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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20832

知事定例記者会見(平成30年1月11日)概要

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日時

平成30年1月11日(木曜日)10時30分~11時08分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成30年1月11日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 知事年頭のメッセージ
  2. 北千葉道路の環境アセスメント・都市計画手続着手について
  3. 千葉県農林水産業振興計画について
  4. 女性活躍推進シンポジウム「女性の活躍応援!」の開催について

知事発言

 知事年頭のメッセージ

知事

今年初めての定例記者会見でございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
最近、風邪が流行っております。乾燥しているんですね。加湿器があるときはいいんですけれども、ないときは、例えばお風呂にいっぱい温かい水をやって、ちょっとあけておいて湿気をとるというのを、僕はよく役者時代、そういうこともやっていたものでございます。
昨年は、新総合計画「次世代への飛躍輝け!ちば元気プラン」を策定し、更なる飛躍に向けた一歩を踏み出しました。2年目となる今年は、この計画のもと、様々な施策を着実に実行してまいります。
その中で、県民の皆様の生活に身近な取組として、「子育てするなら千葉!」の実現を目指し、保育所等の整備や待機児童の解消などに積極的に取り組むとともに、医療・介護人材の確保・定着などを図る次第でございます。
また、「災害に強い千葉県づくり」に努めるとともに、防犯ボックスや防犯カメラの設置を促進するなど、地域防犯力を高めてまいりますと、そのように思っております。
本県の発展を支える社会基盤の整備や、産業の振興も重要でございます。圏央道の大栄・横芝間の開通や、北千葉道路市川・船橋間の早期事業化に向けて取り組みます。
また、第3滑走路の整備などの更なる機能強化が検討されている成田空港については、地域の皆様の御意見を真摯にお聞きし、県としても対応してまいりますと、そのように思っているところでございます。
更に「第4次ちば中小企業元気戦略」を策定し、中小企業に向けた施策の充実を図るとともに、戦略的な企業誘致や女性活躍の推進などの取組も進めていきます。
そして、力強い農林水産業を創り上げるため、販路拡大や生産力強化などを図ってまいりたいと、そのように思っております。
今年は、東京オリンピック・パラリンピック開催まで、いよいよあと2年でございます。会場となる幕張メッセや、一宮町釣ヶ崎海岸の自然公園の整備を進めるとともに、ジュニア選手の育成強化、機運の盛り上げなどに取り組みます。
また、10月21日には、4回目となる「ちばアクアラインマラソン2018」を開催いたします。「千葉にまた来たい!」と思っていただけるよう、日本一のおもてなしの心でお迎えいたします。
県民お一人お一人が、生涯を通じて生き生きと活躍できる社会を築き、次世代を担う子供たちが誇れるような、光り輝く千葉県へ更に飛躍するため、本年も「チーム千葉」で一丸となって取り組んでまいりたいと、そのように思っております。

 北千葉道路の環境アセスメント・都市計画手続着手について

知事

次に、北千葉道路について、お話をいたします。
市川・船橋間の環境アセスメントと都市計画の手続を開始いたします。
北千葉道路は、外環道と成田空港を最短で結ぶことから、首都圏の国際競争力の強化につながるとともに、災害時には、緊急輸送道路として機能する大変重要な道路でございます。
昨年6月には、議員連盟や沿線市の市長の皆さんと一緒に、市川市から船橋市の小室インターチェンジまでの約15キロメートルの早期事業化を、石井国土交通大臣へ要望したところでございます。
この要望を受け、環境保全に十分に配慮した事業とするよう、環境アセスメントと道路の位置や幅などを定める都市計画の手続を、県が速やかに始められるよう、国の協力をいただけることになりました。
このたび、これらの手続に必要な図書である「計画段階環境配慮書」と「構想段階評価書」を取りまとめ、来週の16日に公表し、来月20日まで、幅広く県民の皆様からの御意見をいただくこととしております。
また、沿線の各市を会場として、これらの図書の内容や、北千葉道路の検討状況などをまとめたパネル展示を行う「オープンハウス」も開催いたします。県民の皆様の御意見をぜひこの機会にお聞かせいただきたいと、そのように思っております。
今後とも、手続の各段階で丁寧に説明するとともに、県民の皆様や沿線市の御意見を伺いながら、着実に手続を進め、北千葉道路市川・船橋間の早期事業化に向けて、「オール千葉」で取り組んでまいりたいと、そのように思っております。

 千葉県農林水産業振興計画について

知事

次に、農林水産業の振興に向けた施策について、お話をいたします。
本県は、全国でも指折りの農林水産県であり、新鮮でおいしい農林水産物を全国へお届けしています。

また、成田空港や東京湾アクアライン・圏央道など、交通インフラの整備が進む中、東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、「日本の千葉」から「世界の千葉」へ、大きく発展するチャンスが訪れております。
このような中、本県農林水産業の更なる飛躍を目指す具体的な取組をまとめた次期「農林水産業振興計画」を策定いたしました。
まず、計画の目標について。
農業産出額は引き続き全国第2位を、県内漁港水揚金額は全国第3位を、それぞれ目指した上で、今回から目標とする金額を掲げました。
また、新たな目標として、直売所や観光農園など、6次産業の年間販売金額を加えました。
これらの目標を達成するため、販売価格や生産量の増加を目指し、生産者の所得向上を図ります。
次に、計画の構成でございます。
「産業振興」と「地域振興」を2つの柱とし、4部門、18分野ごとに方向性や具体的な取組などを整理しました。
産業振興については、「販売力の強化」として、トップセールスによる国内外への販売促進や、東京オリンピック・パラリンピックをきっかけとした販路拡大を図っていきます。
「力強い産地づくり」として、施設整備や機械導入を進めるとともに、つくり育てる漁業の推進などにより、収益改善を図ってまいりたいと、そのように思っております。
「農林水産業の成長力の強化」として、担い手の育成やスマート農業の推進、新技術や新品種の開発などに取り組みます。
「地域振興」については、耕作放棄地や有害鳥獣対策を進めるとともに、豊かな自然環境や地域資源を活用し、「地域の特色を生かした農山漁村の活性化」に取り組みます。
次世代につながる「力強い農林水産業」を創り上げるため、生産者や関係団体と一体となった「オール千葉」で計画を着実に推進し、「農林水産王国・千葉」の復活と「農山漁村の活性化」の実現を目指してまいります。

 女性活躍推進シンポジウム「女性の活躍応援!」の開催について

知事

最後に、女性活躍推進シンポジウムの開催について、お話をいたします。
「女性の活躍推進」は、県が昨年10月に策定した総合計画「次世代への飛躍輝け!ちば元気プラン」でも、重要な施策の項目の一つとして新たに位置付け、各種取組を進めているところでございます。
このたび、女性の活躍を応援するシンポジウムを今月31日に千葉駅近くの京葉銀行文化プラザにおいて、官民が連携して開催することと相なりました。
今回のイベントは、2部構成で行います。
第1部では、元NHKニュースキャスターで、現在、千葉商科大学教授の宮崎緑さんから、「今、ダイバーシティについて考える」というテーマで御講演をいただきます。
第2部では、建設、運輸、金融の各分野において、第一線で活躍されている女性リーダー3名によるパネルディスカッションを行います。
このシンポジウムは、女性にも男性にも、幅広く御参加いただける内容となっております。多くの皆様の御参加をお待ちしています。
今後も、さまざまな分野で活躍する女性を応援するための環境の整備や機運の醸成に、官民一体となった「チーム千葉」で取り組んでまいたいと、そのように思っております。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

今年の知事の抱負などについてお伺いしたいのですけれども、今お話にあった幾つかの中に、今年は選挙公約などの実現を本格化する年でもあるし、オリンピックの準備などに向けてより本格化していく年だと思うのですけれども、そういった面から知事にとって今年はどういう年と位置付けていくのかということをお話しいただけないかと思うのですけれども。

知事

さっき、文言にもありましたけれども、もう2年ですよね、東京オリンピック・パラリンピックまで。今まで東京さんがいろいろありまして、大変揉めていて、どうなるんだろうと一時期思いました。それから森会長をはじめ多くの方々の指導があって、大体うまく着地してきたのかなと。もう時間がないんですから、私どももやっていかなきゃいけない。
それと同時に、東京でいろいろ揉めたときにおいても、私たち協力県で、私たちが、千葉県が約束したことはぴしっとやっておりましたので、淡々とやっていかなければならないと、そのように思っております。ですから、去年の12月でございますが、鈴木五輪大臣にも幕張メッセを視察していただきまして、いろんな面においてお願いしたところでございます。
そして、今年は、私はまず県民の皆様に国内外から多くのお客様が来るんだと。要するに一番大事なことは、私たちは精いっぱいのおもてなしをする。よくいらっしゃってくださいましたと。ぜひ我が千葉県を楽しんでくださいと。お帰りになる際は本当にお気をつけて、そして、またぜひ我が千葉県に来て、海の幸、山の幸、そしてアミューズメントも含めて十分に楽しんでいただければ幸いでございますという、そういう気持ちを私はこれからより一層醸成していかなければならないと、そのように思っております。
一宮町釣ヶ崎海岸、サーフィンでございますけども、初めてでございますから、特に海岸、それから周りの環境も含めて、海の幸、山の幸のみならず、清潔だと、きれいだねと、そのように。そして、また県民の皆さんの温かい心に触れて良かったと思われるような、そのような気持ち、環境を醸成してまいりたいと。その気持ちをもって、今年新たに皆さんとともに一緒に走ろうと、皆、「皆走」と、そのような気持ちでスタートしたところでございます。

記者

成田空港の機能強化案についての話し合いがより本格化してくると思うのですけれども、こういった場面の中で、知事が現地に行って前面に出て話し合いしていくという、そういったことは考えているのでしょうか。

知事

去年でございますか、じゃあ、ちょっとそこの説明をして。担当部局。

職員

空港地域振興課でございます。
昨年も知事さんには、成田市、それから横芝光町のほうの現地に行かれまして、住民の方と対話をしていただいたことがございます。現在、住民説明会のほうをまだ開催しておりますので、そういう状況を踏まえて、これからまた各市町の皆さんといろいろと私どもでお話をしてまいりたいと考えております。

知事

そのようなことで、記者さんも御案内のとおり、今、非常に丁寧に、一つ一つやっているところでございます。また私がそういう機会ができたならば、ぜひ行かせていただきたいと、そのように思っているところでございます。ありがとうございました。

記者

こちらからは以上です。

記者

よろしくお願いします。
オリンピック・パラリンピックのことですけれども、近く森喜朗会長にお会いになるということですが、そういった中で、どういったことをお話し合いされるのか。

知事

森会長は、本当に我が千葉県はお世話になっていて、私も国会議員時代から大変お世話になっているんでございますが、それらも含めて、まず年頭の御挨拶をしなきゃいけないと、そのように思っていました。それと、先ほど話しましたけど、12月に鈴木大臣に来ていただいた。見ていただいた。それを改めて御報告するとともに、何しろ我が千葉県は頑張りますと、そのような、言うならば表敬訪問でございます。その中に、鈴木大臣とも話したんですけれども、メッセの使用期間の問題で、ひとつよろしくお願いしますよというような、そういうような話も出るのかなと思っております。
いずれにいたしましても、今回のあれは表敬訪問と、そういう位置付けにしているところでございます。

記者

わかりました。
もう一点、天皇陛下がかわられるということで、平成の元号が恐らく今年で終わって、変わると思います。知事にとっての平成とはどういった時代だったかというのを。

知事

そうですね、僕は昭和24年生まれで、昭和がすごく長かったですよね。今度は平成になって、おお、平成かと。やっぱり確かに時代がぐっと加速されたというか、科学技術においても、全てにおいてものすごく発展した。言うならば上昇してきたなという、そういう感はありますね。それと同時に、最近の北朝鮮も含めて、国内外にいろんなまた難問も出てきたなと。だから、そういう意味で、良くても悪くても、何か激動というか、いろんな力が作用した平成だったかなという、私はそのような感を受けますね。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。
北千葉道路についてお聞きしたいと思うのですが、今回、船橋・市川間、都市計画手続の入り口までこぎつけたということで、ようやくここに至ったことへの知事の率直な御感想についてお聞きしたいのと、市川・船橋間も含めて北千葉道路が全面供用された場合に、千葉県経済はどういったメリットが期待できるか。その2点をお聞かせください。

知事

北千葉道路ですね、これは今、都市計画、環境アセスメント手続をやっております。これまで、確かに前の知事さんをはじめ、先輩の知事さんたちがいろいろと頑張ったのかなという感はいたしますが、何かやっぱりこういうのってタイミングがあるんですね。今だなというのを私ものすごく強く感じたものですから、一気に行こうと。それで、私もどうやってやろうかとか、いろんなシナリオを考えて、そして、また良かったのは、議連や沿線市が一体となって、それぞれできることをみんなでまさに前へ進んで、それが私は結実したなと、実を結んだなと、そのように思っております。ようやく事業化に必要な手続が着手になったということで、良かったなと、感慨深いという気持ちでいっぱいでございます。
それから、どのように影響があるかというと、これはもう記者さんも十分おわかりでしょうけども、外環道を含めて、それから、これから成田空港、非常にグローバル化の中において北千葉がすんなりと通るようになったら大変な経済効果、それと利便性が高まるところでございます。今においてどのくらいかとはちょっと言えませんけども、何しろ活性化することは間違いないと。それと同時に、松戸、市川、あのあたりの交通渋滞緩和にもつながるのではないかなと、そのように思っております。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。
先日の成人式をめぐる振り袖のレンタル着付けのことに関して2点お伺いしたいのですけれども、県内でも「はれのひ」という業者に関する被害相談が相次いでいます。新成人の門出を祝うはずの成人の日にこのような大きな混乱が生まれたことについて、知事の所感を伺いたいというのが1点。
もう1点が、相談の多くを神奈川や東京が占めていますけれども、一方で県内では来年の成人式に向けた予約などが相談のメインとなっています。県として何かしら対応というのは考えていらっしゃいますでしょうか。

知事

まず、あの「はれのひ」、とんでもないよね。成人式っていうのは、変な話、じゃあ、後でまたちょっとずらしてやろうなんていうことではありません。まさしく本人にとっては大人になる大きな晴れ舞台でございます。それをこのような形にするなんていうのは、本当に私は許せないという気持ちでいっぱいでございます。被害に遭われた方や御家族の心中をお察しいたしますと、誠に残念でありますし、これはしっかりと警察のほうにもお願いしたいなと、そのように思っているところでございます。
それから、何だっけ、もう一つは。

記者

千葉県としての対応は。

知事

県内で確かにそのようなことがあります。今、担当部局もしっかり指導等、それから対応等も今いろいろと検討しているところであります。担当部局。

職員

くらし安全推進課でございます。
今、記者さんのおっしゃったとおり、県内の場合、今年の成人式の被害というよりは、来年以降の契約をしてしまったけれども、契約は解除できるか、お金は返ってくるか、そういうような相談がほとんどでございます。
現時点の対応としましては、会社の状況など非常に不明な点が多いので、相談者からは契約書などを送付いただいたり、消費者庁や国民生活センターなどの動きを注視するなど情報を収集している状況でございます。相談者には、契約書などを取っておくこと、またカードで支払ってしまった方については、カード会社に連絡を入れるようなこともお勧めしている状況です。
また、今後相談者には随時情報を提供してまいりますけれども、県といたしましては、この問題につきましては、今申し上げましたように今後の動向を注視しつつ、消費者庁などと情報交換を行いながら対応してまいりたいと、このように考えております。

知事

でも、その中でああいう被害に遭った若い女性に、地元の人たちがお着物をお貸ししたり、そういうこともニュースで流れていました。何かほっとしたところもあります。いずれにいたしましても、こんなことはあってはならない問題でございますから、しっかりと今後こういうことも起きないように、また、できる限りケアできるように、警察のほうにもお願いしたいと、そのように思っております。

記者

もう1点、全然別件ですけれども、昨日、鳥インフルエンザが疑われる事案が香川県で発生し、東京都大田区の野鳥からもウイルスが検出されたと。千葉県の養鶏は全国有数だと思うのですが、感染防止と、万が一発生した場合の初動対応というのが重要になると思うのですけれども、千葉県としてはどのような体制で臨むお考えでしょうか。

知事

この鳥インフルエンザ、これはまさしく本当に鳥が飛んできて、その中から感染していくということで、どうやったらいいんだと、一番頭の悩むところでございます。でも、こうやって実際に発症しているところがあるわけですから、今度は私どもも記者さん御案内のとおり以前そういうこともございました。そのときの迅速な対応というのは評価されているところでございますが、今、そのような対策を、万が一ということを考えてやっているところでございます。
担当部局、その辺を説明してください。

職員

畜産課でございます。
昨日の香川県の情報を受けまして、県といたしましては、県内全ての家禽、鶏やウズラを飼育している農場に対しまして注意喚起を行ったほか、死亡が増えた場合の通報、それから飼養管理の基準の再徹底を指導しているところです。
また、県の対策本部関係、それから防疫協定の団体をはじめとする関係団体に対しまして情報提供するとともに、全ての県関係機関の緊急連絡体制を再確認したところでございます。
また、昨年3月の旭市での発生の検証を踏まえまして、人員の配置、資材の備蓄、指揮命令系統、養鶏場ごとの防疫計画を改善したところでございます。

知事

記者さん、いずれにしても万全を期さないとと、そういうところで思っております。

記者

よろしくお願いいたします。
私からは2点お伺いしたいのですが、まず1点目は、スポーツ界を揺るがす問題ということで、カヌー競技の選手が後輩選手の飲み物の中に禁止薬物を投入して、ドーピング陽性という反応が出てしまった。それを当事者も自首をして認めたということで、非常にアスリートの中でも衝撃が走っている問題だと思いますが、先ほどもオリパラに向けあと2年だという話も出ましたが、改めてスポーツマンシップについて知事はどのようにお考えかお聞かせください。

知事

正直言って、こういうことは私のみならず、ほとんどの99.9%の日本人は、そんなことあるわけないと思っていたんですよ、これが起こるまでは。だから、この事件が起きたときは、みんな、「ええっ」と思ったのが事実だと思います。ですから、これはもうこういうことが起きたわけですから、こういうことが起こらないように、今日の新聞によりますと、飲み物の管理、ビデオカメラの設置だとか、そういうことが出ております。
私ね、これは、そのカヌーの選手、本当にやっちゃいけないことをやってしまったと、映像なんかを見ていても、彼はものすごく周りから期待されて、自分自身も何とかやらなきゃいけないという、言うなれば大きなプレッシャーがあったと思うんです。それが間違った方向にいっちゃって、何とかという気持ちになっちゃったのかなと。
でも、これはやっぱりスポーツマンシップ、フェアプレーの精神ということは忘れちゃいけないですよ。これがまず基本でございますから。ただね、私は一つの救いとして、自分から名乗り出たということは、やっぱりこれは一つの救いだったかなと、そのように思うところでございます。

記者

もう1点、変わりまして、今日が県のマスコットキャラクターのチーバくんの誕生日ということで、知事からお祝いの言葉があればいただきたいということと、これまでもチーバくんは県内のマスコットとしても活躍をしていましたが、今後、千葉県の情報を発信するアイコンとして、どのように今後活用していきたいかというお考えをお聞かせだけますでしょうか。

知事

チーバくんは本当にかわいくて、みんなに人気があるんですよ。だから、私は申し訳ないけど、このチーバくん人気をぜひ使わせていただきたいと、そのように思っております。
私はこれからチーバくんを千葉県のためにどのように活用するか。それと同時に、どのように、千葉県のみならず全国から愛されるようにするかという、いろいろなことを今、担当部局と相談をしながらやっているところでございます。
担当部局、ちょっと最近のいろんなことを説明してくれますか。

職員

報道広報課でございます。
知事が今申したように、ますますチーバくんを皆様に親しんでいただくために、明後日、13日の土曜日に三井アウトレット木更津のほうでチーバくんのお誕生日会を開催させていただきます。県内外から15のキャラクターにも集まっていただきますし、クイズ大会とか抽選会など、また、一層親しみを持ってもらうために作成しましたチーバくん初のテーマソングとダンスのお披露目もさせていただく予定でおります。
盛りだくさんでお待ちしておりますので、ぜひ皆さんにお越しいただければと思っております。よろしくお願いいたします。

知事

本当にチーバくんに活躍してもらいたいと思うのが私の気持ちでもございます。

記者

ありがとうございました。

記者

1点お伺いしたいのですけれども、市川市が再選挙となっている中で、先週、市川市の選挙管理委員会が再選挙は異議申し出が出て、早くても4月以降になりそうだと。市長が長期不在という異例の事態だと思いますけれども、この状況を知事はどのように見ていますか。

知事

これは本当に、全く関係ない人が言えば、早くやって早く決めろやと、そういう人が多いと思うんです。まことに一般感情にしてみればそうかと思いますが、しかし、やっぱり再選挙については法令が定めるところがあります。これをしっかりと、それに沿ってやっていかなければならないと、そのように思っております。
どちらにいたしましても、副市長が今代行なさっていると思いますし、何とかうまくやっていただいて、そして、新しい市長につなげていただきたいなと。
担当部局、何かありましたら。

職員

千葉県選挙管理委員会でございます。
市選管のほうではいろいろな手続を検討しながら、法令にのっとった手続を進めているということでございますので、こちらとしましても、状況を把握しながら、相談があれば対応しておりますし、市民の方々の納得いく形で早く決着がつくようにということのお話をさせていただいているところでございます。

記者

わかりました。

記者

よろしくお願いいたします。
年が明けましてトップセールスまで1カ月となりましたけれども、向こうの大臣とのお約束を含めて、準備が進んでいる状況かと思います。準備の進捗はいかがでしょうか。

知事

担当部局、その辺の進捗を詳しくお伝えください。

職員

報道広報課でございます。
暮れにトップセールスの内容についてはお示ししておりますが、大臣については工業大臣と観光・スポーツ大臣にお会いしたいということで、レターなども送りながら、ぜひお会いしたいということで今お願いしているところでございます。
今日段階では、まだ大臣にお会いできるという確約はいただいておりませんけれども、引き続きお願いをして、決まる場合は少し近くになる場合もございますが、ぜひお会いできるように今引き続きお願いしているところでございます。

知事

できましたら事前キャンプ等でタイにも一つお願いしたいということも、お会いできるならば言おうかなと思っております。

記者

知事御自身の準備はいかがですか。

知事

私自身の準備といいますと、そうですね、体調万全で行かなければいけないなと思っておりますけど、それと同時に、私今回は、もちろん農産物、海産物、いろんな売り込みもございますけれども、やはりこういうのはお互いにWin-Winの関係になければいけないなと思いますし、学生間の交流、それからタイに企業進出したいなと思うような、そういう企業も数社あると聞いておりますので、そういう人たちのつなぎもしっかりやってまいりたいなと。
それと、今回、着物の着付けの先生方も一緒に行っていただきますので、若い人たちとか、向こうの人たちに着物をぜひ着ていただいて、より一層日本の文化に興味を持っていただきたいなと。
そういう意味においては、全てを網羅して、中身の濃いタイ訪問にしたいと、そう思っているところです。

記者

今、体調管理のほうをしっかりされるというお話でした。ちょっとプライベートに踏み込んでしまいますけれども、年末に体調のチェックをされていると思うのですけれども、いかがでしょうか。

知事

おかげさまで大丈夫です。

記者

ありがとうございます。

知事

ありがとう。

記者

よろしくお願いします。
私からは「チバニアン」について、2点お伺いしたいと思います。
まず、昨年の県政10大ニュースの第2位にもなった「チバニアン」ですが、地質年代としては正式決定が早ければ今年と言われています。そうなれば、まさに千葉の時代がやって来るわけです。地元市原の小出市長が昨日言っていたのですが、2018年を迎えて、どこに行っても「チバニアン」の話でもちきりだという話だそうです。
そこで、森田知事として、2018年、この地球史に名前が刻まれるかもしれない「チバニアン」について、改めて期待や思いをお聞かせください。

知事

それはもう皆さんの期待と同じでございます。一応、平たく言えば内定ということでございますから、ちゃんと本決まりになるまでは喜びも少し抑えているんでございますが、これは千葉県のみならず、日本としても非常に素晴らしい出来事だと、まさしく「チバニアン」だと、そのように思っております。
私は、これを機に、申し訳ないけれども、観光等も含めてより一層活性化したいなと、それは地元の人たちとゆっくりお話をしながら考えていきたいと、そのように思っております。

記者

今、非常に素晴らしいものだという話がありましたけれども、そんな中、「チバニアン」の地層には連日見学者が殺到していまして、年末年始だけでも2,000人が訪れたという話です。現在は市原市が独自でシャトルバスを出したり、警備員を配置したりというふうに単独で対応されているわけですが、今後、千葉県の大きな財産となり得るこの「チバニアン」について、県としてどのような対応をしていくのか、何か今お考えがあればお聞かせください。

知事

これは、確かに盛り上がっていますよ。2,000人も来てね。ただ、見るところはそんな何キロもあるわけじゃないですから、非常に混み合うといいますか。でも、混み合うからいいじゃなくて、やっぱり、せっかく見に来てくださった方がしっかりと見れるような体制をとらなければいけない。それはバス等、運送等、それから、皆様がどうやったら快く見ていただけるか。そういうことも含め、そしてまた、何らかの形でお国のほうからも、これはやっぱり千葉だけの問題じゃありませんので、何か相談させていただけるのかなとか、そのように思っているところであります。
担当部局、何かございましたらどうぞ。

職員

文化財課でございます。
現在、非常に人が多いことですけれども、安全対策その他含めて、市原市の求めに応じて、県としてできることを考えてまいりたい。そのように考えております。

知事

ただ、これは考えなければいけないのは、何事もブームってあるんですよ。ですから、あるところで聞きますと、そういう指定でバーッと初めは盛り上がって、こうだ、ああだとやったんだけれども、それがすーっと下がってきて、どうしようと。こういう悩みもあるらしいです。
ですから、その辺をしっかりと見据えながらやっていかなければいけないなと思っている。県はそういうところも指導してまいりたいなと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。

知事

ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 北千葉道路の環境アセスメント・都市計画手続着手について
    →県土整備部都市計画課【電話】043-223-3176
    →県土整備部道路計画課【電話】043-223-3291
  • 千葉県農林水産業振興計画について
    →農林水産部農林水産政策課【電話】043-223-2822
  • 女性活躍推進シンポジウム「女性の活躍応援!」の開催について
    →総合企画部男女共同参画課【電話】043-223-2371

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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