層において日本の果物・農産物を持っていくというのは、これは非常に大きな儀礼の一つだと。オーバーかもしれませんが、そんなような話を聞いたこともあります。ましてや、成田空港のまさしくおひざ元ですから、そういう意味においては、より一層、他県よりも新鮮なものが届くだろうし、それと何といっても広がりが大きいですよね。我が千葉県、いろいろな果物もできます。そういう意味で、これから農産物、より一層伸びると思います。
それから、魚、水産加工。缶詰は向こうで非常に評価されているんですね。ですから、そういうものも含めて、それからお寿司屋さんが多うございますよね。だから、新鮮な魚、そういうのも向こうで売り込んでまいりたいなと。
それから、チェンマイの話ですけれども、チェンマイというとちょっと離れたところですが、ここも私は1回行ったことがあるんですけれども、大きな都市でございます。あまりみんなチェンマイでそういうPRってやらないんですね。他県も含めてです。ですから、私は、だからこそ行って千葉県をPRしてまいりたいなと。そして、特にいちご狩りだとか、そういう果物等を宣伝してまいりたいなと、そのように思っております。

記者

次に、ちばGAPのことでお伺いしたいのですけれども、ちばGAPは東京オリンピック・パラリンピックで、まず農産物を供給するとともに、そういった機運を生かして県内の食の安心・安全を高めていこうということだと思うのですけれども、これを導入する農家の人たちにとっては、いわゆるコストがかかるとは思うのです。安心・安全の規格をつくるための手間も相当かかりますし、それと年間これを更新していく上ではそれなりのコストがかかると思うのです。そういったものを踏まえて、こういったことをやるメリットをどう呼びかけていくかということをお聞きしたいのですが。

知事

そうですね、このGAPというのは、世界の趨勢でもございます。それと同時に、我が千葉県が東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、これをしっかりやるということは、ただ東京五輪だけを目指すわけではありません。その後にも、私は大きな伸びがあると思います。
確かに、今、記者さんがおっしゃったように、これには経費だとかいろいろかかるじゃないかとか、面倒くさいこともあるじゃないかとお思いでしょうけれども、それも確かです。しかし、消費者の皆さん、言うなればそういう人たちに信用を持ってもらえるということは、次につながるものではないかなと、そのように思いますので、県としてもしっかり指導しながら御理解を賜ってまいりたいと思います。
担当部局、説明を、詳しく。

職員

安全農業推進課でございます。
全国で、このGAPに取り組んでいる農家のいろんな意見を聞いてまいりますと、確かに最初に費用がかかって非常に大変だという声もあります。しかしながら、経営改善に役立ったと、結果的にこの取組は非常に良かったというのもありました。
ですから、千葉県としましても、農家に親切丁寧に説明して、理解を得ながらこの制度に取り組んでもらいたいと、そのように考えております。

知事

よろしいですか。

記者

こちらからは以上です。ありがとうございました。

記者

昨日、幕張メッセでテロ対策訓練があったと思うのですが、その評価委員が夕方ごろ会議をして、何らかのフィードバックが県に対して、訓練に対する評価が恐らくあったのではないかと思うのですが、一夜明けての知事の訓練に対する所感と、今後オリンピック・パラリンピックに向けたテロ対策をどう考えていくかというところを伺えますでしょうか。

知事

評価委員の皆さんの評判は良かったと聞いております。それと同時に、やっぱり本当に昨日見てみて、連携というのは大事だなということをつくづく感じました。この連携が、言葉は悪いですけど、何かあったとき、本番のときに、しっかりと生かすように、言うなれば骨組みですから。そういう意味では、私、ずーっと見ていて、こういう訓練、連携をしっかり確かめ合うということは、また、テロというのはいろんなテロもございます。そういうことも鑑みながら、私たち、こういう訓練をやっていかなきゃならないなと、そのように感じたところでございます。

記者

連携はうまくいったと。

知事

いったと思います。いっていると思います。

記者

よろしくお願いします。発表案件ではないのですけれども、運転免許の返納についてお伺いしたいと思います。
昨年1年間に運転免許証を自主返納したドライバーが過去最多となったということが、つい先日の警察庁のまとめでわかったということが各紙報道で出ております。
高齢者の返納が多いとのことなのですけれども、県内でも免許の返納が増加しております。免許返納に対する知事のお考え、メリット、デメリットあると思いますが、お考えをお聞かせください。

知事

僕は免許を持っていないものですからね、やっぱり免許持っているすごくいいところと、ちょっと危ないところというのが、これは第三者の話になってしまうんですけれども。でも、最近のいろいろ交通事故等も見ていて、高齢者のアクセルとブレーキを間違えたとか、いろんな目測を間違えたとか、そういうのを聞いていますと、これはある程度の、もちろん個人差はありますけど、お医者さんとも相談しながら、免許返納というのも考えていかなきゃならないなと。
ただし、そのときに、本当に奥まった人たちは、車がなかったら動けないじゃないかという、こういう御意見のあるのもこれもまた事実なんですね。ですから、市町村、そして今度は県が、その辺をどうやってバックアップできるか。また、高齢者の方、いろんな意見がありますから、その辺のニーズに対してどのように対応できるか、これもまた一つ、私たちの課題なのかなと、そのように思います。

記者

ありがとうございます。そのバックアップという中で、免許を返納した高齢者などは交通弱者となって、交通の足がなくなってしまって、その一方で、県内では路線バスの廃止とかも結構相次いでいるところなのですが、交通空白地帯に対する県の取組というか、知事のお考えをお聞かせください。

知事

そうですね、市町村のいろいろなお考えがあるでしょうけれども、それを軸にして考えていかなければならないと思います。今、もちろんバスの運行、それから、さらにタクシー券ですね、お渡しするためにどうするかとか。あと、最近、デマンド交通というんですか、これはいろいろな要望に応えた交通手段だと思いますけれども、そういうのだとか、そういう意味においては、いろんな方から御意見、そしてまた、市町村と話し合っていくことが私は大事だと思います。
その辺どのように進行しているか、担当部局どうぞ。

職員

交通計画課でございます。
市町村に対する支援というところでございますけれども、コミュニティバスとかデマンド交通に関して、まず財政的な部分に関しましては、国のほうが特別交付税で運行に係る市町村負担の8割を措置するという制度が既にございます。
このため、県としましては、むしろ、先ほどありましたコミュニティバスとかデマンド交通、運用上のいろいろな課題もございますので、より住民の方が利用しやすいものにしていくために、県として、市町村に対する助言とか情報提供といった形で、できる限り市町村に対して協力をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。

知事

お国もこれは大変大きな問題と考えて、言うなれば8割まで負担しているところでございます。ですから、県としては、より一層細かく御意見を聞きながら市町村と検討してまいりたいと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いいたします。
発表案件ではないのですけど、成田空港の機能強化の関係のところについてお伺いしたいと思います。
今日も午後に、横芝光の佐藤町長と知事はお会いすると思うのですが、先日23日にも多古町の菅澤町長とか、横芝光の住民の方から知事宛てに要望書が出されていると思います。今、去年の12月に骨子案が発表された基本プランの肉づけの作業もあると思うのですが、そういったいろんな要望を踏まえ、全部取り込めるかというと、なかなか利害関係の調整は難しいところもあると思いますけれども、そういった中で、県の住民の要望とか利害関係の調整に果たしていく役割について、どのようにお考えかお聞かせください。

知事

大事なことは、やっぱり県としてできることもある。特に地域の活性化でございますね。ですから、町長のお考え、それから、もちろん住民の皆様のいろんなお考えもあります。例えば、じゃあ県としてどうやって地域活性のためにできるんだと。県としてはここまでできる、こういうことはお互いにやって、こうしようじゃないかと。これは県としても積極的に考えていかなければならないと、そのように思っております。
それと、国、空港会社に対しても、またいろんな要望等もお願いしてまいりたいと、そのように思っております。

 内容についてのお問い合わせ先

  • タイ王国における知事トップセールスについて
    →総合企画部報道広報課【電話】043-223-2256
  • 千葉ものづくり認定製品の認定について
    →商工労働部産業振興課【電話】043-223-2726
  • ちばGAP制度の開始について
    →農林水産部安全農業推進課【電話】043-223-3080
  • 外資系企業誘致の新たな取組について
    →商工労働部企業立地課【電話】043-223-2423
  • インターネットドラマ「チーバくんを探せ!!」の配信について
    →総合企画部報道広報課【電話】043-223-2253
  • この時期にお勧めの耳より情報について(いちご狩り、県民芸術劇場公演)
    →農林水産部流通販売課【電話】043-223-2959
    →環境生活部県民生活・文化課【電話】043-223-2406

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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