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更新日:令和3(2021)年4月5日

ページ番号:20810

知事定例記者会見(平成29年3月29日)概要

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日時

平成29年3月29日(水曜日)13時15分~13時30分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成29年3月29日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 定期人事異動について

知事発言

 定期人事異動について

知事

本日は、4月1日付の定期人事異動についてお話をいたします。
まず、今回の人事異動の基本的な考え方でございます。
人事異動に当たっては、職員一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう、職員の意欲・能力・実績を重視した適材適所の人事異動を行い、県民の皆様にお約束しました「次世代へ光り輝く日本一の千葉」の実現に向け、各種施策を着実に推進するための人事体制を整えました。
なお、人事異動の規模についてでございますが、今回の異動者数は2,682人であり、前年度の2,667人と比べ15人増加いたしました。
次に、役付職員の登用についてでございます。
登用に当たっては、男女の区別なく、それぞれの職にふさわしい能力・適性を備えた職員の積極的な登用を図ったところでございます。
幹部職員については、3期目の初年度から、これまでの取組のさらなる発展とスタートダッシュが図れるよう、業務の継続性にも留意した体制といたしました。
具体的には、部局長のうち、定年により7人が退職するため、
防災危機管理部長に横山正博副病院局長を、
商工労働部長に吉田和彦千葉の魅力担当部長をあてるほか、10人を留任としたところでございます。
また、女性幹部職員については、
千葉の魅力担当部長に冨塚昌子環境政策課長を、
行政改革推進課長に吉野美砂子産業人材課長を登用するなど、組織の中枢となるポストに積極的に登用した結果、課長級以上の女性幹部職員は、前年度に比べ5人増の29人で、過去最高となりました。さらに、女性の視点を生かして民間企業や県庁で男女がともに仕事と生活を両立できる環境整備を推進するため、関係課長に女性を配置いたしました。
そのほか、成田空港周辺市町と連携して広域的な地域づくりに取り組むため、空港地域振興課に副参事を新たに配置するほか、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、総括責任者として担当部長を新たに配置し、体制の強化を図ったところでございます。
新年度は、森田県政3期目のスタートの年度となります。この新たな体制のもと、「次世代へ光り輝く日本一の千葉」の実現に向けて、スピード感を持ちつつ、各種施策の着実な推進が図れるよう、しっかりと取り組んでまいりたい。そのように思っているところでございます。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
人事で女性登用にも大分力を入れられたようですけれども、これについての意気込みとポイントをもう一度伺えますでしょうか。

知事

いつも言っているんですけれども、適材適所で、女性だから男性だからとは特に考えないんですよ。そういうことを考えてやっていたら、たまたま5人ぐらい増えたと。でも、これは良いことでね、初めから5人増やすんだ、10人増やすんだと、そういうことではありません。適材適所をやってみたら、そのようになったということでございます。

記者

続けてその話ですけれども、特に女性の進出だと、そもそも男性が働きやすいようにできている中で女性が働きやすくするというのは、やはり意識していかなければならないところもあると思うのですけれども、その辺は知事としての意識はどうでしょうか。

知事

御社もそうですか。それはそうですね。やっぱり私、国会議員時代からもそうでしたけれども、この国がより一層豊かに繁栄するためには、女性に頑張ってもらいたい。また、そのような舞台をつくっていかなければならない。そのように思っています。
このように、いろんなところで女性の登用が高まっているわけでございますから、自然とその辺は変わっていくのではないかなと。また、変わりやすいように持ってまいりたいと、そのように思っています。

記者

よろしくお願いします。
こちらからは、今日、朝、新しく浦安市長に就任された内田悦嗣さんと会われましたけれども、この面会ですけれども、市町村長と面会するというのはいつ以来ぐらいなのでしょうか。

知事

それは結構あると思うんですけれども。私は特に止めてはおりませんけれども。会いたいと言われれば会うようにしております。

記者

今日お会いになられたのは、やっぱり選挙戦とかいろいろな中で、知事とアポをとりにくいとかそういった意見があったのを、それを考えて会ったとか、そういったことはあるのでしょうか。

知事

いや、そんなことはないですよ。正直な話、相手の候補も何か言わなきゃまずいだろうと思ってそう言ったんじゃないかなと思いますけど、そんなことはないですよ。知事部局に聞いても、そういう分け隔てとか、そんなことはしないですし、それは県民の方がよくわかっていると思いますよ。
内田さんの場合は、新しく新任したということで、ぜひ会いたいと言ってきたものですから、私と時間を調整してお会いさせていただいたんです。

記者

では、今後も、新任市長にはすぐに会っていくということになりますか。

知事

いやいや、会っていくじゃなくて、その人が会いたいと言えば私は会うので、私のほうからああでもないこうでもないと言うのはあれでしょうから。ですから、要するに、オーバーになっているんですね。

記者

よろしくお願いします。
人事のことですけれども、女性の視点を生かしてということで、雇用労働課長に女性を登用されたり、知事も選挙戦から女性の活躍ということは訴えていらっしゃったと思いますけれども、こういう課長さんとかにどのような仕事を期待したいかというところをお聞かせください。

知事

僕は、男と女とは視点が違うところもありますし、女性としての視点を、これからやっぱりもっともっと女性が活躍する場面がいっぱい出てくるでしょうから、ある意味でそういう場も女性の視点からつくることも大事ですし、そしてまた、そういう意味では、県としてもこれからも女性の新しい波というのを期待しているところでございます。

記者

五輪の担当部長が新たに決まりまして、3年半を切って、今後準備も加速化させていかなければいけないところだと思うのですけれども、担当部長に対してはどのようなことを期待されますでしょうか。

知事

今、秘書課長をやっていますけれども、彼は非常に有能ですし、あと、気遣いなんかも非常に長けていますし、そういう意味ではもちろん担当部長として、例えばの話、東京都さんに言うことは言うけれども、やっぱりわかるところはわかるという器量を持った方だと思います。これは大変大事なポジションなので、そういう意味では彼には頑張ってもらいたいと、そのように思っております。

記者

最後に1点、五輪の関係で役割分担、国と東京都と組織委員会が、年度末にというふうに小池知事は言っていたのですが、それがずれ込んでいるようです。ずれ込んでいることに対してはどのような所感でしょうか。

知事

もう本当にないですから、3年ちょっとですからね。これは早くやらないと本当にまずいんじゃないかと。東京都さんだけの問題ではなくて、やっぱり日本の問題ですからね。
それと、この間ある新聞かな、千葉とか神奈川だとか埼玉が協力しているけれども、かたくなに金は出さない、出さないという原理原則ではなくて、これは経済的にも盛り上がることは事実だし、だから払ってもいいんじゃないかと、こういう論調を見たんですね。僕はそのとおりだと思いますよ。ただ、これは1億、2億の話ではありませんから、協力はどうだと言われたときに、例えば100億かかるよと、100億ぐらい出せる余裕あるかい、だったらこれをやったらどうだと、こう言われるならば、私は千葉県としては手を挙げたかどうかはわかりません。
ですから、今の段階において、かたくなではなくて、私どもはやっぱり県民のお金を使うわけですから、しっかりそういう約束は守っていただきたいなと、そのように思っておりますね。
それは、盛り上がる、盛り上がると言ったって、どれだけ盛り上がるかもわからないし、どうなるかわからないですよ。結果が何も出ていないんですから。結果が出て、「おい、じゃあ、おまえ、10万円儲かったから1万円ぐらい払えや」というならまだわかりますけど、その前に、「おまえのところだって盛り上がるんだから出せよ」なんていうのは、それを当然というのはおかしいですよ。だったら初めから条件を言うべきですよ、と私は思っております。

記者

4月2日に国際医療福祉大の入学式が控えているかと思いますが、改めて入学を前に、知事、どのような気持ちで入学式にご出席なさるお気持ちか、まずお聞かせください。

知事

医学部の開設、いうならば医師が増えるということでございます。ただ、お医者さんというのは、それは記者さん十分おわかりでしょうけれども、やっぱり巷間言われているとおり、最低10年かかるという。その中で、千葉県としては修学資金貸付制度、そういうこともやっているわけでございます。それと同時にそれを受けない人もいるでしょうけれども、私は今度はせっかく医学部、2つ目ができるわけですから、なるだけ多くこの千葉県を愛していただきたいし、なるだけ千葉県のためにやっていただきたいと、そういうような気持ちで行くつもりでございます。

記者

もともとの特区を新設してというところもあったかと思うのですが、国際的に活躍してほしいという、そちらの目的という意味では期待されますか。

知事

それはそうですよ。国際的に活躍してもらいたいと思うのは、それは当たり前の話でね。でも、千葉県としては、やっぱり今現状、医療はこうでございますから、それは先ほど言ったように10年以上もかかるというのに、すぐ結果は出ないですよ。でも、やっぱり千葉県としても支援しているわけですから、そういうことも皆さんちょっと頭には入れてよと、これは言うのは当然だと思いますけど。

記者

ありがとうございます。

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