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更新日:令和6(2024)年4月1日

ページ番号:20776

知事定例記者会見(平成27年8月27日)概要

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日時と場所
日時

平成27年8月27日(木曜日)10時30分~10時56分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成27年8月27日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. タイ・マレーシアにおける知事トップセールスについて
  2. 台湾からの「海外大学生モニターツアー」の実施について
  3. ちばが旬!販売促進月間について
  4. 秋の観光キャンペーン「魅力いっぱいギュッと千葉」について

 知事発言

 タイ・マレーシアにおける知事トップセールスについて

知事

おはようございます。はじめに、今月31日からのマレーシア及びタイ王国におけるトップセールスについて、お話を申し上げます。

今月17日のタイ・バンコクでの爆発事件を受け、同国で予定していた行事の一部を取り止めました。

そのフォローアップなどを含め、新たな日程を組みましたので、変更後の主な日程について、御紹介を申し上げます。

まず、マレーシアでは、本年5月にオープンした「三井アウトレットパーク」において、来月1日から3日にかけて、「千葉フェア」を開催し、梨などの県産品をPRしてまいります。

また、教育大臣と学校間の教育交流の促進について意見を交換してまいります。

次に、タイ王国では、前回の訪問に引き続き、シリントーン王女に拝謁する機会をいただきました。

千葉の梨とメロンを献上するとともに、千葉県とタイ王国との交流の進展について、御報告を申し上げてまいります。

さらに、中小企業の海外進出を促進することについて相互に協力していくことなどを主旨とする覚書を調印いたします。

今回、タイ王国で予定していた、多くの行事が開催できなくなったことは、非常に残念でございます。

一方で、この時期に私が、訪問することは、大変、意義深いものであると思っております。

これまでのトップセールス等で築き上げた両国との交流の輪を更に広げるとともに、観光客の増加や農水産物の輸出拡大など、県経済の活性化につながるよう、千葉の魅力を力いっぱい、PRしてまいります。

 台湾からの「海外大学生モニターツアー」の実施について

知事

次に、「海外大学生モニターツアー」について、お話をいたします。

県では、より多くの外国人観光客に本県を訪れていただくため、海外で日本語を学んでいる大学生を招待し、県内観光地をはじめ、本県の魅力をフェイスブックなどで発信していただいております。

このモニターツアーは、平成24年度に開始以来、海外トップセールスで訪れた台湾、タイ王国、マレーシアの学生を招待しております。

今回は、台湾の大学生10名が、今月24日から4泊5日の日程で、成田山新勝寺や鴨川シーワールド、マザー牧場などを巡っております。

また、より深く千葉を理解していただけるよう、モニターが自ら提案した「香取・佐原の町並み散策」などの行程も取り入れたほか、県内の大学生との交流会も行いました。

本日、モニターの皆さんが、私を訪ねてくれますので、今回のツアーで感じたことや、千葉県の魅力を積極的にPRし、台湾と千葉県のかけはしになっていただけるよう、お願いしようと思っております。

 ちばが旬!販売促進月間について

知事

次に、「ちばが旬!販売促進月間」について、お話をいたします。

本県は、全国で有数の農林水産県であり、9月には、夏の日差しをたっぷり浴びて、おいしく育った新米や梨、旬のイセエビなどが出回ります。

そこで、皆さんに、千葉のおいしい秋の味覚を、たくさん召し上がっていただけるよう、9月を「ちばが旬!販売促進月間」とし、キャンペーンを集中的に展開してまいります。

キャンペーンの主な内容を、御紹介いたします。

まず、全国一の収穫量を誇る「ちばの梨」についてでございます。

本県の梨は、品質面でも、「味が自慢の千葉の梨」として、消費者の皆様から、高い評価をいただいております。

特に、9月に最盛期を迎える「豊水」は、甘さと酸味のバランスが良く、とてもジューシーでおいしいと評判でございます。

この「ちばの豊水」の魅力を多くの方に知っていただけるよう、首都圏の量販店で試食を提供しながらPRを行います。

次に、本県が全国に誇る農産物の一つである「ちばのお米」についてでございます。

県では、現在、「ちばの新米キャンペーン」などのプロモーションを実施しております。

来月12日には、赤坂サカスにおいて、白井市出身でモノマネタレントのホリさんに「ちばの新米」をPRしていただくイベントが開催されます。

このほかにも、「おんじゅく伊勢えび祭り」や、東京湾のアナゴを味わえる「富津はかりめ祭」、マグロやキンメダイといった水産物が揃う「銚子水産まつり」など、県内各地で、様々なイベントが開催されます。

千葉は食材の宝庫でございます。皆様には、是非、この機会に、新鮮でおいしい千葉の恵みを堪能していただきたいと思います。

 秋の観光キャンペーン「魅力いっぱいギュッと千葉」について

知事

最後に、来月1日から11月末まで展開する秋の観光キャンペーン「魅力いっぱいギュッと千葉」について、お話をいたします。

県では、今年度から「鉄道で楽しむ千葉の旅」と銘打ち、新たな旅の形を提案しております。

この秋は、JR東日本の定期列車に観光スポットを巡る専用バスや、ローカル鉄道を組み合わせたモニターツアーを実施します。

南房総や銚子、九十九里の各エリアで、秋の見どころや、魅力的なグルメなどを満喫できる内容で、5つのコースを御用意いたしました。

このツアーは、9月と10月の土日、休日を中心に行います。まだ、空きのあるコースもありますので、御利用してみてはいかがでございましょうか。

このほか、国内最大級の旅行イベント「ツーリズムEXPOジャパン2015」への出展や、観光パンフレット「房総彩発見」等により、秋まつりや紅葉、新しい体験メニューなど、本県の魅力をPRいたします。

また、キャンペーン開始日に合わせて、「ちばプレミアム付き宿泊券」の第2期の販売をスタートいたします。

東京の丸の内にあるJPタワーでの発売を皮切りに、全国のセブンイレブンや、チーバくん物産館などで販売してまいります。

千葉の秋は、コスモスやサルビアなどの花々が美しく咲き誇り、訪れた人の心を癒してくれます。

また、イセエビやサンマなどが旬を迎え、千葉の名産である梨や落花生、収穫体験も楽しめるサツマイモなど、子供から大人まで秋の実りを味わえますので、是非、お越しください。

千葉県では、皆さまを、おもてなしの心でお迎えいたします。

私からは以上でございます。

 質疑応答

記者

よろしくお願いします。まず、タイの爆弾テロ事件について伺いたいと思います。先ほどもお話になりましたけれども、知事はトップセールスの日程を変更されて、民間人などの参加が取りやめになりました。これに対する受けとめを改めてお伺いしたいということと同時に、先日、囲み取材の際に、訪タイ時に、安倍首相の弔意を伝えたいというような意向を示されたと思うんですが、国とか相手国との交渉とか、これについて具体的に話が進んでいることが、もし何かあればお伺いできればと思います。

知事

まず、今回の爆発事件について、本当に心を痛めており、また、大変に残念です。今回、町長、各首長さんはじめ、経済団体、農業団体、観光団体、漁業団体の皆さん、本当に楽しみに、またしっかりとPRしてまいりたいと、そのように意気込んでいたので、本当に本当に残念と言うしかありません。私は、シリントーン王女に拝謁することになっておりますので、ぜひ参りたいと。そのときに安倍総理からの弔意の伝達をしてまいりたいと思っております。また、事件現場を訪問して、犠牲者の方々に対する献花も行いたいと考えております。

しかし、こういうことというのは本当にあってはならない。でも、今、いつ世界で起きるかわからない。私は、せっかくタイとの友情、友好を深めてきたことでございますから、これからも県はしっかりとこの友好の輪を築いてまいりたいと思います。

それにいたしましても、シリントーン王女は、2回連続、私に会ってくれる、私が拝謁できるという、そういうお志を賜ったことは心から厚く御礼申し上げるところでございます。

記者

ありがとうございます。続いて、教育について伺いたいと思います。昨日、開かれた県総合教育会議のほうで、教育に関する大綱の素案をお示しになりました。素案の自己評価を伺いたいということと同時に、これにはメッセージというものが独自に含まれていると思うんですけれども、これを通じて、子どもたちに特に何を伝えたいのかということをお聞かせいただければと思います。

知事

教育大綱において、子どもたちへのメッセージ、どうしても行政はこういうことを書くときに非常に難しい言葉で、大人は理解できても、本当に大事な子どもたちへのメッセージとして、それが適正なのかと。言うなれば、もっとかみ砕いて子どもたちもわかりやすいようにやるべきじゃないかなと、私はそう考えていたものですから、大人というか、一般的なことは別として、子どもたちにわかりやすく説明、言うなればメッセージができればいいなと思って、今回、こうしたところでございます。こういうことに当たりましても、委員会の先生方からのご意見も拝聴しながら決めたというところでございます。

それから、あとは何だっけ。

記者

特に子どもたちに何を伝えたいのか。

知事

いろんな議論はありました。最近特に問題になっているいじめ問題等も含めて。もちろんいじめは、誰でもわかっています、そんなことをやっちゃいけないんだし、人間としてだめだとわかっているんですよね。でも、やっぱり私たちそういうことをしっかり防ぐように英知を集めて努力し、それと、皆さん、胸に手を当てて考えてくださいよ。小学校からずうっと今まできていて、いじめられたことは1回や2回あるでしょう。自分たちはどうやって乗り越えてきたか。そこで、今回の大綱にも入れたんですけど、子どもたちへのメッセージに、まず相手の気持ちになって考えようよと。それから、自分の意見だけを言うんじゃなくて、相手の立場になって、その考えもしっかりと受けとめてみようよと。言うなれば、自分だけぺらぺらしゃべるんじゃないよ、相手の言うこともちゃんと聞こうよと。こういうことでございます。

それと、いじめに対しては、子どもたちも負けるなよと。先生にしっかり言うことも、親に相談することも大きな勇気なんだと。私たちのころは、そうやっていじめられたやつが空手を始めて「なんだ、このやろう」と、これはいいかどうか分からんけども、そうやって自分に力をつけて、そういうのをはね返したやつもいる。私なんかも、あるときは、竹刀を持って「ふざけんな、このやろう」なんて、正直言ってやったこともありましたよ。でも、それはいいか悪いかは別として、そういうのに負けない気持ち、そういうこともつくる、そして、相談する勇気をしっかりつけようよと、そういうことも含めた私のメッセージだと、そのように考えております。

記者

ありがとうございました。

記者

お願いします。タイに関連した農作物の輸出についてお聞きしたいんですけれども、今回、爆発事件を受けて、現地での販売会であるとか、そういった機会を逸してしまったという状況だと思います。他方で、タイ以外の国では、原発事故を受けて輸出規制を続けている国もありますが、そうした状況の中で、千葉県として海外に販路を拡大していく取組を、今後どのように行っていくお考えでしょうか。

知事

輸出規制において、まだ台湾がしていることも事実ですが、何回も言っているように、私たちは決して間違ったことを言っているわけではありません。ただ、こういうものというのは、記者さんご案内のとおり、そのときの政治状況とか、国民世論のいろんなことがございます。でも、私は、台湾の解除は、今年いっぱいぐらいには、はっきりしためどがついてくるんじゃないかと。そのときに大事なことは、そうなったからといって、すぐさあーと行くんじゃなくて、自分たちの気持ち、そして、本当にこういうことなんですよ、問題ありませんよと、そういうときにしっかりとやるということが相手国に対して信用につながると、私は思っております。ですから、そういうお国に対しては、これからも千葉県、真摯にそういうお考えがあるということを受けとめながら、本当のことを伝えて粘り強くやってまいりたいと、そのように思っております。

それから、千葉県というところは、大消費地東京に近いせいか、今まで余り輸出ということを特に考えていなかったんではないかなというところも見受けられるんです。でも、私は、だからこそ、こんなすばらしいもの、すばらしいポテンシャルをお天道様からいただいたんだから、もっともっと作って、このすばらしい味、おいしさを、まずはアジアの皆さんに食べてもらいたい、提供したいという気持ちが強うございます。

最近、農業後継者だとか、いろんな後継者問題がありますけども、ああ、そうかと。自分たちがつくったもの、自分たちが、さあ見てくれ、食べてくれと言ったものがこれだけ評価されてこんなにすごいのかと。じゃあ、もっといいものを作ってみよう、こうしよう、ああしようと。言うなれば、農業後継者のより一層の叱咤激励につながるんではないかなと思っております。それと、PRというのは一過性に終わってはいけません。だから、私は、継続は力なりと思っていると同時に、相手国に対してもウイン・ウインの関係でいかなければなりません。ですから、私は、この間もタイ国の大使に会ったときも、ぜひ我が千葉県で、そういうフェアなり、果物の販売とかやってくださいと。私も必ずそういうところに参加しますと。それから、この間、タイ国の大使館で、ソムオーの果物のPRのときにも、私は大使館に行きまして、大使とともに食し、皆さんにPRしました。それから、私のラジオにも出てもらって、タイ国へぜひ、皆さん、いいところですと。観光、それから果物がおいしいですよと。そのようにお互いにウイン・ウインの関係になるようにやっていくことが、イコール我が千葉県の産品の輸出促進につながると思っております。大変長くなりました。

記者

知事のご発言の中で、台湾の輸入規制は年内にもなくなるんじゃないかと思うとあったと思うんですが、そう思われる理由と、具体的な情報としての根拠があるならば、教えていただけますか。

知事

根拠って、難しいですけども。ずっと台湾にも回ってきて、お国のいろんなお話も聞きながら、即解除になるかどうかわかりませんが、私は、めどはつくと思っています。これはそのようにしなきゃいけないしね、お国としても。

記者

よろしくお願いします。市町村の財政の関係で1点、お尋ねしたいんですけれども、銚子市の財政をめぐって、財政調整基金が底を尽きて、昨年度赤字決算を回避するために、水道事業会計から借り入れたという処理が不適切だということで、県のほうで指導されたというふうに聞いているんですけれども、非常に危機的な財政状況が、今後も当面続く見込みなんですが、県としてどのように対応されるご予定でしょうか。

知事

銚子の市長も頑張って、もちろん市民の皆さんも頑張っているにしろ、確かに今、厳しい財政状況であるということは、私も認識しております。ですから、県といたしましても、先日、担当課長が現地に赴いて状況を伺い、必要な助言をしてきたところでございます。その辺の詳しいところを担当課長、お願いします。

職員

市町村課長でございます。今、知事からお話がございましたとおり、今月の10日に、私ども、銚子市長のところに伺いまして、先ほど記者さんからお話があった水道事業の会計の話ですとか、もしくは病院事業への繰り出し、貸し付けの話などについて助言を行ってまいりました。直ちに再生団体になるというふうには、私ども考えてはおりませんけれども、強い危機感を持って、県としても銚子市とともに取り組んでまいりたいと考えています。以上でございます。

記者

よろしくお願いします。いじめというか、学校に関連してなんですけども、先日、鎌倉市の図書館がインターネットの公式サイトを通じて、学校に行くのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館にいらっしゃいというような内容のメッセージを発信いたしまして、これに対して、多分インターネット上の話になると思うんですが、子どもに対する逃げ道で温かいメッセージだと称賛を浴びたようなリアクションもあるわけですけれども、こういった動きに対して、先ほどいじめの話も出ていたと思うんですが、知事はどのように受けとめていらっしゃいますでしょうか。

知事

これは、私たちの時代と単純比較はできないと思うんでございますが、私たちの時代、小学校というと昭和30年代ですよね、「学校なんか行きたくない」なんて言ったら蹴飛ばされましたからね。「何、言ってるんだ、おまえ。おまえは学校行くのが商売だ。うちのお父さんは泥棒を捕まえるのが商売だ」と。うちのおやじは警察官だったんですけど。そんなようなことを言われて、行きたくないというようなことは言えないような状態でございました。ですから、私ども行って、まず、朝は、みんなとドッジボールやったり、S陣やったり、相撲をやったり、また、そういうのが楽しみなものですから、余り学校へ行きたくないというやつは、私の知る限りではほとんどいなかったような気がします。

ただ、これは時代の流れ、またいろんな環境も含めて、イコールそのころの器を当てはめていいのかといったら、これは考えなきゃいけないなと思います。しっかりした方程式はないと思いますが、いろんな形で英知を集めるしかないと思います。だから、まず一番大事なのは、親御さんであるし、それから学校の先生でもあります。それと同時に、そういうしっかりとしたカウンセラーも含めてですけども、みんなで話し合って、どの方向がいいかということを、どれがいいと言えないですよね。だから、私は、ネットで賛否両論あるって、これは当たり前の話なんですね。記者さん、何かいい方法があったら教えてよ、俺に。どう思うよ。

記者

行政としては学校に行くなというようなことに対して、当然、肯定的な態度はとれないかと思うんですが、学校がつらくていじめにつながったりですとか、不登校につながったりというのがある現状で、子どもの逃げ道といいますか、ライフラインとして、選択肢は一つでも多いほうがいいかなというふうには思いまして、先ほど知事が英知を集めるというお話の中で、選択肢の一つとしては、そういうのも時代の流れとしては受けとめざるを得ないのかなというお考えということですか。

知事

そうだよな。それともう一つ、私、さっき言ったように、小学校のころ、必ず朝、学校始まる前に、ビー玉やったり、相撲やったり、S陣やったり、いろんなことをやっていたんだよ。だから、まず学校で先生方が、今、特に少ないんだから、みんなで仲間ができるように、俺は勉強は嫌いだけど、学校に行って、あいつと話すのがいいやとか、ああいうやつらと遊ぶのがいい。それでもいいじゃないですか。何かそういうきっかけを作ってあげるということが、大事だと思うよ。僕は、算数なんか大嫌いで、算数なんていうのは冗談じゃないと思っていたけど、その日があるのが嫌だったですよ。でも、おおーっなんて思っているうちに算数の先生がすごいきれいな人が来たんだよ。それ以来、大好きになったりして。人間、そんなもんなんだよ。だから、今度は、学校の先生が、その子どもに、どうして嫌なんだと。こうなんだと。だったらと、そういうときに仲間を使うんだよ。「おまえなあ、あいつこうだぞ。だったら、朝一緒になってこういうことをやったらどうだ」とか。これも私は英知の一つだと思いますよ。

記者

ありがとうございます。

記者

おはようございます。よろしくお願いします。昨日の発表でありましたが、来年度から、県立中学校2校で全国的に何かと評判の育鵬社さんの教科書を使うことが初めて決定になりました。それについての受けとめと、これは全般的な話になるかもしれませんが、歴史、公民の教科書を使って、県内の子どもたちには何を学んでいただきたいのか、知事としてのお考えをちょっと教えていただけますか。

知事

県立中学校の教科書採択については、記者さんもご案内のとおり、教育委員会の権限と責任においてやるわけですから、それは適切に採択されたものと、私は思っております。

それから、子どもたちにどういう歴史、どういうものを教えていくべきかと。私は、歴史の、今までの真実をちゃんと教えていってあげればよろしいですし、それと同時に、日本という国は、先人が本当に頑張ってきたと。そういうことを認める。こういうことを先人が頑張ってきたんだよということもしっかりと教えていかなければならないし、それと日本という国は、向こうから見れば極東のちっぽけな島ですよ。でもね、こういう日本という国がみんなと力を合わせて、こういう平和と、そしてみんなと協力し合っていこうよと、そういうことを教えるのが歴史の一環かなと、そのように思っています。

記者

勝手に忖度させていただければ、これまでの教科書では、それはなかなか伝えられなかったものがあるというふうに県教委も判断したのかなと思うんですが、新しい教育の流れというものは、教科書が変わることによってスタートするものなのでしょうか。

知事

ですから、こういう歴史の教科書というのは、人によっていろいろお考えはあるでしょうけども、教科書の内容については、国の検定に合格しているものですから、私が改めてこの検定に対してこうだああだということではございません。

記者

ありがとうございました。

 内容についてのお問い合わせ先

  • タイ・マレーシアにおける知事トップセールスについて
    →総合企画部報道広報課【電話】043-223-2256
  • 台湾からの「海外大学生モニターツアー」の実施について
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484
  • ちばが旬!販売促進月間について
    →農林水産部流通販売課【電話】043-223-2959
  • 秋の観光キャンペーン「魅力いっぱいギュッと千葉」について
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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