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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20794

知事定例記者会見(平成28年6月30日)概要

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日時

平成28年6月30日(木曜日)10時30分~11時05分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成28年6月30日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 交通安全の取組について
  2. 「青少年を健全に育てる運動」について
  3. 「福祉のしごと就職フェア・インちば」について
  4. 夏の観光キャンペーンについて
  5. この時期にお勧めの耳より情報について

知事発言

 交通安全の取組について

知事

初めに、交通安全の取り組みについて、お話をいたします。
間もなく子供たちが待ちに待った夏休みが始まり、県内は観光や海水浴など、レジャーを楽しむ皆さんで賑わいます。これに伴う交通量の増加や、夏特有の気の緩みなどから起きる交通事故を防ぐため、来月10日から19日まで「夏の交通安全運動」を実施いたします。
今回の運動では、「ゆっくりとマナーを乗せてふむペダル」をスローガンに、「自転車の安全利用の推進」などを重点目標として取り組みます。来月10日には、そごう千葉店オーロラモールジュンヌ前で街頭啓発キャンペーンを行います。
本県では、昨年、中高生が被害に遭った交通事故のうち、8割近くが自転車利用時のものでございました。また、若者の運転する自転車が歩行者に衝突し、相手を死傷させた重大事故なども発生しております。
そこで、特に「若者世代」をターゲットとして、アニメ『弱虫ペダル』とのコラボレーションによる自転車の安全利用キャンペーンを実施いたします。このアニメは、本県を舞台に、高校自転車部の活躍を描いた少年スポーツ漫画を原作とした作品でございます。
明日7月1日より、自転車の安全利用に関する情報を盛り込んだ特設ウェブサイト「ちばペダル~弱虫ペダルと学ぶ自転車交通安全~」を公開し、オリジナルアニメを配信して、自転車の安全利用を呼びかけます。このサイトでは、楽しみながら自転車の安全利用を学べる内容が盛りだくさんで、自転車に関するクイズの正解者に、コラボ限定グッズのプレゼント企画も予定しております。
このほか、サイトを紹介するCMをQVCマリンフィールドなど、県内大型施設で放映いたします。
それでは、CMをごらんくださいませ。
~動画放映~
県民の皆様におかれましては、自転車のルールをきちんと守り、正しいマナーを身につけ、楽しく安全に利用いただくようお願いを申し上げます。

 「青少年を健全に育てる運動」について

知事

次に、「青少年を健全に育てる運動」についてお話をいたします。
青少年が健全に育つことは、県民みんなの願いでございます。学校が夏休みに入ると、子供たちの生活のリズムが変わり、非行に走ったり、犯罪被害に遭う可能性がより高くなります。このため、県では毎年7月15日から8月31日まで、夏の「青少年を健全に育てる運動」を展開しています。
今年度の主な取り組みを紹介します。
初めに、約2,000人の青少年補導員が中心となって実施する「県下一斉合同パトロール」でございます。来月29日から2日間、県内各地において、青少年が集まりやすい駅やコンビニエンスストアなどの周辺を一斉パトロールし、非行や犯罪被害の未然防止に努めてまいります。また、青少年の深夜入場を禁止しているカラオケボックスやインターネットカフェなどに対しては、期間中、「立入調査」を集中的に実施いたします。
さらに、「地域における健全育成活動」として、青少年相談員が各地域でキャンプやスポーツ大会などを実施いたします。
夏休みは、子供たちの気持ちも開放的になります。子供たちが誘惑や危険に巻き込まれることのないよう、地域やご家庭で見守っていただきたいと思います。

 「福祉のしごと就職フェア・インちば」について

知事

次に、「福祉のしごと就職フェア・インちば」についてお話をいたします。
急激な高齢化の進展などにより、福祉や介護の分野では、人材の確保が重要な課題となっているところでございます。そのため県では、福祉・介護分野への就労を進めるため、福祉人材バンクの運営や合同就職面接会の開催など、福祉・介護人材の確保対策に取り組んでいるところでございます。
この取り組みの一つとして、福祉の仕事を目指す方の就職を支援するため、来月17日の日曜日に、幕張メッセで「平成28年度第1回福祉のしごと就職フェア・インちば」を開催いたします。
当日は、100を超える社会福祉施設や事業所のブースで、職場の様子や、どのような人材が求められているのかなどの話を直接担当者から聞くことができます。また、相談コーナーでは、福祉や雇用の専門家が資格や仕事についてさまざまな相談をお受けいたします。さらに、当日は「就職フェア」の開催にあわせて、福祉・介護のこれからの可能性と魅力を知っていただくため、「福祉のおしごとセミナー」も開催します。
福祉や介護の仕事は、たくさんの人から「ありがとう」と感謝される、とてもやりがいのある仕事でございます。福祉や介護の仕事に興味を持っている皆さん、学生の皆さん、自分に合った仕事に出会えるチャンスでございます。多くの皆さんの御参加をお待ちしております。

 夏の観光キャンペーンについて

知事

次に、観光キャンペーン「魅力いっぱいギュッと千葉」についてお話をいたします。
いよいよ明日から夏の観光キャンペーンが始まります。今年も本県へお越しいただく皆様にさまざまな特典を用意しております。
まず、お得な「おもてなし」として、観光施設や飲食店で割引きなどが受けられる「ぐるっと房総お得キャンペーン」を今年も実施いたします。県内約410カ所で利用できるお得なウェルカムチケットがついたパンフレットを、JRの駅や海ほたるパーキングエリア、チーバくんプラザ、道の駅などで配布いたします。
また、県内のお気に入りの観光スポットや風景、御当地グルメなどを写真に撮って応募すると、抽選で旅行券やチーバくんグッズが当たる、「あなたのラブちば教えてキャンペーン」も行います。
さらに今年は、成田空港への航空便がある北海道からの誘客を進めるため、北海道日本ハムファイターズと連携して、道民の方を対象に、本県の特産品などが当たる特別企画を実施いたします。
本県の夏は、海水浴や地引網、里山キャンプなど、大自然とのふれあいが楽しめます。また、国の重要無形民俗文化財に指定されており、今年4月に「日本遺産」となった「佐原の大祭」を初めとする地域の個性あふれる夏祭りや花火大会など、魅力がギュッと詰まっております。千葉ならではのおもてなしで皆様をお迎えいたしますので、ぜひ多くの皆様に訪れていただきたいと、そのように思っております。
また、これからの時期は熱中症への注意が必要でございます。外出するときは、日傘や帽子などで暑さを避けていただくとともに、水分をこまめにとりましょう。目まいや立ちくらみ、汗が止まらないなどの症状が出たら、熱中症のサインでございます。すぐに日陰や室内などの涼しい場所へ避難し、身体を冷やし、水分・塩分を補給するようにいたしましょう。

 この時期にお勧めの耳より情報について

知事

最後は、この時期にお勧めの耳より情報でございます。
千葉市の「中央博物館」では、来月9日から企画展「驚異の深海生物―新たなる深世界へ―」が始まります。
この企画展では最新の研究成果を踏まえ、多くの謎に満ちた深海に住むさまざまな生き物を紹介いたします。めったに見ることのない、世界中の深海生物と出会うことができるまたとない機会でございます。不思議な姿や生態の深海生物、その驚きの世界をぜひお楽しみください。
企画展の期間中には、「さかなクン」が登場するクイズ大会や工作体験など、楽しいイベントをたくさん用意しております。夏休み期間を通して開催しておりますので、ぜひお出かけいただき、謎に満ちた生物たちと出会ってください。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
知事は3日からオランダとドイツの訪問に出発され、東京五輪・パラリンピックのキャンプ誘致の最終交渉にも当たられると思いますけれども、改めて意気込みと、最新の見通し等ありましたら教えてください。

知事

そうですね、正直な話、アメリカの陸上チームの事前キャンプが決まり、これはもう、大事なことは、はっきり言ってオリンピックの場合は舞台の本番でございます。言うなれば舞台裏、素顔でみんなが必死になって練習している、そういう姿を県民の皆さんが見られる。これは大変大きゅうございます。
オランダの場合は、もちろんスポーツでも一流の国でございます。ですから、オランダに関しては、私どもも本当にいろんな形で皆さんのお力をかりながら、今までぜひ千葉県へと頑張ってきたところでございます。
何としても、今いいところまで来ているんです。最後の一歩なんですよ。最後、私も直談判して何とか合意にサインしたいと、そのように思っているのでございます。ですから、ぜひとも皆さんのお力もおかりしたいと、そのように思っております。頑張ります。

記者

よろしくお願いします。
先日、イギリスが国民投票でEUからの離脱を決めました。その後、円高基調になったり、株価が下がったりですとか、日本経済への影響も懸念されていますが、森田知事の受けとめと、あと千葉県に対する影響で何か懸念されることなどありましたらお聞かせください。

知事

千葉県からイギリスに行っている会社というのは大体4社でございます。私どももそれに対してしっかり対応しなければいけないと、相談等も含めて何かあったらと、そのように呼びかけております。今のところそういった相談等はございません。
しかし、このEUからの離脱というのは本当に私も驚きました。それと同時に、このように金融、経済、国から全世界に波及するものに対してこういう住民投票というのはどうなのかなと、当てはまるのかなと。私は住民投票というのは、例えば一つの区域の中で、その中で解決できるものはいいのかなと。しかし、このように大きなものになったときに、離脱ということに関して、今イギリスにおいても、これはこんな話じゃなかったと。ワンイシュー、この問題についてこうだったから私は離脱に入れたんだと、いろんな意見もあるらしいんです。ですから、これは私たち、他山の石とすべしじゃありませんが、住民投票ということに対してもしっかりと学ばなければいけないなと、そういうことを感じたところでございます。
いずれにいたしましても、オランダに行って、実際に向こうの経済の関係の方ともお会いして、どのような影響、そしてこれからの欧州はどういうふうになっていくのかというのも、あわせて勉強してまいりたいなと、そのように思っております。

記者

今ありましたが、オランダで経済関係者の方とも御会談されるのですか。

知事

そうそう、会います。

記者

そのあたりで、どんなふうに情報収集されたいといった……

知事

ちょっと待って。ごめんなさい。ドイツでございます。

記者

ドイツで経済関係者の方と御会談される。どういった形で情報収集に当たりたいとお考えでしょうか。

知事

今、日本にいると向こうからのニュースのみだけですよね。ですから、私、率直に、イギリス、また欧州の方が住民投票というものがこういう問題においてなじむのかどうか。実際にその結果に対してどう思っているのか。それから、金融、経済に対して今どのように影響があるか。そして、これからどのようになっていくのか。やはり急激な円高も含めて、株の乱高下も含めて、こういうのをやはり地元の実際にやっている方々の意見を聞きたいなと、そのように思っております。

記者

よろしくお願いします。
イギリスのEU離脱で混乱の話もありましたが、来週からのヨーロッパ訪問で、キャンプ誘致に関してこの混乱が影響するといった懸念って何かございますでしょうか。

知事

キャンプ誘致に影響があるかどうかということですね。私は特にないのではないかなと、そのように思います。ここまで来るには県の職員が非常に一生懸命頑張って詰めてきてくださっておりますので、あと一歩まで来たんでございます。それは相手方も十分に理解してくれているのかなと。ですから、向こうへ行ってから、私は千葉県の責任者として来ているから、はっきり言ってこういうことはできます、でもこういうことはできませんだとか、できる限り、私たちは皆さんまさしくウエルカムですと、ぜひと、そのようなお話をしてまいりたいなと。
それと、これ大きいことは、やはりいろんな競技が来て、県内いろんなところに分散していきますよね。そうすると、みんなそれぞれ盛り上がりますよね。それが私は2020年、東京オリンピック・パラリンピックの大きな盛り上がりの一つになっていくのかなと。また、県内経済活性化にもつながるのではないかなと、そのように理解しているところでございます。

記者

すみません、もう1件、今日の発表資料からちょっと御質問させていただきたいのですが、「福祉のしごと就職フェア第1回」が開催されるということで、昨日も国勢調査の速報で女性と65歳以上、就業者に占める割合が半分を超えたりですとか、働く人と、こういった福祉の仕事など人材確保が難しい業界とのマッチングというのはかなり問題かとは思うのですけれども、そういった中で、このフェアへの知事の期待、そして福祉業界で言うと待遇の改善などいろいろ課題もあるかと思うのですが、そういった福祉の人材確保に向けて、どういった方針で取り組みたいとお考えか、お聞かせいただければと思います。

知事

先日、松戸向陽高校へ行ってまいりました。県内唯一、福祉教養科があるんです。私、将来この子たちに頑張ってもらわなきゃ困る。またそれと同時に、福祉、言うなれば介護も含めていかに大事かということを皆様に理解してもらいたいと思って行ってまいりました。
大変に驚いたことは、みんな明るいんです。明るいし、本当にきらきら光って、私の言うことなんかもしっかり聞いてくれていまして、しっかりとした信念というか、福祉に対しての大きな希望を持って頑張っているんだなと、そのように感じております。
団塊の世代は本当に800万人から1,000万ぐらいいるわけですから、これからどうしてもお世話にならなければならないことが多々出てくると思うんですね。ですから、私は若い人、別にこういう福祉・介護を目指す人だけでなく、お互いに助け合うんだと。それで、幾ら若いといったって必ず年をとるんだと。そして、自分がやったことは必ずまた自分に戻ってくるよと。そういうふうに我が千葉県、より一層みんなで思いやりを持とうと、そういうことを訴えてまいりたいなと思います。
それとお国のほうには、そういう福祉・介護を目指す方の、はっきり言って給料の面に関しても、ぜひともいろいろと考慮をしてもらいたいし、より一層働きやすくしてもらいたいと思っています。
それから、女性の働く環境、言うなれば30代の方がもう一つ働く率がまだ増えていないということ。これは保育所も含めて、そういう環境がまだまだなんだなと。これも私はお国と連携しながらいい環境をつくって、働きたいと思う人は働けるような、そういう県にしてまいりたいなと、そのように思っているところでございます。

記者

よろしくお願いします。
事前キャンプのお話がありました。オランダへの意気込みを語っていただきましたが、県内に目を向けてみると、今月、流山市がホストタウン登録されたり、松戸市がドミニカに事前キャンプ誘致に向けて動き出したりとか、そういった動きが見られると思いますけれども、そういった動きに関して、知事、どのようにごらんになっているのかなというところを教えてください。

知事

これは本当にいいことだと思います。手を挙げることによって、そういうお国とも市レベルでもどんどん仲よくなっていく。言うなれば交流が深まるということは、イコールオリンピックが盛り上がることだと、そのように思っています。
その辺、詳しくは担当部局、どうですか、流山の。

職員

国際課でございます。
今、お話にありましたとおり、流山市が県内2件目ということで決まりまして、ホストタウンには県内、国内、オリンピックの機運を高めるという側面がございます。県のほうでは、皆様御存じのとおり、あらゆる施策・支援を通じまして、オリンピック事前キャンプの誘致、あるいはオリンピック・パラリンピック大会の成功、それに向けて支援をしております。そういったことが市町村のほうではホストタウンの登録に向けた、環境づくりになっていくというふうに県では認識しております。
まず、県としましては、そういった支援を通じまして、ホストタウン登録の環境づくりといったものに傾注していきたいと考えております。

知事

よろしいですか。

記者

自転車安全とアニメの件ですが、話が持ち上がった経緯が伺えればというのが1点と、あと、知事御自身はこの作品については何か御存じでしょうか。

知事

自転車?

記者

自転車の交通安全のやつ。

知事

ああ、アニメの、ごめん、ごめん。
僕は車の免許がないものですから、唯一、自転車は乗れるんですけれども、この自転車というのはある意味では、小さいころからやっと自分が走る以上の、何か自分で動作して、パーッと颯爽と通り過ぎることができるものだなという、まずそこから入ります。
ただ、昔はまだそんなに自転車自体もスピードが出るのはなかったですよ。ところが、最近はとんでもないスピードが出て、それと同時に、大通りなんかで車の間をぴゅうぴゅう横切っていく。あれは危ないですよ、どう考えたって。私なんかもひやっとすることがありますよ。
ですから、私、まずこういう自転車のマナー、そういうことを皆さんに知っていただくと同時に、ある意味では、ただスピードで気持ちいい、気持ちいいで、歩行者の方にぶつかったりして死傷者も出て、賠償責任とかそんなことも今はあるわけです。ですから、十分に注意しなければいけないということで、今回こういうアニメをうまく活用させていただいたところでございます。
このアニメは、ごめんなさい、私はまだ見たことがないんですけれども、もっと詳しいことを。

職員

くらし安全推進課でございます。
このアニメとのコラボのきっかけ、経緯でございますけれども、冒頭、知事のほうから御説明させていただきましたように、交通事故の中で、特に中高生の交通事故ということで見ますと、自転車が関係する事故が全体の8割を占めているというところがございます。こうした状況を踏まえまして、特に若い方々をターゲットといたしまして、若者に人気が高いこの『弱虫ペダル』とのコラボを今回させていただいたということでございます。

知事

よろしいですか。

記者

佐倉市が舞台というのも一つあったりするのでしょうか。

職員

おっしゃるとおりです。千葉県佐倉市が舞台になって、高校の自転車競技をテーマにしたアニメということでございます。

記者

お願いします。
事前キャンプ誘致についてですが、知事は今度オランダへ行かれて、大体成果はいつごろ見えてくるんですか。

知事

これは本当に最後の一歩で、私も、千葉県がより一層の活性があるかないかぐらいの気持ちで行ってまいります。ですから、向こうに大体1週間ぐらいいますけれども、向こうへ行ってすぐ事務方同士でいろいろやって、できたらその1週間、真ん中あたりまででサインしてきたいと、そんなような気持ちで頑張っております。

記者

じゃあ、帰国されるときには、そういったいい話をお持ち帰りになるということですかね。

知事

そうです。だから、帰国するとき笑顔だったらオーケーですね。下を向いていたらやばいですね。というような気持ちで。
でも、これは先ほど言いましたけれども、陸上も含めて何競技うまくいくかわかりません。でも、それは各市町村でうまくみんながやってくださることによって、県内が本当にオリンピックムードが盛り上がりますし、経済活性化にもつながると、そう信じております。頑張ります。

記者

頑張ってください。

知事

ありがとうございます。

記者

あと、競技の数でいいますと、どれくらい対象になってくるのですか。

知事

そりゃ、欲を言ったら切りはありませんよ。ただ、何とか1つでも多くということを思っております。陸上だとかボートかな。あとは2つ3つ、3つぐらいは今想定もしておりますけれども、何とか、もちろんそれ以上に2桁を目指して頑張りたいと、そのように思っているところです。
よろしいですか、何か。それ以上しゃべるな。わかりました。(笑声)

記者

あと、知事、もう1点すみません。海外の訪問に関してですが、台湾を次回訪問される日程とかは決まっているのでしょうか。

知事

今度、新しい総統におなりになりまして、何としても私、この千葉県産、我が県のみならず、被災県のものがこれだけの厳しい検査を受けて、そして今ではもう日本国中で十分安心して食べられているということを御理解していただいて、一日も早く解除していただくと、そう思っておりますので。これは早い時期に行けるように、今、事務方も努力していますし、私もそうであってほしいなと、そのように思っています。
何か説明ありますか。いいですか。
その辺のことです。

記者

どうもありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。
指定廃棄物の件ですけれども、昨日、千葉市のほうが指定解除の申請を環境省に自治体としては初めて出したんですけれども、それに対する受けとめと、千葉市としては、これでもう千葉市には指定廃棄物はないということで、処分場に対して改めて反対ということだと思うのですけれども、こういう膠着状態の状況について、県として何か取り組まれることはあるのかどうかをお聞かせください。

知事

これは、本当にしっかり整理整頓をしておかないと、かえってごちゃごちゃになってしまうということを、私たちはまず頭に入れておかなければいけないと思います。千葉市が千葉市なりのお考えがあって申し出されたと、私は受けとめております。
それと、今後、指定解除されるかどうかは国がルールに沿って判断するものと、そのように理解しております。これ、指定が解除されたとしても、国は候補地の再選定は行わないとずっと言っているんですよ。ですから、これは国と千葉市がまずしっかりと話し合っていただかなければ、私はそう思っています。

記者

よろしくお願いします。
お隣の東京都の知事選の関係ですけれども、きのう小池百合子さんが、突如というか、記者会見されて出馬表明されました。自民党の東京都連のほうでは、櫻井元総務省次官にお願いしたようですけれども。自民党の中の対応が若干割れているような感じがするのですが、このあたり、都知事選について知事の考えがあれば教えてください。

知事

そうですね、小池さんが手を挙げました。今、いろんな方が候補に挙がっているのもまた事実ございます。
よく後出しじゃんけんだとかいろいろ言っておりますけれども、ここはもう一つ、我が千葉県は、「これは東京都の問題だ」では片づけられないところがあります。というのは、もちろんオリンピックでございます。これも整理整頓しておかなければいけないのは、まず東京が誘致したんですから。そして、東京がコンパクトにしたいということで、箱をつくるよりもあるものをうまく利用したいということで、こういう条件でどうだということに私どもは聞きまして、それが条件だったら、私どもは幾らでも協力させていただきますと、そういうふうに今なっているわけですから。
これ、どなたになっても、まず東京のリーダーシップですよ。これを発揮していただかないと。私たちはあくまでも日本国のために、自分たちのできることは協力すると、そういうところでございますので、それだけのリーダーシップをとられる方が私は知事になってもらいたいと思う。
ただ、周りが絶えずもっとコンパクトにしろ、こうしろ、ああしろと、それに流される――いや、それは大事ですよ、もちろん大事ですけれども、まさに50年に1回ぐらいしか来ないオリンピックですし、それとまた、世界に改めてこの日本国、東京をプレゼンテーションするわけですから、私は、しっかりと信念をお持ちになって、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるのだと、そういう指導力のある人になってもらいたい、そのように思っています。

記者

小池百合子さんはどう考えますか。

知事

私も詳しい内容を聞いていないものですから、何とも言えませんけれども、先ほど言った、信念をしっかりお持ちになっていただければいいなと、そのように思っております。
ありがとうございました。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 交通安全の取組について
    →環境生活部くらし安全推進課【電話】043-223-2259
  • 「青少年を健全に育てる運動」について
    →環境生活部県民生活・文化課【電話】043-223-4160
  • 「福祉のしごと就職フェア・インちば」について
    →健康福祉部健康福祉指導課【電話】043-223-2313
  • 夏の観光キャンペーンについて
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-211-2484
  • この時期にお勧めの耳より情報について
    →教育庁教育振興部文化財課【電話】043-223-4087

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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