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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20814

知事定例記者会見(平成29年5月11日)概要

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日時

平成29年5月11日(木曜日)10時30分~11時00分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成29年5月11日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 新総合計画骨子案について
  2. 九都県市首脳会議について
  3. 県民が集う「看護の日」の開催について
  4. 千葉県体育・スポーツ推進計画について

知事発言

 新総合計画骨子案について

知事

初めに、新総合計画の骨子案について、お話をいたします。
総合計画については、向こう4年間の新たな実施計画の策定に向け、先月6日に、私から各部局長に対し策定方針を指示したところでございます。
本日、第2回目の「策定推進本部会議」において骨子案をまとめるとともに、この骨子案をもとに今後の策定を進めることといたしました。
骨子案のポイントは、3つあります。
1つ目は、実施計画の期間を平成29年度から32年度までの4年間とし、「くらし満足度日本一」の実現に向けて、総仕上げとなる計画とすることでございます。
2つ目は、新たな政策分野として、「経済活性化を支える人づくり」を設けたことでございます。女性の活躍推進などを含めた雇用対策、産業人材の育成に取り組みます。
3つ目は、「次世代につなぐ輝くちばへのチャレンジ」でございます。次世代を担う子供たちが誇れるような千葉県づくりのため、人口減少・少子高齢化などの課題に対応するとともに、千葉ならではの強みを生かした交流基盤・ネットワークの整備・活用や、さらなる魅力の発信など、横断的な視点を新たに取り入れ施策を展開いたします。
今後もこの骨子案をもとに、「くらし満足度日本一」の実現に向けて、具体的な取組を検討し、計画の策定を進めてまいります。

 九都県市首脳会議について

知事

次に、9日に都内で開催された九都県市首脳会議について、お話をします。
私からは、「ホームドアの整備による転落防止対策の促進」について、九都県市共同で国に要望することを提案いたしました。
駅のホームからの転落事故を防ぎ、全ての人が安心して鉄道を利用できるようにするためには、ホームドアの整備が有効でございます。しかし、扉の位置が違う車両の乗り入れや、多額のコストなどの課題があり、整備が進まない要因となっております。
このため、こうした課題に対応できる新たなタイプのホームドアの早期実用化に向け、国が取組を進めるよう提案し、全会一致で了承されました。
また、神奈川県から発言があった「オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた役割分担・費用負担」についてでございますが、私からは「本県の考えは、昨年12月26日に要請したとおりである」と述べるとともに、「最大のイベントを成功させるために頑張らなければならない」と申し上げました。九都県市として、大会の成功に向け、相互に連携しながら準備を進めていくことを確認いたしました。
このほか、国に対し、地方分権改革の実現に向けた要求を行うことや、各都県市からの提案について、九都県市共同で取り組むことなどを決定いたしました。

 県民が集う「看護の日」の開催について

知事

次に、看護の日の行事についてお話をいたします。
地域医療を支える看護師は、高齢化や医療の高度化、在宅医療の拡大などにより、その必要性がますます高まっております。その一方で、人材不足が深刻化しており、県では、その確保に向けた取組を進めてまいります。
「看護の日」の行事は、県民の皆様に看護への関心と理解を深めていただくため、毎年行っておりますが、今回は「地域で輪となりつなげる看護」をテーマに、今月13日に県内12地区の駅前やショッピングモールなどで「まちの保健室」を開催します。
「まちの保健室」では、介護や健康に関する各種相談をお受けするとともに、AEDの体験、看護進路相談などを行います。
このイベントを通して、幅広い層に看護の魅力を伝えるとともに、看護師の確保を図ります。
ナイチンゲールの誕生日にもちなみ、5月12日は「看護の日」とされ、看護に触れ合える行事が全国で行われます。ぜひ看護に触れ合える行事に足を運んでいただき、看護をより身近に感じていただきたいと思います。

 千葉県体育・スポーツ推進計画について

知事

最後に、「第12次千葉県体育・スポーツ推進計画」について、お話をします。
このたび、平成29年度から33年度にわたる「第12次千葉県体育・スポーツ推進計画」を策定いたしました。この計画は、「東京オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツの推進」など、6つの施策を掲げ、本県の今後5年間を見据えた体育・スポーツの方向性を示すものでございます。
「する・みる・ささえる」スポーツを推進し、「全ての県民が多面にわたるスポーツの価値を基盤にしながら、健康で活力のある生活を送り、互いに支え合う県民の姿」を目指します。
この計画には、主な特徴が3つあります。
1つ目は、超高齢社会に備えた体育・スポーツの推進でございます。子供のうちから体育・スポーツを好きになり、働き盛り、子育ての最中でも、継続して生涯にわたり元気な生活を送れるようにいたします。
2つ目は、障害者の体育・スポーツの推進でございます。障害のある人もない人も、皆がスポーツを楽しむことができるよう、環境づくりを推進します。
3つ目は、オリンピック・パラリンピックのアクションとレガシーでございます。東京オリンピック・パラリンピックに、本県ゆかりの選手が一人でも多く出場できるようにするとともに、開催後も機運や感動を、本県の体育・スポーツの発展につなげます。
このほか、スポーツによる地域づくりの推進の中で、千葉の魅力をより国内外に発信していくために、これまでの「ちばアクアラインマラソン」を検証し、平成30年秋の開催に向けた準備を始めます。
今後、この計画をもとに、「スポーツ立県ちば」の一層の推進に向けて取り組んでまいります。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
先ほど御説明がありましたとおり、九都県市の首脳会議の際に、オリンピック・パラリンピックの仮設費の費用負担の話が出まして、会議後に、知事も、神奈川県、埼玉県の知事とともに官邸のほうに行きまして、首相のほうから五輪相に早期の解決に向けた指示があって、今日も、小池都知事と首相側との会談が持たれているようですけれども、この行く末について知事はどのように見守って、この推移についてどういうふうに注目し、また、東京都と大会組織委員会側にはどういった注文というか思いがありますでしょうか。

知事

私、絶えず原理原則、これは絶対こうだ、ああだという気持ちはないのでございます。それはある程度の柔軟性が出てくることもあります。
今回、東京都さんが立候補ファイルをもとに立候補したわけでございます。また、そのような条件のもとに、我が千葉県も協力県になったのでございます。その中において、もし私たち協力県に負担せよというならば、ファイルにのっとって、まず、東京都さんが財政的に無理だと、その場合はお国が補填することになっているわけですからと、私は総理にも申し上げました。東京都さんが全部家計簿を見せて、これだから払えませんと。そして、それをお国が受けて、お国が、いやぁ、お国も金がないんだ。千葉県よ、おまえも少しでも払えと、こう言われるならば、これは千葉県としても考えていかなければならない。私はそのように思っております。
ですから、まず、手順というものをしっかりやっていただきたい。そして、私は、東京都、言うなれば、都民ファーストのプライドとして、この約束を守るということは、私は素晴らしいことだと、そのように思っているところでございます。
でも、いずれにいたしましても、変な話、こういうことでガチャガチャやっていることは、これはオリンピックでございますから、世界にみっともないところを見せているようなところも出てくるのではないかなと、私はそう危惧しております。ですから、これは日本国の最大のイベントでございます。みんなで、お互いに知恵を出して、お互いに協力し合って、成功させねばならないと思っております。

記者

わかりました。そういう意味では、原理原則、ルールの中では、例えばですけれども、もし組織委員会が負担できない分を東京都が負担するというような結論になりましたら、それは歓迎したいということになりますでしょうか。

知事

それはもう、そのような約束ですから、約束を履行してくださったということだと思っております。

記者

わかりました。
それと、知事は事前の御説明どおり、大型連休の期間を含めて、一時的に公務をお休みになられて、復帰されていると思いますけれども、この間の公務をお休みしていた間の過ごし方、それと、改めてスタートする3期目に向けて、どのように英気を養ったのかということをお聞かせ願えればと思います。

知事

私事でございますけれども、選挙の後、母親の葬儀等いろいろございまして、ちょっと疲労したところもございます。それと同時に、私、何年かに一回は必ず、いろいろ検査を、メディカルチェックをするわけでございます。そのような中におきまして、メディカルチェックと、それから休養も含めて、皆様には大変恐縮でございますが、休みをとらせていただきました。

記者

その休みを踏まえて、今後の4年間に向けては万全な体制という形になりましたでしょうか。

知事

そうですね、私、ゴールデンウイークの最後の2日間は、芝山に行って、ガーデニングをやりながら、私は、この千葉県のポテンシャル、力というのは、普通にやっていくと言うと語弊があるかもしれませんけど、まさに、チーム千葉、チーム森田でやっていけば、おのずと右肩上がりになると、そのように思っています。
だから、私は今日も部課長会議で言ったんですけれども、「千葉県は別に目立つことはない。もう目立つことはないんだ。それよりも、私たちが言ったことは、次世代に向けてやらなきゃいけないというものに対しても、しっかりと一つずつやっていこうではないか」と、そのように言ったところでございます。
ですから、私はこれからも、職員の皆さん、それから県民の皆さんと意思疎通を十分にやりながら、しっかりと県政を進めてまいりたい。その気持ちを新たにしたところでございます。

記者

わかりました。ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。
五輪の関係の話に戻ってしまって恐縮ですが、今日の安倍総理と小池都知事の会談の中でも、報道でも出ていますが、小池都知事のほうが都外の仮設施設の費用も負担する意向を示すというような報じられ方もされています。それに関してはどのような所感を持たれていらっしゃいますか。

知事

ですから、これは、お持ちいただくということは立候補ファイルに沿っているわけですから、だから、もし東京都さんが財政的に無理だというならば、これは国に補填してもらう。これも立候補ファイルに載っているわけですから。
先ほど私が申しましたように、総理にもそのことは言いました。払えないというならば、しっかり家計簿を見せていただいて、そして、またその中でも、お国も財政的に無理だよと、千葉県よ、おまえも少し払えよと言われたら、これはやっぱり千葉県も考えていかなければならないなと思います。
ですから、今回は、東京都さんもそのようにお考えになるようでございますから、是非それはやっていただき、それと、もう3年ちょっとしかないんですよ。早くやらないと本当にえらいことになるのではないかと、私はそのように思っております。

記者

そうすると、都が仮設の費用を持つということは、当然、立候補ファイルに沿ったものかとは思うのですけれども、それについては、当然、メッセもサーフィン会場も仮設が建設されますよね。

知事

もちろんです。

記者

それに関しては、それにのっとったということに関してはどうですか。

知事

それは、私どもはそれにのっとって協力することになったわけですから、私は至極当然だと思っております。

記者

重複する部分があるかもしれませんけれども、一昨日、安倍総理、菅官房長官と三県の知事さんで会談されたと思いますが、そのときにはどのようなお話をされたのでしょうか。

知事

私は、さっきお話したとおり、この場合は東京都さんが家計簿を見せてこうだというようなお話をして、最後に、総理からぜひ東京都さんのおしりをたたいてほしいと、そのようなことを言いました。

記者

総理からはどのような。

知事

わかったと。五輪担当の丸川さんにそのように指示すると、そのような旨をおっしゃっておりました。

記者

わかりました。
話は変わって、もう一点ですけれども、今日午後に国交省のほうに行きまして、石井大臣と会うかと思うのですが、どのような思いを伝えたいと思っていらっしゃるのでしょうか。

知事

石井大臣には、成田空港の機能強化について、特に地元においては、深夜・早朝の飛行制限の緩和や、それから、落下物対策、周辺地域の均衡ある発展、そのような非常に懸念する、そしてまた不安があるわけですよね。ですから、そういうものをしっかりと、お国、NAAは丁寧に、そして重く受け止めていただきたい。県といたしましても、もちろん、一生懸命やるべきことはやらせていただきますし、お国のほうもよろしくと。そのような旨を、関係市町の首長さんとともにお願いに行く予定でございます。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いいたします。
本日発表がございました新総合計画の骨子案についてお伺いしたいと思います。
新しく新設されたものとして、経済の活性化を支える人づくりを設けられるということですけれども、ここ最近、かなり人材、人手不足であったり、雇用の確保は中小企業は特に厳しい状況になっているかと思いますが、こういった中で、今回、女性の活躍推進だったり、雇用対策、産業人材育成に取り組むということですが、県としてどういった方針でこういった取組を考えていかれるか、実際の進め方などのお考えをお聞かせください。

知事

記者さんも十分おわかりのことと思いますが、今、人材、雇用においても、中小企業はちょっと苦戦のところもあると思います。でも、私、前もお話ししたかもしれませんけど、今の若い人というのが私たちの時代とちょっと違うのは、言うなれば、デパートというよりも専門店というお気持ちというか、その中で自分の力を伸ばしたいという方が結構増えているんですね。というならば、中小企業の皆さんのそれぞれ個性のある努力というのも必要だし、また、それを千葉県としてもPRしてまいりたいと、そのように思っています。
担当、お願いします。

職員

政策企画課でございます。
この項目を設けた趣旨でございますけれども、人口減少社会における県のさらなる発展のために、多くのポテンシャルを秘めた女性が能力を発揮できる環境をつくっていくことが必要だというふうに考えております。そのために、仕事と家庭の両立に向けた環境整備ですとか多様な働き方の支援、そういったことに取り組んでいきたいと考えております。

記者

よろしくお願いします。
オリンピック・パラリンピック関連ですけれども、首相官邸に訪れた際、黒岩知事、上田知事も一緒だったと思うのですが、その中で神奈川県知事は、費用負担に関しては断固として受け入れないというような表明をされていらっしゃいました。一方で、知事は、基本は手順に従ってほしい、ファイルの原理原則だということをおっしゃっています。そこで若干温度差があると思うのですが、黒岩知事のお考えに対しては、どのような御所感をお持ちでしょうか。

知事

これは他県の問題でございますので、どうこうじゃありませんけれども、それは黒岩知事さんがお考えになって、自分のところの立場をもってお話しなさったのだと、私はそのように理解しております。

記者

その際、上田知事、黒岩知事と首相官邸では何かお話をされたことはございますか。

知事

いや、特にありません。私は、各県自分の思いを言うべきだと思いますし、共通しているものは、仮設はもちろん東京都さんでしょうと。立候補ファイルにのっとっておやりくださいと。これは同じですから。あとは、ちょっと違う事情が多いものですから。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。
憲法改正についてです。安倍首相は、憲法改正して2020年の施行を目指すと。その中で、9条に自衛隊の根拠規定を追加するというような考え方を示していますけれども、この発言への知事の御所感と、知事の憲法への考え方をお聞かせください。

知事

安倍総理のお考えを聞いたということでございます。また、この憲法の問題については、やっぱり国民の声を代表する機関である国会において、国民各層の意見を十分踏まえながら議論されるべきであると、そのように思います。
ただ、一般論として、やっぱり何十年もたつと、いろいろと情勢だとか、例えば洋服で言うならば、体格もちょっと違ってくるのかなとかいろいろありますから、そういうことも含めて議論するということは、私は大変いいことではないかなと、そのように思います。

記者

自衛隊の位置づけについて、お考えがあればお聞かせください。

知事

それはお国のほうでしっかりと議論していただきたいと思います。しかし、自衛隊は、本当に今頑張ってくださっているというのは、国民の総意だと思っております。

記者

先ほどの質問と重複してしまうのですが、総理と小池さんの会談が先ほど終わりまして、都が全額負担する方針を正式に表明されました。これによって千葉県の五輪準備にどういった好影響があるのか、改めて御所見をお聞かせください。

知事

これは準備というのは、変な話、私どもは、仮設においては東京都さんが払うものだと思って。そのように準備し、そのように進めております。
担当、どうぞ。準備状況を。

職員

東京オリンピック・パラリンピック推進課でございます。
知事からお話がありましたように、仮設の問題に対しましては、県といたしましては、恒設の部分のメッセの改修であるとか、そういったものについて着実に準備を進めておるところでございます。

記者

よろしくお願いいたします。重ねてで恐縮ですけれども、五輪の関係で仮設のほうは都が負担するという話になったと思うのですけれども、そのほかに運営費がかかってくると思うのです。それも大きい額があって、まだどこが負担するかというのは決まっていないと思うのですけれども、先ほど知事がおっしゃった、国のほうでも無理だということがあれば協力を考えたいというのは、その辺を踏まえての発言ということでよろしいでしょうか。

知事

いや、国が最後を考えるといっても、国も金がないよと。千葉県の小さな予算の中から出せというのは、これは現実的かどうかは別として。でも、それを言ったのは、何でもかんでも原理原則を言っているんじゃありませんよと。やっぱり手順を踏んでやってくださいという意味も含まれているのでございます。

記者

そうすると、手順を踏んだ場合であれば、柔軟に知事としてはその辺も含めて検討はするということですか。

知事

検討はもちろん、お国からそのように言われれば、もちろんそれは検討に値すると思っております。

記者

わかりました。ありがとうございます。

記者

お隣の韓国の大統領選挙の結果が出ましたけれども、成田空港等で結ばれている国だとも思うのですけれども、どのように感想をお持ちでしょうか。

知事

本当にお隣で、近い隣国なのでございますけれども、報道のほとんどはワイドショーとか、そういうものしか私たちにはなかなか触れることがないもので、まあ、はっきり言って、これから日本との関係はどうなるかなと。その辺は安倍総理はどのようにお考え、また日本としてどのように付き合っていくのかなと、そういう気持ちを持っているところでございます。
いずれにしても、韓国は大変大事な国でもありますし、お互いに引っ越しはできないわけですから、これはやっぱり未来志向で考えていかなければいけないのじゃないかなと私は思っています。

記者

わかりました。ありがとうございました。

記者

先ほど小池都知事の関係で「都民ファーストは素晴らしい」というお話もありましたけれども。

知事

都民、素晴らしい?

記者

都民ファースト。

知事

都民ファーストのプライドと言ったんだね。

記者

都民ファーストは素晴らしいところもあるというような話を先ほど。

知事

「都民ファーストは素晴らしい」と言ったの?

記者

素晴らしいとのお話が知事から。

知事

あれ、「都民ファーストは素晴らしいと思う」と言った?してないね。「都民ファーストのプライド」と言ったでしょう。「約束を守ることは、都民ファーストのプライド」と出ていたんだよね。プライドとしていいんじゃないかと、そんなものですよね。

記者

ちなみに、そのところで、都民ファーストと、ほかの県、自治体との兼ね合いだと逆に今回の話みたいに、もめるとは言いませんけれども、ちょっと摩擦も起きるところもあると思うのですが、その辺はどうお考えですか。

知事

それは、選挙のときにいろいろ知事候補として言って、いろいろおやりになって、そしてまさしく都知事として都民のことをお考えになって、こうだと。これは別に私なんかも理解できますよ。ただ、あんまりそれを前面に出されて、約束というか、そういうのも反故にされたりしてやっていくようになってしまうと、私たちも「千葉県民ファースト」をやっぱり言っていかなきゃいけないのかなという、そのような気持ちになってしまいますよ。でも、そんなことは、やっぱり一緒にオリンピックを成功させ、パラリンピックを成功させようとする私たち、仲間だと思っていますから、良くないと、そのように思っております。

記者

「県民ファースト」と言ってしまいたくなるというのは、まあ、言うつもりはないと。

知事

もちろんそんなのね、子供のけんかじゃないですからね。でも、そのような気持ちになってしまいますと。だからそれ以上はひとつ、やっぱりお互いに約束を守っていきましょうやと、そういう気持ちですよね。

 

記者

よろしくお願いします。
本当に繰り返しなんですけれども、その立候補ファイルに書いてあること、当然のことと知事おっしゃいましたけれども、それが今日にまでかかったということに関しては、率直にどのようにお感じになられていますか。

知事

それはもう小池さんに聞くしかないでしょうね。だって私たちは本当に、前任者の知事からもそういうお話で来ていますから。だから、まあ言うなれば少しでもコンパクトにしたいということで、既存の会場ということで、私どももメッセだとかサーフィンのほうも協力しているわけですから、それはもう。

記者

知事のお気持ちとしてはどのようにお感じになられますか。この間ずっとやりとりが続いたと思いますけれども。

知事

何に対してですか。

記者

当然であると、仮設の費用は都が負担するというファイル、知事が当然だとお感じになられることが確認できるのに、今日、今この時点まで時間がかかったということに関してどのようにお感じになられますか。

知事

多分東京都さんは、オリンピックは一番大事ですよ。でも、いろんな諸問題がいっぱいあるようですから、相当ごちゃごちゃしているのかなという気持ちは持っておりますけど、やっぱりこれは日本の大イベントですから、これは今までの知事さんの話をある程度、心棒の意味においては曲げていただきたくないと、そういうふうな気持ちでございますね。

記者

ありがとうございました。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 新総合計画骨子案について
    →総合企画部政策企画課【電話】043-223-2216
  • 九都県市首脳会議について
    →総合企画部政策企画課【電話】043-223-2206
  • 県民が集う「看護の日」の開催について
    →健康福祉部医療整備課【電話】043-223-3881
  • 千葉県体育・スポーツ推進計画について
    →教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4107

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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