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更新日:令和6(2024)年4月1日

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知事定例記者会見(平成28年1月14日)概要

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日時

平成28年1月14日(木曜日)10時30分~10時53分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成28年1月14日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 東京オリンピックにおける本県開催競技の普及イベントについて
  2. タイ王国のバイヤー招へい商談会について
  3. 第8回九都県市合同防災訓練・図上訓練の実施について
  4. 特別相談「若者の消費者トラブル110番」について
  5. この時期にお勧めの耳より情報について(いちご狩り)

知事発言

 東京オリンピックにおける本県開催競技の普及について

知事

おはようございます。はじめに、東京オリンピックで本県開催が決定いたしました、3競技の普及イベントについて、お話をさせていただきます。
県では、2020年へ向け、開催機運を盛り上げていくため、県民の皆様に、レスリング、テコンドー、フェンシングの3競技を、身近に感じていただくイベントを開催いたします。
まず、明後日16日には、県立松戸南高等学校において、ロンドンオリンピック銅メダリストの松本隆太郎選手をはじめ、6名のオリンピアンによる「レスリング教室」を開催いたします。
教室では、オリンピアンの直接指導のもと、県内レスリングクラブに所属する約170名の子どもたちが、スパーリングなど実践的な練習を行います。
次に、来月6日には、三井アウトレットパーク木更津において、シドニーオリンピック銅メダリストの岡本依子さんなどをゲストに「テコンドー体験イベント」を実施いたします。
また、来月21日には、イオンモール幕張新都心において、ロンドンオリンピック銀メダリストの三宅諒選手、淡路卓選手などをゲストに「フェンシング体験イベント」を開催いたします。
体験イベントでは、オリンピアンによるトークショーや、競技の解説、デモンストレーションなどのほか、当日お越しいただいた先着50名の小中学生を対象に、テコンドー、フェンシングの体験会を行います。
東京オリンピック・パラリンピック開催まで、あと4年となりました。
県では、今後も機運を盛り上げていくための、様々な取組を進めてまいります。

 タイ王国のバイヤー招へい商談会について

知事

次に、タイ王国のバイヤー招へい商談会について、お話をいたします。
県では、県産農林水産物の輸出拡大に向けて、東南アジアにおけるトップセールスや、千葉フェアの開催などに、継続的に取り組んでいます。
こうした中、昨今の世界的な日本食人気の高まりを受け、今後は、レストラン等の業務用食材として、鮮魚や品質の高い加工品の需要が増加していくと見込まれております。
この好機を活かすため、昨年9月にトップセールスを行ったタイ王国から、日本食レストランや業務用食材小売店のバイヤーをお招きし、初めて水産物を中心とした産地視察や商談会を行います。
今回は、今月18日から2日間の日程で行われ、初日は、バイヤーの方々に、銚子漁港を訪問していただき、高度な衛生管理を行える市場での水揚げの様子や、水産加工場における製造工程などを御覧いただきます。
翌日には、水産物やその加工品などの輸出に取り組む、県内事業者との商談会を開催し、今後の取引についての具体的な交渉を行っていただく予定でございます。
この機会に、県産品を育む環境や、その品質の良さを肌で感じていただくことにより、タイ王国への水産物の販路拡大を図ってまいります。

 第8回九都県市合同防災訓練・図上訓練の実施について

知事

次に、九都県市合同防災訓練・図上訓練についてでございます。
県では、地震など大規模災害に備え、各種訓練を実施しており、明日15日には、九都県市で連携して「九都県市合同防災訓練・図上訓練」を実施いたします。
訓練では、千葉市直下を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、首都圏全域が被災したと想定して、千葉県災害対策本部を設置し、防災関係機関等との連携を図ります。
今回は、新たに「関西広域連合」からの支援受け入れに関する訓練を行うとともに、災害対策本部において、被害状況に沿った災害応急対策の検討など、実践的な訓練も実施いたします。
東日本大震災の発生から、3月で丸5年となりました。震災の教訓を忘れず、こうした取組を通じて、防災対策の一層の充実に努めてまいります。

 特別相談「若者の消費者トラブル110番」について

知事

次に、若者の消費者トラブル110番について、お話をいたします。
若者をターゲットとした悪質商法による被害が後を絶ちません。
県内の窓口に寄せられる29歳以下の若者からの相談件数は増加傾向にあり、昨年度は約5,000件でございました。
代表的な相談の一つが、インターネットを通じたトラブルでございます。
例えば、出会い系サイトなどで知り合った相手に高額商品を購入させられる「アポイントメントセールス」や、無料だと思ってクリックすると法外な登録料などを請求される「ワンクリック請求」などの不当請求でございます。
このほかにも、街頭でアンケート調査などを装う「キャッチセールス」や、簡単に高収入を得られると勧誘する「サイドビジネス商法」も多く、相談者の半数以上を若者が占めております。
県では、こうした被害を防止するため、今月から3月まで、関東甲信越の16都県市及び国民生活センターと共同で、「若者向け悪質商法被害防止キャンペーン」を実施しております。
このキャンペーンに合わせ、県消費者センターでは、今月の21日と22日に、専用回線「若者の消費者トラブル110番」を設置して、相談を受け付けます。
卒業や入学・就職シーズンには、新たな出会いがたくさんあると思いますが、悪質業者はこの出会いをも利用し、契約に不慣れで経験の浅い若者を狙っております。
「絶対にもうかる」、「格安」など、ウマイ話を安易に信用しないでください。断る勇気と冷静な判断力をもって、悪質商法の被害に遭わないよう、十分に注意していただきたいと思います。
そして、困った時は一人で悩まず、県消費者センターや、お住まいの市町村の消費生活センターに、御相談いただきたいと思います。

 この時期にお勧めの耳より情報について

知事

最後は、「この時期にお勧めの耳寄り情報」でございます。
県内には、首都圏にお住まいの皆さんが、日帰りで、気軽に農産物の収穫を楽しめる観光農園がたくさんあります。今回は、これから旬を迎える、「いちご狩り」を御紹介いたします。
完熟して甘みが増したいちごを自分で摘み取り、その場で味わうのは格別でございます。また、小売店では見かけない品種に出会えることや、様々な品種の食べ比べも、「いちご狩り」ならではの魅力でございます。
県内では、山武市成東地区をはじめ、館山市、東庄町、旭市、君津地域など、約100か所で、5月頃まで楽しむことができ、期間中は、各地で様々なイベントも開催されます。
早春の千葉で、摘みたてのみずみずしくおいしいいちごを、召し上がっていただきたいと思います。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。発表の中でもありました東京オリンピックにおける普及イベントの件ですけれども、こうした元アスリートであったりトップアスリートと、子どもたちが触れ合うことの意義と期待というのをお聞かせ願えればと思います。

知事

まず、トップアスリートのすごい技、こんなことができるんだ、こんなに速いんだ、こんなに強いんだというのを画面からだけではなく、身近に見るということは大変重要だと思います。それと同時に、レスリングとかフェンシングとかテコンドー、中にはオリンピックを目指す人たちが、本物の金メダリストに教えてもらうということは、非常に意気上がると思います。それと同時に、県民の皆さんにしてみれば、東京だけじゃないんだ、我が千葉県でもこういう競技をやるんだと、そういう気持ちになっていただけますし、より一層、我が千葉県が燃えるんではないかなと考えております。

記者

今後は、パラリンピックの競技についても、同様な取り組みというのは進められていくお考えですか。

知事

もちろんそうでございます。パラリンピック、我が千葉県、4つの競技が来ます。千葉県というのは、障害のある人もない人もみんなスポーツを楽しむんだと、明るい我が千葉県でございます。パラリンピックの気分をもっともっと醸成させていかなきゃいけないと思いますので、これからも、私どもパラリンピックの選手の皆様をどんどん表に出ていただこうと。また、そのようなイベントも考えております。

記者

県の施設なんですけれども、行徳野鳥観察舎というのが先月休館になったんですけれども、それに対して市川市長が存続を要望する、直接要望に来られるというような趣旨の発言をされているんですけれども、市民のほうも署名活動などが行われているんですが、それに対する知事の受けとめと、県のほうでは、審議会のほうには廃止の方向で検討という案を出されておりますけれども、今後の対応についてお聞かせください。

知事

記者さんもそうでしょうけど、毎日忙しいだとか、いろんなことがあったときに、そういう野鳥を見たりすると、確かに心が和むところでもございます。行徳野鳥観察舎については、耐震診断の結果を受けて、現在、休館としているところでございますが、今後の方針については、現在、公の施設の見直し方針案を行政改革審議会に諮問しているところであり、審議会における審議の状況を注視してまいりたいと思います。

記者

おはようございます。よろしくお願いします。発表事案でタイ王国のバイヤー招へいについてですけれども、これについての意義と期待という部分と、またその他の東南アジアの国々からこういった事案というか商談会みたいなものを実施する予定があるのかという部分を教えていただきたいと思います。

知事

私どもタイのトップセールスとして、何度も行っております。私どもが向こうに行ったときに、私どもがこちらへ来ていろいろお話をさせていただいたり、また写真を見ていただいたり、物を持ってきて食べていただいたり、これももちろん大事でございますと。でも、やっぱり現場を見てくださいと。実際にあるもの、できたもの、そしてつくっている人たちの話、それを聞いて、我が千葉県、品質には大変な自信を持っていますので、まずは来ていただきたいということは、私たちの気持ちが伝わってそういうバイヤーも含めていろんな方に来ていただくということは、大変にいいことだと思いますし、こういうことは、タイに限らずほかの国にも実施してまいりたいと思っております。担当部局、何かありましたら。

職員

流通販売課でございます。今回のバイヤー招へい商談会の意義といたしましては、これまで、タイには梨だとかサツマイモだとか農産物中心の輸出を進めてまいりました。今回は、水産物中心のプロモーション、商談会をするということで、これからは、タイの日本食レストラン向けに、鮮魚であるとか、高品質な加工品を輸出していきたい、そういう意味で今回は意義があるかなと思っております。

それから、バイヤー招へい商談会につきましては、昨年初めてタイのバイヤーの方をお招きいたしまして、今年度につきましては、夏にシンガポールとマレーシアのバイヤーの方もお招きをして、梨だとかサツマイモ、それから水産物の現場を見て、商談会を実施したという経緯がございます。以上でございます。

知事

平たくいえば魚ですよね、水産物、加工品等も含めて、向こうは注目度が非常に高いんです。今回、銚子のほうを皆さんにも見ていただいて、衛生管理等も含めて、私どもはこうやっておりますと。実際にそういう人たちに見てもらうということは、大変大事なことだと思っております。

記者

話は変わるんですけれども、他県の話なんですが、横浜アリーナが大規模改修ということで、工事が始まってイベントができないという状況が起こっています。千葉県も幕張メッセがオリンピックの会場になるということで、大規模改修工事が進むと、その中でオリンピック開催期間中、改修工事期間中が使用できないということが起こると思うんですけれども、その辺、県としてどのように御対応されるのかということをお聞かせください。

知事

まず、幕張メッセの大規模改修については、15年間かけて実施する予定であり、イベントが少ない時期に工事を実施するなど、可能な限り影響が少ないように、私どもも努力します。それと同時に、そういう今までおやりになってくれたイベントの主催者に対しても御理解を賜るように努力していかなければならないと思います。
オリンピック・パラリンピックに係る幕張メッセの利用期間については、現時点では、大会組織委員会から具体的な提示はありませんが、イベント等への影響は小さくすべく、利用期間をできるだけ短くすることなどについて求めていくところでございます。今も言いましたけれども、その上で、例年どおり開催ができなくなるイベント等の主催者に対しては、開催時期の変更についての協力また御理解を求めてまいりたいと思っております。

記者

ちょっと県政の話とは違うんですが、SMAPの解散が報道されていますが、芸能界の大先輩である知事として、ちょっとコメントをいただければと思います。

知事

ジャニーズ事務所というと、私らのころはちょうどフォーリーブスだったんです。フォーリーブスも全盛のときに解散したんです。僕はSMAPというグループは、そういう意味では解散せずに長続きしているなと。でも、それと同時に、一人一人が、もうみんな実力がついているんですね。実力がつくと、今度はそれを束ねるプロダクションは非常に難しいんですよ。だから、その中でいろんな意見が出てきたのかなと思います。しかし、私、SMAPのお一人一人を見ていますと、実力がありますので、グループにいようと解散しようと、芸能界で活躍できる人たちだと、そのように思っております。

記者

メンバーのお一人の木村拓哉さんは千葉県内でサーフィンをしているという話もありますが、そのあたりで思うこととかありますか。

知事

木村さんは、前も「アクアラインを通って、よく行くよ」というようなことを聞いたこともありますし、木村拓哉さんという方は、もちろん歌もそうですけれども、お芝居なんかでも非常にいい芝居をするんで、私なんかは期待しているんですけどね。

記者

よろしくお願いします。先ほど市川市の行徳野鳥観察舎の話でコメントをいただきましたけれども、あわせて市川市長のほうで、市川市国府台にある赤れんがの建物についても、また保存を求めていきたいということを、改めて2月3日、知事に要望されるというふうに、昨日、市長がおっしゃったと聞いております。そのことについての受けとめ、またどういうふうに取り組んでいかれるかということを教えていただければと思います。

知事

旧血清研究所の跡地利用、明治期に建てられた赤れんがの建築物があるんです。これはまた大変大事でございますと、そのように思っております。ですから、私、これは地元の意向等を踏まえながら、総合的に検討していくべきではないかなと、そのように理解しております。

記者

よろしくお願いします。2点伺わせていただきます。1点目は、議題の九都県市の合同防災訓練、震災から今年で5年ですけども、改めて知事として、今回の訓練でどういった点を特に重点的に訓練したいかというのがあれば、1点目、お伺いします。

知事

図上訓練の話ですね。これは記者さん御案内のとおり、九都県市というのは今まで色々な訓練をしてきたところでございます。それと同時に、一番大事なのは、災害というのは忘れたとき、油断したとき、そういうときに来るんです。ですから、いつもルーチンのようにそういう訓練はやっていかなければならない。それはいろんな角度からやっていかなきゃならない。まず職員、担当部局がしっかりとした認識を持つことが大事だというところから、この九都県市の防災訓練、私は非常に重要視しているところでございます。担当部局、その辺を詳しく。

職員

危機管理課でございます。今回の訓練につきましては、知事のおっしゃるとおり、まず担当部局としての心がけが重要だと思いまして、我々としてもノウハウを積み重ねてまいりたいと思いますけれども、新たに「関西広域連合」との連携というのがメニューに含まれておりますので、より広い団体が参加していただいて、みんなで支えていく、そういうことを重視して取り組んでまいりたいと思っております。以上でございます。

記者

もう一点、今度は議題とはちょっと離れた話なんですけれども、衆院制度改革の答申が、今日の夕方に予定されています。千葉の場合ですと、13から14に増員という案ですけれども、何か衆院制度改革について御所見があれば伺わせてください。

知事

これは非常に難しいんでね、お国のことでお国がいろいろ議論なさっているところだと思うんです。色んな問題といいますか、色んな御意見が上がっていることは確かなので、それと同時に、しっかりと国民がどういうことを望んでいるか、国民がどういう改革をしてもらいたいと思っているかということを、しっかりと認識していただきたいなと、そのように思います。

記者

よろしくお願いします。本日の発表事案のタイ王国のバイヤー招へい商談会について、2点御確認させていただきたいんですけれども、まず1点目として、日本食のブームというと世界的にあるかと思うんですけれども、特に東南アジア以外の地域に向けても、今後、県の水産加工物、水産品について、PRをされる御予定はありますか。

知事

まずアジア、今、特に親日の国を対象でやっております。これからもちろん私は、話は大きくなっちゃいますけれども、全世界に我が千葉県のすばらしい食材をお届けできたらなと、そのように思っております。担当部局、どうぞ。

職員

流通販売課でございます。当面のところは、まずは東南アジアということで考えておりまして、それ以降、それこそ日本食が今世界中で人気でございますので、おいおい考えていきたいというふうに考えております。

知事

僕は、どんどん考えていきたいと、そう思ってます。ちょっと差がありますけど。

記者

もう一点、確認だけなんですけれども、1日目に銚子市内の工場を2カ所見学に行きまして、2日目の商談会のほうには、1日目に行った事業者以外の事業者も参加されるということでよろしいんでしょうか。

職員

そのとおりでございます。1日目の視察先以外の事業者も参加いたします。

記者

ちなみに何社ぐらい。

職員

八、九社ぐらいです。

記者

本日付で千葉県警の本部長に森田本部長が御着任されるということで、「電話de詐欺」ですとか東京五輪、パラリンピックに向けた治安対策等、新本部長と、どういう形で連携して進めていくかという意気込み等がありましたら、お聞かせください。

知事

森田さんとは、MMラインで頑張っていきたいなと思います。「電話de詐欺」等も含めて、今、治安、安全、これは千葉においても非常に大事なところでございます。その辺をぜひゆっくりとお話をさせていただきたいなと、そのように思っております。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 東京オリンピックにおける本県開催競技の普及イベントについて

→総合企画部政策企画課【電話】043-223-2434

  • タイ王国のバイヤー招へい商談会について

→農林水産部流通販売課【電話】043-223-2959

  • 第8回九都県市合同防災訓練・図上訓練の実施について

→防災危機管理部危機管理課【電話】043-223-2191

  • 特別相談「若者の消費者トラブル110番」について

→消費者センター【電話】047-431-3811

  • この時期にお勧めの耳より情報について(いちご狩り)

→農林水産部流通販売課【電話】043-223-2959

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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